あさが来た 第17週 最後のご奉公

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年1月25日 〜 1月30日放送
第17週「最後のご奉公」

『あさが来た』第17週「最後のご奉公」あらすじ

はつと菊が藍之助を伴い加野屋にやって来ました。あさとよの、はつと菊が談笑するその一方で、千代と意気投合した藍之助は自分の悩みや将来への望みを千代に語ります。藍之助は農家を継ぐことに不満を持っていました。藍之助は商人になることが望みだったのです。

その頃、ある噂が加野屋の面々を不安に陥れていました。雁助が加野屋を辞めるつもりでいるという噂が加野屋の間で流れていたのです。その噂を耳にした榮三郎は雁助を問い詰めます。その噂は本当なのかと。

一方、雁助が加野屋を去るつもりでいることを知っているうめは胸を痛めていました。そんなうめの辛い胸中を察したあさはうめに相撲を挑みます。それは、かつて嫁入りに悩むあさを相撲によって全身で受け止めてくれたうめへの恩返しでした。

月日は流れ、1888年(明治21年)ついに加野銀行が開業しました。そんな中、雁助は千代に告げました。母親の背中に学べと。銀行開業のお祭り騒ぎの中、雁助は千代にだけ言葉を残すと、ひとり静かに加野屋を去って行くのでした。

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『あさが来た』第17週「最後のご奉公」各回あらすじとレビュー

第97話 1月25日(月)  はつと菊が加野屋に来訪
第98話 1月26日(火)  千代と藍之助が意気投合
第99話 1月27日(水) あさは東京で忠興と再会
第100話 1月28日(木) 新次郎が紡績工場を創業
第101話 1月29日(金) 渋沢栄一あさに助言する
第102話 1月30日(土) 加野銀行開業/雁助去る

『あさが来た』第17週「最後のご奉公」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

はつと菊。そして成長した藍之助が登場します。一方で加野屋はついに銀行を開業。この先農業よりも商人の道を志し、あさのもとで実業に就くことになる藍之助の将来へのフラグが今週の見どころです。

第17週のレビューと見どころ

大人・藍之助のキャスティング発表時の情報によれば、藍之助は両親がはじめた農業を嫌い商人になることを望むとの由。山王寺屋一家が和歌山に向けて旅立つ前晩、加野屋に泊まった藍之助が見せた算盤の才能というフラグが間もなく回収されます。

ところで史実では、広岡浅子さんの長女・亀子さんは婿養子として迎えた男性と結婚。婿養子が広岡家の家督を継いでいます。

朝ドラ『あさが来た』劇中で、上記の亀子さんをモデルにしたあさの長女・千代の結婚相手は誰になるのか。そしてその結婚相手が加野屋の家督を継ぐのか。本記事をエントリーした2015年12月30日の段階では詳細は不明です。

しかし、藍之助と千代が意気投合すること。藍之助が商人の道を志し、あさのもとで修行すること。そして、当時は従兄弟同士の結婚は決して珍しいことではなかったことなどから、もしかすると藍之助は千代と結婚するのではないかと僕は密かに予想しています。

一方、雁助がついに加野屋を去る日の到来です。加野屋の銀行開業の賑わいの中を一人去って行く雁助が、誰にも挨拶せず最後に千代にだけ言葉をかけた理由は何なのか。うめは雁助に分かれを告げることが出来るのか。

雁助ファンだった僕としては、気になる要素がたくさんある反面、切な過ぎる展開を観るのが辛い。待ち遠しいけれどやって来て欲しくない第17週です。

歴史・時代背景

1888年(明治21年)
朝ドラ『あさが来た』劇中で描かれた通り、1888年(明治21年)に加野屋の実在モデル・加島屋は加島銀行を設立。そして加野屋の当主・榮三郎の実在モデル、加島屋􏰁当主・三男􏰁正秋が加島銀行の初代頭取に就任しています。

その後、加島銀行は広岡浅子が娘婿に迎えた広岡恵三の卓越した経営手腕によって順調な発展を遂げるものの昭和初期の金融恐慌の直撃を受け、加島銀行は廃業。加島銀行を前身とする銀行は現存しません。

『あさが来た』第17週「最後のご奉公」一週間のエピソード観賞後の感想

加野屋を訪ねて来たはつちゃんが涙もろくなってきたことを告白。そのはつちゃんにうめさんが言いました。

年をとってから涙もろくなるのは艱難辛苦を乗り越えてきたことの何よりの証拠。それは決して恥ずかしいことではない。

そう言ってはつちゃんを励ましたうめさんが初めてみせる涙。

そのうめさんの涙は、悲恋への涙も半分はあったかも知れません。しかし、残りの半分は長きにわたって仕え続けてきたあさちゃんの成長を喜ぶ涙だったような気がします。

「うめを泣かしてあげようと思った」

あさちゃんがうめさんに相撲を挑んだのは、うめさんに涙を流す機会をつくりその涙を受け止めようとする心遣いでした。

そんな心遣いを出来るようになったあさちゃんの成長が嬉しかった。心遣いそのものがたまらなく嬉しかった。

うめさんの悲しみと喜びがいい案配にブレンドされたキレイな涙でした。

さて、雁助さんとうめさんの二人の関係は悲恋に終りました。

しかし、大人の恋の結末としてはこれ以上のものを望んではバチが当たるのではないかというほどの出来栄えに、切なさ半分、満足半分です。

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6 Responses to “あさが来た 第17週 最後のご奉公”

  1. tonton より:

    1週間のオンエアも終わりましたね。
    こちらは五代ロスを乗り越える事ができました。
    決め手は渋沢栄一のゲスト出演でした。

    彼が短期間ながら臨時の師匠を役割を果たしただけでなく、
    五代があさに渡し損なったバトンを代わりに拾って彼女に渡し、
    そしてこれから彼女が師匠となって成澤に引き継いでいくという筋書きが
    退場した旧キャストから新たに入る新キャストへの移行、旧時代から
    新時代への移行と物語の舞台や時代背景を上手にシフトチェンジ
    できてたからです。
    ちなみに五代は師匠という感じが全くしませんでしたが、渋沢は
    師匠らしかったです(笑)。

    ただし中盤まではオンエア開始時から番組をゼロから作り上げた
    主役や準主役、脇の皆がそれぞれ与えられた役割を上手にこなして
    いたので高評価を得ましたけど、
    新メンバーの人達はそのゼロから出来上がっていく過程を見てない状態で
    抜けたメンバーの穴を埋めなきゃいけない状態での途中参加ですので
    大変だと思います。

    と打った所で同じく試練の週の18~19週は山王寺屋にスポットが
    再び当たる作りになってますね。
    実際にドラマの出来を見て見ないと判りませんが。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 試練の週の18~19週は山王寺屋にスポット

      前半の物語を大いに盛り上げた要素が山王寺屋の没落でした。その山王寺屋と再生と、再生の中で新たに生じた確執がこの2週をどれだけ引っ張ってくれるか。要注目ですね。

  2. tonton より:

    今日、大泉洋が表紙のステラ1/29号を立ち読みしたのですが、
    そこに書かれていて気になった事が2つ。

    はつが肝っ玉母さんへと変貌する事。
    このドラマのテーマの一つが「変化」ですが、はつも例外なく変わる展開は嬉しいです。

    あと、あさとうめの悲しみの相撲の展開にひょっとして?と疑ってたのですが、
    雁助の手紙の主は、案の定別れた奥さんからだそう。
    しかし彼は後半ポスターに残留したので、3月の中旬から下旬辺りの展開に目が離せません。

    来週月曜はいよいよ後半ガイドが発売されますね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 雁助の手紙の主は、案の定別れた奥さん

      距離がなかなか縮まらない雁助さんとうめさんの二人の関係の触媒の役割を果たすかも知れないですね、別れた奥さんは。

  3. tonton より:

    サブタイが「最後のご奉公」とステラHPに出ました

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      いつもコメントありがとうございます。
      早速、追記させて頂きました。

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