常子が綾に勉強を教わる / とと姉ちゃん 第24話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年4月30日(土)放送
第4週 第24話「常子、編入試験に挑む」

『とと姉ちゃん』第4週 第24話 「常子、編入試験に挑む」あらすじと見どころ解説

カンニングを疑われた常子は綾に懇願しました。試験で一番の成績になりたい。だから勉強を教えてもらえないかと。綾は条件付で常子の頼みを引き受けました。綾が常子に付けた条件とは、試験が終わったら決して綾に話しかけないということでした。

常子と綾の勉強会がはじまります。カンニングの疑いを晴らすため、常子は森田屋の仕事を手伝いながら深夜まで猛勉強を続けました。常子が疑われたことを知った宗吉は激怒し、常子に仕事よりも勉強を優先するよう告げるのでした。

そして迎えた再試験の日。常子は綾に次ぐ二位の成績をとり、常子に一切の不正行為はなかったと教師も認めました。試験が終わり常子は綾に再び懇願。試験後は綾に話しかけないという約束を破らせてほしいと。綾はその常子の頼みを快諾します。

一方、君子はようやく森田屋の仕事に慣れ始めていましたが、滝子とはまだ分かり合えてはいませんでした。そんな中、小さな事件が勃発します。森田屋の家の中に干していたはずの鞠子の女学校の制服がなくなってしまったのです。

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midokoro
常子の生涯の親友となる綾の3回目の登場です。この回で、常子と綾が急速に親しくなる様子が描かれます。

ただし、綾は何かと面倒な性格らしいので親しくなるまでに山あり谷ありかと思います。

『とと姉ちゃん』第4週 第24話 「常子、編入試験に挑む」
 事前発表あらすじのレビューと解説

常子が綾に勉強を教わろうと思ったのは叔父・鉄郎の言葉を思い出したことがきっかけでした。その道の一番の人に教わるのが一番だと。

そこで勉強に身が入らぬ常子はクラスで一番の優等生である綾に勉強を教えて欲しいと懇願。この二人だけの勉強会が常子と綾が心を通い合わせるきっかけとして描かれます。

また、この二人だけの勉強会をついには森田屋の面々も応援しはじめるとの由。

森田屋の騒々しい人々と常子が心を通い合わせるきっかけとしても、常子と綾の勉強会が活かされるのかもしれません。

『とと姉ちゃん』第4週 第24話 「常子、編入試験に挑む」
 朝ドラ観賞後の感想

宗吉大将

小橋一家に対する宗吉大将の態度に大きな変化!

宗吉大将が常子ちゃんの勉強を優先させる理由「うちの下宿人が疑われるということは絶対許せない」

これには照れ隠しの言い訳が半分くらい含まれているような気もします。

森田屋の看板に泥を塗られた腹立ちも当然あるのでしょう。しかし、それ以上に宗吉大将は小橋三姉妹をすでに自分の娘みたいに思っているに違いない。

今回の美子ちゃんや鞠子ちゃんへの宗吉大将の態度や表情を観ていてそう思いました。

付け加えるならば、森田屋の面々のことを一番怖がっていたはずの美子ちゃんが、面々の中でも一番怖い宗吉大将に耳打ち出来るほどになついている!

まだ素直にその気持を外に出そうとはしませんが、それ故の照れ隠しの態度が小橋三姉妹への愛情を言葉以上に語っていて、宗吉大将が可愛らしいことこの上ない。

宗吉大将の男前で粋な姿がやっと現れはじめましたが、次週あたりからは男前を全開させてほしいものです。

綾ちゃんの粋なはからい

再試験にて応仁の乱の解答にわざと空欄を残したのか。それとも本人が言う通り、勉強不足だったのか。

きっと前者なのでしょう。

では何故空欄を残したのか。常子ちゃんが再び同級生たちから疑われることを見越して空論を残したのか、それとも常子ちゃんを一位にしようとしたのか。

試験が終わったら話しかけないという約束の撤回も快諾する綾ちゃん。

クラスの中で孤高を保ち、一人でも寂しくないと口では言っていた綾ちゃんですが、心の底では常子ちゃんのような友達が現れることを願っていたのかも知れません。

滝子さんと君子さんの和解の日

窓越しに観察し合う常子ちゃんと滝子さんの姿が愛おしくて切ない。

孫が可愛くてならない滝子さん。祖母と母の関係が心配でならない常子ちゃん。この小さな描写の積み重ねが、滝子さんと君子さんが和解する号泣回を最大限に盛り上げることになるのでしょう。

その日の到来はまだしばらく時間がかかりそうですが、和解の日への期待をあおる演出が秀逸です。

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12 Responses to “常子が綾に勉強を教わる / とと姉ちゃん 第24話”

  1. 千秋様ファン より:

    亡き父の言葉ではなく、おじさんの言葉に触発されて、綾さんに勉強を習おうとしたのですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      鉄郎叔父さん、何回かに一回は三姉妹の役に立ちますね(笑)

  2. koji より:

    常子と美子が向かい裏の
     
    ばぁばを見て

    かかと一緒だね

    ほのぼのでしたね(^_^)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      滝子ばあばと君子かかの腰のばし、いずれ常子ちゃんら三姉妹も同じことをする日が来るんですかね(笑)

  3. tonton より:

    動画リンクの件、失礼致しました(土下座)。

    綾子の人付き合いのスタンス、一見癖がありそうですが
    素敵だと思いました。

    あの年頃には珍しくベタベタした付き合いはしない、美輪明宏さんが
    「人付き合いは腹6分が鉄則」を実行しているような利発さが
    垣間見られる気持ちよさというか。

    今放送されているのは戦前の女子高生の人間関係ですが、
    高度経済成長以降の女子の人間関係は自分の結婚式の
    人数集めだとか、友人代表のスピーチやりあっこ協定を
    結ぶ為の一番の親友認定に纏わる奇数グループトラブルだとか(苦笑)、
    打算が思いっきり絡んでいるケースが殆どなので、綾が輝いて
    見えました。

    彼女と常子はその後も友情が続いて物語を描いていく?という
    展開になりそう?で必要以上に相手に踏み込まないすがすがしい
    人間模様を楽しみに見ようと思ってます。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      言い難いことを平然と言ってのける綾ちゃんが楽しくてしかたありません。彼女が大人になった時の常子ちゃんとのやりとりが今から待ちきれません。

  4. とん より:

    もし応仁の乱の一箇所だけ覚えてて、後はカンニングした、
    そういう疑いがかかってもおかしくない展開にヤキモキしました。

    物語上、先生は常子の一挙手一投足を見張ってたでしょうから、
    綾の優しさを際立たせるためのエピソードだと思いますが。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      綾ちゃん、単純な心優しい優等生でないところが面白いですね。常子ちゃんは物覚えが悪い!とキッパリ言い切ったり、言い難いこと言う性格が最強です。

  5. えびすこ より:

    今日でとと姉ちゃんの1か月目が終わりましたが、あまり大きく物語が動くという展開ではないですね。
    かつて花子とアンやマッサンなどを見てきたせいもありますが、前作・あさが来たが朝ドラ史上初の幕末開始と言うことで、激動の時代から始まったため(大河ドラマ並みのスケールでした)か、今作が出だしで昭和の地方都市の浜松と東京の下町を取り上げているのであまり変動がないように見えます。
    3分の2終了時点で主人公がまだ20代半ばとのことですが、もしかすると8月15日の放送日に「昭和20年8月15日の終戦」の回を放送するのかも。

    常子が通っている女学校のモデル校は折しも私の祖母の母校でもあるようです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      再来週あたりからにわかに劇中での時間の経過が早くなり、劇中で描かれる8月15日はリアルの終戦の日よりも前に迎えるようです。リアルの終戦の日あたりは、すでに高度経済成長期が時代背景かも知れません。

  6. よるは去った より:

    綾ちゃんニクいね。あれだけ常子ちゃんに暗記をすすめた箇所を自分は無回答、そして疑惑を晴らすとはね。宗吉さんの「下宿人が疑われているってことは森田屋が疑われているってことだ。」の言葉も「大家といえば親も同然、店子といえば子も同然。」を思わせます。鞠子ちゃんの制服を盗んだ犯人は?妙な想像もしたけど、常子ちゃんと鞠子ちゃんが女学生している姿を羨ましそうに物陰から見ていた人物も気になります。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      次週、大騒動を巻き起こすらしい小さな事件。今回の最後に描かれた出来事に対して、事前にさりげなくフラグらしきカットを差し挟むところがみごとでした。
      綾ちゃん、良家のご令嬢なので江戸っ子らしからぬお上品なお嬢さんですが、やっぱり江戸っ子ですね。粋なはからい、しびれました。

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