あさが来た 第26週 柔らかい心

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あさが来た』
2016年3月28日 〜 4月1日放送
第26週「柔らかい心」

『あさが来た』第26週「柔らかい心」あらすじ

新次郎が家督を啓介に譲り、ほどなくしてあさも実業界からの引退を宣言しました。隠居した新次郎の身体は日に日に衰弱し、家の中で読書して過ごす日が増えてきました。そんな新次郎の健康状態を案じ、見舞いの客が次々と白岡家にやってきます。

新次郎を見舞う客はお茶や三味線仲間はもとより、九州の炭鉱の次郎作や宮部。すでに隠居の身になっている雁助などが訪れては新次郎やあさと旧交を暖めるのでした。また女子大学校では初の卒業生を送り出し、綾子と成澤がそのことを伝えにやって来ました。

月日は流れ病気で弱り切った新次郎は最後の力を振り絞りあさに伝えます。あさが自分の人生の中で成し遂げたことがどれほど価値あることなのかを。新次郎の遺した言葉を胸に、衰えを知らない晩年のあさは女性のための勉強会を構想しはじめます。

それから6年。かつて新次郎と入手を約束した富士山のよく見える場所に別荘を購入したあさは、その別荘に進取の気性あふれる女性たちを集め、女性ならではの柔らかい心によって世のため人のために働く道を説くのでした。

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『あさが来た』第26週「柔らかい心」各回あらすじとレビュー

第151話 3月28日(月) はつと養之助が大阪訪問
第152話 3月29日(火) あさが実業界引退を宣言
第153話 3月30日(水) 平塚明が大阪のあさ訪問
第154話 3月31日(木) 雁助とうめが再会果たす
第155話 4月1日(金) 新次郎の最期?のことば
最終回 156話 4月2日(土) 別荘での勉強会

『あさが来た』第26週「柔らかい心」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

前週に引き続き日露戦争が勃発する1904年(明治37年)。それから6年経たあさ最晩年となる1910年(明治43年)を背景に『あさが来た』はクライマックスを迎えます。

第26週のレビューと見どころ

第26週の見どころは今週まで続いてきた『あさが来た』の物語を紡いできた愛すべきキャラクターたちの多くが再び顔を見せてくれるところでしょうか。

懐かしいところでは旧加野炭鉱であさの姉御肌に心酔していた次郎作親分。お茶目な日和見主義者・宮部元支配人。炭鉱の「重鎮」が白岡家にやってきます。

また、雁助も隠居の身となって元気な姿を披露。切ない大人の恋の物語を展開した雁助とうめの二人の関係には嬉しくなるような結末が用意されているようです。

もう一組のまさかの恋バナも回収されます。美和と平十郎です。いつぞや美和を見初めて以来、晴花亭に通い詰めた平十郎でしたがその淡々としたアプローチが功を奏し、美和の心を射止めることに成功するようです。

懐かしい顔ぶれとの再会が最終週を彩るその一方で悲しい別れも描かれるようです。新次郎の死です。事前情報では「新次郎の死」と明文化こそされていませんが、史実の新次郎実在モデルの死去後まで描かれる都合上、「新次郎の死」は避けて通れません。

泣いても笑っても、楽しかった『あさが来た』は今週で終了です。

歴史・時代背景

1904年(明治37年)
この年の2月、日露戦争勃発。

1910年(明治43年)
劇中で「富士山の見える白岡家の別荘」で勉強が開かれるのは1910年(明治43年)となっています。

一方で史実では、広岡浅子氏は1914年(大正3年)から歿年に当たる1919年(大正8年)までの間、富士山の見える別荘すなわち静岡県御殿場市二の岡の広岡家の別荘にて女性のための勉強会を開催。

1916年(大正5年)、広岡浅子は村岡花子(『花子とアン』ヒロインの実在同名モデル)を勉強会に招待。

この勉強会に参加した翌年に初出版を果たした村岡花子は、作家の道を歩もうと決意したのは広岡浅子の勉強会の場であったことを後年になって語っています。

『あさが来た』第26週「柔らかい心」一週間のエピソード観賞後の感想

半年間、明るい朝を運んでくれた『あさが来た』がついに終わりました。

ところで当ブログをはじめたのは『あまちゃん』が始まって間もない頃のことでした。ただし『あまちゃん』の頃は観たり観なかったりと不安定だったため、今にして思えば極めていい加減なブログ運営でした。

第1話から最終回できちんと記事を投稿するようになったのは『あまちゃん』の次作として放送された『ごちそうさん』からです。(『ちりとてちん』『カーネーション』『梅ちゃん先生』『あまちゃん』はBSの再放送に合わせて記事を投稿していました)

このブログで取り扱う朝ドラは『あさが来た』が9作品目となりますが、終了後のロスが本作ではじめて心配になっています。

ロスを一日も早く克服するためにも次回作『とと姉ちゃん』に全力で取り組んでまいりたいと思います。今後とも当ブログをよろしくお願い致します。

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いつも、当ブログ『朝ドラPLUS』をご覧頂き誠にありがとうございます。当ブログでは、誤記、誤変換、事実誤認をなくすべく努めておりますが、もし文中に誤りや表現の不明な点がございましたら、ご指摘頂けますと幸甚に存じます。今後とも『朝ドラPLUS』をよろしくお願い致します。ありがとうございました。


6 Responses to “あさが来た 第26週 柔らかい心”

  1. えびすこ より:

    「世界一難しい恋」もあさ効果で注目されるかも。懐かしい?顔が水曜夜に出ます。既に決まっているレギュラー以外に、あさが来たのメンバーがゲスト出演するのを密かに期待しています。
    波瑠さんが来年の大河ドラマの主役でもよさそうな感じもします。

    ところで2017年度は上期か下期に平成生まれの人を主人公にする、あるいは平成20年代を扱う作品がありますかね?生粋の平成生まれがヒロインのあまちゃんの後が「ごちそうさん」・「花子とアン」・「マッサン」と来て、主に平成13~27年を触れた「まれ」。その後が「あさが来た」・「とと姉ちゃん」・「べっぴんさん」と来ています。
    前にも書いてますがそろそろ「平成生まれの男性」を主人公にする(=平成生まれの男性の俳優が主役)のもいいのでは?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 平成

      『あまちゃん』の後に昭和以前を描く時代劇が三作品続き、『まれ』の後に再び時代劇が三作品。このパターンでゆけば『べっぴんさん』の後は平成が舞台ということになりますね。

      ちなみに2017年上期朝ドラが最終回を迎えるタイミングで、東日本地域に根ざしたイベントがないか調べたところ、東京の鉄道博物館リニューアルオープンなんていうものがありました。しかし、「鉄子」がヒロインというのはないでしょうね。

  2. tonton より:

    残り1週だけを残して、プチ情報。

    扶桑社から出た「白岡あさ・新次郎語録」を購入したのですが、
    大森女史のインタビューに削除された数シーンの情報が
    掲載されているのご存じでしたか?
    この本は第2の公式メモリアルブック状態で買いです。

    彼女は美和が晴花亭を作る時に五代の援助を受けた事と、
    五代が死んだ時に美和は(このドラマにおける葬儀のシーンでは
    身内だけが着る)白装束を着て、その場面がカットされた事を
    話してました。

    この箇所を読んで、かつて五代が座っていたカウンター席に
    へぃさんを座らせたのは意味があったのだなと解釈しました。
    堅実なへぃさんが美和に春をもたらして嬉しいです。
    五代には凄くキャーキャーしてましたが、登場人物の中では
    真っ先に結婚相手としては除外したいタイプだったので(汗)。

    そして下巻は売り切れで買えなかったので今日(土曜)に
    Amazonで注文したのですが、ノベライズの上巻読むと
    編集時に削除されたシーンがかなり補完できたので、
    火曜に下巻が来るのが待ち遠しいです。
    今回の「あさが来た」ノベライズは買いです。

    ところで家族の一人が「あさロスならぬ、365日の
    紙飛行機ロスになりそうだ」と言っていました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『白岡あさ・新次郎語録』に削除シーンの情報があるというのは初耳です。五代さまと美和さまの関係はもう少し踏み込んで描くのかなと期待していたのですが、削除されていたわけですね。

      • tonton より:

        はい、最初は あさ新次郎の写真集 兼セリフの掘り起こし集かと
        思っていたのですが、昨日書店で現物を手に取ってみて、
        巻末の波瑠 玉木 大森 各氏のインタビュー、とりわけ大森さんのが
        買いでした。
        あぁ野々すみ花さんがブログ言ってたバッサリ削除とは
        この事だったのだなと
        (おそらく あさが五代の葬儀へ向かう為に黒の羽織を着て支度する
        シーンの前後に入れるつもりで撮ったのかもしれません)。
        見ている側も美和の描写や存在感が半端に見受けられる事が多々ありました。
        ノベライズの上巻も美和があさにちょっぴり対抗心を燃やしている
        のかもとの描写があったのに映像では気配なしでしたし。

        踏み込んで描くと朝ドラのガイドラインを外れてしまうからでしょう
        (視聴者から抗議も来るでしょうし)。
        そのインタで確か佐野Pも五代の私生活は視聴者の想像に任せると
        言っていたそうです。

        思うに五代の存命していた時代は江戸時代の側室制度の名残りで
        妾制度が公認されていて、ヒロインに気がありながら、
        アタックしてきた芸妓とも関係を持つ事が、映像で見せなくても
        視聴者にハッキリさせてしまうと、現代の感覚では
        完全に二股を連想させて、朝ドラのガイドラインからは外れるので
        平十郎を五代の指定席だった所に座らせる所を何度も見せるという
        形で
        視聴者が想像しやすくする余地を作ったのかもしれませんね。

        今はノベライズ上巻を読み直しながら、あさっての下巻到着を
        待って
        削除シーンの把握をしている所です。

        襲名披露の時、五代は正吉と立ち話した後のシーンが、ブツ切られた
        感じだったのは、五代がはつを見つけて彼女が農業を作る事を
        話すシーンがカットされてたらしいです。

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。
          五代さまと美和さまの関係はもっと深入りして欲しかったと思う反面、ちょうど良いところでセーブしてくれたのかなとも思います。深入りしていたら話が複雑になりすぎてしまっていたかも知れません。

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