あさが来た 152話 あさが実業界引退を宣言

連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年3月29日(火)放送
第26週 第152話 「柔らかい心」

『あさが来た』第26週 第152話 「柔らかい心」あらすじと見どころ解説

余命がわずかであることを医師から宣告された新次郎が啓介に家督を譲りました。隠居、そして結婚40年を機に新次郎はあさに贈り物をしました。贈り物は植木でした。新次郎は植木職人の石川を呼び、庭に梅の苗木を植樹します。

冷え込みが厳しい季節になると新次郎は外出しない日が増え始め、新次郎が寝込んだという噂はたちまち方々に拡散。大阪の商売仲間や美和、そして九州から治郎作と宮部までもが新次郎の見舞いに駆けつけてきました。

年が明け1904年(明治37年)となり日露戦争が勃発。日露戦争。そしてその後に予想される有事に備えるため、あさは生命保険の新規契約を控える方針を提案。続けて宣言したあさの言葉は一同を驚かせました。

あさはすべての商売からの引退を表明したのです。あさの突然の引退には加野屋の誰もが異を唱えました。しかしあさは新次郎と一緒に過ごしたいと懇願。榮三郎はあさの引退を受け入れ、あさも加野屋の将来を榮三郎たちに託すのでした。

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midokoro
新次郎が隠居し、家督を啓介に譲りました。

引き続いてあさも家業の一切から手を引くと宣言。夫婦揃って引退です。

『あさが来た』第26週 第152話 「柔らかい心」
 事前発表あらすじのレビューと解説

いよいよ体調が優れず、遊びに出ることも少なくなった新次郎を様々な人たちが見舞うことで、最終週に主要キャラクターたちが顔を揃えてくれます。

今回は懐かしい炭鉱のあの二人。現場を仕切っていた治郎作親分と元支配人の宮部が九州から駆けつけて来ます。

加野屋の看板に守られるどころか、その看板を背負っているが故に困難な状況を経験した炭鉱の思い出は、あさが人の上に立つことを学ぶ貴重な学習の場でもありました。

懐かしい顔ぶれとの昔話を楽しみつつ、あさのこれまでの歩みを振り返る静かで心豊かな場面が描かれることを期待せずにはいられません。

『あさが来た』第26週 第152話 「柔らかい心」
 朝ドラ観賞後の感想

家族写真

家族写真、そして加野屋の面々との記念写真の撮影場面が切なすぎました。新次郎さんが自分の死に備えて家族に思い出を残そうとしているようで。

『マッサン』の終盤にも似た場面がありましたね。森の熊さんが倅の出征の直前に、自分の家族とマッサンの家族を揃えての記念撮影。あまりにも切ない場面だったせいか、いまだに記憶から消えません。

その日、余市には強風が吹き荒れていたのも忘れられません。(はるか師匠の髪の毛ヒラリが記憶を定着させたとも言えます。笑)

ところで『あさが来た』の家族写真はこれが二度目です。一度目は千代ちゃんがまさ幼い頃のこと。あの時の撮影場面は、成長した千代ちゃんが母親の頭に鬼の角を書き加えたことで回収されましたが、今回撮影した写真もどこかで回収されるのでしょうか。

一見、楽しそうに見えて、実は切なく悲しい家族写真でした。

治郎作親分と宮部のおじさんの登場に涙目

治郎作親分と宮部のおじさんとのまさかの再会に涙目になってしまいました。

それにしても驚いたのは宮部のおじさんのリアル過ぎるおじいちゃん演技。白岡家の座敷で正座する宮部のおじさんの曲がって小さくなった背中が年月の経過を物語っていました。

あさちゃんの若い頃と今との年齢差の演じ分けも見事。加野炭鉱時代には若々しくて張りのある甲高い声。そして今はトーンの低い落ち着きのある声。

回想場面が入ることでその演じ分けに驚かされました。

若い頃の不摂生がたたってと口にするところがいかにも治郎作親分らしい。仕事が終わるといつも酒を抱えていたので飲み過ぎでしょうか(笑)

あさちゃんが治郎作親分たちと激しく対立しドキドキさせられた頃も、今となっては懐かしい思い出です。(そう言えばサトシはどうなったのでしょうか)

新次郎さんの気遣い

あさちゃんの実業引退に異を唱える新次郎さんの優しさが心に沁みます。

あさちゃんが自分のために大事な商売を辞めると思い込み胸を痛める新次郎さん。この期に及んで尚、徹底して人に気遣う姿勢が涙を誘います。

新次郎さんはじめ、登場人物たちの他者への気遣い心遣いが心地よかった『あさが来た』も残すところ4回となってしまいました。

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31 Responses to “あさが来た 152話 あさが実業界引退を宣言”

  1. hiro より:

    こんばんは 。先程、BSでの再放送を見終わりました。
    久し振りのコメントとなりますが、今日は懐かしの炭鉱の方達との再開が果たせてよかったですね。特に梶原膳さんは個人的に好きなキャラなので出てくれて嬉しかったです。
    朝蔵さんも仰ってる様にサトシの事も気になりました。もうこのまま出演せずに終わってしまうのでしょうか?
    残りラスト4話、ドラマもこちらのブログ感想も見逃せません(^-^)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      自分のしたことを悔い涙を流したサトシ=松造が立ち直る姿を見たい。そう思ってたのですが、そこまでやったら出来過ぎかもしれないですね。

  2. まゆ より:

    あさちゃんの引退宣言に驚く加野屋のみんなの表情が面白かったです!
    中でもやはりへぇさんが(笑)
    本当に目が飛び出てるんじゃないかと思いました。

    最後の写真。
    切ないですね。
    そしていつの間にか榮三郎君のお嬢さん’s大きくなりましたね〜!
    そんな描写にも時の流れを感じます。

    亀助さんの「奥さんも新次郎さんもいなくなったらどうしたらいいのや」という台詞にも泣かされました。
    夫婦揃って振り回されてきた亀助さん。
    雁助さんならなんと言って励ますでしょうか。
    早く雁助さんに会わせてあげたいです。

    娘が通信講座の着せ替えシール遊びで紋付袴のシールを見つけました。
    それを見てすぐさま
    「これ新次郎さんだ!新次郎さんの服だよね!」
    と誇らしげに見せてくれました。
    本当によく見てるなぁと驚きました。
    すぐさま旦那にも見せに行き、褒められますます喜んでました。

    そしてラストの平塚さんを見つけて、「あ!AKBの人だ!」と。
    本当に観察眼の凄い娘に育ちました(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 夫婦揃って振り回されてきた亀助さん

      振り回されっぱなしだったのに、振り回してくれる人が二人揃っていなくなり寂しくなるところがいかにも亀助さんらしくて可愛いです。

      > 観察眼の凄い娘

      あさちゃんをええ具合にブスッと刺した犯人が次回作でも登場します(笑)鋭い観察眼ゆえにショックを受けないか心配です。

  3. ゆきりさ より:

    朝蔵さま、皆様こんばんは。

    あさが来た、もう4回で終わってしまうなんて。寂しいですね。
    あさが来たは最初からワクワクし『新次郎さま』にキュンキュンしてました。

    で、朝蔵さまに是非お願いがあります。

    トップ画面に『とと姉ちゃん』のリンクが欲しいです。一覧の中にはありますが、上下があさが来たなので、そろそろどちらか『とと姉ちゃん』にしても良いかなと思います。

    お手を煩わしますが、お時間がある時によろしくお願い致します。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      早速、『とと姉ちゃん』のリンクを設置しました。リンクの設置が反映されるまで少し時間がかかってしまうのですが、明日(3/30)にはトップページから『とと姉ちゃん』に直接アクセス出来るようになると思います。

  4. たこやき より:

    最終週になり、録画したものを観るまではこちらのサイトをみない!と思ったものの、いつも先にみてしまいます。今も録画を観ないでコメントしています。
    さて、大詰めになって悲しい気分になることが多いのですが、それにつけても亀助さんの「椅子」のシーンを思い出しては笑ってしまいます。(今朝は子どもと観ていたテレビで亀助さんがイスのダンスをしてましたので。)
    きちんとした俳優さんを使っているから、小声の台詞でもはっきり聞こえてストレスがない。

    雁助さんといい、良い脇役を揃えたドラマですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      仰るとおり『あさが来た』は脇役の一人ひとりも人物造形がしっかりとつくりこまれ、それが楽しさを倍増させてくれました。こんな素敵で楽しい面々ともう会えないことが寂しくてなりません。

  5. ア※ラッキー より:

     
    写真を撮影する時、お約束(笑)の師匠が出なかったのが・・・、でも、ぐっさんが出たから、よしとしましょうか。

    それと、治郎作親分と宮部さんのシーンで、なんで、カズさんが・・・。すみません。ここで、愚痴言ってもしょうがないんですよね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      実は僕もカズさんが来なかったことにちょっとばかりガッカリしてました。カズさんのアイドル時代のファンだったもので・・・

  6. のんのん より:

    今日もよい回でした。

    久しぶりの宮部さんと治郎作親分

    亀助さんとのかいらしいスリーショット。
    炭鉱売られても旦那様、奥さん、と言ってもらえる良い関係を築いていたんだなぁと安心しました。

    あささんの加野銀行の発言、五代様のように堂々としていましたね。
    立派に加野屋の暖簾を引継ぎ、道を照らす人になれたんだと思いました。

    その後のよい奥さんではありしまへんでしたやろ?に長らく誰も何も言えないあたり、笑いました。
    全身もじもじさせてそんな…そんな事…と声を振り絞る亀助さんのかいらしいこと!
    雁助さんがいたらどんなツッコミを入れたかなぁ。

    新次郎を気遣い、商売人引退に反対する新次郎に対し、お茶のお道具が買えなくなるからですやろか?の返しのあさちゃん、派手な桜よりも粋な梅を選ぶあさちゃん、すっかり加野屋ウェイを感じました…。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > よい奥さんではありしまへんでしたやろ?
      > 雁助さんがいたらどんなツッコミ

      僕も雁助さんの面白いツッコミが大好きでした。あの場に雁助さんがいたら最強のツッコミで沸かせてくれていたかと。今回の雁助さん不在は残念ですが、今週再び雁助さんと再会出来ることは感激です。

  7. よるは去った より:

    懐かしき友、治郎作親分と宮部君の来訪。これは嬉しいサプライズでしょう。新次郎君だけでなくあさちゃんまでが仕事の一線をから引くことになり、店先で淋しい想いにかられているところに新しい時代の風(平塚明女史)が・・・・・。両方とも受け手が亀助君という設定が面白かったですね。でも時代はついに日露戦争勃発へ・・・・・・。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      宮部のおじさんが正座した際の背中の曲がり具合、加齢による身体の縮み具合が妙にリアルで驚きました。このおじいちゃん演技が、あさちゃんが口にした「青春」という言葉を際出せていました。あれからずいぶん時間が経ったのですね。

  8. かえる より:

    あわじ花さじきのロケが最後の場面らしいですね。成沢先生から千代のぶさちがバーガーをもらって食べていた写真もあったし。勉強会かピクニックか。NHKも隠す必要ないのに。NHK出版の小説本もあるんだし。あらすじわかっても、充分楽しめるよ。勉強会の後に何かあるのかな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      勉強会のようなピクニックのような野外ロケ場面に何かサプライズが隠されているのか、僕もこれが気になってなりません。

  9. tonton より:

    1月末に雁助さんが辞めた時は「何で辞めるんどす~?」状態でしたが
    今度は亀助さんが。

    それまでは序列関係なく職員とコミュニケートできてたのが、
    仕切りで囲まれ、下の人達からはアンタッチャブルな存在として
    扱われ、変化に対応できず戸惑い違和感を感じる。
    雁助さんの気持ちがやっと解ったような気がします。

    それと新次郎のお見舞いのメンツにかつてのお三味線仲間が
    一人もいませんでした。
    あぁ山屋与平さん始めとした・・・(号泣)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      山屋与平さん、いつの間にかお亡くなりになったのでしょうね。チョイ役ながらも強く印象に残る山屋与平さんのアクの強いキャラが大好きでした。

  10. 新次郎さまファン より:

    今日は本業が俳優ではない方々の表情が興味深かった回でした。

    あさから引退を告げられた榮三郎。あさを尊敬し、頼っているので引退してほしくないという気持ちがありつつも、あさの決心が自分の兄新次郎のためだとわかり、「それなら仕方ない、大好きなお兄ちゃんをお願いします」という気持ちが出ていた表情。

    家族写真を撮るときのうめ。写真に慣れていなくてレンズを注視できず、まぶたも半開き。恥ずかしそうで、新次郎さまのことを考えると少し悲しいというような表情。

    すべての事情をのみこんであさに植木を選ばせてくれる植木屋石川。

    (新次郎さまの最後を考えたくないので、他の出演者で気を紛らわせています・・・)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      家族写真と言えば、今回のカメラマンも髪芸のはるか師匠の起用を期待してしまいました。髪の毛ヒラリが気を紛らすことが出来ず残念です(笑)

  11. カッチ より:

    昨日は後半に山場があったのですね。
    新次郎のたっかんしたような表情が印象的でした。
    成澤先生との話が役にたったのですね。
    医師が言った「寿命です」というのには僕も覚えがあります。
    4年前、父を亡くしたのですが、ああすればよかったと
    ぐちぐち言う僕に友人が言った言葉がこれです。
    父は下痢で入院したのですが、前からわかっていた
    腹部大動脈瘤が破裂して亡くなりました。
    その時の医師の対応に不満があるのですが、
    確かに助かっていても父は腎不全も発症してましたし
    寿命だったのかなと思います。
    今朝の放送で新次郎のところにたくさんの人が見舞いに
    来ました。それが大事と思います。
    僕は会社員ですが、定年退職した人はさびしいものです。
    やっぱり趣味を持って人脈を広げるのが大切と思います。
    僕はゴルフをしますがそっちの友人のほうが
    会社の同僚よりずっと大切です。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      僕もずいぶん昔に母を亡くした時の医師の対応に不満を持ち続けていたのですが、考えを改めなければとそんな気持ちにさせられました。

  12. もんすけ より:

    すみません、誤変換してしまいました。
    お手数申し訳ございません。修正いただけましたら幸いです。
    銀二 → 銀之丞 さん

    【返信】修正しました!

  13. もんすけ より:

    「加野屋の心地よさは、相手をまずはいったん受け入れるところ」と、
    以前、こちらのサイトで拝見し、大きく頷きました。
    正吉さんやよのさんの最期をしっかりと受け止めてきた新次郎さん、
    自身の「運命」ですら穏やかに受け入れるのだな…と、
    前回の「人間には寿命がある」との言葉とともに感じ入りました。
    その真摯な生き方を受け止め、夫との時間を大切にするため、
    また、後進のためにも仕事を引退するあさちゃんの清廉な生き方が美しい。

    宮部さんも治郎作親分もなつかしい!
    一瞬、(は!黒田屋さんが…)と不謹慎にも「ちかえもん」を思い出した次第。
    銀之丞さん、素敵な役者さんですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      受け入れると言えば、新次郎さんに病院に行って欲しいと頭を下げるあさちゃんの懇願を受け入れる新次郎さんの表情が忘れられません。自分の健康への心配よりも、あさちゃんの不安を取り除くために病院行きを受け入れる新次郎さんの加野屋ウェイが泣かせます。

  14. tenten より:

    朝蔵様おはようございます。ちりとてちんの草若の最後を思い出してしまう様な温かくて思いやりに溢れた一週間になるんだなあ。そう言う回になりましたね。切ないけれど温かい、新次郎さんの人柄がよく分かりました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      仰るとおりまったりした時間の流れが草若師匠の最後の週と似ていますね。草若師匠が最愛の奥様や正太郎さんと再会出来たように、新次郎さんもお父ちゃん、お母ちゃん、お兄ちゃん、白蛇はん、そして友ちゃんと再会できるのではないでしょうか。

  15. ヤジウマン157号 より:

    次郎作→治郎作 かな?
    細かくてすみません。

  16. さや より:

    親分と宮部さん出られるんですか! 楽しみです(*´ω`*)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      炭鉱のこのお二人。大好きだったので僕も楽しみです。

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