あさが来た 第19週 みかんの季節

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年2月8日 〜 2月13日放送
第19週「みかんの季節」

『あさが来た』第19週「みかんの季節」あらすじ

あさと新次郎は和歌山の眉山家を訪問。はつと惣兵衛一家が暮らす和歌山を訪れるのも、二人だけで旅をするのも、あさと新次郎はこれが初めてです。あさと新次郎の二人は、はつたち一家と村の有力者に歓待を受けました。

その頃も藍之助は加野銀行で働き商人になる夢を諦めずにいました。山王寺屋の再興を夢見る菊は藍之助が商人の道を歩むことを希望し、惣兵衛もまた常に親の言いなりだった自分の若い頃を顧み、藍之助の夢に理解を示していました。

藍之助は改めて加野銀行で働かせて欲しいと両親に頭を下げました。弟の養之助までもが、兄の夢を叶えさせてあげたいと両親に頼みます。はつはようやく、藍之助が加野銀行で働くことを認めるのでした。

1894年(明治27年)。加野銀行がますます繁盛する中、見知らぬ男があさとの面会を求めにやってきました。成澤泉と名乗るその男は女子大設立の協力をあさに求めるものの、あさは頼みを一蹴。しかし成澤が著した『婦女子の務め』にあさは感涙するのでした。

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『あさが来た』第19週「みかんの季節」各回あらすじとレビュー

第109話 2月8日(月) あさと新次郎が和歌山へ
第110話 2月9日(火) 山王寺屋の再興を願う菊
第111話 2月10日(水) 若き日の本心語る惣兵衛
第112話 2月11日(木) あさに憧れる千代の級友
第113話 2月12日(金) 藍之助が再び加野銀行へ
第114話 2月13日(土) 成澤泉が女子教育を説く 

『あさが来た』第19週「みかんの季節」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

サブタイトルにある「みかん」が表しているのは和歌山の地。今週は和歌山で暮らす眉山家の面々、とりわけ商人になる夢を断ち切れない藍之助が主役の週です。

第19週のレビューと見どころ

家業だった両替屋を廃業した惣兵衛に不満を募らせる藍之助。夫の選択した道を否定する息子の考え方を受け入れることが出来ないはつ。

前週に描かれ始めたはつと藍之助の対立の原因となっている惣兵衛が今週はクローズアップされて描かれます。

山王寺屋が倒産した日から、夫とともに辛酸をなめつくして来たはつにとって、惣兵衛を全否定するような藍之助の考え方は到底許せるものではありませんでした。

苦渋の決断の末に家業を廃業し、慣れない農作業に苦労しながら今日の安寧を得るまで血のにじむような努力を続けた惣兵衛の姿を、はつはずっと見守り続けてきたからです。

しかし、自分の生き様を否定されたと言っても過言ではない惣兵衛本人は、はつとは異なる考えを息子の藍之助に持っていました。

常に親の言いなりだった若い頃の自分の姿が苦い思い出になっている惣兵衛には、親の反発してまでも自分の夢を追おうとする藍之助の姿が頼もしく映るのでしょうか。

商人の道を切望する藍之助に惣兵衛は何を語るのか。今週最大の見どころは間違いなくこの点かと思います。

歴史・時代背景

1894年(明治27年)
1894年(明治27年)、我が国は当時の清国に宣戦布告し日清戦争が勃発。翌年の11月まで続く日清戦争による好景気に沸く頃が今週の時代背景です。

『あさが来た』劇中では、日清戦争による好景気で大繁盛する加野銀行に成澤泉があさとの面会を求めて訪問。女子大学校設立への協力を求めるエピソードが描かれます。

一方、史実では成澤泉の実在モデル・成瀬仁蔵氏が広岡浅子氏に女子大学校の構想を持って訪ねて来るののは1896年(明治29年)頃のことと伝えられています。

『あさが来た』第19週「みかんの季節」一週間のエピソード観賞後の感想

今週、まさかの阪神紡績社長辞任を宣言した新次郎さんの退任の理由は「わての生きる道」を見つけたためでした。

しかし、前週そして今週はあさちゃんにとっても「わての生きる道」発見までの週であったと思います。新次郎さんの言葉によってあさちゃんのこの二週間の心の変遷を表現した、と考えるのはうがち過ぎでしょうか。

正吉さんが存命の頃からの悲願であった加野銀行をついに開業にまで漕ぎ着けた。しかし、夢にたどり着いたあさちゃんが思い知ったのは夢の先には道がないという事実でした。難破船の夢がそれを暗示していたかと思います。

夢の先には道がない。しかし、開業間もない銀行顧客からの信頼を得るために身を粉にして激務をこなす多忙な日々。夢の先の道はおろか、自分の足元である家族と歩む道すら見失いかけていたあさちゃんを我に返らせたのは和歌山での姉一家と過ごした日々。

夢の先の道を見失い迷えば迷うほど、あろうことか娘の道まで強引に決めようとする前のめり姿勢のあさちゃんに待ったをかけたのは、あさちゃんが最も苦手とする白蛇はんの息子への姿勢という展開も実ににくい!

山王寺屋一家との触れ合いがきっかけとなって娘の千代ちゃんとの距離を少しだけ修正出来たあさちゃんの眼前に、ようやく眩いばかりの大きな道が開けてきました。

次週からいよいよ女子大学校プロジェクトのスタートです。

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