とと姉ちゃん 第9週 常子、初任給をもらう

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年5月30日 〜 6月4日放送
第9週「常子、初任給をもらう」

『とと姉ちゃん』第9週「常子、初任給をもらう」あらすじ

常子に対する早乙女の嫌がらせは相変わらず続いていました。職場で募るストレスを星野との会話で癒やそうとする常子でしたが、この頃より星野は常子を女性として意識するようになっていました。

そんなある日、常子の仕事の仕上げに必要となるタイプライターの使用を早乙女が認めようとしませんでした。しかし常子は仕上げを手書きで対応。その常子の仕事が部長に認められたことで、ついに早乙女も常子への嫌がらせをやめました。

ほどなくして初任給をもらった常子は、滝子から借りていた学費の一部を返済。そして常子が給料をもらえるようになったことで、何年もの間、中断を余儀なくされていた家訓の月に一度のお出かけが復活します。

月日は流れ昭和14年(1939年)。欧州で第二次世界大戦が勃発。その影響は日本国内にも現れ始めるものの、鞠子は早稲田大学に進学し学生生活を満喫。美子は女学校に進学し裁縫に夢中。そして常子は星野との距離を縮めつつあるのでした。

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『とと姉ちゃん』第9週「常子、初任給をもらう」各回あらすじとレビュー

第49話 5月30日(月) 常子の先輩・早乙女朱美
第50話 5月31日(火) 仕事を受けた常子の窮地
第51話 6月1日(水) 女性を蔑視する男性社員
第52話 6月2日(木) 常子、早乙女に反論する
第53話 6月3日(金) 常子ついに初任給もらう
第54話 6月4日(土) 常子に思い告げたい星野

『とと姉ちゃん』第9週「常子、初任給をもらう」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

前週の終わり近くにタイピストの職を得て社会人としての新生活が始まったものの、またしても常子の身にふりかかる試練が引き続き描かれ、そして今週中には回収されます。

第9週のレビューと見どころ

早乙女の嫌がらせが続きます。嫌がらせでなく「いけず」という印象の柔らかな言葉を選びたいところですが舞台は東京です。「いけず」という言葉は滅多に使いません。(と言うか言葉の意味を知らない人の方が多いかも知れません)

さてその嫌がらせにも終止符が打たれ、初任給をもらった常子が「とと姉ちゃん」のはじめの一歩を踏み出すのが今週です。

滝子に借りた学費を自分で稼いだお金で返し、家族と久しぶりにごちそうを食べ、父・竹蔵の死去後長らく途絶えていた月イチのお出かけ家訓の復活。本作のタイトル通りのヒロイン誕生の瞬間です。

それと同時に星野との恋バナが誰の目にもわかるようになってくるのでしょうか。星野の常子を見る目が変わってきます。しかし、常子はまだそのことには気がつかないようです。

歴史・時代背景

昭和12年(1937年)
前週に引き続き昭和12年(1937年)。この年、川端康成の『雪国』が刊行。『マッサン』の鴨居商店のモデルとなった寿屋がウイスキー「サントリー角瓶」を発売。

そんな中、7月に勃発した盧溝橋事件を経て日中が全面戦争に突入します。

昭和14年(1939年)
この年の9月1日、ドイツ軍によるポーランド侵攻。イギリス、フランス両国からのドイツ軍撤退の最後通牒をドイツが拒絶したことで第二次世界大戦が勃発します。

『とと姉ちゃん』第9週「常子、初任給をもらう」一週間のエピソード観賞後の感想

『とと姉ちゃん』のヒロイン・常子ちゃんが、名実ともに本作品のタイトルにもなっている【とと姉ちゃん】になるまでの日々が、勤務先の意地悪な先輩たちによる強烈なイビリをからめてスリリングに描かれる一週でした。

初任給をもらうまでのつらい日々。

しかし、この困難な日々を通して常子ちゃんは重要なことを学んだのかも知れません。それは働く姿勢と働くことの目的です。

常子ちゃんイビリのリーダー(笑)だった早乙女さんは仕事は出来ますが、そもそも働くことの目的は理解出来ていなかったかと思います。

一度は禁じられた男性社員の雑用を引き受けたことに激昂した早乙女さんに常子ちゃんは反論しました。

たとえ些細な仕事であってもそれが求められている以上は真摯に向き合うべきだと。

ビジネスの目的とは顧客の課題解決です。そして「はたらく(働く)」というやまと言葉の語源は「はた(側)」を「らく(楽)」にさせること。

常子ちゃんの反論はビジネスの目的そのもの。働くことの本質です。

早乙女さんの言動を反面教師にしたかどうかは定かではありませんが、早乙女さんたちからのイビリを通して働くことの本質を再確認出来た常子ちゃん。

のちに出版社を創業する際に、この時に得た気づきが役に立ってくるのかも知れません。

常子ちゃんが【とと姉ちゃん】と認められるまでの日々を描いた一週間ですが、常子ちゃんには【とと姉ちゃん】と認められた以上の価値ある一週ではなかったかと思います。

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