あさが来た 37話 働こうとしない炭鉱夫達

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2015年11月9日(月)放送
第7週 第37話 「だんな様の秘密」

『あさが来た』第7週 第37話 「だんな様の秘密」あらすじ

あさは亀助を伴い九州の蔵野炭坑に到着するものの、炭坑に活気は全くなく炭坑夫は誰一人働いていませんでした。事情を確かめようにも、炭坑の支配人・宮部は女であるあさを見下し、あさの話しを真剣に聞く気配などありません。

しびれを切らしたあさは、炭坑夫たちが昼間から酒を飲んでいる飯場に乗り込みました。明日から働いてもらいたいと頭を下げるあさに、親分の治郎作と炭坑夫たちはあさの挨拶に応えるどころか一斉に反発しはじめました。

その頃大阪では、打ち合わせをしている正吉と五代のもとにある人物の目撃情報がもたらされていました。その人物とは失踪して二年以上の歳月が経っている惣兵衛のことでした。加野屋の近所の両替屋が大阪の街中で惣兵衛の姿を見かけたというのです。

一方、あさと炭坑夫たちは対峙を続けていました。宮部ら炭坑夫たちは女性であるあさが、新たな炭坑の主として挨拶に来たことに納得が行かなかったのです。しかし、そんな炭坑夫たちの言い分は、あさには単なる屁理屈にしか聞こえないのでした。

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『あさが来た』第7週 第37話 「だんな様の秘密」
 事前発表あらすじのレビューと解説

加野屋が買収した蔵野炭鉱にあさが乗り込んで行くところから第7週がはじまります。そして、物語の舞台が大阪から九州に移ることで新しい登場人物の登場です。

炭鉱での主な登場人物は以下の通りです。(出演順)

  • 宮部源吉(演:梶原善)蔵野炭鉱支配人
  • 治郎作(演:山崎銀之丞)炭鉱の現場を仕切る親分
  • カズ(演:富田靖子)治郎作の妻
  • サトシ(演:長塚圭史)親分の下で炭鉱夫の面倒を見る納屋頭

さて、あさが炭鉱に着いて早々、あさが女であることを理由にあさは炭鉱夫たちの抵抗に直面します。

あさに最も激しく抵抗するのは親分の治郎作。

そして今週のサブタイトルにある通り「だんな様の秘密」すなわち、新次郎が家業に背を向ける秘密が今週はじめて明らかにされます。

そして、その秘密の鍵を握るのが蔵野炭鉱の納屋頭・サトシです。

追記:加野屋にもたらされたある人物の目撃情報が誰のことなのか今のところ定かではありませんが、その後の展開から推測して惣兵衛のことと思われます。

『あさが来た』第7週 第37話 「だんな様の秘密」
 朝ドラ観賞後の感想

今週、そして今週以降に展開する物語のフラグが上手に散りばめられた月曜日放送回でした。週のはじまりにあたり、それらフラグについてまとめてみました。

五代さまから預かったピストル

前週の土曜日放送回で五代さまに手渡されたピストルがさりげなく、しかし大写しで登場しました。週の冒頭で再びこの小道具を見せてその存在を強調する見せ方が上手です。

この小道具がその役割を存分に発揮する場面は今週、というより物語全編を通して最大の見所の一つかも知れません。

どこかに出かけるよのさん

顔を見るくらいならと謎の言葉を口にしながら、どこかに出かけたよのさん。一方の正吉さんは、よのさんが相撲見物に行ったと信じ込んでいる。

この二人の食い違う言動によって、よのさんがまたしても良からぬことを考えていることが暗示され、よのさんの新たな「活躍」を期待させてくれます。

珍しく寄合所に顔を出した新次郎さん

あさちゃんを働かせて一人フラフラ遊んでいるわけには行かないと、寄合所に珍しく顔を出す新次郎さんの姿が新鮮でした。

『あさが来た』制作発表の際、新次郎さんについては次のように解説されていました。妻の応援に徹する新次郎は、働く妻の背中に感化を受け仕事の意義を感じ始めると。

今回の寄合所での第一声は、この先の新次郎さんの姿を暗示するフラグかと思います。

一方、お金の話しは好かないとすぐに部屋を出た新次郎さんの第二声は、今週のサブタイトルにもなっている「だんな様の秘密」へのフラグです。

そして、そんな新次郎さんに対してかなり真剣に怒りと嫉妬を燃やし始めた五代さまがいよいよ面白くなってきました。

白蛇はんの目撃情報

白蛇はん目撃の第一報がもたらされ、今週最大の号泣エピソードのフラグも立ちました。

はつちゃんが取り戻すであろう笑顔も楽しみですが、最愛の息子が戻った時の菊さんの反応が僕としてはとても楽しみです。

再会した息子に相変わらずのイケズを炸裂させるのか、それとも息子との再会を素直に喜ぶのか。菊さんの反応を期待せずにはいられません。

余談ながら、白蛇はんの目撃情報をはじめに入手したのが、文脈を読むセンスがすがすがしいほどに皆無の加野屋の手代・弥七くんだったという設定が上手です。

最初の情報入手者が雁助さんあたりの大物だったら、正吉さんたちに与える衝撃が大き過ぎてあさちゃんの炭鉱での孤軍奮闘ぶりがかすんで見えてしまったかも知れません。

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コメント

  1. いなこ より:

    「あさが来た」で初めて朝ドラにハマってしまいました。
    15分があっとゆう間に過ぎてしまい、
    見終わってすぐに明日の放送が待ち遠しくなります。
    ドラマを見た後は、こちらのブログも楽しく拝見させて頂いてます。

    五代さまのセリフですが、シンプルに
    I don’t understand.
    Why him?
    ではないでしょうか?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      五代さまの台詞、ありがとうございました!
      とても助かりました。

  2. koji より:

    待ってました。

    山崎銀之丞さん。

    僕の好きな俳優さんのひとりです。

    本作での活躍に期待大です。

    銀之丞さんと言えば東海テレビ制作の昼ドラでも数多く出演されていて「いい味」だしてました。

    その東海テレビ制作の昼ドラも来年3月で52年の歴史に幕を閉じることが発表されました。

    これにより民放の帯ドラマは無くなります。

    何気に残念です。。。

    さて、富田靖子ちゃんですが僕と同学年です。相変わらずの可愛らしさです(*^^*)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 富田靖子ちゃん

      『あさが来た』のキャスティングの中にこの名を見つけて以来、今日が来る日をずっと待ってました。

      > 銀之丞さんと言えば東海テレビ制作の昼ドラ

      これは初めて知りました。昼ドラはDVD化もされていないので幻の作品となってしまいそうですね。

  3. atsu より:

    このドラマはいい場面はセリフもよくたっぷり見せ、さっと次の場面に移る、でも、うまくその間が暗示されている。で、朝蔵さまの解説や感想で、改めて色々な場所で話が進んでいるのに驚くほどです。
    菊さん、心境ずいぶん変化していますよね。菊は天王寺屋で生まれ育ったし、はつと栄達が頑張っているので今はちょっと出遅れているようだけど、きっとあの着続けている紫の(多分)絹の着物を脱ぐ日がきますよね。むしろ、この順応できない日々が2年以上あったからこそ、惣兵衛が帰ってきてもその心境が理解できるのではないか、そんな気がします。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 紫の絹の着物

      着ているものには全く気がつきませんでした。
      山王寺屋への執着を着物で表現していることを見抜かれた鑑賞眼、素晴らしいですね!
      ビックリポンです。

  4. まりまり より:

    今回の放送で、とっても、五代様が新次郎さんに嫉妬するシーンがありましたが、なんといっているのかわかりませんでした。もし、わかりましたら、教えてください。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      五代さまは英語を使ったのですが、私はリスニングが不得手なので聞き取れませんでした。
      字幕では「なぜ、あんな男のことを・・・」と言ってました。

      • FYL より:

        「I don’t understand why him.」と聞こえますが、いかがでしょう?

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。
          改めて映像を見直してみましたが、
          教えて頂いた通りに喋っているようです。

      • meg より:

        いつも楽しみに拝見してます。

        I don’t understand. Why him?
        (わからん、なぜ彼を(好きなのか)?)
        って言ってますね。五代さまの表情も最高でした。
        これからも、ドラマ、ブログともに楽しみにしてます。

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。
          五代さまの言葉の文字起こしありがとうございます。
          五代さまがあさちゃんに対して日を追うほどに本気になってきましたね。