あさが来た 41話 新次郎が蔵野炭鉱に来訪

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2015年11月13日(金)放送
第7週 第41話 「だんな様の秘密」

『あさが来た』第7週 第41話 「だんな様の秘密」あらすじ

あさが炭坑夫たちと対立し続けていることを案じた新次郎が、炭坑のあさのもとに駆けつけて来ました。炭坑夫たちとの間のこう着状態が打開された顛末をあさから聞かされた新次郎は、あさを諭しました。

武器を用いた男流の仕切り方ではなく、女性特有の柔らかさを発揮した仕切り方のほうがあさには似合っているのではないかと。子供の頃、祖父の忠政からも同じことを言われたあさは、新次郎の言葉を素直に受け入れました。

その頃、大阪の加野屋では正吉と雁助が新次郎の噂をしていました。あさのおかげで新次郎は変わったと。正吉は20年前のある出来事を思い出していました。その時以来、新次郎が家業を敬遠するようになってしまったと。

一方、新次郎の言葉を受けて、あさは炭坑夫たちに武器で恫喝する格好となってしまったことを詫びました。そしてあさは、改めて勝負の決着をつけようと炭坑夫たちに戦いを挑みました。あさの言う戦いとは相撲のことでした。

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『あさが来た』第7週 第41話 「だんな様の秘密」
 事前発表あらすじのレビューと解説

炭鉱夫の抵抗に遭っていることをあさからの手紙で知らされ、あさの身を案じた新次郎が炭鉱に姿を現します。

しかし新次郎が到着した時はすでにこう着状態は打開され、あさと炭鉱夫の立場は逆転。炭鉱夫たちはあさに恐れおののいていました。

荒くれ者ばかりの炭鉱夫たちが恐れおののいてしまうあさ。そのあさの夫となればさぞかし恐ろしい男だろうと炭鉱夫たちは戦々恐々とします。

しかしあさの夫の実態は・・・思いっきり笑わせてくれそうなこのギャップがどのように演出されるのか。ここが今回の最大の楽しみです。

また、予期せぬ「恫喝」によって炭鉱夫を従わせる格好となったあさを、新次郎が諭します。あさにはあさのやり方があるのではないかと。

直前に三枚目の姿を披露した新次郎が一転、あさの本質を見極め、あさを心から納得させる場面もまた見どころになるかも知れません。

新次郎の言葉を受け自分を見つめ直したあさは、改めて支配人の宮部と相撲の勝負。

女だてらに腕っぷしの強いところを見せつけたあさは炭鉱夫たちの心をわしづかみし、晴れてあさと炭鉱夫たちの関係は良好に。

炭鉱経営はようやく前に向かって進み始めます。

『あさが来た』第7週 第41話 「だんな様の秘密」
 朝ドラ観賞後の感想

あさちゃんの作り方

ピストルよりも大福餅。あさちゃんを諭す新次郎さんの言葉を聞いて、あさちゃんの人と成りがどのように作り上げられたのかを考えてみました。

そもそもあさちゃんは父親似です。大股歩きであること。パチパチはんを弾く姿(梨江お母はん指摘)。商売上の度胸の良さ(正吉さん指摘)。等々。

そしてこれはまだ先の話しですが、五代さまは忠興さんと意気投合されるとの由。五代さまは恐らくあさちゃんと忠興さんに共通する強さを見出しているのかもです。

また、炭坑夫を「なめたらいかんぜよ!」と力と武器でねじ伏せたあさちゃん自身もまた、自分は父親似だと思っているかも知れません。

一方で、父親似でありながら父親にはない柔らかさを、忠政おじいちゃんは孫娘に認めて溺愛する。忠興さんを「おっかない」と感じる新次郎さんも同様です。

忠興さんがどうやら不得手らしい、忠政おじいちゃんと新次郎さん。柔らか志向のこの二人は、本人すらも気づいていないらしいあさちゃんの本質を鋭く洞察。

このあさちゃんの柔らかさに本人が気づいた時、硬軟合わせ持つ最強のあさちゃんが出来あるのかもしれません。

追い風に吹かれることが多い物語の前半と異なり、2016年放送分の物語の後半は、あさちゃんにとっても厳しい逆風が吹き荒れるに違いない。

そんな逆風を、硬軟合わせ持つ最強のあさちゃんが乗り切る様が今から楽しみです。

正吉さんの眼が泳ぐ

あれから20年とつぶやく正吉さんの眼が泳ぐ。

新次郎さんが商売嫌いになったきっかけがどうやら20年前のある出来事に由来し、その出来事は正吉さんにとっても非常に苦い思い出のようです。

正吉さんの目が泳いだのは、苦い過去をいまだに直視できないということなのでしょう。いよいよ次回「だんな様の秘密」が明かされるのでしょうか。

雁助さんとうめさんのフラグ?

女房に逃げられた過去を持つ独身の雁助さんと、うめさんのファーストコンタクト場面の登場です。

現時点では、雁助さんとうめさんが徐々に距離を縮めてゆくまでは判明しているものの、その先は不明です。

かねてより亀助さんのほうはふゆちゃんにデレデレになっていましたが、雁助さんにも再びの春が到来するのでしょうか。

それはさておき、雁助さんといい亀助さんといい今井家出身の女性に心を奪われるようですが、そもそも加野屋に恋愛対象となる女性はいなかったのでしょうか。

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コメント

  1. koji より:

    それと今回は山王寺屋の面々の出演が無かったのがチョット意外でしたね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 山王寺屋の面々の出演が無かった

      久しぶりに家族水入らずで過ごすための休暇をとっていたのかもです(笑)

  2. koji より:

    新次郎はんが、あさちゃんのホッペを両手でつねるシーン。微笑ましく感じました(^o^)。

    そう言えば、こんなシーンを前にも見たことあったような?と放送後に思い出しました。

    ごちそうさんだす。

    和枝はんが

    め以子ちゃんに

    やってはりましたね(笑)。

    あさちゃんと違うて

    め以子ちゃんは

    痛がってはりましたなあ(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > め以子ちゃんは痛がってはりましたなあ(笑)。

      ホッペつねり、どこかで見た記憶が・・・と思ってましたが
      思い出すことが出来てスッキリしました。

  3. 三毛猫コフィ より:

    ”北風と太陽”その通りです。
    相手よりより強い道具を持ちたい心理はむなしい、人類は蟻地獄にはまったように抜け出せない考えですよね。
    新次郎さんの考えは加野屋の家訓のような朝読み上げる言葉の中にもありましたよね”躾はしても無体な罰はしてはならない”とか読み上げていましたが。
    本当に似たもの同士の親子です。

    このドラマ深い!!
    脇役の心をきちんと拾っているし、飄々としたお祖父ちゃんの言葉が新次郎さんの言葉に繋がって物語がより生きてくるし録画し忘れた回があって後悔してます。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 飄々としたお祖父ちゃんの言葉が新次郎さんの言葉に繋がって

      さりげない一言が後々になって深い意味を伴って回収されるので、うかつに観ていられないです。

  4. うみがめ より:

    こんにちは。今回はピストルの使われ方がすばらしかったです!
    ピストルを身に携えている間、あさちゃんは自然に五代さまのことを思い出していたと思います。そして最大の危機の時に、あさちゃんを守りました。まさに「お守り」です。

    あさちゃんはピストル=力に魅入られそうになりました。そんなあさちゃんを新次郎さんは諭し、あさちゃんは「一生使わない」と誓い、ピストルは地面に置かれます。私はこの時、新次郎さんが五代さまを、あさちゃんから引き離したように見えました。ピストルを通して、あさちゃんをめぐる新次郎さんと五代さまの関係を見ているようでした。

    と、お言葉に甘えて勝手な感想を語らせていただきました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      新次郎さんが五代さまをけん制。十分に考えられると思います。
      新次郎さん、顔では笑ってますが五代さまに対してはかなり複雑な感情を持っているような気がします。

  5. 1013 より:

    あさちゃんの部屋を覗き込む治郎作さんの、予想外過ぎて理解不能という表情に大笑いしました。
    五代さんと治郎作さんが酒の一つも酌み交わしたらこのネタで意気投合しそうです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 五代さんと治郎作さん

      確かに!新次郎さんを酒の肴にしていくらでも盛り上がりそうです。

  6. よるは去った より:

    ピストルを持っている女の亭主ということで炭坑の労働者達が新次郎君を最初から怖がっている姿が何ともおかしかった。でも相撲でコミュニケーションを深めようなんてあさちゃんらしい。(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      治郎作さんの呆気にとられた表情が印象的でした。
      治郎作さんの理解をはるかに超えていたようですね、新次郎さんのキャラは。

  7. atsu より:

    きゃあ、あさちゃん、その格好危ない!!最後のシーンで思わず叫んでしまいました。品のない話で済みませんが、当時の女性の下着は腰巻の筈、あんな格好すると危険なんです。炭鉱夫もさぞ驚いたと思います。
    ただ、新次郎が来なかったら、あさは昔の菊のようになってしまったかも知れません。菊も好きでヒステリックになっていたわけではなく、一人で山王寺屋を支えなければという思い込みがエスカレートしたのでしょう。栄達は婿養子で遠慮があったし、惣兵衛は口達者な母に逆らえず、意見できなかった。ソフトに諭す新次郎は魅力的。あれを五代に見せたいところです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 新次郎が来なかったら、あさは昔の菊のようになってしまったかも知れません

      なるほど!言われてみれば、あさちゃんも倒産間際の菊さんも、現実に対して突っ張る一方でしたね。北風と太陽の寓話の、太陽を言葉と態度で説く新次郎さん、さすがです。

  8. サノ より:

    毎日ドラマと同じくらい楽しみにしています。今日の新次郎さん良かったですね。五代さんは剛の人、新次郎さんは柔の人ですね。
    どちらが良いと訳ではないと思いますが、その双方の人が身近にいて助けてくれるからあさちゃんはどんどん進化するのでしょう。
    人脈に恵まれるのも才能の1つでしょうか。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 五代さんは剛の人、新次郎さんは柔の人

      正反対の性格や考え方を持った二人との出会いに恵まれたからこそ、剛にも柔にも偏らないあさちゃんという人物が出来上がったのか知れない。

      コメントを拝見しながらそんなことを考えました。