あさが来た 第24週 おばあちゃんの大仕事

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年3月14日 〜 3月19日放送
第24週「おばあちゃんの大仕事」

『あさが来た』第24週「おばあちゃんの大仕事」あらすじ

新次郎とあさは二つのことを頼みに大隈重信邸に足を運びました。一つは女子大学校の発起人大会への協力を求めること。そして、もう一つの頼みごとは千代と啓介の縁談を大隈夫妻に取り持ってもらうことでした。

女子大学校の発起人大会が開催されました。しかし集まった者たちから女子大学校への異論が続出。そんな中、困難をものともしないあさの姿に感銘を受けた成澤は、あさの生き様をヒントにして女子大学校の校名を「日の出女子大学校」に決定します。

一方、千代と啓介の見合いの日程が決まりました。しかし程なくして啓介が縁談を辞退。啓介は政府で働くことが望みだったのです。千代が失意に沈む中、新次郎は啓介を説得。ついに千代と啓介は婚約することが出来ました。

そしてついにあさと成澤の悲願の女子大学校設立が決定。生徒募集が始まる中、あさの尽力により宜も一期生として入学することが決定。満を持して日の出女子大学校が開校する日を迎えるのでした。

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『あさが来た』第24週「おばあちゃんの大仕事」各回あらすじとレビュー

第139話 3月14日(月) 千代と啓介の縁談進める
第140話 3月15日(火) 女子大学校の発起人大会
第141話 3月16日(水) 啓介が縁談辞退申し出る
第142話 3月17日(木) 明治31年女子大設立決定
第143話 3月18日(金) 成澤が宜に進学を勧める
第144話 3月19日(土) 日の出女子大学校が開校 

『あさが来た』第24週「おばあちゃんの大仕事」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

千代と啓介の縁談。女子大学校の開校と同大学校への宜の進学。二つの大きなエピソードが様々な困難に直面しながら最後はキレイにまとまる一週です。

第24週のレビューと見どころ

今週は見どころが豊富です。特にブログ管理人が見どころとなりそうだと期待しているのは以下の四場面です。

一、日の出女子大学校開校。物語はついに第1回のトップシークエンスに戻ります。

二、宜の女子大学校進学が決定。あさが、進学に猛反対する宜の母を説得し、ついに宜が夢を叶える場面は涙腺が危ういことになるかも知れません。

三、千代と啓介の縁談。一度は見合いの日取りまで決まるものの啓介が見合いを辞退。娘の結婚に後ろ向きだった新次郎でしたが、愛する娘のために啓介を説得。自分の寂しさを飲み込んで娘のために一肌脱ぐ新次郎の父性愛が涙を誘いそうです。

四、和歌山では藍之助が、みかん畑の窮地を救うエピソードが描かれます。不本意ながら夢の加野銀行を去った藍之助でしたが、新しい道を見つけることになるのでしょうか。

長きにわたって描かれてきた四つのエピソードが今週でほぼ回収。そして、泣いても笑っても『あさが来た』は残すところ二週間となってしまいました。

歴史・時代背景

1898年(明治31年)

『あさが来た』劇中で、あさと成澤悲願の女子大学校の設立が決定されるのが1898年(明治31年)。

この年の6月30日、我が国初の政党内閣である第1次大隈重信内閣が成立。

しかし、アメリカ合衆国によるハワイ併合に異を唱える外交文書が外交危機を招いたことにより、同じ年の10月31日に大隈重信内閣は総辞職しました。

1901年(明治34年)

1901年(明治34年)4月20日、日本女子大学開校式が執り行われ、来賓として式に招かれた渋沢栄一や大隈重信が祝辞を述べています。

ところでこの年の2月3日、福沢諭吉が死去しました。享年68歳。

『あさが来た』第24週「おばあちゃんの大仕事」一週間のエピソード観賞後の感想

今週のサブタイトルが示す通り、よのさんの最後の大仕事がドラマチックに描かれ、涙腺への繰り返しの攻撃と花粉症との相乗効果で眼と鼻が大変なことになる一週間でした。

おばあちゃんの大仕事を軸に、登場人物たちが見せてくれた様々な表情が強く印象に残っています。

婿が無理なら嫁にもらってくれ。千代ちゃんの幸せを心から願うよのさんの、啓介くんへの必死の懇願。弱り切った身体に鞭打って、加野屋の暖簾すら危険にさらす覚悟で啓介くん頭を下げ手を合わせるよのさんの悲壮な姿。

命懸けと言っても過言ではないよのさんの必死の形相が今もって忘れられません。

喜怒哀楽をみごとに表現した千代ちゃんの表情の一つひとつも秀逸でした。前週のお母ちゃんのみっともない姿への「怒」にはじまり、泣いたり笑ったりの積み重ね。千代ちゃんが本作のヒロインかと錯覚するかのような活躍も忘れられません。

この波乱万丈の一種間を演じた祖母と孫を見守る加野屋の面々の繊細な心遣いには人間関係の極意を学ばせてもらいました。そして、祖母と孫を見つめる皆さんの優しい眼差しも暖かくて優しい。

また、よのさんが息を引き取った直後のかのさんの、よのさんを喪った悲しみとこれまで仕えてきたよのさんへの感謝が混ざったような神々しいまでの表情も美しかった。そして、別れ際の「ほんに、ほんに」には泣かされました。

どちらかと言えば地味なキャラのかのさんでしたが、最後はかのさんのそれまでの全人生が見えてくるような丁寧な描写に、脚本家の先生の登場人物たちに注がれる深い愛情が伝わってきます。

一方、日の出女子大学校の開校により物語は第1回の振り出しに戻って来ました。

心から笑い何度となく泣かされた『あさが来た』も残り2週間。1回1回を大切に観てゆきたいと思います。最終回までたっぷりと本作を楽しんでまいりましょう!

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コメント

  1. tonton より:

    この週で退場するよのさんは、皆の幸せを見届けて微笑みながら世を
    去るという穏やかな演出になりそうです。
    そしてお姑さんを見送ったら、今度はあさと新次郎が姑と舅に
    なる流れに
    http://www.sankei.com/west/news/160303/wst1603030092-n1.html

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      最愛の夫に先立たれはしたものの、劇中の登場人物たちの中では、よのさんが一番幸福な人生でしたね。穏やかな最期になるとの由、安心しました。

  2. tonton より:

    この週の撮影は、先々週に撮り終えたばかりなんですよね。
    25週が先週、そして今週が最終26週。

    金曜にステラ予告でタイトルが発表されますが、あらすじを出す方は
    慌ただしそうです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      クランクアップの報道が一斉に流れるといよいよ最終回が近づいていることが実感として湧いてきますね。