竹蔵が初めて家訓を破る / とと姉ちゃん 第2話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年4月5日(火)放送
第1週 第2話「常子、父と約束する」

『とと姉ちゃん』第1週 第2話 「常子、父と約束する」あらすじと見どころ解説

竹蔵が初めて小橋家の家訓を破ってしまいました。竹蔵が破った家訓とは、月に一度は必ず家族でどこかに出かけるというものでした。楽しみにしていた家族揃っての紅葉狩りが中止になり、常子たち三姉妹は深く落胆します。

家族揃って出かける約束をしていたその日、竹蔵は西洋紡の大迫専務の家の引越しを頼まれてしまい、断ることが出来なくなってしまったのです。一方で竹蔵は、引越しを手伝ったお礼にと、酒に酔って上機嫌の大迫から有名画家の絵画を贈られました。

翌日、仕事中の竹蔵に大迫から電話が入ります。前の晩に酔った勢いで竹蔵に贈った絵画を返して欲しいと大迫は言うのです。同じ頃、家族で出かけることが出来ずふてくされた美子はこの絵画に墨で落書きをしてしまいます。

常子と鞠子は、美子が台無しにした絵画を修復しようとするもののかえって酷い状態になってしまいました。そこに竹蔵が帰宅。絵画を台無しにした理由を美子から聞かされ心を動かされた竹蔵は、この責任は自分で取ると家族の前で宣言するのでした。

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midokoro

ラサール石井さんが『あさが来た』についで二作連続で朝ドラに登場です。ラサール石井さんが演じるのは西洋紡の大迫専務役。

今度の役は怪しい人物ではないようです。

『とと姉ちゃん』第1週 第2話 「常子、父と約束する」
 事前発表あらすじのレビューと解説

小橋家に衝撃が走ります。

小橋家には家訓がありました。それは毎月一度は家族揃って出かけるという約束でした。その大事な約束の日、父の竹蔵は引越しの手伝いを頼まれてしまい断ることが出来ません。

これまで約束を守り通してきた竹蔵が初めて家訓を破る一大事を、三女の美子が受け入れるにはまだあまりにも幼すぎました。

すっかりご機嫌斜めとなった美子が騒動を巻き起こします。

▼川上凛子(小橋美子の少女時代)
・『妖怪ウォッチカレンダー妖怪出たー!篇』(2014年)マクドナルドTVコマーシャル
・『ビリギャル』(2015年)ヒロイン・工藤さやかの妹の少女時代

▼ラサール石井(西洋紡の大迫専務)
・『あさが来た』(2016年)萬谷与左衛門役
・『嫌な女』(2016年)萩原道哉役

『とと姉ちゃん』第1週 第2話 「常子、父と約束する」
 朝ドラ観賞後の感想

行儀の良い言葉づかい

朝イチ受けで有働アナもおっしゃってましたが、家族どうしが敬語を使って話すお行儀の良さが朝から清々しいことこの上ありません。

三女のよっちゃんが怒りにまかせて放った「あいつ!」という単語。現代劇ならデフォルトの範囲内の言葉ですら浮いて聞こえてしまう環境が素敵です。

しかもその言葉づかいに君子かかがすかさず釘を刺してくれるところも安心です。

そしてお行儀の良い言葉づかいを際立たせる整頓の行き届いた家の中。小橋家の家族の身だしなみ。

本作に流れる美しい昭和の空気が大好きです。

追記:今回出てきた懐かしい昭和の光景にも癒やされます。水の入ったバケツを両手に持って外に立たされた悪ガキ二人。この男の子たちが昭和顔なのがまたいい。

その二人の悪ガキに冷たい視線を浴びせるクールな鞠子ちゃん。いい味出してます。

鉄郎叔父さん

『梅ちゃん先生』のヒロインの叔父・陽造さんを思い出さずにはいられないようなフーテンの寅さんキャラ・鉄郎叔父さんの登場です。

良く言えば起業家マインドが旺盛。悪く言えば博打好き。

『梅ちゃん先生』の陽造叔父さんもそんなキャラでしたが、そんなキャラであるが故に浮き沈みの激しい人生でした。

そんな浮き沈みの激しい寅さんキャラが僕は大好物です。

映画『男はつらいよ』の車寅次郎、人呼んでフーテンの寅さんを映画館で観ることが出来なくなって20年が経ちました。

20年ぶりによみがえる「寅さん」の登場に感激です。

鞠子ちゃんのキャラが気になる

前回のレビューでも記しましたが、竹蔵ととがまるで『となりのトトロ』のサツキとメイのお父さん。

同様の感想を持った方が大勢おられるようで今朝のニュースでも報じられていました。

一方、しっかり者のお姉ちゃん・サツキが常子なら、やんちゃなメイはよっちゃん。そんな中『となりのトトロ』の草壁家の誰にも当てはまらない次女の鞠子ちゃんのキャラが面白くなってきました。

クールで且つ算段上手らしい面が見え始めた鞠子ちゃん。

『となりのトトロ』劇中では草壁家はじめどこにも見当たらなかった、宮﨑駿さんが不得手とする煮ても焼いても食えない少女キャラの誕生です。

大人になった鞠子ちゃんが今から楽しみです。

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コメント

  1. えびすこ より:

    今日の「スタジオパークからこんにちは」に西島秀俊さんが出ます。
    この番組は今週からリニューアルして放送時間が拡大しました。
    一昨日のリニューアル1回目が高畑充希さんでした。「高畑淳子さんと親子では」と思っている人もいるようです。

    ところで次作「べっぴんさん」は3月中にヒロイン発表がなかったのですが、こちらは今月中には誰か判明しますね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      そう言えば『べっぴんさん』のヒロインがまだ発表されてませんでしたね。来週あたりには明らかになるんでしょうか。楽しみです。

  2. mizutamari より:

    朝ロス、引きずっています。
    でも、頑張ってみました。
    失礼な話ですよね。
    私は、5女なので、末っ子の正義が良くわかります。
    今まで、色んな人に迷惑をかけてきたんでしょうね。
    還暦の反省です。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      今週を乗り切れば、常子ちゃんたち三姉妹があさロスを癒やしてくれるのではないでしょうか。第2話であさロスを克服しはじめた人も大勢おられるようです。

  3. tonton より:

    「時の経過はゆっくりと進みます。」の事前発表とは裏腹に
    まだ2話分が終わったばかりですが、スピーディーな展開でテンポ良く
    見れてるのが嬉しいです。
    西島秀俊のとと役は穏やかなキャラですが、あれだけ強烈な
    存在感を放っているのは想定外でした。

    発表されたキャストポスターご覧になられましたか?
    https://www.instagram.com/p/BDfwlBEwJ7P/

    「あさが来た」や大河ドラマのようにデザインを前半と後半に分けるのか?
    あるいは「まれ」のように同じデザインで半年通すのかは未定ですが、

    序盤から「あさが来た」にひけを取らない脚本と演出。
    1週間しか出ない大人しい父親があれだけの存在感。
    そして驚いたのがポスターに於ける唐沢氏のポジション。
    「期待していいぞ~」と訴えてるデザインで、折り返し地点過ぎには
    どのようなドラマになっているのかワクワク感が止まりません。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      tontonさんの熱い想いがひしひしと伝わってくるレビュー、こちらまで熱くなってきます。初回の視聴率も上々、2話の時点で評判のすこぶる良いようですね。本当に楽しみになってきました。これで春、夏も楽しく過ごせそうです。

  4. カッチ より:

    美子ちゃんやっちゃいましたね。
    それを怒らないで、みんなでなんとかしようとするところ
    仲がいいですね。
    昨日気付かなかったのですが、お母さんの名前は君子なんですね。
    おふくろが同じ名前だったので親近感を感じます。
    後半見てないので竹蔵がどういう対応を見せるか楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      竹蔵ととに問いつめられながらも決して鞠子ちゃんのせいにしない常子ちゃん。美子ちゃんのせいにしない鞠子ちゃん。妹思いが素敵でした。

  5. もんすけ より:

    また少しだけお邪魔します。
    まだ前作の余韻冷めやらぬ感も若干ありますが、小橋家のほっこりとした、
    素朴な雰囲気に心地よい朝を迎えることができました。

    朝蔵さんのおっしゃる『となりのトトロ』の草壁家とともに、
    オープニング曲から『風立ちぬ』を、
    また全体の雰囲気として『おもひでぽろぽろ』などが思い出され、
    昭和世代には心に響く描写のラインナップ。
    居心地のよい空間を見ることができそうで、期待が高まります。

    「安心してください。」
    普通のセリフのはずなのですが、竹蔵ととにドキドキ、ドキドキ。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『となりのトトロ』『風立ちぬ』『おもひでぽろぽろ』・・・本当に宮﨑駿さんの昭和テイストですね!頂戴したコメントで『とと姉ちゃん』の居心地の良さの理由がわかりました。

  6. えびすこ より:

    第2回の最後のセリフ。「安心してください」の次が直せますだったら、昨年の流行語をひねりましたね。
    田山さんふんする社長は男はつらいよの「タコ社長」のようですね。
    そうなると鉄郎叔父さんは寅さん?
    浜松らしくうなぎが出ましたね。

    あさが来たは最後の週は27・0%が週間最高でしたが、朝ドラで最後の週でも25%を超えたのはいつ以来でしょう?少なくとも過去6年間では最高です。
    とと姉ちゃんの気になる第1回は22.6%でした。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      視聴率ページを先刻アップしました。『ごちそうさん』の時もそうでしたが大ヒット作の次作品の初回は強いですね。このペースを維持してもらいたいと切に願っています。

  7. noco-noco より:

    初めてコメント致します。いつも楽しく拝見しております。今日の3姉妹の行動に可愛らしさを感じました。
    個人的には、常子の家の整えられた、昭和の美しさが好きです。簡素でも、千代紙のくす玉オーナメントが居間に飾られたり、子ども部屋にも花型の切り紙を壁に貼ったりと、彩り豊か。これらが、後の雑誌に繋がっていくのだなぁと思いました。これからが楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      初コメント頂戴し、ありがとうございます。

      > 千代紙のくす玉オーナメント
      > 花型の切り紙

      すみずみまで観察されてますね!
      おっしゃるとおり、こんな豊かな家庭環境がのちの仕事の原風景なのだと思います。僕も小橋家の家の中をもっとしっかり観察するようにしたいと思います。

  8. よるは去った より:

    ピカッツァ?ん~そういう発音もあったのかな?綴りを調べてみたらPicasso だけど。美子「変な絵。」「私の方が上手だもん。」あの巨匠はわざと子どもっぽく描くやり方だったらしいし。鉄郎「本物だったら千円は下らない。」現在では2千万円以上の値打ち?でもそんな絵を酔った勢いで軽々しく他人にあげてしまう萬屋・・・・いや大迫専務って・・・・・・・。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      萬屋、そして大迫。インパクトの強い役が続きますね、ラサール石井さん(笑)でも、今回の大迫はどこか愛嬌があって安心して観ていられます。前作は怖すぎでした。

  9. アーモンド より:

    高畑充希、向井理という、ごちそうさん、ゲゲゲの女房を思い出させる豪華キャスト。
    あさが来たのあのラサール石井も。

    これはまた楽しみです。
    あさロスを吹き飛ばせ。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      本当に豪華ですね。中盤以降、さらに豪華になるので本作もいい成績を残すのではないでしょうか。