帝大生・星野との出会い / とと姉ちゃん 第20話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年4月26日(火)放送
第4週 第20話「常子、編入試験に挑む」

『とと姉ちゃん』第4週 第20話 「常子、編入試験に挑む」あらすじと見どころ解説

ある日、近所の寺に弁当の納品に行った常子は、地面に横たわり植物を観察している一風変わった学生と遭遇しました。ドン引きした常子は、その学生の話しに興味を示す鞠子の手を引き、逃げるように去って行くのでした。

同じ頃、君子は悩んでいました。森田屋の素早い動きを要求される仕事に君子はなかなかついて行くことが出来ず、日々宗吉から頭ごなしに怒鳴られ続けていたのです。常子と鞠子はそんな君子のことを案じていました。

その頃、常子にはもう一つ心配なことがありました。君子と滝子の関係です。通りですれ違ったも君子と滝子はお互いに口を聞こうとはしませんでした。二人の間に何かがあったに違いないと察する常子でした。

そんなある日、君子と常子が弁当の配達から戻ると、怒り心頭の客が森田屋に怒鳴り込んで来る現場に遭遇します。松と竹の弁当が間違えて届けられたのです。弁当の代金を全額返金するものの、その客の怒りは収まらないのでした。

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midokoro
『梅ちゃん先生』『ごちそうさん』を思い出さずにはいられない、ヒロインと理系男子の恋バナがはじまります。

しかし、『梅』『ごち』同様に初めての出会いの印象は最悪です。

『とと姉ちゃん』第4週 第20話 「常子、編入試験に挑む」
 事前発表あらすじのレビューと解説

恋バナの相手役の理系男子は植物学者を目指す帝大生でその名は星野武蔵(演:坂口健太郎)。武蔵と書いて「たけぞう」と読ませるのだそうです。

常子の亡父と漢字違いの同名にしたのは何か意味を持たせているのかも知れませんが、この記事を投稿した時点で詳細は不明です。

地面に這いつくばって植物観察したり、いつも地面を見ながら歩いていたりとそのマニアックな理系臭は『梅ちゃん先生』の松岡くんや『ごちそうさん』の悠太郎を大きく超えるレベルです。

この強烈キャラとの恋バナがどのような展開を経て、どこに落着するのか。期待半分、心配半分です。

『とと姉ちゃん』第4週 第20話 「常子、編入試験に挑む」
 朝ドラ観賞後の感想

星野武蔵

理系男子・星野武蔵の登場です。

僕のとても短い朝ドラ歴の中で、ヒロインが出会った理系男子と言えば『梅ちゃん先生』の松岡くんと『ごちそうさん』の悠太郎さんの二人です。

ただし『梅ちゃん先生』では、テストで残念な点数をとってしまったヒロインが答案用紙を松岡くんに見られてしまう。

『ごちそうさん』では、カフェでヒロインが飛ばしてしまった生クリームが悠太郎さんの制服を汚す。(その後『梅ちゃん先生』同様の答案用紙事件も発生)

いずれもヒロインのポカが出会いのきっかけでしたが、本作では新パターン。理系男子の怪しさにヒロインがドン引きするという展開が新鮮です。

新パターンではありますが、共通している点もあります。

それはヒロインがあまり良くない第一印象を理系男子に抱いたところ。『梅ちゃん先生』も『ごちそうさん』も、あまり良くなかった第一印象が恋心に転化してゆくストーリーテリングが秀逸でした。

本作『とと姉ちゃん』でも、ヒロインがドン引きするほどの決して良くない第一印象が先々でどのように変化してゆくのか、大きな楽しみがドラマに一つ加わりました。

追記:前作『あさが来た』の新次郎さんはどちらかといえば文系ですが、ヒロインのポカとあまり良くない出会いの第一印象という点が上記三作品と共通しているかも知れません。

森田屋の面々

前回に引き続き相変わらず、傍目には怖く見える森田屋の面々です。

しかし、前回では描かれなかったそれぞれの登場人物の優しい心根が今回は見えたような気がして、それがたまらなく嬉しい。

照代さんの笑顔は、まだまだ素直に受け取ることが出来ないまでも、仕事がモタつく君子さんをかばう気遣いが優しい。そして、宗吉さんにどれほど怒鳴られようが一切動じる気配がない顔に張り付いた笑顔が今回は妙に頼もしい。

リヤカーで爆走する常子ちゃんをたしなめるまつさんの、常子ちゃんの頬に両手を当てる仕草が、おばあちゃんが孫に優しく説教するようで微笑ましい。

更に、弁当の配達に出発する常子ちゃんと鞠子ちゃんを、文句を言いながらも実は二人をしっかりと見送っている宗吉さんのさりげない心遣いが憎い。

森田屋のまだ描かれぬ素敵な一面が登場する日は間もなくでしょうか。

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6 Responses to “帝大生・星野との出会い / とと姉ちゃん 第20話”

  1. カッチ より:

    仕事の関係で早く出ているので、朝見れなくて久しぶりです。
    ピエール滝さん怖すぎますね。
    あまちゃんの時も寿司屋の大将でしたが、妙な笑顔を時々してたのに。
    今回はまったく笑顔なしですね。
    それに対して照代さんの笑顔が妙ですね。
    星野君に対して鞠子のほうが興味を持ったのは意外でしたね。
    常子は不審者を見るような態度をとるし。
    しかしその後、君子に星野の言った言葉でアドバイスするあたり
    まんざらでもないのですかね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      森田屋の大将、今は怖いですがそのうちいい笑顔を見せてくれるのではないかと期待してます。東京のあのあたりって、今でもあんな感じの人が少なくないです。一見怖そうだけど、実は心優しい人・・・大将もそんな人かと思います。

  2. えびすこ より:

    いきなりのトラブル発生。あれだけの弁当をリアカーで運ぶのは大変ですね。夏だから早く運ばないと痛みますね。

    外見だけで見て「ちびまる子ちゃん」のキャラクターに例えるなら、母方の叔父の清が花輪くんをイメージした人物なら、星野くんは丸尾くんをイメージした人物になりますね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『ちびまる子ちゃん』はよく知らないので画像検索で確認したところ深く納得しました。
      余談ですが花輪くんの髪型、米国でお騒がせのトランプ氏にそっくりですね(笑)

  3. よるは去った より:

    私的には常子「どうしたもんじゃろのー?」よりも宗吉「チャッチャッとやれ!」の方が耳に残りそうな気がして。私自身が年とってややせっかちになっているせいかな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      宗吉さんの口癖のほうが頻繁に登場しますから、どうしてもこちらのほうが耳に残るのかも知れません。僕も「チャッチャッ」がうつりそうです。

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