あさが来た 133話 雁助が負傷し意識不明に

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年3月7日(月)放送
第23週 第133話 「大番頭のてのひら」

『あさが来た』第23週 第133話 「大番頭のてのひら」あらすじと見どころ解説

神戸でマッチ工場を営む雁助が仕事中に頭を負傷し意識不明の重体となりました。夫が働けなくなり工場の資金繰りに窮した雁助の妻・ツネは、お金を貸してもらえないかと相談する内容の手紙を加野銀行に送ってきました。

ツネの相談を受け、榮三郎と新次郎はうめを伴い雁助が入院している神戸の病院に向かうことにしました。あさも雁助のもとに足を運ぶことを望みます。しかし亀助があさを止めました。その頃のあさは女子大学校設立のための寄付金集めに忙殺されていたのです。

あさは宜とともに女子大学校設立資金の寄付集めに奔走。大阪だけでなく神戸や京都にまで足を運ぶものの、女子教育への理解は一向に進まず芳しい成果を上げることが出来ません。そんな中、東京にいる成澤は政府中枢に賛同者を得ることに成功しました。

一方、榮三郎と新次郎が亀助とうめを伴い神戸の病院に到着しました。榮三郎らは雁助の娘婿・竹男から今の苦しい状況を聞かされました。雁助が倒れたことで取引先から工場の操業資金の返済を迫られ、工場を営み続けることが困難な状況に陥っていたのです。

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midokoro
雁助が再登場を果たします。

しかし待望の雁助の再登板は意識不明の重体となった姿です。

『あさが来た』第23週 第133話 「大番頭のてのひら」
 事前発表あらすじのレビューと解説

さらに今回は、雁助の妻が初登場。妻のツネを演じるのは松永玲子さんです。

仕事中に頭を強打した雁助は働けなくなり、たちまち雁助の経営する町工場は経営が立ち行かなくなってしまいます。

雁助の妻・ツネの相談を受け、入院する雁助のもとに足を運んだ榮三郎は過酷な町工場の経営環境を見聞し、そのことが後に別の事業へと繋がるのですがここでは省きます。

ところで、雁助のもとに榮三郎と新次郎が駆けつけるその一方で、女子大学校の準備に追われるあさは雁助を見舞うことを断念。

にも関わらず、榮三郎と新次郎はうめを伴って雁助のもとへ行く。

なぜうめを雁助のもとへ連れて行くのか。その時、うめはどのような反応を示すのか。それが今回の最大の見どころとなりそうです。

『あさが来た』第23週 第133話 「大番頭のてのひら」
 朝ドラ観賞後の感想

大人の悲しい恋ふたたび

負傷した雁助さんの見舞いへの同行をあさちゃんに勧められても、それを頑なに拒むうめさんの姿からうめさんの気持ちが痛いほど伝わってきます。

うめさんの言う通り、榮三郎くんと新次郎さんに同行する特段の理由はうめさんにはない。しかし、あそこまで頑なに同行を拒む理由もまたうめさんにはありません。

榮三郎くんと新次郎さんの同行を強く拒むのは、本当は雁助さんを見舞いたいという気持ちの強さの裏返しなのでしょう。

しかし、あさちゃんについに押し切られたか、雁助さんの元に足を運べて安心しました。

ところで事前発表情報では、うめさんが榮三郎くんと新次郎さんに同行することだけは明らかになっていましたが、何故うめさんが二人に同行するのかその理由が明らかにされてはいませんでした。

あさちゃんが勧めたことがその理由だったとは!

恋愛音痴でありながら、うめさんのことだけは深く理解しているあさちゃんの粋な計らいが実に素敵です。

榮三郎くんの加野屋当主としての貫禄

雁助さん負傷の報せを受け、雁助さんを案ずる気持ちを隠しきれないうめさんも切ないですが、加野屋時代、手代の頃より生活を共にし雁助さんを父か兄かのように慕っていた亀助さんの心配そうな表情も切ない。

そして何より榮三郎くんの表情が辛い。

正吉さんから若くして家督を譲られた頃、榮三郎くんの唯一の心の支えは雁助さんでした。亀助さんと同様、榮三郎くんにとっても雁助さんは父か兄のような存在でした。

榮三郎くんが涙ながらに雁助さんを慰留した場面も忘れらません。

以下、ちょっとネタバレになります。

雁助さんの事故をきっかけに、榮三郎くんは生命保険業への進出を本格的に考え始める展開となるようですが、新事業進出の動機として十分に足る出来事だと榮三郎くんの表情を観ていて思いました。

炭鉱も銀行も、加野屋の新事業はすべてあさちゃんの発案によるものでしたが、生命保険業だけは榮三郎くんの発案によるものとなりそうです。

今週は、榮三郎くんが加野屋の当主としての貫禄を示す見せ場になるかも知れません。

けったいなおばさん

女子大学校への寄付の要請を取り合ってももらえないあさちゃん。宣ちゃんが何か言いたげなのを無言で制止して、強い口調の断りも笑顔で受け流すあたり、さすが「けったいなおばさん」です。

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6 Responses to “あさが来た 133話 雁助が負傷し意識不明に”

  1. つまぴょん より:

    色恋にうといあさちゃんも、
    あの雁助さんが出て行く直前に、
    うめさんと猫をかわいがっていた時の姿、
    あれでぴんときてたんでしょうね。
    だからこそ、あれだけうめさんに強く「行ってこい」と言ったんでしょうね。
    でもうめさんは、
    雁助さんが出て行ったあの時に断ち切った思いを
    再び呼び起こしたくない、
    あの時の覚悟のまま二度と会わないって決めてたから、
    あれだけ「行く理由がない」という理由をつけて、
    拒んでたんでしょうね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      雁助さんが加野屋を去る時に、うめさんは雁助さんとは金輪際会わないと自分に言い聞かせることで心にけじめをつけたつもりだった。ところが心のけじめが完全にはついていなかったことに気づいて戸惑ったのかなと、あれから考えてみました。

  2. SOX より:

    「棚の上から石油缶」って。。。

    深刻かつ鬱な回なのに、どうにもコントな場面を想像してしまいました。(石油缶、空じゃなかったんですね)
    あささんが「刺されても死なない女」と後でからかわれるネタにされたように、雁助さんにも早く良くなってもらって笑って語れる日が来るといいですねー。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > どうにもコントな場面

      言われてみればドリフあたりが好みそうな「コント」ですね。早く元気になって、ツッコミが面白い雁助さんの姿をもう一度見たいものです。

  3. atsu より:

    あさの女子大学校への寄付を募る活動、きつそうですね。工藤やへぇさんすらあさに面と向かって「今の状況では無理」と言わんばかりですから。ただ、あのあさを追い返した男性の後ろで玄関の掃除をしていた女性、後であの本を手にとって見るのではないかと密かに期待しています。
    雁助の見舞いにうめが同行することになったいきさつは結局明かされませんでした。あさが自分の代理として行かせたという形にしたのではないかと想像していますが。あさにあそこまで言われても頑なだったうめが猫の鳴き声を聞いて雁助のことを思い出し、心が緩んだのがほっとするような泣けてくるような。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      うめさんが神戸に行った理由ははっきりとは明かされませんでしたが、うめさんと雁助さんが病室で二人きりになる場面が用意されているみたいなので、その前後で明らかにして欲しいなと思っています。

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