あさが来た 116話 女子大学校の準備始まる

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年2月16日(火)放送
第20週 第116話 「今、話したい事」

『あさが来た』第20週 第116話 「今、話したい事」あらすじと見どころ解説

あさが九州の炭鉱に行っている間、美和の店を訪ねた新次郎は偶然にも美和の店にいた成澤を発見しました。数日後、あさが炭鉱から戻ってくると、新次郎に招かれた成澤があさの帰りを待っているところでした。

あさと成澤は早速、女子大学校設立の相談を始めました。成澤は遠慮がちに自分の望みを語り始めます。成澤の望みとは、あさに女子大学校設立の賛同者の一人として名を連ねてもらうことでした。

しかし、あさは不安でした。高い理想を持ってはいるものの、資金面などの現実的な算段がまったく出来そうにない成澤が独力で女子大学校を設立出来るとは到底考えられなかったのです。あさは成澤に対して協力を申し出ました。

あさは早速、開校資金を銀行からの融資で調達するよう提案。ところが成澤は、あさの提案に真っ向から反対しました。西洋の流儀にならって建学の精神への賛同者から寄付を募りたいと望みを語る成澤に、あさはポケットマネーから寄付をするのでした。

<<前回115話 | 次回117話>>

midokoro
あさがついに見つけられなかった成澤の姿を発見したのは新次郎でした。そして女子大学校設立に向けての具体的な歩みがいよいよ始まります。

しかしその道なりは様々な苦難が待ち受けているようです。次回、早速あさは大きな壁に激突するようです。

『あさが来た』第20週 第116話 「今、話したい事」
 事前発表あらすじのレビューと解説

あさに協力を求めたかった成澤。成澤に是非とも力を貸したいと望んだあさ。二人の利害は一致したかのように見えましたが、実際に会ってみると二人がお互いに求めていることは微妙に食い違います。

すぐさま心を合わせて協力!と順調にことは運んではくれない。意地悪でリアルな展開に相変わらず唸らされます。

すれ違い、食い違いから始まる壮大なプロジェクト。

度重なるすれ違い、食い違い。そして行く手を阻む様々な困難。ドラマのタイミングから言ってもあさの冒険の総仕上げとなりそうな物語が始まりました。

『あさが来た』第20週 第116話 「今、話したい事」
 朝ドラ観賞後の感想

へいさんは独身?

夕刻。加野銀行での仕事を終え家路につくへいさんを見送る新次郎さん。新次郎さんがへいさんに声をかけました。

「お母さんと息子さんによろしゅうな」

あれ、奥さんは?もしかして雁助さんと似たパターンなのか?

その直後、新次郎さんとへいさんは美和さんのお店に直行。新次郎さんはともかく、すでに美和さんに名前を覚えられているへいさん。どうやら仕事が終わると一人で美和さんの店に通いつめているらしい。

美和さんの店に通いつめているという行動もまた、雁助さんと似たパターンに陥っていることを暗示しているようなしていないような。

へいさんの私生活が気になり始めました。

英語を喋る怪しい男

へいさんと連れ立って美和さんの店にビールを飲みに行った新次郎さん。遭遇した成澤氏が英語の歌を熱唱している姿を見て一言。

「また英語を喋る怪しい男かいな」

「また」と言うからには「英語を喋る怪しい男」の元祖がいる。その元祖は間違いなく五代さまです。

あさちゃんと「英語を喋る怪しい男」の親密な関係に、また新次郎さんは翻弄されるのでしょうか。

ただし、年齢差から考えて「新ちゃん・友ちゃん」のような友情はなさそうです。

海に飛び込む前にツルッと滑ってフカにパクッと食べられてしまうファーストピングイン

成澤氏が説く高邁な理想に涙を流すほどに感激してもその感涙に酔ったりはしない。

それどころか、成澤氏の実務能力では女子大学校設立は見果てぬ夢になりかねないと感激しつつも冷静さを失わないあさちゃんの、人を見抜く冷徹さが恐ろしいほどです。

かつて、蔵屋敷への債権回収の時も、炭鉱買収の時も。そして銀行開業の時も。

あさちゃんはいつも前のめり過ぎて、地に足のついていないところを正吉さんにたしなめられていました。

それがいつの間にか、あさちゃんが正吉さんの役割を担うようになる。

年月の経過を感じずにはいられないあさちゃんと成澤氏の会話でした。

<<前回115話 | 次回117話>>

Sponsored Link
Sponsored Link
いつも、当ブログ『朝ドラPLUS』をご覧頂き誠にありがとうございます。当ブログでは、誤記、誤変換、事実誤認をなくすべく努めておりますが、もし文中に誤りや表現の不明な点がございましたら、ご指摘頂けますと幸甚に存じます。今後とも『朝ドラPLUS』をよろしくお願い致します。ありがとうございました。


12 Responses to “あさが来た 116話 女子大学校の準備始まる”

  1. みー より:

    初めてコメントさせていただきます。
    毎日本編もこちらのサイトも、コメント欄も楽しみにしています。

    さて、美和さんの店で成澤が歌っていた英語の歌、日本女子大で今でも歌い継がれている曲だそうで、日本女子大OGの友人が興奮していました。ご参考まで!
    http://www.jwu.ac.jp/unv/about/gaiyou/songs/o_lord_correct_me.html

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントと情報提供ありがとうございます。
      新次郎さんの言う「けったいな英語の歌」は、実はそんなリアルの背景を持った歌だったんですね!OGの方なら感激もひとしおでしょう。

  2. よるは去った より:

    偉大な夢を持ちながらも「では具体的にどうする?」となると「寄付を集めて。」という言葉しか出てこない成澤君。あさちゃんは成澤君の夢に惚れ込んでいればこそ、現在の円で十五億もの出資をして行こうという気にもなったのでしょうがね。視聴者さんの中の◯本女子大学のOGさんや現役の学生さんは今日の二人のやり取りをどんな風に見ていたか、感想を聞いてみたいものです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      あさちゃんと成澤氏のやり取りを見て思ったのは、壮大な計画を抱えながらも実務能力がないばかりに夢のまま終わった計画がたくさん埋もれているのかも知れないということです。大きな仕事は一人ではやるな!そんな教えのお手本のようなエピソードだったと思います。

  3. 1013 より:

    正吉さんの立場になったというより『自分以上に地に足がついていない人間が現れて焦った』という感じでしたね。
    あさちゃんだっていい意味で常識的な感性の持ち主ではありませんから。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通りかもしれません。昔の前のめり気味のあさちゃんが成澤氏と会ったとしても今回と同じことを言ったかも知れませんね。

  4. うみがめ より:

    今日のあさちゃんは貫禄があって、本当に女実業家!という風格がありました。炭鉱以来、あさちゃんが実業家として苦労しているシーンはあまり無かったのですが、あさちゃんの姿を見ているとあさちゃんの来し方が想像できました。

    「英語を喋る怪しい男」新ちゃん、友ちゃんのことそんな風に思ってたんだ…。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 新ちゃん、友ちゃんのことそんな風に思ってたんだ…。

      来週の友ちゃん再登場場面で、新次郎さんのところにも化けて出るかもです(笑)

  5. atsu より:

    へぇさんのお目当てはやはり美和でしたか。始末屋といえど色恋は別?英語を話す怪しい(情熱をもった?)男を敵視する新次郎。原点はやはり五代。五代はあさより大分年上で、師匠というような立場でしたが、成澤は年下。優しい顔立ちも母性本能を刺激するような雰囲気ですね。アメリカ帰りでもファーストペングウィンは知らなかったようですが。「ツルっと滑って鱶にパクッと食べられる」というあさの言葉に対して「もっと具体的に」と成澤が応じ、そこでいきなり算盤が登場し、「ざっと見積もって30万(今の15億)」という金額が出てくる。これほど絶妙なやり取りは久々かも。「経営はしない、寄付を募る」といっても当時の日本は状況厳しそう。特にへぇさんとか賛同しないでしょうね・・・。(日本のミッションスクールは創立者の母国などから相当の寄付を受けているのですが。)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      いつの間にか美和さんと顔馴染みになっているへいさん。仕事の後に美和さんの元に一人で通いつめていることが想像されますが、色恋には時間もお金も費やすんですね。いつか新次郎さんあたりにその辺を突っ込んでもらいたいものです。

      ところで寄付は今もなお節税メリットがないこともあり日本に根付いているとは言い難いですが、当時なら寄付という考え方そのものが多くの人には理解が難しかったかも知れないですね。

  6. えびすこ より:

    寄付と言う概念がまだ社会になかったんですね。
    もっとも江戸時代は「御用達」や「お抱え」なので、一般の人が費用を賄うことは難しい時代でしたね。
    途中であさと成沢が扉越しに話す場面がありましたが、成沢が厠に入ってると思ってました。

    今週は明治27年か28年だと思いますが八重の桜の最終回で触れた頃に追いつきました。まもなく撮影も終わりますね。
    明日のNHKBSプレミアムで広岡浅子特集があります。21時台です。
    成沢を投げた場面を最後にあさが男性をぶん投げたり、相撲を取ったりする場面はもうないでしょうね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > まもなく撮影も終わりますね。

      波瑠さんのブログにも、撮影終了が近づき「現場はお別れラッシュ」と記されていました。寂しくなります。

      バトンタッチセレモニーも間もなくですね。

コメントを残す

サブコンテンツ

ページトップへ