あさが来た 5話 嫁がず学問をしたいあさ

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2015年10月2日(金)放送
第1週 第5話 「小さな許嫁」

『あさが来た』第1週 第5話 「小さな許嫁」あらすじ

嫁入りに不安を覚えるはつと一緒に泣き明かした翌朝。あさは母の梨江に相談しました。はつを嫁がせないわけにはゆかないのかと。そしてあさ自身も嫁入りしたくはありませんでした。学問をして自分の道を自分で選ぶことがあさの望みだったのです。

そんなある日、朝からあさがいなくなってしまいました。家中の者が血相を探してあさの行方を探しまわる中、祖父の忠政があさを見つけました。あさは寺小屋で町の子供たちと一緒になって勉強していたのです。

家に連れ戻されたあさは忠興に厳しく叱責されました。しかし父の言い分に納得出来ないあさはお嫁には行きたくないと必死の抵抗を試みます。押し入れに閉じこもり嫁入りを拒むあさの言葉は、ちょうどその時やって来た新次郎にすべて聞かれてしまいました。

押し入れの外から、新次郎はあさに優しく語りかけました。嫁入りをやめたかったらやめても良い。大人になるまでゆっくりと考えろと。新次郎は赤いそろばんをあさに贈ると去って行きました。新次郎の意外な一面を知り、頑なだったあさの心は動き始めるのでした。

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『あさが来た』第1週 第5話 「小さな許嫁」
 事前発表あらすじのレビューと解説

あさの不安と不満が爆発します。

見るからに意地悪そうな義母・菊。菊の言いなりで何を考えているのかわからない暗い性格の惣兵衛。そんなところに嫁に行くことになる姉・はつのことがあさは心配でなりません。

あさは、姉のはつが大好きなのです。その大好きな姉が思いつめている姿が、あさの胸を痛めます。

加えて、自分も男子のように学問をしたい。にも関わらず自分が女子であるという理由からだけで読書すら禁じられ、その説明さえ誰もしてくれないことに不満を募らせるあさ。

そんな不安と不満から、町人の子供たちが集う寺小屋に潜入するという実力行使によって、あさは更に手厳しく叱責される事態に。

そんなあさの必死の抵抗をやんわりと受け入れる許嫁・新次郎の優しさと度量の大きさが今回の最大の見どころかも知れません。

今回、新次郎が視聴者のハートをガッチリつかむことに成功すれば、『あさが来た』はこの先、安定した数字を出せるような気がします。

『あさが来た』第1週 第5話 「小さな許嫁」
 朝ドラ観賞後の感想

はつちゃんの悲哀

前の晩、あれだけ泣いていたはつちゃんが、明くる朝には不安を飲み込んで平静を保つ姿が切ない。仕事で大坂に行ったお父はんが、実は娘の嫁入りのことで頭がいっぱいという父の愛情に応えようと必死のはつちゃんのお父はん想いが泣かせます。

幼くして自分を押し殺す生き方を身につけているはつちゃんが、今回、新次郎さんと目があった瞬間にちょっとだけ見せたときめきの表情が女の子らしい。そんな女の子らしいときめきを諦めていると思うと、尚更のことはつちゃんが気の毒でなりません。

新次郎さんの「大人の余裕」

新次郎さんとちびあさちゃんの開きすぎている(実)年齢差については種々議論が巻き起こっているようですが、今回の最後に見せた新次郎さんの「大人の余裕」がその議論に終止符を打ったと言っても差し支えないかも知れません。

三味線三昧の遊び人でありながら実は大人。大人だけれど危なっかしくてつかみどころがない。この絶妙なバランス感覚を持った「大人の余裕」は子役ではとても演じきれるものではない。子役ではない若い俳優さんでも無理があるかも知れません。

若い俳優さんがもし演じていたら変人の優等生くらいにしか見えなかったかもです。逆に今回の「大人の余裕」の見せ場で観る人の心をガッチリ掴むには、多少のリスクを冒しででも玉木さんの起用が必要だったのかもと納得の「大人の余裕」でした。

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19 Responses to “あさが来た 5話 嫁がず学問をしたいあさ”

  1. koji より:

    今回のオープニングはアバンタイトルでの主題歌のイントロ部分が無しのオープニングタイトルでした。

    今のところ本作のオープニングは、これで3パターンあることになりますね。今回のオープニングは今後アバンタイトルなしの際にも使われるパターンかと思います。

    『マッサン』のオープニングでは後半から2番目の歌詞が使用され(最終週火曜からは1番に戻され)『まれ』では能登編第2部から太鳳ちゃん作と公募作の歌詞が交互に使用されました。

    おそらく本作では曜日に関係なく状況に応じて数パターンかがあるのてあるのでは?と思いました。

    さて、「新次郎さま」ですが今後は僕もこの呼び名でコメントさせていただきます(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      オープニングの3パターン。わずかな変化が控えめでいい感じです。

  2. さーや より:

    今週に入ってから、毎日濃い15分を送っている気がします!「まれ」がどうという訳ではなく、時の重みが現代劇との違いなのかな…。ちびあさちゃんは勿論、ちびはつちゃんの演技に見惚れます。可愛いを通り越して、色気さえ感じる表情。能面を見る目の動きだけで心情を語らせ、反物を畳む手つきですら、ごく自然。末恐ろしい子役が出てきました♪
    新次郎さんと年が離れているのが、この時代のリアリティを感じさせて、とても良いと思います。あんな方の許嫁なら、私ならお嫁に行くのが待ち遠しくて仕方ないですが (笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > ちびはつちゃんの演技に見惚れます

      今回の新次郎さまの「大人の余裕」を見せる直前に、ちびはつちゃんが新次郎さまに見せた女の表情にはビックリしました。この先、新次郎さまと大人はつちゃんの微妙な関係が一瞬だけ描かれるようですが、そのフラグだったのかも知れません。

  3. ひろ より:

    ちょっと『まれ』を引きずってたので、なかなか新しい連ドラに入れなかったのですが、早くも一周目真ん中にしてはまりました(笑)150年前の女性の立場、男性の立場、世の中、色々面白くなりそうです。
    やはりこの時代は日本にとって大きく動いた時代なので、見応えがありますね。。。

    まれが、現代ドラマだったので受け入れられなかったのも仕方ないのかもと、いま思います。
    しんじろうさんが素敵です。義理も大切ですが人情を重んじてることがなんとも響きました。
    時代物の実在の物語を作るのはある意味楽です。
    そういう意味では、『まれ』は、挑戦したんだなぁと、いま感じます。
    (どうしてもまれの批判が腑に落ちなくて。。悪あがきしてます)明日も楽しみですね。子役の方々の魂に感服しています

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      僕もまれロスが一週半ばで完治しました。
      子役たちが可愛すぎるその一方で大人のドラマの風格を感じさせ、今後の展開が楽しみでなりません。あさちゃんと新次郎さまの「夫婦漫才」が始まるのが待ち遠しいです。

  4. のよ より:

    私も、”新次郎様”にハートわしづかみされました(*^^*)
    とうが立っていても、玉木さんを起用した理由が今日の放送でわかりました。
    今日の新次郎様は、若い、ほかの俳優さんではあり得なかったです(*^^*) 
    今後の、新次郎さまとあさの、さらには五代との…、あれやこれや、楽しみです。
    と同時に、対極にいる惣兵衛の異様さが、今後さらにエスカレートすることが予想され、怖いような楽しみなような…

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 今日の新次郎様は、若い、ほかの俳優さんではあり得なかったです(*^^*)

      史実よりも年の差をつくったのは、この瞬間のためだったのかと深く納得の「大人」の演技。同性の僕もノックアウトです。[そういう趣味はないです、念のため(^-^; ]

  5. 税理士 より:

    あさとはつかわいいですね

    気になったのですが、こちらだとだいぶ先のあらすじまで書いていますがどこかに載っているものなのでしょうか?
    大変気になります

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      情報はネット上に散在するものをかき集めて編集しています。
      だからよく誤りが発生します。

  6. もんすけ より:

    はじめまして。いつも楽しく拝見しています。

    あさちゃんと新次郎さんの「歳開きすぎでしょ?問題」、我が家でも、朝蔵さんとまったく同じ意見でした。
    「ゆっくり大人になってから…」のセリフは、子役さんや若手俳優さんでは無理だったと。

    また、長らく朝ドラを見続けてきましたが、今日の襖を隔てて心を通わせるシーンから「あぐり」のエイスケさんとあぐりを思い出しました。
    今後がますます楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      もし子役や若手のちょっこり力足らずの役者さんが演じたら、あさちゃんの心が動いたのは「大人の余裕」に感応したのでなく「そろばん」に反応しただけに見えてしまったかも知れないですね。そうなったらずいぶん安っぽいドラマになってしまったかも知れません。

  7. より:

    朝蔵さま

    レスありがとうございます。

    私的には、優しさと度量の大きさであさを見守る時が『新次郎様』ですね。
    今後の展開によりますが、恐らく基本『あさの為』でしょうから、対象があさでなくても優しさと度量の大きさで動く新次郎は『新次郎様』ですね。

    使い分けは、お任せ致します。またお邪魔させて頂きます。

  8. ちぃちぃ より:

    こんにちは。

    あさちゃんが大人になるまでにじっくり時間をかけて心を通わせればいい……という感じの新次郎さんの大人の余裕が感じられる回でした。

    はつちゃんの嫁ぎ先には不安がたっぷりありますが…。

    これから先、紆余曲折いろいろあると思いますが(ないとドラマにならないし)、2人とも最終的には幸せになってくれたらいいと思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > あさちゃんが大人になるまでにじっくり時間をかけて心を通わせればいい

      あさちゃんが大人になったら、笑いあり涙ありで毎朝楽しませてくれる夫婦になりそうですね。ちびあさちゃんとの別れはつらいけれど、再来週以降の夫婦の姿も待ち遠しいです。

  9. よるは去った より:

    あさちゃんでなくても新次郎君みたいな優しさには乙女はみんなグラグラっとくるのかな?あさちゃんだけでなくあのお父さんからの新次郎君の株は上がるかな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      新次郎さんの「大人の余裕」はインパクトが強かったですね。少なくとも忠政おじいちゃんなら見所のある男だと、新次郎さんのことを喜ぶかも知れません。

  10. より:

    今日の放送。
    新次郎様に鷲掴みされてしまいました☆。

    恐らく、ちびあさちゃんの『そろばん踊り(笑)』に新次郎様も心を撃ち抜かれたのでしょうね。

    放送5日で、今後が楽しく思えてきました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > ちびあさちゃんの『そろばん踊り(笑)』に新次郎様も心を撃ち抜かれたのでしょうね

      風流人の新次郎さんのこと、京の雅かなそろばんの舞に心酔したはず(笑)

      > 新次郎様

      新次郎様!いいですね、この呼び名。新次郎さんより新次郎様という表現がぴったりです。

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