常子が富江を遊びに誘う / とと姉ちゃん 第27話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年5月4日(水)放送
第5週 第27話「常子、新種を発見する」

『とと姉ちゃん』第5週 第27話 「常子、新種を発見する」あらすじと見どころ解説

富江は宗吉に説明しました。鞠子の制服を盗んだわけではない。一度、着てみたいと思っていたのだと。女学生の制服に憧れを抱いていた富江の本心を知った常子は提案しました。家の仕事を一日だけ休ませてもらい、鞠子の制服を来てお出かけをしようと。

これまで文句を言わずに家業を手伝ってきた富江に甘えきっていたことを反省した宗吉やまつは常子の提案を受け入れました。そして日曜日、女学校の制服に身を包んだ富江を引き連れ常子は浅草に出かけました。

しかし、富江はすぐに帰宅してしまいます。富江は家のぬか床のことが気がかりで、外で遊んでいるどころではなくなってしまったのです。自分は根っからの森田屋の娘と語る富江の姿を見て、常子は女学校卒業後の自分の進路を考え始めるのでした。

その夜、常子は君子に進路のことを相談するうちに話は滝子の話題に移りました。滝子の様子を尋ねる君子に常子が言います。滝子も君子のことを案じていた。二人は良く似ているところがありやっぱり親子だ。仲直りできないかと。

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富江が憧れる女学生の生活を一日だけでも実現してあげようと常子がはからいます。

しかし、富江は女学生の生活よりも家業が好きであることに気が付き、そんな富江の姿を見た常子は自分の将来のことを考えずにはいられません。

『とと姉ちゃん』第5週 第27話 「常子、新種を発見する」
 事前発表あらすじのレビューと解説

富江が憧れの女学生の生活を体験します。

しかし富江が、女学生の生活よりも好きなことがあることに気が付くのにそれほど時間はかかりませんでした。

富江が好きなこと。それは家業です。

喫茶店に入った富江でしたが客としてくつろぐことは出来ず、思い出すのは森田屋のことばかり。喫茶店の様子を観察するうちに、どうしても森田屋と比較してしまうのです。

最後、自分は何よりも家業が好きなことに気づく富江ですが、そんな富江の姿を見て両親が胸をなでおろす一方で、常子は女学校卒業後の進路のことを意識しはじめます。

さて、今回描かれる喫茶店でそわそわする富江の描写。この場面が面白いものになるのではないかとブログ主は期待しています。

『とと姉ちゃん』第5週 第27話 「常子、新種を発見する」
 朝ドラ観賞後の感想

将来の進路と似た者親子。小橋家と森田屋を対比させながら二つのお題がキレイにまとまった回でした。

将来の進路

女学校の制服を着たかっただけなのか。それとも心のどこかで女学校に通うことに憧れを持っていたのか。

本当のところは富江ちゃんのみが知るところですが、ある日突然自分の家に住み込むことになった家族の同年代の女の子。

その子の女学校の制服姿はさぞかし眩しかったに違いない。

小学校を卒業後、何の迷いもなく家の仕事の手伝いをはじめたとは言え、年齢から考えてそれは他の選択肢を知らなかっただけのこと。

こんな選択肢もあったのか!という富江ちゃんの驚きがちょっと切ない。

そんな富江ちゃんの姿。そして「どうなりたいんだい」「青柳商店を継いでみる気はないかい」という滝子さんの問いかけが常子ちゃんを揺さぶる。

常子ちゃんにもそろそろスイッチが入る頃でしょうか。

話変わって、一時は頭に血がのぼってしまったけれど、すぐに冷静さを取り戻し愛する娘の気持ちをしっかり察する宗吉大将もなかなか素敵なお父ちゃんです。

富江ちゃんがいなくて仕事の調子も出ず寂しそうな表情を隠そうともしない宗吉大将。富江ちゃんが帰ってきた時の反応。そして「やっぱり森田屋の娘」という富江ちゃんの言葉に必死に照れ隠しする大将。このわかりやすさが本当に可愛いです。

似た者親子

「チャッチャとやりなさいよ!チャッチャと」

富江ちゃんが自分はやっぱり森田屋の娘と自覚したのは、思わず口をついて出てきた宗吉の大将の口癖のため?

「チャッチャと」という言葉のみならずその口調までソックリで、その短期な性格はまつさんや宗吉大将ゆずり。

願わくば後半で森田屋の女将になった富江ちゃんの姿を観たいものです。

もう一組の良く似た親子の微妙な関係の描写が絶品!もう一組の親子とは、滝子さんと君子さんのことです。

君子さんを追い出したものの、出て行った娘のことが心配でならない滝子さん。君子さんが竹蔵さんと結婚するために出て行った後もきっとこんな調子だったのだろうと、過去の母娘関係まで想像させてくれるストーリーテリングが秀逸です。

一方、分かり合えないと口でいいながらも滝子さんを母親として慕う気持ちにブレがない君子さんの姿が泣かせてくれます。

朝ドラの(特に現代劇の)母娘の確執にはちょっとばかり汚い言葉での罵り合いがつきものですが、それが一切ないのが清々しい。

いいものを観せてもらえて感謝です。

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2 Responses to “常子が富江を遊びに誘う / とと姉ちゃん 第27話”

  1. よるは去った より:

    富江ちゃんが喫茶店の献立の値段に苦情たれているところも可笑しかったけど、外から従業員の接客ぶりを見て、「もっとチャッチャと動きなさい!」と誰かさんの口調で叫んでしまうのも可愛いかった。森田屋の面々の調子の狂いようと来たら。やはり富江ちゃんは店の大事な歯車の一つだったということですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      富江ちゃんの騒動によって森田屋の面々のすべてが見えたような気がします。明日あたりからはいよいよ星野くんの出番です。

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