あさが来た 第14週 新春、恋心のゆくえ

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年1月4日 〜 1月9日放送
第14週「新春、恋心のゆくえ」

『あさが来た』第14週「新春、恋心のゆくえ」あらすじ

1879年(明治12年)正月。ふゆに失恋した亀助は、正月だというのに浮かない表情を浮かべていました。しかし、亀助には自分の失恋以上に気がかりなことがありました。新次郎に想いを寄せながら見知らぬ男のもとに嫁ぐふゆが亀助には不憫だったのです。

そんな中、ふゆの父親・彦三郎がふゆの婚約者・平蔵を連れて加野屋にやって来ました。ふゆの結婚が間近に迫ったことを知った亀助は行動に出ました。ふゆの想いを新次郎に伝え、独身最後の思い出をふゆにつくらせようと亀助は新次郎に協力を求めたのです。

新次郎は亀助の頼みを快く引き受けました。しかし、新次郎がふゆを連れている現場を平蔵に目撃されてしまいます。新次郎とふゆの「逢い引き」を知らされた彦三郎は激怒。怒り心頭の彦三郎からふゆを守ったのは亀助でした。

彦三郎と乱闘の末、亀助はふゆと結婚することになりました。二人の祝言の仲人は新次郎とあさがつとめ、祝言に呼ばれた雁助も帰ってきました。結婚後、亀助とふゆは加野屋に戻った雁助に代わって、夫婦揃って九州の炭鉱に旅立つのでした。

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『あさが来た』第14週「新春、恋心のゆくえ」各回あらすじとレビュー

第79話 1月4日(月) 恋に破れ元気がない亀助
第80話 1月5日(火) ふゆの婚約者・平蔵登場
第81話 1月6日(水) あさが大阪で友厚と再会
第82話 1月7日(木) ふゆの恋心を知る新次郎
第83話 1月8日(金) 亀助と彦三郎・平蔵乱闘
第84話 1月9日(土) 亀助とふゆ結婚し九州へ

『あさが来た』第14週「新春、恋心のゆくえ」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

正吉の逝去。大久保卿を襲った悲劇。悲壮なエピソードで前半の幕を閉じた『あさが来た』でしたが、年明けは亀助の明るい恋バナからのスタートです。

第14週のレビューと見どころ

年明け第一週のサブタイトルにある「恋心」とは、亀助のふゆへの恋心。そして、ふゆの新次郎への恋心を意味します。

山王寺屋の倒産前。当時はまだ山王寺屋ではつのお付きだったふゆに一目惚れした亀助は、山王寺屋の倒産を経て加野屋に引き取られたふゆに恋心を抱き続けていました。

しかし、ふゆは亀助の気持ちには全く気付かず新次郎に想いを寄せる。一方、亀助もふゆの気持ちには気づいていませんでした。

『あさが来た』前半で描き続けられて来た亀助のふゆへの恋心と、ふゆの新次郎への恋心が前年放送分の最終週で転機を迎えました。

ふゆが実は新次郎に想いを寄せていることを亀助がようやく察知。そしてその直後のふゆの縁談です。前年放送回はこの恋心の転機で終了しました。そして、この転機受けによって年明けの『あさが来た』がスタートです。

歴史・時代背景

1879年(明治12年)
1876年(明治9年)頃まで頻発した不平士族の大規模な反乱。1877年(明治10年)には西南戦争勃発。そして1878年(明治11年)には大久保利通の暗殺と、明治維新以来続いていた国内の混乱もようやく収束の兆しが見え始めたのが1879年(明治12年)です。

この頃、あさの実在モデル・広岡浅子さんは長女をすでに出産しているものの、炭鉱業への進出は5年後の1884年(明治17年)。特段の記録も残されていないことから、この当時の広岡浅子さんは今で言う「専業主婦」であったと思われます。

『あさが来た』第14週「新春、恋心のゆくえ」一週間のエピソード観賞後の感想

亀助さんとふゆちゃんの恋をテーマに据えた今週は、正直言って正月休み明けのウォーミングアップくらいに思っていました。この週を観るまでは。

亀助さんとふゆちゃんの初々しい恋が成就した第14週。ウォーミングアップどころか、長編ドラマのクライマックレベルの重厚な出来栄えに、正月休みボケから一瞬にして目覚めさせられるインパクトの強い一週でした。

僕にとっての朝ドラの醍醐味の一つは朝ドラが持つ群像劇の側面です。

そして群像劇の醍醐味と言えば登場人物たちの人間関係のカオスです。夫婦、親子、兄弟姉妹、恋人、師弟、その他いろいろ。彼らの関係が時に損なわれ、そして修復される。

『あさが来た』前半では、山王寺屋倒産前後の物語が群像劇の醍醐味を心ゆくまで堪能させてくれました。

その群像劇の醍醐味が再び戻って来た!そんな気がする第14週でした。

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2 Responses to “あさが来た 第14週 新春、恋心のゆくえ”

  1. tonton より:

    朝蔵さん明けましておめでとうございます。

    今年も朝ドラへの思いを語る場所として、このスペースにお世話になりたいと思います。

    プレマップで14週から20週くらいまでの映像が紹介されてましたが
    渋澤役には貫禄のある人を、成澤役には色気のあるキャストを置いて欲しかったという個人的な我がままは置いておいて、

    やはり戻って来る事が確定している山王寺屋組だけでなく、女子大編でのキーになりそうな忠興の出番をできるだけ多くする事と
    何より脚本の出来が重要だなという印象を受けました。

    ところで紅白の特別版には撮影が終わっている雁助まで出てくれたのには涙でした。

    それでは今年も宜しくお願いいたします。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      明けましておめでとございます!

      前半の平均視聴率の推移などから推測する限り、多くの視聴者の方々は前半の物語のピークを山王寺屋の悲劇に感じていたような気がします。

      さて、後半の物語とりわけクライマックスは、山王寺屋の悲劇を圧倒するような悲壮感あふれるエピソードでないとクライマックスを成り立たせることが困難になるかと思います。

      さらに後半の物語のベースとなる主人公の史実は概ね順風満帆な時代が続き、前々作以前のような困難な時代(日本本土の戦争など)でもありません。そんな中、どのようなクライマックスを見せてくれるのか。期待と不安が入り混じった気持ちでいます。

      いつもお気遣いありがとうございます。今年もよろしくお願い致します!

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