あさが来た 第16週 道を照らす人

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年1月18日 〜 1月23日放送
第16週「道を照らす人」

『あさが来た』第16週「道を照らす人」あらすじ

加野屋が銀行を開業することに懐疑的だった榮三郎でしたが時代の波には逆らえず、ついに三年後の加野屋の銀行開業を宣言しました。あくまでも当主に仕えるという立場を貫く雁助は、本心を隠して榮三郎の決断を支持しました。

新次郎だけは雁助の本心を察していました。新次郎は雁助に告げます。自分の望む道を迷わず歩んで欲しいと。そんな中、加野屋を去る自分について来て欲しいと雁助はうめに声をかけました。しかし答えに窮するうめに雁助はそれ以上のことは言えません。

その頃、五代友厚は病魔に冒されていました。余命わずかとなった衰弱しきった友厚の姿は新次郎を驚かせます。新次郎のはからいで友厚と会うことが出来たあさは友厚を精一杯励ますものの、ほどなくして友厚はその生涯を終えるのでした。

一方、平十郎と名乗る男が加野屋に度々顔を出すようになりました。平十郎は加野屋で働くことを望んでいるに違いない。そう察した雁助の推測は当たり、あさと新次郎は早速、平十郎の面接を行うことにしました。

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『あさが来た』第16週「道を照らす人」各回あらすじとレビュー

第91話 1月18日(月) 宮部が大阪にやって来る
第92話 1月19日(火) 榮三郎が銀行開業を決断
第93話 1月20日(水) 加野屋を去ると雁助決意
第94話 1月21日(木) 病魔に冒される五代友厚
第95話 1月22日(金) 東京で五代友厚亡くなる
第96話 1月23日(土) 山崎平十郎加野屋に現る

『あさが来た』第16週「道を照らす人」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

加野屋の大番頭・雁助の終わりのはじまりが今週ついに描かれます。同時に五代友厚の病死の場面も登場。『あさが来た』前半を彩った二人の大物が退場します。

第16週のレビューと見どころ

加野屋が両替屋から銀行に商売替えすることに対して否定的な態度をとっていた榮三郎の眼にも、商売替えは時代の必然と映るのでしょうか。ついに加野屋の銀行開業を宣言。

榮三郎以上に加野屋の銀行開業を頑なに反対していた雁助も当主に仕える立場として榮三郎の決断に賛成します。

しかし、頭脳明晰な実務家の雁助のこと。加野屋が銀行に商売替えするのは避けては通れない道であることを恐らくは雁助も理解しているものと思います。

しかし、心から心服していた正吉はすでに亡く、心から愛した両替屋の暖簾を加野屋が下ろすことになった今、雁助は自分の役割がすべて終わったと考えるのかも知れません。

ついに雁助はうめに本心を語る形で、加野屋を去る決意を口にします。

雁助がうめに語る加野屋を去る本心とは。そしてその雁助の気持ちをうめはどのように受け止めるのか。詳細はまったくわかりません。

今週は五代友厚の死も加わり辛く切ない週になりそうです。

歴史・時代背景

1885年(明治18年)

朝ドラ『あさが来た』劇中でも描かれますが、1885年(明治18年)9月25日に五代友厚が糖尿病が悪化し逝去。生まれ故郷の薩摩からも、半生を捧げた大阪からも遠く離れた東京の地で49年の生涯の幕を閉じています。

当時の大実業家の多くが事業から得た巨万の富を蓄積し大なり小なり自らの財閥を形成したのに対して、五代友厚は自らの財閥をつくることなく事業から稼ぎ出した富は新たな事業に再投資。お金でなく事業と人を残すことに徹した生涯でした。

生前には政商とに非難に甘んじたこともある五代友厚でしたが、価値の高い事業を数多く遺した功績が讃えられ葬儀には五代友厚の死を悼む大阪の人々が参列。約5千名にも及ぶ弔問者が集まったと伝えられています。

『あさが来た』第16週「道を照らす人」一週間のエピソード観賞後の感想

五代さまが亡くなりました。

五代さまがなくなった回が放送された日の前後には当ブログに数多くのコメントをお寄せ頂きましたが、いずれも深い洞察による鋭い感想ばかりで、おかげさまでより深く『あさが来た』の世界を楽しむことが出来ました。

コメントをお寄せ頂きました皆さま、本当にありがとうございます。

頂戴したコメントを拝読させて頂き、改めて第16週を振り返ってみたのですが、劇中で五代さまを一番深く理解していたのは実は美和さんだったのかも知れないということです。

あさちゃんに影響を与え、またあさちゃんによって大阪財界に導かれたと語っていた五代さまでしたが、滅私の生涯を貫いた侍スピリットを理解していたのは大久保卿を除けば美和さんだけでした。

そして最大の理解者の美和さんを通したことで、五代さまが遺した仕事の偉大さをあさちゃんがより深く理解し、受ける影響もより大きくなる。

考え抜かれたキャラクター相互の関係、そして展開だったと思います。

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コメント

  1. tonton より:

    注目の16週のオンエアも終わりましたけど、まさか五代友厚と
    五代ロス、ディーン藤岡 氏がここへ来て社会現象となるとは
    予想外でしたね。

    五代ロスなんて視聴者が勝手に呟いたり諸サイトに投下してただけなのに
    NHKが宣伝するのは当たり前として、諸ネットメディアや民放各局、新聞までがこぞってフィーバーしたのはびっくりぽんでした。

    ディーン氏は内心戸惑ってるかもしれません、今後の作品選びは是非とも慎重に選んで演技の幅を広げて欲しいです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『マッサン』の比較的控えめな鴨ロスは想定内でしたが、五代さまのここまでの騒動は全くの想定外でした。