べっぴんさん 主要登場人物のモデル一覧/坂野惇子とファミリア

NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、坂野惇子(ばんのあつこ)さんはじめ主要登場人物の実在モデルを一覧形式でまとめています。

朝ドラ『ぺっぴんさん』主要キャストとキャラクターの実在モデルとなった人物一覧

  • 坂東すみれ【ヒロイン】・・・・・・・・・・・坂野惇子(旧姓:佐々木)
  • 田中紀夫【すみれの夫】・・・・・・・・・・・坂野通夫
  • 坂東さくら【すみれの長女】・・・・・・・・・坂野光子
  • ?【すみれの長女の夫】・・・・・・・・・・・岡崎晴彦(坂野光子の夫)
  • 坂東五十八【すみれの父】・・・・・・・・・・佐々木八十八(佐々木営業部創業者)
  • 坂東はな【すみれの母/ナレーション】・・・・佐々木倆子(旧姓:雲川)
  • 坂東ゆり【すみれの姉】・・・・・・・・・・・佐々木智恵子(結婚後:三浦)
  • 田中五郎【すみれの義父】・・・・・・・・・・坂野兼通
  • 野上正蔵【坂東営業部の番頭】・・・・・・・・尾上設蔵(佐々木営業部の支配人)
  • 野上潔【野上正蔵の息子】・・・・・・・・・・尾上清(レナウン初代社長)
  • 多田良子【すみれの女学校時代の同級生】・・・田村江つ子(ファミリア創業に参加)
  • 小澤勝二【多田良子の夫】・・・・・・・・・・田村寛次郎【?】(ファミリア取締役)
  • 田坂君枝【すみれの女学校時代の同級生】・・・村井ミヨ子(ファミリア創業に参加)
  • 村田昭一【田坂君枝の夫】・・・・・・・・・・村井完一【?】(ファミリア監査役)
  • 小野明美【坂東家女中・マツの娘】・・・・・・大ヶ瀬久子(ベビーナース)
  • 麻田茂男【神戸の靴店「あさや」店主】・・・・元田蓮
  • 大島保【大急百貨店社長】・・・・・・・・・・清水雅
  • キアリス【すみれが設立した会社】・・・・・・ファミリア
  • ベビーショップあさや【すみれ開業の店】・・・ベビーショップ・モトヤ
  • 坂東営業部【坂東五十八が設立した会社】・・・佐々木営業部(レナウンの前身)
  • あさや【神戸の靴店】・・・・・・・・・・・・モトヤ靴店
  • 『べっぴんさん』ヒロインすみれモデル 坂野惇子:早わかり年表

    『べっぴんさん』ヒロイン・坂東すみれの実在モデル、坂野惇子さんの生涯が早わかり出来るよう年表形式でまとめました。

    この年表だけでは物足りない!坂野惇子さんのことをもっと知りたい!という方向けには、坂野惇子さんの生涯をより詳しく記した記事へのリンクをこのページの最下段に設置してあります。

    合わせてご覧ください。

    1918年(大正07年):4月11日 兵庫県神戸市で佐々木八十八の三女として誕生
    1935年(昭和10年):甲南高等女学校在学中に坂野通夫と出会う
    1940年(昭和15年):坂野通夫と結婚
    1942年(昭和17年):長女・光子が誕生
    1943年(昭和18年):夫・通夫が出征(昭和21年に復員)
    1948年(昭和23年):ベビーショップ・モトヤが開店
    1950年(昭和25年):株式会社ファミリア設立
    1952年(昭和27年):夫・通夫がファミリア取締役に就任
    1956年(昭和31年):夫・通夫がファミリア代表取締役社長に就任
    1966年(昭和41年):長女・光子が岡崎晴彦と結婚
    1992年(平成04年):夫・通夫が死去
    2005年(平成17年):惇子、心不全により永眠。享年87歳。

    『べっぴんさん』ヒロインは子ども服メーカーの創業者がモデル

    朝ドラ『べっぴんさん』ヒロインの実在モデルである坂野惇子(ばんのあつこ)さんは1918年(大正7年)4月11日生まれ。

    戦後間もない1948年(昭和23年)に友人たちとともに神戸にある「モトヤ靴店」の店内のショーケースを間借りし、ベビー用品店「ベビーショップ・モトヤ」を開店。

    終戦直後の物資不足の中、粗悪品ですらも飛ぶように売れた時代に品質に徹底的にこだわった「ベビーショップ・モトヤ」の商品の評判は口コミで広がります。

    「ベビーショップ・モトヤ」開店2年後の1950年(昭和25年)、ベビー用品事業を拡大し、より多くの人々に高品質の商品を届けるために株式会社化し「ファミリア」を創業。

    「赤ちゃんのため」に徹した商品づくりは世間の注目の集まるところとなり、創業一年目にして阪急百貨店への直営店の出店が決定。

    その評判はまたたく間に関東にも届きます。

    東京の百貨店で「子供服展」を相次いで成功させた「ファミリア」は、ついには皇室御用達ブランドにまで成長してゆくのです。

    ファミリアが作る子供服の品質への徹底したこだわりは「愛情品質」と呼ばれ、現在もなお関西地方を中心に根強いファンを持っています。

    坂野惇子さんは、生涯にわたって赤ちゃんのデリケートな肌に優しい子供服を医学的な知見に基づいて研究・開発を続けました。

    1992年(平成4年)に同社の会長職に退き、2005年(平成17年)9月24日。87歳の生涯を閉じています。享年87歳。

    『べっぴんさん』ヒロインを支える登場人物も魅力がいっぱい

    朝ドラ『べっぴんさん』の物語を彩るのはヒロインだけではありません。

    ヒロインを支える登場人物たちの実在モデルの方々の人生もまた、それぞれが一本のドラマとして成り立つような波乱に満ちた生涯を送られています。

    ヒロイン実在モデル・坂野惇子さんの父親はレナウン創業者・佐々木八十八氏です。

    レナウンの前身にあたる「佐々木営業部」という企業を一代で築き上げ、軌道に乗せた事業の経営を部下に任せると自身は政界に進出。

    創業者の佐々木八十八氏から「佐々木営業部」の経営を引き継いだ尾上設蔵氏は同社を盤石な企業に育て上げることに貢献しました。

    そして尾上設蔵氏の長男・尾上清氏は、戦後になって巨大なレナウン・グループの構築に成功しています。

    坂野惇子さんの夫・坂野道夫氏も、社長就任を拒む坂野惇子さんに代わって「ファミリア」の社長として会社の舵取りをすることで坂野惇子さんの夢を応援しました。

    坂野惇子さんと一緒に「ファミリア」を創業した女性たちもまた、セレブリティ一族の奥様にして坂野惇子さんとともに走り続けた夢追い人。

    これらの人々をモチーフにした登場人物たちが時にヒロインを応援し、時にヒロインから元気をもらいながら織り成されるドラマ。それが『べっぴんさん』です。

    何故「ファミリア(familia)」は子供服のトップブランドになれたのか?

    坂野惇子さん、そして彼女を支えた様々な人々の努力によって「ファミリア」は子供服とベビー用品のトップブランドに君臨し続けています。

    何故「ファミリア」はそのような高みにたどり着くことが出来たのでしょうか。

    本欄では「ファミリア」の歴史の一部をご紹介することで、「ファミリア」がトップブランドになった理由を探ってみたいと思います。

    1948年(昭和23年)12月4日。

    「ファミリア」の前身となる「ベビーショップ・モトヤ」は、靴屋の片隅に置いてあった小さな陳列ケースを間借りすることからその歴史がはじまりました。

    二つの陳列ケースだけのささやかな店舗ではありましたが、坂野惇子さんはじめ創業に関わった女性たちはそこで販売する商品の品質に一切の妥協はしませんでした。

    しかも創業当時の時代は戦後の復興期。

    あらゆる生活物資が不足し、粗悪なモノですら飛ぶように売れた時代の中にあって、品質を徹底追求した商品が注目を集めないわけがありません。

    そんな「ベビーショップ・モトヤ」は創業一年あまりで株式会社化。しかし事業の規模が大きくなっても、商品の品質へのこだわりには一切のブレは生じませんでした。

    株式会社化され「ファミリア」に商号が変わった後も、品質にこだわり続ける坂野惇子さんたちの姿勢は阪急百貨店の目に止まります。

    またたく間に阪急百貨店内での直営店出店が決定。この快挙が東京の百貨店の知るところとなり「ファミリア」の名は全国に知れ渡るようになりました。

    そして月日は流れ1959年(昭和34年)。

    美智子皇太子妃殿下(当時)が第一子(浩宮徳仁親王)をご懐妊。出産用品を献上する百貨店に高島屋が選ばれた折、高島屋が「ファミリア」の商品を選定。

    実は美智子皇太子妃殿下(当時)も、それ以前から「ファミリア」にご関心を持たれていることが世間の知るところとなり、「ファミリア」は皇室御用達ブランドとして知られることになったのです。

    こうして「ファミリア」は子供服とベビー用品のトップブランドとして多くの人々から愛されるようになったのです。

    2016朝ドラ『べっぴんさん』はどんなストーリー?

    2016年後期朝ドラ『べっぴんさん』は、戦後の神戸を舞台に、子ども服メーカー「ファミリア」の創業者・坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの活躍を描くストーリーです。

    会社経営者の父を持ち、裕福な家で生まれ育ったヒロインすみれが戦争で全てを失ったところから物語は始まります。

    戦後の焼け野原の中で、すみれは子供服作りの会社を起業。

    すみれと、すみれの周りに集まった仲間たちが心を込めて作るこだわりの子供服の品質はやがて世間に認められるまでになってゆきます。

    すみれの事業に反対していた夫も、ついには夢を追い求めるすみれを応援。

    そしてすみれは、長年の悲願だった子供のモノなら何でも揃っている、我が国では初となる総合子供用品店を開業するに至るのでした。

    『べっぴんさん』というタイトルの意味、ヒロインの名前「すみれ」の由来

    末尾が「ん」で終わる朝ドラはヒットするという伝説に従ったのでしょうか。

    『とと姉ちゃん』に続いて「ん」で終わる『べっぴんさん』という言葉は「美人」を意味する言葉として知られていますが、江戸時代には異なる意味を持つ言葉だったのだそうです。

    べっぴんは漢字で「別品」と表記され「特別に良い品物」を意味する言葉だったとか。

    本作タイトルの『べっぴんさん』には、ヒロインの生き様(そして容姿?)はもちろんこと、ヒロインが作り出すこだわりの品々への愛情も込められています。

    また実在モデルが存在するヒロインの場合、その名前は実在モデルと同名か似せた名前にすることがほとんですが、本作ヒロインは異例とも言えるリアルの「惇子」とは似ても似つかぬ「すみれ」という名前。

    何故、このような名前がヒロインに付けられたのか理由は不明です。ただし、ブログ主は以下の実話を参考にしているのではないかと考えています。

    実在の坂野惇子さんのご主人・通夫氏は戦時中ジャカルタに出征。戦後、復員してきた時に乗っていた船の名前が「すみれ丸」。

    また復員八ヶ月前には、復員を知らせる夫からのハガキが届き、そこには「すみれの花が咲く頃帰れそうだ」と記されていたとの由。

    もし、この通りならずいぶん粋なネーミングですね。

    『べっぴんさん』ヒロインすみれの実在モデル 坂野惇子の生涯

    NHK朝ドラ(連続テレビ小説第95作)『べっぴんさん』のヒロイン・すみれの実在モデル、坂野惇子さんのより詳しい生涯を以下の三本の記事に分けてまとめました。

    このページの上に記した坂野惇子さんについての簡単な解説だけでは物足りない方は、是非とも以下の記事も合わせてご覧になって下さい。

    べっぴんさんヒロイン・すみれのモデル、坂野惇子 創業までの半生
    坂野惇子の誕生から「ファミリア」の前身となる小規模店舗「ベビーショップ・モトヤ」を開店する直前頃までをまとめています。

    べっぴんさん すみれが創業した店のモデル、ベビーショップ・モトヤ
    靴屋の一角を間借りしてオープンした「ベビーショップ・モトヤ」の開店前後の頃、そして「ファミリア」設立直前の頃までの坂野惇子と「ベビーショップ・モトヤ」の歩みをまとめています。

    べっぴんさん すみれのベビー用品店のモデル、ファミリア
    「ファミリア」創業と、創業間もない頃からはじまった快進撃。そして創業者夫婦である坂野惇子・道夫夫妻の最晩年についてまとめています。

    『べっぴんさん』放送予定

    2016年10月3日(月)~2017年4月1日(土) 全151回

    ▼総合
    ・月〜土 午前8:00〜8:15 / 午後0:45〜1:00

    ▼BSプレミアム
    ・月〜土 午前7:30〜7:45 / 午後11:00〜11:15
    ・土曜日 午前9:30〜11:00(一週間分をまとめて放送)

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    コメント

    1. まゆ より:

      familiarは娘も息子もお世話になっているので解説を見て一気に楽しみになりました!
      特別な日に着る特別な服が多いので、familiarは私にとっても「べっぴん」です。
      10月3日の始まりを楽しみに待とうと思います!

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        コメントありがとうございます。

        > familiar

        思い入れの強い人がたくさんいるんですね。多くの方々のfamiliar愛に応えてくれる作品であってほしいと思います。

    2. koji より:

      ヒロイン役が決まりましたね。

      蓮さま娘役の女優さん。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        コメントありがとうございます。
        『花子とアン』からヒロインが二人も誕生ですね!

    3. えびすこ より:

      制作決定の際に「若くして結婚して子供をもうけるも戦争で夫を亡くす」と聞きましたが、ここの記事で「戦後に事業を立ち上げる際に夫が反対する」とあります。主人公が再婚しないとNHKの事前説明と矛盾します。でも撮影開始までに人物の経歴設定・内容の一部が当初構想から変わるのかも。過去の朝ドラの主人公にも再婚した人がいます。

      ところで2018年(「平成30年」の番組になります)の大河ドラマの主人公ですが、これは今年の何月に決まるかわかりませんが、今回に関しては主人公選びに時間がかかると思います。2018年の大河ドラマの主演は番組初の平成生まれの俳優になるかも。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        コメントありがとうございます。
        NHKの公式ブログの制作決定を通知する記事には「戦地から復員した夫」との記述があるので、出征はするものの生きて帰ってくるみたいです。制作決定時の発表は、発表された方の勘違いかも知れないですね。

    4. えびすこ より:

      次作・とと姉ちゃんとほぼ同じ時期を扱いますね。
      べっぴんさんの番組内では「昭和の初めに生まれた人」になっていますね。
      兵庫県を取り扱うとのことで、私は上野樹里さんを推薦したいです。
      ヒロインの応募対象年齢は何歳かわかりませんが、年齢幅によっては今年30歳の上野樹里さんも可能かと思います。

      でも2期連続で丸々同じ時期を扱うのもどうでしょう?
      東西の違いと主人公が未婚か既婚かの違いはあるものの、戦後の活動は似ていますね。
      「んのゲン担ぎ」がまた続くのかな?
      「カーネーションのリメイク」のような感じと思います。
      カーネーションとは違って、平成までは行かないと思います。

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        コメントありがとうございます。
        『とと姉ちゃん』と時代が被ったので僕もビックリしました。
        高度経済成長の時代は明るいので朝ドラ向きということなのでしょうか。

        同時代のヒロインなので、自作ヒロインの盟友・有村架純ちゃんが登場したらいいなと密かに考えています。

    5. FYL より:

      「本年10月からスタートする…」ですね?