あさが来た 25話 山王寺屋が倒産/夜逃げ

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2015年10月26日(月)放送
第5週 第25話 「お姉ちゃんに笑顔を」

『あさが来た』第5週 第25話 「お姉ちゃんに笑顔を」あらすじ

あさの交渉により豪商・玉利家から借金することが出来た加野屋は窮地を脱しました。加野屋は辛くも危機を乗り越えたものの、あさははつのことが心配でした。あさの気持ちを察した新次郎はあさと連れて山王寺屋に向かいます。

しかし、山王寺屋はすでに倒産していました。しかも、眉山一家は夜逃げした後で、家の中には人の気配もありません。ほどなくして山王寺屋にわずかに残された家財はすべて債権者たちに持ち去られてしまいました。

一方で正吉は、加野屋を倒産させないためにも新しい商売を始める必要があると考え始めていました。新次郎は三味線仲間から聞いた鉱山経営を提案するものの、その時のあさははつのことが心配で新しい商売どころではありませんでした。

はつたちが夜逃げしたあくる日より、あさはうめを連れ大坂中をはつの姿を求めて歩き回りました。そして、はつの行方の手がかりをつかんだあさが足を運んだ先は貧民窟でした。あさはそこで極貧生活を強いられるはつと再会を果たすのでした。

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『あさが来た』第5週 第25話 「お姉ちゃんに笑顔を」
 事前発表あらすじのレビューと解説

元号が明治に改まり、今週より新しい時代がスタート。しかし新時代を産み出す代償はあまりにも大きなものでした。

今週は、新しい時代の中での生き残りをかけて新事業を模索する加野屋とあさ。五代友厚が残した大仕事の一つ「大阪商工会議所」の構想など、坂の上の雲に向かって歩みをはじめる人々。彼らとは対照的に坂から転げ落ちた山王寺屋とはつの悲劇が描かれます。

前週から危機のフラグが立ち始めていた山王寺屋がついに倒産します。しかも、眉山一家は借金取りの追っ手から逃れるために夜逃げを決行。貧民窟での極貧生活を強いられます。

はつが困窮にあえぐその一方で、あさはその生涯の中で初の大仕事となる炭鉱経営の話が今週から浮上しはじめ、姉妹の明暗がより鮮明に描かれてゆきます。

しかし、明暗が分かれたとは言え、次週以降ではあさが望んでも得られないものをはつが得るなど、単純に明暗に分け切ることが出来ない深みのある大人のドラマが展開します。

『あさが来た』第5週 第25話 「お姉ちゃんに笑顔を」
 朝ドラ観賞後の感想

最近、厳しい正吉お父ちゃん

加野屋の経営がひっ迫した状況にあるせいか、最近、正吉お父ちゃんが見せる厳しい表情が増えてきたような気がします。

前週末の、蔵を開けて現金を払い出せと雁吉さんと新次郎さまを一喝したのを皮切りに、今回は一話の中で三回の厳しい正吉さんの姿が登場しました。

一、榮三郎くんをよいしょする亀助さんを一喝
立派過ぎる榮三郎くんを誉めそやした亀助さんを手厳しく一喝して制止。少しばかり調子に乗り過ぎただけの言葉にここまで激しく反応する正吉お父ちゃんの姿が意外でした。嫡男をのぼせ上がらせないように育てたいと真剣なのでしょう。

二、新しい商いに難色を示す雁助さんを一喝
白岡家の家訓まで持ち出し新しい商いに難色を示す雁助さんを、前週同様にとても激しい口調で一喝したのには真剣に驚きました。

公式サイトによれば、雁助さんはやがて加野屋と袂を別つ日がやって来るとの由。前週と今回描かれた正吉お父ちゃんと雁助さんの意見の食い違いはじめは、決別の日のフラグなのかも知れません。雁助さんのファンとしては寂しいフラグです。

三、雁助さんと亀助さんの喧嘩の仲裁
雁助さんと亀助さんの口喧嘩に仲裁に入ったのは、仮に加野屋が苦しい状況になくともあのタイミングでは店の主人として当然のことかと思います。それでもやはり正吉お父ちゃんの厳しい顔は新鮮だったので三つ目に加えました。

そしてこの三つ目の時。どれほどの喧嘩になっても相手の一番痛いところを突いてはいけないと諭す正吉お父ちゃんの人間関係を良好に保つ知恵。平易な言葉ながら深い教えです。

はつちゃん

回想場面の中での、京都の今井家で美しく着飾ったはつちゃん。そして今回の最後に描かれたみずぼらしい身なりのはつちゃん。この対比があまりにも残酷過ぎてむごい。

実家から借金せず誇りを守り通したものの、やはりあの姿を妹に見せるのは辛すぎる。前週は菊お母ちゃんが邪魔をしてあさちゃんに会わせてもらえなかったはつちゃんでしたが、今度は自らあさちゃんと会おうとしないはつちゃん。

切ない日々のはじまりです。

雁助さんの痛い過去が暴かれる

雁助さんと亀助さんの口論の末に、雁助さんが40過ぎになって妻と娘に逃げられた痛過ぎる過去が暴露されました。この雁助さんの痛い過去は亀助さんの嫁が来ない件と合わせて、あるところで後に効いてきますので覚えておきましょう。

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コメント

  1. hiyoko より:

    こんにちは!いつも楽しく拝読させて頂いております。
    今日の雁助さんと亀助さんの喧嘩はちょっと面白かったですね~

    あの2人と加野屋の正吉お父ちゃん、三味線のお師匠・美和さんを演じる方々は、昨年NHKの木曜時代劇「吉原裏同心」で共演されていました。
    来年1月3日の正月時代劇「吉原裏同心」でもおそらく共演されると思うので、楽しみです。
    特に亀助役の三宅弘城さんは主演の神守幹次郎(小出恵介)を密かに助ける隠密の様な働きをするのでちょっとだけカッコイイかも(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 昨年NHKの木曜時代劇「吉原裏同心」

      妙に息が合ってるなと思いながら観てましたが、息が合うわけですね!

      > 正月時代劇「吉原裏同心」

      いいことを教えてもらいました。これは是非とも観ようと思います。
      素敵な情報ありがとうございます!