あさが来た 126話 啓介は東京へ/あさ退院

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年2月27日(土)放送
第21週 第126話 「夢見る人」

『あさが来た』第21週 第126話 「夢見る人」あらすじと見どころ解説

千代が宜を伴いあさの見舞いにやって来ました。あさに憧れる宜はあさに再び会えたことに感激し、あさに次々と質問を浴びせかけます。あさも、宜の好奇心の豊かなところが若い頃の自分にそっくりだと応じました。

あさは宜に成澤に宛てた伝言を託しました。女子大学校の話しをしたいので一刻も早く病院に来て欲しいと。あさは、宜に呼ばれ病院までやってきた成澤と久しぶりに再会。女子大学校設立への決意をあさは成澤に力強く語ります。

次の年の春が来る前にあさはようやく退院することが出来ました。まだ傷は痛むものの、怪我の回復は順調でした。一方、よのと榮三郎は千代の卒業後の縁談のことを気にし始めていました。しかし娘の縁談に新次郎は不機嫌さを隠そうともしません。

一方、和歌山では大阪に戻りたい、藍之助に山王寺屋を再興してもらいたいという夢が叶わなくなった菊が深く落胆していました。そんな中、菊は家の中で転倒。腰を痛めて立ち上がれなくなってしまうのでした。

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midokoro

千代の恋バナは、始まったと同時に困難に直面します。

東京帝大の学生である啓介はすでに東京に戻ってしまっていたのです。初恋は切ないすれ違いに終わるのか。

甘味の恋バナに酸味が少し加わりました。

『あさが来た』第21週 第126話 「夢見る人」
 事前発表あらすじのレビューと解説

今週、あさが自分の思い出話しを千代に聞かせることで、母娘の心の歩み寄りに期待の持てる展開となりましたが、またしても母娘の心の溝は逆戻りします。

親が子に対して決してやってはいけないこと。他者との比較。ただでさえ母親からの愛情に飢えている千代に対して、あろうことか自分の娘でもない少女と比較し、千代を低く評価してしまう。

これだけはやってはいけなかった・・・

しかし、月日は流れ千代の相談にあさが乗る場面が描かれているので、さすがのあさも自分の言ってしまったことを深く反省し、ようやく千代と心を通い合わせるようになる。そんな展開を期待せずにはいられません。

さもないと千代が気の毒過ぎます。

『あさが来た』第21週 第126話 「夢見る人」
 朝ドラ観賞後の感想

あさちゃん、千代ちゃん、宜ちゃん

事前情報によれば、昔の自分みたいだと宜ちゃんに対して親近感を覚えるあさちゃんに千代ちゃんがショックを覚える。

母親に対して開き始めた心がまた少しだけ後退する・・・・みたいな展開となっていました。しかし、千代ちゃんはそこまで深刻なダメージを受けなかったようで安心しました。

さて、あさちゃんを中心にして千代ちゃんと宜ちゃんの三人の関係が面白すぎます。整理してみました。

▼あさちゃんから見た二人
・千代ちゃんは自分とは似ても似つかぬ性格なのに自分の娘
・宜ちゃんは自分と良く似たところがあるのによその家の娘

▼千代ちゃんから見た二人
・千代ちゃんは母親の女性らしさのない点が気に入らない
・しかし千代ちゃんは、女性らしさを隠し男のように振る舞う宜ちゃんと親友

▼宜ちゃんから見た二人
・自分の生き方の指針となるあさちゃんに心酔
・自分の生き方とは正反対の道を歩む千代ちゃんと親友

そして、

▼あさちゃんと千代ちゃん
・あさちゃんはようやく千代ちゃんの生き方をありのままに受け入れられるようになる。
・千代ちゃんも少しだけあさちゃんを理解し始めるようになる。

▼千代ちゃんと宜ちゃん
・千代ちゃんが一番嫌いなはずの「男」みたいな生き方を志向する宜ちゃんが大好き
・宜ちゃんが一番嫌いなはずの「女」らしい生き方を志向する千代ちゃんが大好き

▼宜ちゃんとあさちゃん
・この先、宜ちゃんにとってあさちゃんは親のような存在に?
・この先、あさちゃんは娘に対して抱いていた期待を宜ちゃんにかける?

とても一つにまとまりそうもない。さりとて険悪にもならない。そんな不思議な三者の関係の今後の進展が実に興味深い。楽しみが増えました。

追記

亀助さん一家

亀助さんが家族を連れて帰ってきました。しかし、ふゆちゃんは「歩くのが遅い」ためその姿はなし。今回の出演がなかったことで、ふゆちゃんの再登板はほぼなくなったとみて良さそうですね。残念。

ところでふゆちゃんの娘はなつちゃん。大阪朝ドラ前作にははるさんとあきちゃんがいましたので、これで四季が揃いました。

雁助さんからの手紙

雁助さんからの手紙へのうめさんの反応に胸が張り裂けそうです。まだ気持ちの整理が完全にはついていないんでしょうか。

それよりも何よりも榮三郎くん宛の手紙を、榮三郎くんそっちのけでみんなで読み始める白岡家の面々、今日も朝から最強です。

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コメント

  1. えびすこ より:

    27日の放送で「千代の縁談」と聞いたとたんに新次郎さんの顔色が曇りましたね。若い時は「遊び人」だったのに気が付けば父親の風格が出ました。この番組が始まった時点の正吉さんの年齢を既に超えたかも。

    ところで「僕」の一人称に関して、現代でも方言で若い女性でも「おいら」、「俺(おれ・おい)」、「わし」等を使う地域もあります。
    7年前の「天地人」では幼年期の兼続が「わし」を使っていました。
    「幼児の年齢でわしを使うのか?」と思った人も少なくないはず。
    反対にいま首都圏だと「わし」を使うお年寄りはあまりいないですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      新次郎さんの今の年齢、頭の中で計算してみましたが、おっしゃる通り初登場時の正吉お父ちゃんのそれを超えたかも知れないですね。千代ちゃんもあさちゃん嫁入り時の年齢とほぼ同じになり、月日が流れるのは早いものです。そして本作も間もなく終わります(涙)

  2. koji より:

    亀助さんも今回で和装から洋装になりましたね。

    新次郎さんはまだかな?。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      新次郎さんは粋人なので、散切りの時みたいによっぽどのことがなければ洋装にはならないかも知れないですね。

  3. まゆ より:

    あさちゃんが病院の通院から戻ってきた時、新次郎さんの不機嫌な様子を見た時の表情に爆笑してしまいました(笑)
    恋愛に鈍かったあさちゃんも、「娘を嫁に出したくない父親」のヤキモチはすぐわかるんですね(笑)

    宣ちゃんと千代ちゃんの「おぜんざいでも食べまひょ♡」の会話も、女学生らしく微笑ましかったです。
    最近の千代ちゃんの言葉からも前のようなトゲトゲしさがなくなってきたのがとても嬉しい。
    千代ちゃんには笑顔でいてもらいたいですね!

    宣ちゃんが成澤先生に伝言を伝える時「僕、いや、うちは」と言いなおす素直さもいいなぁと思いました。

    複雑になってしまった親子関係がいろんな人が間に入ることで緩やかでも解決していって欲しいですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      新次郎さんの不機嫌な顔。よのさんや榮三郎くんは気づかずにいるのか。それとも気づいた上で見て見ぬフリをしているのか(笑)そんな中、あさちゃんが珍しく敏感に夫の寂しい胸中を察したのは新次郎さんには救いでしたね。誰も気づかなかったら寂しさ倍増です。

  4. よるは去った より:

    「僕」という言葉は当時は官吏や書生が使っていたものとばかり思っていたのですが江戸川乱歩先生の小説なんか読むと盗賊の女首領が「僕」を使ってたりするんですよね。吉行淳之介先生の「炎の中」でも母親の吉行あぐり先生が息子との会話で「僕」を使ってたりするし。でも宜ちゃんみたいな娘が「僕」を使ってると愛らしい感じがしますね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      時代によっては「僕」という言葉を女性も使っていたんですね!はじめて知りました。「僕」という言葉、あさちゃんは似合わないと言いましたが、宜ちゃんによく似合ってるかなとも思います。「僕」を使うことで余計かいらしい女の子に見えます。

  5. えびすこ より:

    啓介の苗字は「東柳」ですが、数日前に20週目前後のあらすじを見たらここでは違う名字でしたね。役名正式確定前に書いた記事と思いますが、NHK発表で「東柳啓介」が確定したのは割と最近でしょうか?
    ところで朝ドラは大河ドラマと違って内容などの調整が割とありますね。以前「世間で起きている出来事が少なからず朝ドラの内容に影響を及ぼす」と聞きました。

    初登場のふゆの娘のなつですが、ヒロイン・波瑠さんにちなみ役名が「なつ」になったか?あまちゃんでは「冬」がつく人はいませんでした。ふゆの再登場はやはりないでしょうか?

    余談ですが、波瑠さんと亀助役の三宅弘城さんは4月からの「世界一難しい恋」でもそのまま共演します。この番組ではどういう間柄になるかな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      啓介の名は「東柳」のキャスティングが発表された時に苗字が変わっていることに気がつきました。亀助さんの娘の「なつ」はお母ちゃんの「ふゆ」にちなんだのかなと思います。もし男の子が生まれていたらお父ちゃんにちなんで「鶴助」・・・それはなさそうですね。

  6. cotathu より:

    あさちゃん、宣ちゃんのこと褒めてませんねwどちらかというとやんわり釘さしてる感じですね。
    あさちゃんに何らかのバイアスが掛かってなければ「あー、やんわりお説教モードやなー」な会話でんな。

    それにしても若布の四番に逆戻りした成澤先生vsあさちゃんの伝言を届けに行った宣ちゃんのやり取りは笑えました。
    宣ちゃんの背中に隠れた千代ちゃんは、あのやり取りで何を思ったのでしょうか。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      成澤先生に伝言を伝えた後の宜ちゃんのイケメン論もなかなか笑わせてもらいました。もしかすると、宜ちゃんの恋バナのフラグかも知れませんね。

  7. もんすけ より:

    かいらしい微妙な三角関係に、ほっこりと頬が緩みました。
    朝蔵さんのこまやかな分析にも。

    さらにおねえちゃんとも大人になってからの友人・美和さんでもなく、
    幼い頃に同じ年頃の女友達がいなかったあさちゃんには、
    千代ちゃんの大事な友達の宜ちゃんの存在がうらやましく、
    そんな友達ができた千代ちゃんを心底嬉しく思ったのではないでしょうか。
    また、千代ちゃんも(おかあちゃん、宜ちゃんを取らんといて)、
    なんていう気持ちも、さらにちょっこりあったりして…。
    乙女の関係からの結婚を巡る母子のガールズトークへの展開、楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > おかあちゃん、宜ちゃんを取らんといて

      あるかも知れませんね。でも千代ちゃんのことだからそれを素直に出せない。でも、この三人の女子たち、どれほど気持ちがもつれあっても楽しく見ていられそうで安心しています。

  8. M より:

    はじめまして。
    いつも楽しく読ませていただいております。
    ただ一つ、気になった点がありコメントさせていただいております。
    あさが宣ちゃんに対して「うちの若い頃とよく似ている」と言ったことに関して、別に千代を低く評価したようには見えませんでした。よく会社などでも上司から部下に「君の熱心な所は自分の若い頃とソックリだよ」という場面が浮かぶのですがそういった様なものに私には思えました。確かに親が子供に対して一番やってはいけない自分の子供とほかの子供を比較して自分の子供を下に見るってのは仰る通りなのですが、今日の放送を見て特にあさが千代を下に見たようには感じず、そこまで大きな失言でも無かったように思いました。
    千代がむくれて部屋を出ていったのは、本当は宣ちゃんの様にお母さんと話がしたいんだけども気恥ずかしくてできなかったり仲良く話をする二人の間に入っていけないもどかしさと、お母さんを取られるような感じがして宣ちゃんにちょっとヤキモチ焼いたかなと、寧ろちょっと微笑ましく思えましたが。一人娘で育った今は一児の母となった一人の視点です。いろんな見方があると思いますが如何でしょうか?
    長々と失礼いたしました。これからも楽しみにしております。

    • M より:

      申し訳ありません「湿原」ではなく「失言」でした。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      事前情報では再び歩み寄った母娘が再びややこしくなるみたいな紹介のされかたをしていましたが、実際にはMさんのおっしゃるとおり「ちょっとカチンときた」程度で終わりましたね。事前情報目線から鑑賞したことで目がくもってしまいました(反省)

  9. かえる より:

    のぶちゃんに母親を取られそうになってむくれる千代ちゃん。でも、のぶ千代は仲良し。のぶ千代の凸凹コンビが楽しみな今日この頃です。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      凸凹コンビ、僕もこの二人が楽しすぎます。あさちゃんを加えた三人の関係のこの先の進展が気になって仕方ありません。

  10. 我が輩 より:

    朝蔵さんのブログを覗かせていただく様になったのは、ごちそうさんからなのですが、朝蔵さんや皆様のドラマの見方に感心する事ばかりで、投稿する事がなかった私が投稿させていただくのも、これだけの人を知らずにいた不名も含め今回のドラマにはまっているからだと思います。

    今日の、あさと宣のやり取りに、宣の若さ故の怖い物知らずさとあさが中年である事が、ある意味、千代と対する以上に鮮やかに描き出されていました。ひょっとしたら、初めてあさは自分を客観視できたかもしれません。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      宜ちゃんに対して男のように振る舞う必要などないと諭しつつ、あさちゃん自身も自分もどこか肩に力が入りすぎていたことを、気づいたのかもしれませんね。入院中だったことも自分を振り返る環境としては最適だったのかも知れませんね。(怪我は気の毒ですが)

  11. かえる より:

    あささんがのぶちゃんのことを可愛がり、千代ちゃんがそれで傷つくことになっても、あまり千代ちゃんに同情する気になりません。自業自得に思えるからです。
    今まで、千代ちゃんはあまりに不勉強でした。学校の先生のいうことをうのみにし、あささんをはじめ、周りのおとなたちがどんな辛苦をなめてきたか、はつさんの味わった絶望も五代さんのいう「ファーストペンギン」の意味も、知ろうとはしてきませんでした。尋ねれば丁寧に教えてくれるおとなたちはたくさんいたにも関わらず、です。
    かつて千代ちゃんがのぶちゃんに言った「本ばかり読んでないで自分の目で確かめた方がいい」という批判は、そのまま千代ちゃんにあてはまると思います。
    いくら小さい頃、母親に甘えられなかったといって、それですべてが許されると思ったら大間違いだと思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      千代ちゃん、意外に早く立ち直りましたね。少しだけ大人になったのかも知れません。千代ちゃんは子供が大人になる姿を。あさちゃんは、商売では超人的でも家庭に入ると普通の人以下。そんな不完全な人たちが一所懸命生きる姿が時に腹立たしく時に可愛い。そう思います。