あさが来た 第6週 妻の決心、夫の決意

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2015年11月2日 〜 11月7日放送
第6週「妻の決心、夫の決意」

『あさが来た』第6週「妻の決心、夫の決意」あらすじ

はつの妊娠が判明しました。しかしその直後にはつの妊娠を知らないまま惣兵衛が失踪してしまいます。数ヶ月後、お付きのふゆを案じたはつは、ふゆを加野屋で働かせほしいとあさに頼みに来ました。その時、陣痛がはじまり、はつは加野屋で藍之助を出産します。

その頃、新次郎は朝帰りを繰り返していました。息子夫婦を案じるよのは新次郎に目掛を迎える準備を開始。あさも夫が目掛を持つことに賛同するものの、自分の心に嘘は付けませんでした。あさの胸中を察した新次郎は目掛を持つつもりはないと告げ、あさを安心させます。

忠興から石炭の将来性を評価され背中を押されたあさは、鉱山を買う資金を集めるために嫁入り道具まで売りに出し金策を開始。そんな中、鉱山を売りたいという未亡人・櫛田とあさは面会。櫛田はあさの熱意を買うものの、あさにはまだ資金が不足していました。

資金不足のあさに意外な助っ人が現れました。正吉でした。正吉は一等地に所有する米蔵を売却しあさの新事業に賭けることにしたのです。1872年(明治5年)あさは初めて炭鉱へ。安全のためにと、五代才助は九州に旅立つあさにピストルを手渡すのでした。

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『あさが来た』第6週「妻の決心、夫の決意」各回あらすじとレビュー

第31話 11月2日(月) はつが妊娠、惣兵衛失踪
第32話 11月3日(火) あさの父・忠興が加野屋
第33話 11月4日(水) 美和を新次郎の目掛に?
第34話 11月5日(木) はつが男児を無事に出産
第35話 11月6日(金) 新次郎の目掛にあさ苦悩
第36話 11月7日(土) 加野屋が鉱山を買収する

『あさが来た』第6週「妻の決心、夫の決意」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

新政府の絶大な信頼を得て日本経済の中枢を担う存在となった今井家、生き残りを賭け時代の波に乗ろうとする白岡家、そして時代の逆風の中で没落した眉山家。

新しい時代を迎え、三つの家の明暗がこの週よりはっきりと別れてきます。

第6週のレビューと見どころ

妊娠が明らかになる直前、惣兵衛が失踪。夫不在の中で第一子を無事に出産したはつ。一方で、事業に熱中するあまり「目掛」プランまで浮上し子供の誕生など夢のまた夢。新次郎との間で夫婦の危機に直面し苦悩するあさ。

対照的な人生を歩む姉妹がそれぞれの人生の中で明と暗を抱え、喜び且つ苦悩する様が丹念に描かれる場面の数々が今週の一番のみどころでしょうか。

二組の夫婦の喜怒哀楽のエピソードが物語のタテ糸とするならば、ヨコ糸は激変する時代の空気を読みながらあさが手がける事業のエピソードでしょうか。

前週より話題にのぼりはじめた鉱山経営にいよいよ本気になったあさが行動を開始します。

最愛の父が準備してくれた嫁入り道具まで鉱山買収のために手放すあさの決意。そのあさの決意と情熱に心を動かされた正吉が、加野屋が代々所有する米蔵を売却しあさの挑戦に社運を賭ける決断。

事業進展のエピソードも見所が満載です。

歴史・時代背景

1870年(明治3年)
前週に引き続き1869年(明治2年)からスタートした第6週は、はつの妊娠判明や忠興による炭鉱事業への助言などを経て1870年(明治3年)を迎えます。この年、あさはいよいよ鉱山買収に向けて資金集めを開始します。

1870年(明治3年)。この年、新橋・横浜間の日本初の鉄道のための線路敷設工事が着工されました。石炭の需要が急増する時代がすぐそこまでやって来ていたのがこの頃です。

1871年(明治4年)
ヒロイン・あさの耳に鉱山が売りに出されようとしている情報が入り、一方で新次郎が目掛を持つことを受け入れようと苦渋の決断を下すのが1871年(明治4年)です。

この年の2月、我が国初の貨幣鋳造工場となる造幣寮が完成。5月には「新貨条例」が布告。7月には「廃藩置県」が布告され大改革が矢継ぎ早に実行されました。

1872年(明治5年)
劇中であさが鉱山を買収し炭鉱視察に出発したのは1872年(明治5年)4月。この年の6月に日本初の鉄道が品川・横浜間で仮開業。同年10月に新橋・横浜間の全線が開業しました。

尚、史実では加島屋が炭鉱業を開業したのは1884年(明治17年)。広岡浅子が長女・亀子を出産した1876年(明治9年)から数年経た頃のことでした。

『あさが来た』第6週「妻の決心、夫の決意」一週間のエピソード観賞後の感想

はつちゃんの妊娠と長男出産、そして白蛇はんの失踪。あさちゃんのお目掛けさん騒動を経て悲願の炭鉱の買収。わずか一週間の間によくぞここまで詰め込んだと驚くばかりの、エピソードてんこ盛りの第6週が終わりました。

一歩間違えれば空中分解しかねない込み入ったストーリーを混乱することなくキレイに整理しながら一気に見せてしまう手腕には驚くばかりです。あまりのエピソードの豊富さと、ストーリー展開の早さに、この一週だけで一ヶ月も見続けていたような気さえします。

そして忘れられない場面も数多く堪能できました。

これでええのや!と、夫の目掛けを受け入れようと必死にもがくあさちゃんの胸を切り裂くような悲壮な表情は初めてでした。

夫が失踪したはつちゃん。夫の目掛け問題に苦悩するあさちゃん。姉妹がお互いに空元気で励まし合うものの、その空元気が余計に寂しさを募らせてしまう切ない場面。

そして、はつちゃんのもとから加野屋に戻ったあさちゃんが店先で見せた一粒の涙。それに続く新次郎さんのあさちゃんを包み込む器の大きさ。

まるで名場面集を見るかのような一週間でした。

さて、次週第7週も予告映像を見る限り大変なことになりそうです。銀目廃止騒動の時に加野屋に集まった商人たちを睨みつけた時以上の目力が鋭いあさちゃんの姿。

はつちゃんが走りながら手を引いていた髭を生やした男性はもしかすると白蛇はんでしょうか。白蛇はんだとすればその後の展開は号泣回間違いなし。

そして、極めて個人的な話しで恐縮ですが、僕の若い頃のアイドル『さびしんぼう』の登場場面が待ちきれません。

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