あさが来た 32話 あさの父・忠興が加野屋

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2015年11月3日(火)放送
第6週 第32話 「妻の決心、夫の決意」

『あさが来た』第6週 第32話 「妻の決心、夫の決意」あらすじ

忠興が加野屋にやって来ました。今井家は京都を去り東京に居を移すことが決まり、忠興はその挨拶に来たのです。しかし、炭鉱を買おうとあさが夢中になっていることを知った忠興は激怒し、嫁としてのつとめを疎かにするなとあさを厳しく叱責。

怒り心頭の忠興をなだめたのは正吉でした。正吉は言います。あさが加野屋のためにどれほど役に立っているか。あさの柔軟さが今の加野屋には必要不可欠だと。あさを手放しで讃える正吉の言葉を聞かされた忠興はあさを見直すのでした。

忠興は、はつのもとにも足を運び娘が元気にしていることを自分の目で確認。はつの気持ちを慮る忠興は、栄達にだけ深々と頭をさげるとはつには会わずその場を立ち去ります。そして、不器用ながらあさを応援すると忠興は京都に帰って行くのでした。

月日は流れ明治3年(1870年)。あさは相変わらず炭鉱のことばかり考えていました。いくら計算を繰り返しても鉱山を買うお金を工面出来ないあさは心を固めました。加野屋に嫁いだ際に持たされた婚礼道具を売り払ってしまおうと。

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『あさが来た』第6週 第32話 「妻の決心、夫の決意」
 事前発表あらすじのレビューと解説

忠興が久しぶりに登場し、おてんば娘のあさを叱り付ける懐かしい光景が展開します。

夫をないがしろにし石炭に夢中になるあさを忠興は相変わらずのコワモテで怒鳴りつけつつも、その父娘関係は京都の頃とは異なるものでした。

妻としてのつとめを疎かにするあさを叱りつつも、嫁として婚家を守ろうとするあさの働きを忠興は認め、遠巻きながらも石炭の将来性を暗示しあさの背中を押すのです。

忠興はまた、あさの案内で貧困生活を強いられるはつの様子を見に行きます。父に今の姿を見られたくないという娘の気持ちを察した忠興は、物陰からはつを見守ります。

貧しいながらも幸福そうに見えるはつの姿に忠興は安堵。それぞれが人生の明と暗を抱えた二人の娘の成長した姿を見た忠興の反応が今回の見どころとなりそうです。

『あさが来た』第6週 第32話 「妻の決心、夫の決意」
 朝ドラ観賞後の感想

お父ちゃんたち:忠興と正吉、忠興と栄達

嫁に出した二人の娘の嫁ぎ先の家の明暗は分かれてしまったものの、加野屋の正吉さんと山王寺屋の栄達さん、両家のお父ちゃんに等しく頭を下げる忠興さんの真心のこもった姿の折り目正しさが素敵です。

そして、嫁に出した娘の働きを讃えられ感極まった忠興さんが正吉さんに頭を深々と下げる姿にあさちゃんへの深い愛情がにじみ出ていました。そして、讃えられても奢るどころか娘を受け入れてくれたことを感謝する謙虚さがすがすがしい。

ついでながら、正吉さんのあさちゃん絶賛の言葉が新次郎はんの話題に及んだ時、盗み聞きとなってしまう状況を避けるため、そっと退席する新次郎はんが粋でした。

一方、忠興さんと栄達さんの交わした目礼が味わい深いことこの上ない。

忠興さんの、山王寺屋に救いの手を差し伸べなかったことを悔やむ気持ち。一方で、栄達さんは、もらった嫁に苦労させていることを忠興さんに申し訳なく思う。お互いに詫びたい気持ちを抱きつつも、はつちゃんの誇りを守るために目礼で済ます忠興さんと栄達さん。

お互いに敬意を払うことを忘れず、はつちゃんを傷つけまいとする気持ちを言葉なくして瞬時に共有してしまう二人の大人の男が美しすぎて泣けました。

あさちゃん・新次郎はん・五代さま・美和さんの泥沼フラグ?

五代さまが退官してまで大阪にこだわるその理由のひとつは「おなご」。その「おなご」とは恐らくあさちゃんかと。

そして、よのお母ちゃんが色気がないと呆れ果てるあさちゃんの夫は、歩く色気のような美和さんと夜半に二人きりになる。

一挙に泥沼フラグが2本も立ちました。

しかし、そんな中でも炭鉱に夢中になるあさちゃんを理解しようと思い始めたらしい新次郎はんが見せた神妙な面持ちが救いでした。

あさちゃんのことを真剣に考えはじめた新次郎はんのこと。美和さんの誘惑には乗らない。泥沼を回避してくれるだろうと期待しています。

追記:ちょっとネタバレになりますが、おいおい五代さまと美和さんの泥沼もスタートするようです。

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コメント

  1. atsu より:

    今井のお父さんの登場、待っていました。ドラマの最初の頃、大阪の様子を見に行き、娘を嫁がせる予定の2軒の両替商の人々の先々の見通しの甘さを見抜き、心配していたお父さん。東京に行くに当たり娘2人のことが案じられてならなかったのでしょう。でも、それぞれ置かれた場で最善の努力している娘達を認め、応援しつつ去っていく。いい場面の連続でした。ただ、嫁いで何年もたつ娘のおいどを…するのはちょっとやり過ぎでは。また、「おいど、大丈夫だっか」が見られて楽しかったけれど。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      よその家で「おいど出せ!」と絶叫する忠興お父はんの姿を見て、あさちゃんはやっぱり父親似なんだなと改めて思いました(笑)