あさが来た 109話 あさと新次郎が和歌山へ

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年2月8日(月)放送
第19週 第109話 「みかんの季節」

『あさが来た』第19週 第109話 「みかんの季節」あらすじと見どころ解説

あさと新次郎が旅行に旅立つことになりました。行き先は、惣兵衛とはつの一家がみかん農家を営みながら暮らす和歌山です。出発にあたり、新次郎はあさに口止めしました。よその家の子供の将来のことに口を挟むなと。あさは藍之助のことが気がかりだったのです。

これが初めてとなる二人きりの旅の道中を心ゆくまで楽しんだあさと新次郎は、懐かしい眉山家の面々との再会を喜び合いました。惣兵衛とはつ、そして栄達と菊も、懐かしい客の訪問を心から歓迎しました。

その頃、眉山家の一家は教養もあり頼りになると村の世話役の倉掛たちから慕われていました。はつと菊は倉掛の家で琴を教え、一方の惣兵衛と栄達は紀州徳川家の後ろ盾を失った和歌山みかんの再興に力を注いでいました。

そんな中、倉掛は優秀な藍之助の将来に大きな期待を抱いていました。倉掛は言います。自分の息子と藍之助の二人がいずれこの村を背負ってほしいと。しかし大阪に出て商人になることが夢の藍之助の胸中は複雑です。

<<前回108話 | 次回110話>>

midokoro

あさと新次郎が和歌山を訪問。

懐かしい旧山王寺屋一家との再会。様々な困難を克服し、地に足のついた暮らしぶりをするはつや惣兵衛たちの姿に注目が集まりそうです。

『あさが来た』第19週 第109話 「みかんの季節」
 事前発表あらすじのレビューと解説

旧山王寺屋一家が暮らす和歌山の家の登場です。

はつと菊はお琴の先生に。生まれも育ちも良い二人のこと。地元の豪農の奥様方から信頼を得ているのではないでしょうか。

惣兵衛もさすが元商売人だけのことはあります。

みかんを栽培しても、栽培だけで終わらせずより多く売ることまで視野に入っている。惣兵衛もまた、地元の豪農の旦那衆から頼りにされているものと思います。

さて、前週では大阪というアウェイで対立していたはつと藍之助の親子ですが、今週は対立の場をホームに移しました。

今週は、家族が揃う中でのリアル対立を見ることが出来るかも知れません。

『あさが来た』第19週 第109話 「みかんの季節」
 朝ドラ観賞後の感想

藍之助くんをお話しの真ん中に据えた山王時屋週のはじまりです。

山王時屋ファミリーの物語

旅のはじまりで新次郎さんがあさちゃんに釘を刺しました。よその家の子供のことに口を挟むなと。よその家の子供とはもちろん藍之助くんのことです。

そして、あさちゃんの性格から言って口を挟まずにはいられないような藍之助くんをめぐる思惑の絡まりあった様が今回丁寧に説明されました。

久しぶりに「山王寺屋さん」と挨拶され頬を緩める栄達さん。しかしその横にいた菊さんがこの言葉を一番喜んだに違いない。

その菊さんは、今もなお藍之助くんの夢の背中を押してあげたい。というより、藍之助くんの夢が自分の夢になっている。

その菊さんの競合相手ははつちゃんとばかり思っていましたが、はつちゃんの比ではなさそうな最強のライバルのまさかの登場です。

庄屋の倉掛さんです。

倉掛さんは、藍之助くんを神童だと絶賛。郷土・有田の地の将来を背負って欲しいとまで考えている。

しかも、倉掛さんの藍之助くんにかける期待には倉掛さんの自慢の息子までが絡む。

藍之助くんの優秀な頭脳で庄屋の後を継ぐことになる息子を支えてもらいたいくらいのことは考えているかと思います。

藍之助くん本人は加野銀行で商人の道を歩みたい。そんな藍之助くんの願いを知らない倉掛さんは藍之助くんの将来に対して、藍之助くんの意に反した夢を抱いている。

一方、菊さんは藍之助くんの夢を是が非でも叶えさせてあげたい。愛孫の夢はまた自分の夢でもあるからです。

そんなギャップに苦悩を隠しきれない藍之助くん。藍之助くんの今の気持ちを本人についでわかっているであろうはつちゃんは息子の苦悩をどう観察しているのか。

そしてまだ本心が明らかにされていない白蛇はんの息子への思いは?

山王時屋ファミリーの物語が始まりました。

<<前回108話 | 次回110話>>

Sponsored Link
Sponsored Link

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. もんすけ より:

    「長男」という立場、「家業を継ぐ」宿命。
    両親の、とくに菊さんの期待や夢ととりまく環境に身動きできない藍乃助君。
    その気持ちを痛いほどわかっているであろう白蛇はんはどんな言葉を掛けるのでしょう。
    また、弟君の存在は、藍乃助君の救いになるのでしょうか。
    新入生・新社会人を持つ親の気持ちと重なって不覚にもホロリ。
    現代劇をみているような錯を覚えました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      今週は藍之助くんの動向に要注目ですが、それ以上に白蛇はんの父親ぶりが最大の見せ場になるかもしれませんね。新次郎さんを驚かせたほどにすっかりたくましくなった白蛇はんのお父ちゃんの大きな姿が楽しみです。

  2. FYL より:

    やっぱり活ちゃんはつまみ食いが好きですね(^.^)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      そういえば活ちゃん、よくやってましたね。
      お母ちゃんにべったりくっつくながら。

  3. よるは去った より:

    江戸時代は紀州みかんは幕府に保護されてたんですね。それが明治になると保護されなくなり、確か種がなくてふっくらした温州みかんが世に流通し始めるのが明治の頃からだそうですからね。(江戸時代に温州みかんは種がない→子宝に恵まれないと忌み嫌われたそうな。) 惣兵衛君たちみかん農業に携わる人たちの苦労を垣間見た回でした。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      倒幕。果実栽培の苦労。
      『マッサン』のリンゴ農園を思い出さずにはいられませんでした。

  4. うみがめ より:

    先週はつちゃんが大阪に来たシーン、歩く姿がはつちゃんが初めて加野屋さんを訪問した時と同じでした。たしかよのさんと亀助さんがその姿を見て、「ええな~」とうっとりしていたような。
    村でも普段そんな風に歩いているのでしょうから、庄屋さんたちから美しいって言われるんでしょうね。教養や学問は身を助けるという回でした。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      歩く姿までは気がつきませんでした。
      村ではかなり目立つでしょう。

  5. tonton より:

    山王寺屋組のキャストが一部だけ出演するのと、惣兵衛と栄達が
    戻ってきて
    勢ぞろいするのとでは全く印象が違いますね。

    今日は、これまでの欠乏感を一掃するテンポも良くて
    明るい印象を与えるSuperな回でした。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      前半の好調な数字にも山王時屋一家の浮き沈みが本作の数字の成果に大きく貢献していたかと思います。今週も期待大ですね。