あさが来た 148話 新次郎が和歌山に旅する

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年3月24日(木)放送
第25週 第148話 「誇り高き人生」

『あさが来た』第25週 第148話 「誇り高き人生」あらすじと見どころ解説

月日は流れ1902年(明治35年)の11月。千代と啓介の結婚式を翌月に控え、あさは千代の花嫁衣装を取り寄せました。母親の計らいを遠慮する千代にあさが言います。千代の花嫁衣装の手配はよのから託されていたことなのだと。

ほどなくして千代と啓介の結婚式が執り行われ、啓介は加野屋の婿養子として白岡家に向かい入れられました。結婚式の日の夜、家業は啓介らの次の世代に任せそろそろ隠居を考えてはどうかとあさに提案。しかし、隠居はまだ考えられないあさでした。

年が明けて千代が妊娠しました。あさと新次郎が喜びに沸く中、冬休みや春休みには女子大学校の女学生たちが休みを利用してあさの元を訪問。訪ねて来た学生たちに、あさは家業の合間を見つけて簿記などの実学を教授し忙しい日々を過ごしていました。

そんな中、加野屋に一通の電報が届きました。惣兵衛が倒れたというのです。前の年の冬頃より体調を壊していた惣兵衛は医師から風邪と診断され寝込みがちとなっていました。しかし惣兵衛の体調の異変は単なる風邪ではなかったのです。

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midokoro

新次郎が和歌山に旅に出ます。

心配だった養之助は兵役から帰還。「せっちゃん」との間に長男も誕生。名前は達夫。曽祖父の栄達から一文字受け継いだのでしょうか。

『あさが来た』第25週 第148話 「誇り高き人生」
 事前発表あらすじのレビューと解説

千代の花嫁衣装選定に当たり、千代の幼少期のトラウマの一つが解消されます。

幼い千代は鹿鳴館の絵画の中に描かれた美しいドレスに心を奪われるものの、あさは金魚みたいだと否定。しかし、その直後に否定したはずのドレスをあさが率先して身につけたことが千代の心を傷つけていたのです。

千代がこれまで和服に徹していたのはその時のことがトラウマになっていたようです。

今回、亡くなったよのが遺した言葉の力を借りることで千代のトラウマも解消。母娘の間にわずかに残されていた確執はついに浄化されます。

ところで今回、物語の本筋とは関係のないところでヴォリンガーという名の米国人建築家が登場します。

史実では、娘婿(劇中の啓介)の妹・一柳満喜子の夫で米国人建築家のヴォーリズが実在モデルではないかと思われます。

『あさが来た』第25週 第148話 「誇り高き人生」
 朝ドラ観賞後の感想

母娘関係の完全解決

花嫁衣装を取り寄せてくれたお母ちゃんの計らいも素直に受け入れ丁寧にお礼を述べる千代ちゃんの姿が朝から清々しい。

そして「気に入らんお人」が着たせいで、これまで決して袖に腕を通そうとしなかったドレスを千代ちゃんが着たことで、これで母娘関係も完全解決でしょうか。

お父ちゃん、お母ちゃん、お世話になりました。白岡家を出て行く際の千代ちゃんの挨拶も心がこもっていて涙を誘います。

一時のいがみ合いはまるで嘘のよう。これで思い残すことなく『あさが来た』最終回を迎えることができそうです(寂)

幻の啓介さま

自らがワシントンになる道よりも、日本のエジソンを応援する道を選んだ啓介くんの宣言がしびれます。

こんな歯の浮くようなセリフを聞かされた普通であれば白けてしまいそうなところ、啓介くんが言うと不自然でないから不思議です。

それに加えて啓介くんが千代ちゃんに惚れたポイントがお茶目なことこの上ない!

上方言葉にビリビリ。

日本のエジソンなんてカッコいいこと言った直後の、このかいらしい本心。放送期間がもう一ヶ月か二ヶ月残されていれば、彼も「五代さま」に次いで「啓介さま」と言われていたかも知れません。

残り一週間しかないのが返す返すも残念でなりません。

へえさんも藍之助くんの先を越してしまうのか

養之助くんにも千代ちゃんにも結婚で先を越された藍之助くんを、しっかりせえと励ますへえさんの自信に満ちた表情が楽しい。

二度目(?)の春の到来で、藍之助くんの先を越せる見通しが立った余裕が、へえさんにあんな表情をさせたのでしょうか。

ちょっとネタバレになりますが、来週には美和さんがへえさん目当てで白岡家に足を運んで来るそうです。

前回、へえさんのニヤケ顔に負けず劣らず嬉しそうな笑顔を見せていた美和さんが、どんな顔をして白岡家にやって来るのか。

この二人から目が離せなくなって来ました。

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コメント

  1. キノピー より:

    今日の新次郎さんのセリフであさは日本一の嫁だ、日本一にふさわしい富士山の麓に別荘を作って一緒に暮らそうと言ってましたね。いよいよ最終回へのフラグがたちました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 別荘を作って一緒に暮らそう

      富士山の見える別荘を建てても二人で暮らすことはないかも知れない。切なすぎる最終回のフラグですね(涙)

  2. まゆ より:

    3ヶ月になる下の子の夜泣きて寝不足になり、初めてリアルタイムで見れませんでした(泣)
    娘に起こされたときには既に終わっていて、朝ごはんを大急ぎで支度しながら録画したものを見ました!

    千代ちゃんの花嫁姿素晴らしかったですね!
    ドレスの後ろの大きなリボンが若々しくて素敵でした!
    娘も「お姫様だ!可愛い!あれ着たい!」と何度も巻き戻しをせがまれました(笑)

    あさちゃんのドレスはもう落ち着いた雰囲気になってきてるので、千代ちゃんに若々しい可愛らしいドレスを着てもらたいものです!

    そして成澤先生今日はいい仕事してましたね〜♡
    確かに今でも大阪弁は男の子がトキメク方言ランキング上位をキープしてますもんね!
    昔も今もそこは変わらないのが面白いです!

    明日のはつちゃんがどれだけ悲しんでしまうか、今からハラハラです。
    タオルを用意してスタンバイしておこうと思います!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      夜泣きの対応、お疲れ様でした。

      若い女性の洋装は今回が初めてかも知れませんね。本当に新鮮でした。

      そこに反応するお嬢さん、相変わらず鋭い観察眼ですね!(笑)

      そして、この花嫁姿をよのさんが見ていたらどれほど喜んでいたかと、笑顔のおばあちゃんの顔を思い浮かべながら観ていたら涙目になってしまいました。

      • まゆ より:

        昨日のとんねるずの皆さんのおかげでした。SPに波瑠さんが出ていました。
        それを見た娘が「あさちゃんのお顔と似てるね!」と言うので、「あの人があさちゃんやってるんだよ」と説明したのですが、納得しませんでした。
        彼女の中ではあさちゃんはあさちゃんとして生きている方という認識だったようです。
        「髪型違う!お洋服も違うもん!あさちゃんはあの服じゃない!」と熱弁されました。
        子供の純粋な眼にほんわかとした気持ちにさせて貰いました。
        きっとずっと波瑠さんを見るたび、玉木宏さんを見るたび、娘は「あさが来た」を思い出すのでしょうね。

        娘の話ばかり失礼しました。
        残りも娘と一緒にしっかり見ていきます!

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。
          『あさが来た』の最終回が近づき自分自身も残念ですが、お嬢さんがかわいそうでなりません。でも、半年間、心豊かな経験が出来ましたね。

  3. Rv より:

    成澤先生×啓介くんという、対照的な2人の会話がツボにはまり、
    思い出しては笑ってしまいます。

    千代ちゃん×のぶちゃん、
    新次郎さん×五代さま、など
    性格が正反対に見える2人のやりとりが大好きでした。

    それがもうすぐ見られなくなるなんて、つらすぎます…

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      啓介くんが成澤先生の意表をついた問いかけに何故かノリノリで答えてましたね。あれが彼の本当の姿かも。ますます気に入りました。

  4. 三毛猫コフィ より:

    先が短いフラグたち過ぎでネタバレ封印中の悲しい身としまして、今週のあらすじが微妙に一日ずれは有り難い事ですが”へいさんと美和さんの加野屋訪問は気になるところです。
    新次郎さんと惣兵衛さんを失う悲しみを和らげてくれるかな。

    終盤に入っての余裕のなさは、実在の浅子さんが凄く濃い人生の方だけに仕方がないのですが(朝ドラですから夫婦を芯にしたのは正しい)残念無念。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      前作、前々作の時もそうでしたが結末近くになると何故かズレが生じます。修正に修正を重ねているのかも知れないですね。

  5. はりねずみ より:

    いつも楽しみに拝見しています。朝蔵さんも、コメントされる皆様もドラマに対する愛情にあふれていて、気持ちが暖かくなります!

    私は今朝のうめさんの一言にやられました。千代が家をでていくシーンで、あさちゃんに、なんでさみしい、って素直に言わないのか、と声をかけるところ。
    うめはあさちゃんの性格を知り尽くしているはずなので、単純に聞いているわけじゃなく、素直に声に出せないけど本当はさみしんですよね、といたわっているように感じました。いろんな人が去っていく終盤ですけど、うめがずっとあさちゃんの傍にいてくれて本当によかった、と思いました(勝手な解釈ですけど)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      うめさんの一言は、あさちゃんの気持ちを代弁したんでしょうね。と、同時に千代ちゃんへの気遣いもあったのかも知れません。おあささまの強がりがお千代さまを落胆させてはいけないって。うめさん、本当に素敵です。

  6. よるは去った より:

    「はつ伯母ちゃんにお礼を言わな。」千代ちゃんがさかんにみかんを食べるカットで何があったか悟らせるなんて心憎い演出ですね。それにしても新次郎に異変が生じたと思ったら、惣兵衛君に大異変が・ ・ ・ ・・。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      千代ちゃんがお母ちゃんのお腹の中にいた時もみかんが重要なアイテムでしたからね。親子のつながりが表現されていて上手な小道具の使い方だと感激しました。

  7. 新次郎さまファン より:

    千代ちゃんが「花嫁衣裳は自分で選ぶのに」と言ったときも、女学生のころとはちがってあさの多忙さを気遣っての言い方になっていたのが安心しました。

    啓介さんが上方言葉にやられていたとは!千代ちゃんの言葉は独特だと思います。あさはもともと京ことば。新次郎さまは大阪の古くからの商家のことば。千代ちゃんの言葉はそれがいい感じにミックスされているように感じます。はんなりやんわりとしていて、生まれながらの関西弁ネイティブのわたくしが聞いていても「ええ言葉やなあ」と感じています。

    新次郎さま。千代ちゃんのウェディングドレス姿のお披露目の席で、晴花亭のすみにしんどそうにもたれているお姿がいよいよ痛ましいです。(涙)

    明日のあさイチのプレミアムトークのゲストは玉木宏さんです。あさイチの放送がセンバツで短縮バージョンなのが残念です・・・。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > はんなりやんわり

      京と大阪がブレンドされたそんな素敵な響きを持った言葉なのですか!そんな微妙なところがわからないのが残念です。

      > お姿がいよいよ痛ましい

      今週に入ってから新次郎さんは頭髪のボリュームを意図的になくすヘアメイクをしているみたいですが、それもまた弱り切った感じを醸し出して辛いです。

  8. カッチ より:

    千代がドレスを着ましたね。これでトラウマ解消ですね。
    それをあさが用意していたのが憎らしい。
    でも今の千代はそれを素直に受け入れましたね。
    これからは千代の洋装が見られるのでしょうか?
    しかし、新次郎はいよいよやばくなってきましたね。
    僕も以前うつ病になり、最初に味覚がおかしくなりました。
    どうも味が薄く感じてしまうのです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 味が薄く感じてしまう

      それは辛いですね。特に新次郎さんのように味覚へのこだわりのある方は、楽しみも減って落胆も深いかと思います。

  9. tonton より:

    電報の件ですが、惣兵衛が亡くなったではなく倒れたでしたね。
    失礼しました(土下座)。
    やはりお隠れになるのはお決まりの金曜のようで。

    ところで大森さんが書いた啓介のセリフが粋で憎くてお洒落ですね。
    彼が千代との結婚を決めた時、一部の視聴者さん達は、何故
    決めるに至ったプロセスを描かない?と不満を述べていて、
    私も同感だよ~の一人だったのですが、今日持って来ましたか!

    彼は新次郎に習い、五代の名前は全く出しませんでした。が、
    未来の舅から話を聞かされた後で徹底的に、大阪全体の未来を
    思って生涯を生きた事、財閥や蓄財を作らなかった事を
    隅々まで調べ、友ちゃんをエジソンに例えて、加野屋出社初日に
    自分が道を照らす人になる。との決意はカッコ良かったです。

    残るは自転車を自在に乗り回すあさが「いつ」見られるか?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      啓介くんが千代ちゃんとの結婚を決めた本心をあそこまで赤裸々に語るとは意外でした。本音を上手に引き出した成澤先生、GJです。

  10. かえる より:

    ふと思ったのですが、千代にとって、あさは小さい頃からライバルだつたのこもしれませんね。何しろ、千代の初恋の相手は五代さん。でも、五代さんがあさに惚れてることくらい、幼い千代にもわかる。洋服のことにせよ、幼い千代にとっては、あさは何でも手に入れている憎きライバル。そう考えると、親娘関係があれだけこじれたのもわかる気がします。そして、啓介と結婚することで、いよいよその親娘のライバル関係も終わる。そんな気がしました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      千代ちゃんにとってお母ちゃんがライバルというのは新しい視点ですね!新しい上に鋭い。確かにその通りです。放送期間がまだあと一ヶ月も残っていれば啓介くんをめぐる小さなバトルの一つや二つあったかも知れません。

  11. ヤジウマン157号 より:

    念のため確認で。
    養之助の息子・達夫の名が栄達から取ったものとしますと、『曾祖父』ではなく『祖父』かと思います。
    自分の勘違いでしたらすみません。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      僕の勘違いです。登場人物たちの年齢の変化を前に頭の中が大混乱してます(苦笑)

      • acha より:

        横からすみません…生まれた子から見たら曾祖父で合っている気もします。養之助の祖父ですものね。

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。
          おっしゃる通りですね。生まれた子目線での表現に差し替えました。ありがとうございました。

  12. にゃあ より:

    はじめまして☆
    いつも丁寧に解説して下さってありがとうございます!よくこちらを覗かせて頂いておりました。

    これから戦争とか悲しい時代の流れが絡んできて、はつお姉ちゃんとこの養之助君はどうなるんだろと……最近一番気になっていたエピソードだったので、不安が解消されて良かったです(*´-`)
    最終話まで安心して、これからの見所を楽しみたいと思います♪
    どうもありがとうございました(^^)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      当ブログがお役に立てて嬉しいです。
      間もなく終わってしまいますが、最後までよろしくお願いします。