あさが来た 134話 雁助の妻・ツネを訪ねる

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年3月8日(火)放送
第23週 第134話 「大番頭のてのひら」

『あさが来た』第23週 第134話 「大番頭のてのひら」あらすじと見どころ解説

雁助の見舞いにやって来た榮三郎と新次郎そして亀助は、雁助の娘婿・竹男から雁助の容態と工場の経営状況を聞かされました。話を聞かされた榮三郎は考え込みます。雁助の工場を今の窮地から救い出すことは出来ないものかと。

榮三郎と新次郎そして亀助の三人は、万が一のことがあったら電報するようにと連絡役をうめに託して大阪に戻りました。加野銀行では面々が雁助を救えないかと話し合うものの、雁助の工場が抱えた借金は簡単に融資出来る額ではありませんでした。

一方、雁助のツネは普段の雁助の様子を一人神戸に残ったうめに語って聞かせました。外から見ただけでは想像もつかない雁助の常日頃の様子を聞かせれ、うめは雁助の回復を心から願わずにはいられません。

雁助の家族が仕事に戻り、うめと雁助が病室で二人きりになったところにあさが駆け込んで来ました。あさは到着するなり雁助の手を握りはじめました。自分が生き返ることが出来たのは新次郎と千代が自分の手を握り話しかけてくれたからだとあさは言うのです。

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midokoro

榮三郎と新次郎はうめを伴い雁助が入院する病院へ。そこでは雁助の妻・ツネが榮三郎らの到着を待っていました。

ツネは窮状を訴えます。

『あさが来た』第23週 第134話 「大番頭のてのひら」
 事前発表あらすじのレビューと解説

雁助の容態のこと。そして万が一雁助が亡くなるようなことがあると莫大な借金を背負いかねない苦境に陥っていることを。

さて、ツネの話が終わると皮肉な場面の登場です。

榮三郎と新次郎はうめを残して大阪に戻り、病室でうめはツネと二人きりに。そして、かつて心を許した雁助の、家庭人としての様子を聞かされます。

ツネの話をうめはどんな気持ちで受け止め、どのような言葉をツネにかけるのか。

うめの神対応が、今回の、そして今週の最大の見どころになるかも知れません。

『あさが来た』第23週 第134話 「大番頭のてのひら」
 朝ドラ観賞後の感想

榮三郎くんと亀助さんが涙を誘う

榮三郎くんと亀助さんが雁助さんをどれほどまでに慕っていたかがよ〜くわかる二人の男の号泣場面でした。

とりわけ顔をクシャクシャにして号泣する亀助さんの泣きっぷりが涙を誘います。

亀助さんも自ら言ってましたが、雁助さんが姿を消した加野銀行開店の日。亀助さんは炭鉱に赴任中で大阪には不在でした。

亀助さんが親のように兄のように慕っていた雁助さんが消えたと知ったのも、他の加野銀行の面々よりも遅れたタイミングだったはず。

それだけで十分寂しい思いをしただろうに、やっと再会出来た雁助さんは寝たきり。やっと再会出来た雁助さんの寝たきりの姿に唖然としているのは榮三郎くんも同じこと。

挨拶もせずに加野屋を去って行った雁助さんを詰る榮三郎くんの言葉が涙を誘います。

ところで、雁助さんが誰にも挨拶せず、旅姿で千代ちゃんに言葉を贈っただけで加野銀行を去ったことについて、劇中で加野屋の誰もが触れなかったことに違和感を感じていました。

雁助さんが去った直後、加野屋の面々はそのことを誰も話題にしないの?って。

しかし今回わかりました。

今回のために、雁助さんの失踪と呼んでも差し支えない出て行き方は劇中では触れられずじまいだったのかと。

今回、初めてそのことに触れることで切なさは倍増しました。(当然、雁助さんが突然姿を消したことを劇中に登場しないところで面々は話題にしていたはずだと思います)

そんな切ない中でも、寝たきりの雁助さんの様子を「石仏が横たわっているみたい」といかにも亀助さんらしい表現でさりげなく笑いをとってくれるあたり、気が利いてます。

「デリケシ」がないのを承知で雁助さんの手をさするあさちゃんに表情にも、寂しさや暗さよりも明るさが際立つ。

明日には明るい展開に反転するのでしょうか。

うめさんの「なんでだす?」

今回のうめさんの最後の一言が気になります。うめさんはあさちゃんに何を尋ねようとしているんでしょうか。

もしかすると、あれほど雁助さんとの再会を拒んでいたうめさんを強引に神戸まで連れてきた謎の理由が明かされるのかも知れません。

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コメント

  1. atsu より:

    今のところ謎が多いですね。ツネと新次郎・栄三郎・亀助は面識がなかったのか。うめを神戸に連れて行くこと、その後うめ一人を残していくことについて、新次郎・栄三郎・亀助はうめ(と雁助)の気持ちを知った上で行動しているのか。ツネは大阪で別れる前の家庭の様子については語っていますが、伊予に雁助が行ってからのことについては何も言っていません。大阪時代家庭を顧みなかったのはともかく、娘の病気を治すため来てくれた雁助に感謝の念がないとは思えないのですが。うめの態度から雁助との間柄を察して、話せないのでしょうか。雁助を案じながら居心地悪そうにしているうめの心中が気になります。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      昨日ちょうだいしたコメントへのレスとなってしまいます。夫への不平不満が実は家庭円満の裏返しだとわかるあさちゃん。その一方で、今一つ腑に落ちない様子のうめさんに孤独を感じずにはいられませんでした。

  2. カッチ より:

    昨日うめさん、新次郎達を見送ったはずなのに今日なんで病院に一緒に行ってたのでしょうか。あの後なにかあったのでしょうか。それにしても一歩引いて雁助を見ているうめさんの表情複雑ですね。普段の友近を知っているだけにうまいなと思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      うめさんの行動に謎の部分が多々ありますが、今回のうめさんの「なんでどす?」と繋がってくるのかも知れませんね。

  3. みかんの皮 より:

    ツネさん、ちりとてでは順ちゃんのお母さん、噂好きのおしゃべりさんでしたね。ここのコメントで思い出しました。すっかりフケてしまって(;_;)

    今日の様子を見る限りでは、雁助さんには冷たい人に見えて、何のために雁助さんが家族のもとに戻ったのか、気の毒になります。明日以降、雁助さんが快復して、素直に喜ぶ姿が描かれることを望みます。そうでないと、あの日思いをたちきろうとしたウメさんが切なすぎます。
    脇役一人一人にまで血の通った脚本と演出に毎日泣かされてます。
    昨日の猫の声も。

    色恋に鈍いあささんもウメさんのことではグッジョブ(⌒∇⌒)ノ”

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      雁助さんの意識が戻り家族が喜ぶ。その姿を見てうめさんはようやく心の中の整理がつく。そんな展開を予想しています。(ただし僕の予想はよく外れます)

  4. えびすこ より:

    ツネが新次郎たちに会うのはこれが最初なんでしょうか?
    「どうも大変ご無沙汰いたしております」と言っていないので。
    もし面識があっても栄三郎は記憶にないかも?

    真田丸ですが第9回の時点だと男性の登場人物で1番若いのは主人公である信繁でしょうか?大河ドラマで幼少期を除くと時期によって主人公が男女別では1番若い人になる(年齢がわからない架空の人物等を除く)のは珍しいですね。
    信繁より若い男性が出るのは「甥の誕生」までないかも?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > これが最初

      現代のように通勤手段もない時代。妻帯者は住み込みでなかったとしても加野屋の近くに住んでいたかと思います。とすれば面識がないというのも不自然。榮三郎くんに関してだけは記憶にないのかも知れません。

      > 信繁より若い男性

      ご高察の通り、「甥の誕生」まで信繁が最若年男性キャラの座を守りそうですね。

  5. つまぴょん より:

    今日放送の最後、うめさんの「なんでだす?」

    気になりますね。

    わたしとしては、「何でおあささまが、うちの雁助さんへの思いに気付いてはるんですか?」ってことじゃないかな?
    なんて思ってます。

    栄三郎さんがどれだけ雁助さんを慕っていたか、
    本当によくわかる回でしたね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとございます。
      うめさんの「なんでだす?」、本当に気になりますね。
      うめさんは何を尋ね、あさちゃんは何を明かすのか。
      明日が待ちきれません。

  6. よるは去った より:

    雁助君の妻ツネさん役の松永怜子さんは女優だけでなく「藤乃家心斎橋(みなみ)』としても活動しているそうですね。「ちりとてちん」にもヒロインの親友の母親役で出演しているんですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 「ちりとてちん」にもヒロインの親友の母親役

      見覚えがありながらも思い出せずにいました。これでスッキリしました!

  7. とんこねら より:

    はじめまして。いつも読ませていただいてます。
    のっけから恐縮ですが、135話へジャンプするリンクが貼られていないようです。ここで終わり?と思ってしまいました。

  8. 新次郎さまファン より:

    急ぎアップされたのでしょうか。
    「ツナは窮状を訴えます」になっています。(そうそう、ツナはサラダに入れたらおいしいねんなー・・・・、ちがうやろっ!とぼけ突っ込みしておきますwww)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ご指摘ありがとうございます。
      早速、訂正いたしました。
      ちょうどこの回をまとめていた頃、睡魔に襲われ寝落ち寸前でした(笑)