まれ 130話 ケーキに特注に応じる希

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『まれ』
2015年8月27日(木)放送
第22週 第130話「出産クッサンベイビー」

『まれ』第22週 第130話「出産クッサンベイビー」あらすじ

匠と歩実はすくすくと育ち生後2ヶ月目を迎えました。多忙を極める双子の子育てには、藍子たちも喜んで協力していました。そんな中、一足先に父になった一徹が圭太にアドバイスします。夫も子育てを手伝わないと一生うるさく言われ続けることになると。

一徹の説得により圭太がようやく子育てを手伝うようになった頃、希のケーキ店の常連客の一人・朝子からケーキの注文が入ります。朝子の頼みを断りきれなかった希は、その日だけ子供の面倒を圭太に見てもらい、久しぶりに店に戻ることにしました。

希が久しぶりのケーキづくりに没頭していたその時、焦る圭太から電話が来ました。歩実が熱を出したというのです。病院に連れて行かれた歩実は緊急入院。子育てよりも仕事を優先し、子供を亡くす恐怖を体験した希は深く落ち込んでしまいました。

歩実の入院騒動を直美から詰め寄られ、みのりが子育てに専念するため仕事を辞めると聞かされた希は迷い始めました。自分は母親失格だと。そんな希を藍子が一喝します。その程度の覚悟しか持っていないのなら店などやめてしまえと。

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『まれ』第22週 第130話「出産クッサンベイビー」
 事前発表あらすじのレビューと解説

希が匠と歩実を出産して二ヶ月。一徹は圭太にアドバイスします。

夫も育児に参加しないと、その後ずっと育児に無関心だったことを責められ続けれる。

一徹のアドバイスによって圭太はようやく育児に協力することに・・・ということは、それまで育児には全くノータッチだったのでしょうか。一方の一徹がそんな貴重なアドバイスを出来るということは育児にほとんどタッチして来なかったのかも知れません。

また会話の中にこんな生活の知恵が自然に登場してくるあたり、かつての若者たちも村のおじさんたちとどこか似てきたような気がします。もっとも圭太と一徹は二人とも、父親は村の中ではアウトサイダーではありますが。

さて、一徹から貴重なアドバイスをもらった直後、圭太は育児に協力しなければならない事態に遭遇します。産休期間にも関わらず希が特注のケーキを受注。一旦、育児から離れて店に入らなければならなくなったのです。圭太にとっては育児のテストのはじまりです。

追記:希のケーキ店の常連客・朝子を演じるのは細野今日子さんです。

『まれ』第22週 第130話「出産クッサンベイビー」
 朝ドラ観賞後の感想

反省してください

前回最後の場面。やっと寝静まった双子の赤ちゃんを酔っ払って起こしてしまった圭太くんへの希ちゃんの制裁は「反省してください」とメモ書きされた写真。

その反省の行為が、パパとしての先輩・一徹くんからの「御指導」を受けることだったのでしょうか。

反省の割には、記憶の上塗りをせよとの一徹くんの指導への答えが本気なのだか冗談なのだかよくわからない。「塗るのは得意」って・・・。圭太くんは一体、天然なのか。

将来の親方に対しても姉弟子の立場を貫き通す亜美ちゃんの、圭太くんの頭ピシャ!で少しは目を覚ましたことを期待しています。

店を閉め子育てに専念 vs 両立への覚悟を固める

今週のテーマは、子育てと仕事の両立と思っていました。

しかし、両立というよりは、仕事を棄てて子育てに専念するか。それとも両立させる困難さを受け入れる覚悟を固めるか。

その究極の選択がテーマのようです。

・子育て vs 仕事

ではなく、

・店を閉め子育てに専念 vs 両立への覚悟を固める

という選択です。

そして前者「店を閉め子育てに専念」を直美さんが推し、後者「両立への覚悟を固める」を藍子さんが質す。

もちろん、希ちゃんは最終的には後者の「両立への覚悟を固める」を選択するわけですが、その覚悟に対して明日は文さんの「お言葉」があるようです。

文さんが希ちゃんにどのような知恵を授けるのか。明日が楽しみです。(いつもの悪知恵ではありませんように)

怖かった、死んでしまうかと思った

歩実ちゃんが無事に退院できたときの希ちゃんの言葉と表情がとても演技には思えない。静かなお芝居ながら迫真の演技でした。

親はこういう恐怖を皆、体験しているという藍子さんの言葉も深い。

僕もこういう恐怖を体験したので、朝から辛い『まれ』でした。

追記:『花子とアン』の、幼くして亡くなった花ちゃんの長男「歩」と、歩実ちゃんは名前がよく似ているので余計にドキドキしました。

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コメント

  1. koji より:

    個人的な見解ですが土屋太鳳ちゃんは意気消沈した演技をする時、物凄く美しく綺麗な表情をされてます。

    花子とアンと際もそうでした。

    北海道の嫁ぎ先から東京に来た時も美しく綺麗でした。

    そう言えば、益田くんが描いた「油絵のももちゃん」は笑った表情でしたが、これもまた美しく綺麗でした(*^^*)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 北海道の嫁ぎ先から東京に来た時も美しく綺麗でした。

      姉のもとに身を寄せて笑顔を取り戻す過程がとても美しかったことをよく覚えています。

      土屋太鳳ちゃんの次作は、今作と異なり立派なお父さんの娘役で父親が立派であるが故に反抗するという今と正反対の役所ですが、どんな芝居を見せてくれるのか楽しみです。

  2. ちぃちぃ より:

    こんにちは。

    『反省してください』……。
    それで済んでよかったじゃん、圭太君。
    先輩パパの一徹君もいることだし、頑張っていいパパになってください。

    子供の病気……。
    仕事を持っているお母さんたちの一番の悩みですね。
    確かにみのりちゃんは子育てのために仕事を辞めたけど、そもそもみのりちゃんは、結婚して沢山子供を産みたい、いいかえれば家庭重視思考で、まれちゃんとはちょっと立場が違います。(かといって、決して仕事を疎かにしていたわけではないのは、『融資の鬼』の異名からもわかりますが)

    仕事を持つお母さんには周りのサポートが必要です。
    ここはやっぱり、嫌みの一つや二つ(では済まなさそうですが)言われるのを覚悟の上で、紺谷母に頭を下げてお願いするのもひとつの手だと思います。
    (もちろん、圭太君も一緒にね)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      仕事と子育ての狭間で悩むママたちへの深い洞察がさすがです。
      希ちゃんとみのりちゃんの立場の違いなど、コメントを頂くまで思い至りませんでした。

      > 『反省してください』……。
      > それで済んでよかったじゃん、圭太君。

      写真の裏の『反省してください』メッセージで発散したことで、少なくとも一徹くんのように、いつまでも根に持たれる心配はなさそうですね。

  3. きゅうぽん より:

    いつも楽しみにしてこちらをのぞかせていただいています。
    予習して本編楽しむ、それが毎日の楽しみとなっています。
    自分が母親なので、ついつい妊娠出産育児シーンはそうそう!と思いつつ、妊娠が分かったら走らないよ!双子ならかなり管理入院とか早産気味になるし、それに、出産2カ月の子を脇抱きなんでできない!首が据わっていないので支えないと〜!!常盤さん実際母親なんだし、そこリアルにしないと朝ドラだしツッコミ入るよ〜なんてヒヤヒヤ。
    実際圭太ママさんなんか、もっと本当なら出産前から病院に駆け込んだりしていると思うし、育児に首突っ込んでくると思うし…ドラマとはいえ、うずうずしています(笑)
    ここんとこの朝ドラ脚本は違いますが、子供が必ず変わっている、母親翻弄みたいなとか、主人公を友人も好きとかベタと言えばベタですが、こう数作も続くと、ちょっとなぁと思いつつ新鮮味が欲しいところです。
    配役の俳優さん達もよく似たメンバーでやっているみたいなところがあるので、マンネリ化と思わせないように頑張ってほしいですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      赤ちゃんがらみの小さな演出がリアルさに欠けるとのご意見、同感です。

      子を持つ親ならこんなことしないだろうという仕草が満載でハラハラしながら見ています。(前回のレビューで記しましたが圭太くんが赤ちゃんに向けてフラッシュを焚いた瞬間は卒倒しそうになりました)

      方言指導ならぬ、パパママ指導も入れて欲しかったなと思います。

  4. tonden より:

    直美と藍子の反応の差が出た回でしたね。
    直美は希に怒ってるように見えますが、表情からして単に右往左往してるだけ。
    一方の藍子は前々から感じてたんですが、自身の過去の影響もあるんでしょうかね。。すべってたけど希を応援していた徹と比較しても、どうも他人事のように聞こえなくはない感じがします。

    お母さんを捨てなさいといいつつ希に依存してなくはないかなという感じもしますし。
    藍子って意外と見る人によって評価の分かれるキャラクターかも。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      藍子さんは自分が母親に見捨てられた経験があるだけに、有事の際は腹の座り方が直美さんとは比較にならないなと、ふとそんなことを思いました。

      夫とのこともあり、実は藍子さんは人並みはずれた苦労人なので理解も一筋縄でゆかない分評価も分かれるかも知れません。