あさが来た 7話 慶応元年、春には嫁入り

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2015年10月5日(月)放送
第2週 第7話 「ふたつの花びら」

『あさが来た』第2週 第7話 「ふたつの花びら」あらすじ

1865年(慶応元年)。この年の春の同じ日に、あさとはつの姉妹はそれぞれの許嫁のもとへ嫁入りすることが決まりました。花嫁修行するあさのもとへ新次郎は季節が変わる度に顔を出し、あさと新次郎は日を追うごとに心を通い合わせるようになっていました。

しかし、一方のはつの許嫁の惣兵衛は二人が初めて会ってからの四年間、はつのもとに一度も顔を出さず、はつは嫁入りへの不安を募らせていました。そんな中、ようやく惣兵衛は母の菊に伴われ今井家にやって来ました。

しかし、菊と惣兵衛のはつへの失礼な言葉と態度があさを激怒させました。菊は美しくなったはつの男性関係を詮索しました。しかし、惣兵衛はそんな菊の質問からはつを守る素振りすら見せようとはしなかったからです。

あさは意を決して惣兵衛の前に出ると頭を下げました。姉の嫁入りへの不安を和らげるためにもはつの前で笑顔を見せてほしいと。惣兵衛の答えはあさを更に激怒させました。女が男に指図するなと惣兵衛はあさの頼みを一蹴したのです。

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『あさが来た』第2週 第7話 「ふたつの花びら」
 事前発表あらすじのレビューと解説

今週は、嫁入りが決まった今井家の姉妹の、嫁入りの日を迎えるまでの葛藤が丁寧に描かれます。他の多くの朝ドラ作品とは異なり、本作のヒロインには幼い頃から決められた許嫁が存在します。

ヒロインの結婚までの恋バナを描くことが出来ない分、嫁入りの日を迎えるまでの苦悩と葛藤が一週間もかけて描写されるのはある意味で新鮮かも知れません。

また、嫁入りまでの葛藤の描写を通してヒロインと姉の姉妹愛が強く印象付けられるようです。あさとはつの姉妹愛はこの先の重要なテーマのひとつ。この第2週で仲の良い姉妹の姿を脳裏に刻みつけておこうと思います。

さて、劇中で描かれる嫁入りまでの葛藤は主に姉・はつの葛藤です。あさの許嫁がことあるごとにあさに対して気遣いを見せるのとは対照的に、はつの許嫁は何を考えているのかわからない無愛想で陰鬱な男です。

ただでさえはつの許嫁は理解するのが困難な問題のありそうな人柄です。それを際立たせるかのように優しい気づいかを見せるあさの許嫁。

しかし、そんな優しい許嫁に恵まれながらもあさは舞い上がることなく、ただただ姉の憂いを帯びた表情を案じる日々。その姉妹愛が今週の最大の見所です。

『あさが来た』第2週 第7話 「ふたつの花びら」
 朝ドラ観賞後の感想

成長したあさちゃんとはつちゃん

自分の中ではちびあさちゃんから成長したあさちゃんへとスンナリ移行出来ました。新次郎さまとの「デート」がワンカット挿入されましたが、二人が一緒にいる姿に違和感はまったくなく、やっと許嫁の二人を安心して見ることが出来そうです。

新次郎さんが京都の今井家にやって来る日、朝から上機嫌のあさちゃんも可愛い。しかし来週から始まる結婚のリアル。前作『まれ』と異なりあまりにも短い青春です。

一方、成長したはつちゃんの嫁入りを目前に控え憂いを帯びたその横顔が実にリアルで胸が痛む。そんなお姉ちゃんの不安を鋭く察するあさちゃんの姉想いが先週に引き続き心に沁みます。間もなく訪れる姉妹の別れは悲しい場面になりそうです。

白蛇はんとモンスターマザー

大好きなお姉ちゃんを案じるあさちゃんが、姉想いの心を表現する情感たっぷりの挿入曲をバックに白蛇はんを必死に説得。にも関わらず顔色一つ変えず終始沈黙を貫いた末の、白蛇はんの皮肉な笑いが週明けの朝を戦慄させる。

あさちゃんとはつちゃんの嫁入りを目前にし、今週は白蛇はんとモンスターマザーの怪演続きの朝となりそうです。ただし、ちょっとネタバレになりますが、白蛇はんに関してはこの先少しづつ悪くない夫に成長してゆくらしいので今しばらくの辛抱です。

ただし、菊お母ちゃんのモンスターぶりは白蛇はんの成長に反比例してますますエスカレートし『ごちそうさん』の和枝姉さん超えも予想されるので覚悟しておきたいと思います。

忠興お父はん

前週後半に明らかになった、怒鳴ってばかりで四角四面の性格の忠興お父はんの娘想いの意外な素顔。それを受けて、今回描かれた二人の娘を嫁に出すのが寂しくてならない父親の悲哀が切なくて可愛い。

第1週で忠興お父はんに心をつかまれてしまった僕としては、二人の娘を送り出す場面で忠興お父はんがどんな表情を見せるのか、その場面を見るのが待ち遠しくてなりません。

一方の梨江お母はんの落ち着きぶり!さすが、母は強しと思ったことでした。

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10 Responses to “あさが来た 7話 慶応元年、春には嫁入り”

  1. ちぃちぃ より:

    おはようございます。

    以前『純情きらり』で姉妹役を演じていらした寺島しのぶさんと宮崎あおいさんが今回は母娘役ですね。

    姉妹役の時も別に違和感はありませんでしたが。母娘役でも違和感は感じません。
    さすが、名女優!!

    先週とは違い、成長したあさちゃんと新次郎さんのデートの場面は、普通に仲の良い恋人同士に見えます。
    今週末には夫婦になるんでしょうね。

    一方のはつさんと惣兵衛さん…。
    ネタバレを拝見した感じだと、実は結構いい人のようなので、今回はつさんを庇わなかったのは、母である菊さんの性格を熟知した上でのことだったのかなとも思ったりして…。
    下手に庇ったりすると、菊さんの機嫌を損ねて、かえって面倒な事になりそうですから。
    でも、なんらかのフォローはしてほしかったとは思います。
    はつさんが可哀想なので…。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 実は結構いい人のようなので、今回はつさんを庇わなかったのは、母である菊さんの性格を熟知した上でのことだったのかなとも思ったりして…。

      深い読みですね。ご指摘の通りかも知れません。下手に嫁の肩を持てば、将来の嫁いびりがエスカレートするだろうことを、白蛇はんは考えたのかも知れないですね。

      白蛇はんのこれまでの登場場面も、怪演の中にはつちゃんの箏の音色に感じ入る表情をちらっと見せたりするなど繊細な一面があって、可愛いところがあるなと思っています。

  2. よるは去った より:

    眉山惣兵衛役の柄本佑君は連ドラの何かで見たなと思ったら「ゲゲゲの女房」の「菅ちゃん」役でした。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      この当時の朝ドラは観ていないんです。
      『ゲゲゲの女房』は評判が良いのでとても気になります。

      • よるは去った より:

        「菅ちゃん」は水木しげる(劇中では村木茂)先生の弟子なんですけど実名は違うでしょうね。うだつの上がらない役でかなり共感もてて、惣兵衛君とはまた違ったキャラなんですけど。嫌みな役まで見頃にこなすのはお父さん譲りかな?

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。
          白蛇はんは、とっても嫌な野郎からはじまり、徐々に徐々にではありますがこれから別の一面を見せてくれるようです。かなり難しい演技が要求されると思いますが、それをどう演じ切ってくれるのか、楽しみでなりません。こんな複雑な性格をこなせるのは、やはりお父上譲りかも知れないですね。

  3. koji より:

    「辛気くさい」が出ましたね。マッサンでも第2週あたりから辛気くさいのフレーズが出てましたね(笑)。

    しかし、仮にも天璋院さまのことを辛気くさいってよう言えますな!。

    なぁ~んて思いました(^_^)。

    オープニングで宮崎あおいちゃんのクレジットが「トメ」に来ていたのにはビックリポンでした!。

    それだけ本作では重要な役回りだと言うことですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 仮にも天璋院さまのことを辛気くさいってよう言えますな!

      もう一人の「辛気くさい」も日本初の女子大の創立者だっせ。とここまで言って思い出しました。次作の「とと姉ちゃん」ヒロインは「日の出女子大学校」中退です。

  4. さや より:

    あさは、姉が大好きなんだと改めて分かりました。なんなら、殴ってもいいぞ! とラストの握りこぶしを見て思いました……。

    もしかしたら、あんな高飛車な母親に辟易しているのは惣兵衛さん自身なのかも……? だったら、はつと仲良く夫婦としてやっていって欲しいのですが……。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > もしかしたら、あんな高飛車な母親に辟易しているのは惣兵衛さん自身なのかも……?

      今週、白蛇はんがお母ちゃんへの思いを吐露する場面が用意されているようです。

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