あさが来た 95話 東京で五代友厚亡くなる

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年1月22日(金)放送
第16週 第95話 「道を照らす人」

『あさが来た』第16週 第95話 「道を照らす人」あらすじ

美和のもとに足を運んだあさを驚かせる知らせが飛び込んで来ました。五代友厚は明くる日には東京へと旅立ち二度と大阪には戻れないかも知れないと三坂は言うのです。三坂は続けて言いました。友厚はこれから東京で療養生活を送ることになると。

あまりにも唐突な知らせに言葉を失うあさを、事情を知る新次郎は五代のもとに連れて行きました。新次郎のはからいで、友厚と二人きりになったあさは、そこで初めて友厚が病魔に冒されていること。余命いくばくもないことを聞かされました。

あさは精一杯衰弱しきった友厚を励ましました。あさの励ましで生きる気力を取り戻した友厚は、この国のためにやり残したことがまだまだある。ここで死ぬわけには行かないと、仕事への決意を新たにしました。

友厚は東京に旅立ったものの、東京に移り住んで一ヶ月後の1885年(明治18)年9月。ついに友厚は激動の時代を駆け抜けた短い生涯の幕を閉じました。友厚の訃報を聞かされ泣き崩れるあさに、新次郎は無言で寄り添うのでした。

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▼五代さま関連記事
五代才助(友厚)実在モデル『あさが来た』劇中の登場場面と史実比較

midokoro
五代さまが亡くなります。

『あさが来た』始まって以来のロスが心配です。

しかし、日本の未来のために最後の最後まで力を振り絞って働き続けた五代さまの姿はあさちゃんと新次郎さんの心の宝物になるのではないかと思います。

そんな五代さまの最後の姿が今回のみならず、『あさが来た』全編を通しても最大の見所になるかも知れません。

ハンカチの準備が必須です。忘れないようにしましょう。

『あさが来た』第16週 第95話 「道を照らす人」
 事前発表あらすじのレビューと解説

あさの幼少期より登場し時には迷惑な人物として、後半には師匠としてあさに影響を与え続けてきた五代友厚の死がついに描かれます。

病で瘦せおとろえた自分の姿をあさに見られることを拒み続けていた五代友厚でしたが、大阪を発ち東京には戻れないかもしれないという友厚からの知らせを受け、あさは新次郎とともに友厚のもとに駆けつけます。

そしてあさと友厚の別れの場面が描かれます。

ところで、五代友厚の生涯を描いた映画の製作が進んでいるそうです。原作は黒川十蔵著『幕末を呑みこんだ男 小説 五代友厚』。

五代友厚を演じる俳優やメガホンをとる監督等、この記事をエントリーした時点では未定ですが、最新情報はFacebookページにてご覧頂けます。(本プロジェクトのブログも存在しますが更新が止まっているため、Facebookページをご案内致します。

▼五代友厚プロジェクト Facebookページ
https://www.facebook.com/godai.project

『あさが来た』第16週 第95話 「道を照らす人」
 朝ドラ観賞後の感想

五代さま逝去

かつてロンドンに滞在中の五代さまがあさちゃんに宛てて手紙を出したその理由がまさかこんなタイミングで語られるとは思いもよりませんでした。

物語前半。五代さま登場場面には必ずと言っていいほどエレキギターによる音楽が流されていました。

若かりし頃の、ちょっとばかりエキセントリックな面もあった五代さまのキャラクターを表現する音楽と受け止めて聞いてましたが、もしかするとあのエレキギターの音色は、ファーストペンギンを発見した五代さまの高揚感を表現したのかも知れない。

今回、昔の思い出を語る五代さまの姿を見てそんなことを考えていました。

あさちゃんは五代さまを「道を照らす人」と表現しました。しかし、五代さまにとってあさちゃんは「道を照らす人」だったのかも知れません。

大阪の街中で五代さまがチビあさちゃんから叱られなければ、もしかすると大阪の街に興味を引かれることもなく、大阪の商人こそが歴史を支えてきたと気づくこともなかった。

むしろ白蛇はんの横柄な態度に大阪と大阪商人への心証を悪くし、そもそも実業界に足を踏み入れることもなかったかもしれません。

五代さまとあさちゃん。不思議な縁で結ばれた二人を今回まで楽しませてもらいました。

五代さま、お疲れ様でした。

友ちゃんが新ちゃんに語った言葉

今回の最後、五代さまの訃報に触れ泣き崩れるあさちゃんの肩をそっと抱き、静かに寄り添う新次郎さんの姿を見ていて思い出したのは、友ちゃんが新ちゃんに語った言葉です。

「内からだけでなく、外からもあささんを支えてあげて欲しい」

泣き崩れるあさちゃんを、従前同様に内から支える新次郎さんですが、もうこの先、あさちゃんを外側から支える人は新次郎さんの他にいなくなりました。

今回、新次郎さんはそのことを痛感したかも知れません。いよいよ新次郎さんの活躍が期待されるところです。

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24 Responses to “あさが来た 95話 東京で五代友厚亡くなる”

  1. うみがめ より:

    ドラマを見終わって辛くなることを覚悟していたのですが、あさイチのディーンさんを見て、何故か元気が出てすがすがしい気分になってしまい、五代さまとあさちゃんが笑ってペンギンの話をしているシーンを思い返して最後に笑顔で会うことができてよかったと思えました。
    坂本龍馬も一時期埋もれていて、司馬遼太郎さんの小説で幕末の英雄として再認識されました。今回は朝ドラで五代さまが再評価。すごいことです!教科書での記述も増えるかも、ですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通り実在の五代さまの再評価は本当に喜ばしいことです。『あさが来た』では五代さまの生前の功績は一部しか紹介されなかったので、五代さまの生涯を描ききった作品が多数つくられてほしいものですね!(映画作品の準備が進んでいるそうです)

  2. もんすけ より:

    正吉さんの時とは違い、五代様のリアルな最期のシーンを描かなかったことに感銘しました。
    カフェの陽だまりの中、訃報が書いてあるであろう新聞を手にする美和さん。
    悲しみを発露するあさちゃんと新次郎さんにも柔らかな日差しが。
    まさしく「道を照らす人」の通り、
    五代様との楽しい思い出、受け取った激しい情熱が
    皆々の心の中で温かな灯になっていくのだと、じんわりと感じました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 五代様のリアルな最期のシーンを描かなかったことに感銘

      本当にそうですね!最期を省略した演出。亡くなる人よりも遺された人の悲しみに重きを置いた演出は粋だったと思います。

  3. SOX より:

    涙ぽろぽろ回でしたが、「大阪の商人には嫌な目にもあった」的なシーンで白蛇はんのシーンが使われたのはちょっと笑いました。
    (オープニングクレジットで回想出演を期待していたら「ここかよ」みたいな(笑))

    朝蔵様やここに投稿される方々がよく鋭く指摘されるこのドラマが受ける要因の「演出の妙」みたいなものがこういうところにも発揮されているのか?(笑)みたいな。
    まあ、受けたのは「泣かせ」だけで終わる話が嫌いな私だけかもしれませんが。。。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      白蛇はんが悪い思い出の代表例にあげられていたのは僕も笑わせてもらいました。
      おっしゃる通り、泣かせるだけでないバランス感覚が絶妙でした。

  4. はりゅ より:

    遂にこの日がやってきてしまいましたね。
    五代さん&ディーン藤岡さんありがとうございました。
    私たちにとってもドラマ自体にとっても、彼の損失は大きいですね。
    これからもたくさんの魅力的なキャラが控えていますが
    来週あたり踏ん張りどころのような気がします・・・応援しますが!
    個人的に今日のあさとの別れシーンよりも
    昨日の男の約束シーンのほうがぐっときました。
    本当のかっこつけってこのふたりみたいなことをいうんだなぁ。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      僕も昨日の新ちゃん・友ちゃんの場面が好きでした。
      泣かせる場面でもないのに泣けてくる。
      心に沁みる名場面でした。

  5. atsu より:

    あ~、五代さんの馬鹿馬鹿!危うくあさのあんなきれいな顔を見ずじまいになるところだったじゃないですか。自分の衰えた姿を見せたくないって言ったけど、やっぱり自分を前向きにしてくれるのはあさじゃないですか。「あなたが私のファーストペングウィン」って、自分のファーストペンギンだと思っている相手からの最高の褒め言葉をもらえたじゃないですか。本当によかったです。(と言いながら、また涙で顔がグショグショになっています)
    「本当に追いつけない人になってしまった」平凡な言葉を使っているようでいて、深い悲しみを感じさせられました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 自分の衰えた姿を見せたくない

      最後にカッコつけを捨て去り、本当は会いたかったと本心を吐露する切ない姿に泣かされました。三坂さんがあさちゃんに渡したペンギンの写真の凛々しい立ち姿。あさちゃんにもう一度会いたいという五代さまの気持ちがあのペンギンに濃厚に込められてましたね。

  6. ふー# より:

    あのBGMは五代さんが英国に留学したので、ブリティッシュハードロック風のギターのリフを入れたのでしょうね。あれ、めっちゃ好きですわ。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 英国に留学したのでブリティッシュハードロック

      なるほど!深く納得のご指摘です。
      ブリティッシュハードロックと江戸時代の奇跡のコラボでした。

  7. tonton より:

    現代の感覚だとなかなか納得いかないですが、
    (史実だと周りに女性がいっぱい状態の)五代があさに対して抱いていた感情は、
    秀吉がお市の方に抱き続けた懸想と似たような物と捉えればいいのかな?と
    思うようになったらこのドラマに於いて、あさを追いかけた五代に納得いきました。
    そんな彼を明日から回想以外で見れなくなるのが何とも寂しいですね。
    そしてあさが洋装で自転車を乗り回す姿を見ぬまま亡くなったのは残念です。

    でも今日はあさと美和の演技に泣かされました。

    第4話で惣兵衛さんにないがしろにされ
    「大阪の商人なんぞ潰してやるど」と息巻いていた若いお侍さんが「大阪経済の父」となって生涯を終える
    その心境の変化が今日の五代のセリフで説明されて引っ掛かってた物が一つ
    解消されました。

    五代氏はスタート時から他のキャストと共に番組を盛り上げてくれただけでなく、
    ビジュアル面に於いてドラマに華やかさを与えてくれたスパイス的というか
    炭酸飲料にとってはなくなてはらない気のような存在だったと思います。

    描写が梅ちゃん先生の松岡以上に奇人変人モードが強かったので
    メロメロになる視聴者もいれば強烈なアンチも生み出したキャラでした。
    正吉が常に安心安定を提供して静かに亡くなったのに対して
    五代はアグレッシブだった分、退場のインパクトが強かったのではないでしょうか。

    この番組の中での五代友厚というキャラクター作り、
    佐野Pが演じたディーン藤岡氏という容姿に恵まれた人材を登用しただけでなく、優秀な企画、プロット作り、脚本、演出、ヘアメイク、スタイリストといった
    超優秀なスペシャリスト集団による極めて突き抜けた仕事ぶりが合わせられての賜物だったと思います。

    劇中の彼の描写は史実とかなり違っていたけど、世間にすっかり忘れられていた五代友厚の名前を蘇らせる事に関しては
    大大大成功ではないでしょうか(この作品ではそれが一番の目的だったと見受けられるので)?

    一つ気になるのは、五代と美和の関係です。
    明日の放送の彼女とあさのやりとりでそれが出て来るのか見物です。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      詳細にわたるレビューをありがとうございます。本作への愛情がひしひしと伝わってくる内容です。

      > 「大阪の商人なんぞ潰してやるど」

      五代さまがこんな言葉を叫んでいたことをすっかり忘れていました。そこまで言った五代さまがその生涯を大阪の商人たちに捧げる。やはり、あさちゃんに導かれたのでしょうか。

      > 五代と美和の関係

      同じ気になります。そして五代さまの死を美和さんがどのように受け止め、それを乗り越えるのか。

      • tonton より:

        11月から危惧していた五代ロス。朝の目覚め時から嫌な気分が起き続けて
        暗い気分が続いていましたが、昼過ぎには収まりました。
        アイルトン・セナ ロスを経験してF1見るのが辛くなってファンを辞めた過去があるので
        それと比べたら・・・というのもあって思いのほか立ち直りが早かったです。

        はい、この作品は皆様が愛着を持ってるのと同じ位大好きです(笑)。
        サトシの描写が無駄に長くて退屈だったのはマイナスでしたが、序盤から8週までのスリリングな展開があったからこそ
        思い入れがあります。

        他の方々もおっしゃるように大阪の商人憎しだった五代が大阪商業の発展に貢献したのは
        あさ&新次郎夫妻と五代にとってお互いが「大阪の大恩人」「道を照らす人」であると
        私も思ってます。

        明日の放送の中盤から2月中旬まではドラマも試練と踏ん張りどころとなるでしょうけど
        マッタリと録画した物を好きな時に見ればいいという気楽さが戻って来る
        プラスの面もあります。

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。
          ロスからの回復が思いの外早かったようで何よりです。史実通りに物語が展開すれば新次郎ロスも避けては通れません。この時の衝撃は大きいでしょうね。
          願わくば『マッサン』のエリーちゃんの時のように最終回の直前のタイミングにしてもらいたいものです。

  8. えびすこ より:

    あさと五代は初めて会ってから25年くらいたっていますね。
    ディーンさんあさイチにも出ていました。
    あるところで五代友厚をこの番組の「2番手の男」と言う表現をしていますが、来週からは誰が2番手の男になるのかな?
    朝ドラ2番手の男は梅ちゃん先生だと松岡、あまちゃんだと足立ヒロシ、花子とアンでは木葉朝市、前作まれでは一徹ですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      「2番手の男」不在のまま結末まで進んで行くかもしれないですね。『梅ちゃん先生』の松岡くんも途中の退場後には「2番手の男」不在。結末近くに再登場したものの、その時はすでに松岡くんは「2番手の男」ではなくなっていたような気がします。

  9. よるは去った より:

    商人が世の中を支えているんだと悟った時、五代友厚氏の胸の内には幾つの課題が湧いてきたのでしょう。こなせばこなすほどそれは尽きないものだったかも。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      薩摩藩は経済の重要さをいち早く見抜いていたので、そんな中で育った五代さまも時代の先を見通す慧眼が養われていたのかも知れないですね。

  10. よるは去った より:

    世の中を縁の下で支えているのが商人たちだと悟った時、五代友厚氏のむねな

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      いつもコメントありがとうございます。
      よるは去ったさん、頂戴したコメントが途中で切れてしまったみたいです。

  11. tonton より:

    五代友厚の退場回がついに正式発表されたんですね。
    この週の演技はシリアスだと思われますのでディーン藤岡氏にとって役者としてファイティン!と
    声援を送りたいです。

    あと私個人としては、この日でドラマの五代は無くなりますが、オンエア序盤のイギリスから送られて来た手紙と一緒に
    同封されていた自転車に乗った夫人のイラストネタの伏線が
    回収されて初めて彼の昇天を受け入れられる様な気がします。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 自転車に乗った夫人のイラストネタの伏線

      実にポエジーな最期ですね!
      いつもエレキギターの音色とともにとんでもない登場の仕方を繰り返してきた五代さまのこと、最期もエレキギターに送られて粋な終わり方を見せてもらいたいです。

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