新発見とならず星野落胆 / とと姉ちゃん 第30話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年5月7日(土)放送
第5週 第30話「常子、新種を発見する」

『とと姉ちゃん』第5週 第30話 「常子、新種を発見する」あらすじと見どころ解説

星野が「発見」した新種の花はすでに発見され、そのことが新聞でも報じられていました。星野を祝おうと準備をすすめていた常子や森田屋の面々は深く落胆。何も知らずに森田屋にやって来た星野に、常子たちは新聞に載っていたことを伝えることが出来ずにいました。

誰が星野に本当のことを伝えるのか。森田屋の面々がもめているその時、星野は事実を知ってしまいました。深く落胆する星野は気絶。星野を元気づけようと、常子は星野の故郷の赤味噌をつかった味噌汁をつくりました。

常子の味噌汁で元気を取り戻した星野は、今後はしっかりと食べてしっかりと寝て、今度こそ新種を発見し故郷の両親の恩に報いると決意を新たにしました。そして、常子や森田屋の面々に見送られながら下宿に帰ります。

そんな星野の姿に胸を撫で下ろす常子には一つ気がかりなことがありました。君子と滝子が仲直り出来ないままでいることです。君子はその話題には触れようとはしませんでした。その頃、滝子は古い手紙の束を文箱から取り出していました・・・

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midokoro

星野の夢があえなく破れます。

青柳商店の材木置場で発見した「新種」の花は、すでに他の何者かが発見し登録申請までされていたのです。

『とと姉ちゃん』第5週 第30話 「常子、新種を発見する」
 事前発表あらすじのレビューと解説

一途な星野が落胆する姿を想像すると観る前から胸が痛みます。

星野よりも一足早く、星野の「発見」が一足遅かったことを知った常子や森田屋の面々の落胆する姿を観るのもつらいものがありそうです。

しかし富江の制服エピソードに続いて、夢を追う星野の姿は常子に大きなインパクトを与えることになるのかも知れません。

女学校卒業後、竹蔵とととの約束を果たすために自分はどのような道を歩むべきなのか。常子はそろそろ真剣に考え始めることになるのでしょうか。

『とと姉ちゃん』第5週 第30話 「常子、新種を発見する」
 朝ドラ観賞後の感想

葉っぱのあんちゃんが【発見】したこと

貧血で倒れるほどに寝食を忘れて新種の植物発見に没入していた葉っぱのあんちゃん。もしこの度の「発見」乗り遅れ騒動がなければ身体を壊していたかも知れません。

または、もし新種の「発見」が星野くんの功績になっていたとしたら、ますます新種発見に取りつかれ、ゆくゆくはとんでもないところまで行ってしまっていたのかも知れません。

劇中でも語られていた通り、身体を壊してしまったら植物発見も続けられない。ふるさとの両親の恩に報いることも出来なくなる。

報恩どころか、息子が元気で暮らしているという両親にとって大事な日常が損なわれかねないところでした。

「発見」した新種が星野くんの「発見」にならなかったのは残念でした。

しかし、一番大事にしなければならないことを【発見】出来たのは星野くんにとって幸福だったと思います。

前回で貧血を起こして森田屋に担ぎ込まれたのも、今回の【発見】を際立たせるための演出だったのでしょう。

その【発見】後の星野くんの心に雲一つないすがすがしい表情がたまりません。

森田屋からの帰り際、星野くんはまつさんからお弁当を手渡されました。そのお弁当を大事にそうに抱える星野くんの手つきが愛おしい。

星野くんは【発見】出来たことの価値を心の底からわかったのでしょう。

そんな星野くんの【発見】の喜びが、まつさんにもらった弁当を抱える手つきに見事に表現されていて強烈な印象に残りました。

来週は滝子さん・君子さん週

さて、来週は怒涛の滝子さん・君子さん週です。

この週をずっと楽しみにしていました。今回の最後に滝子さんが文箱から取り出していた古い手紙の束が、来週は泣かせてくれるかもです。

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コメント

  1. tonko より:

    今回「まれ」以来の朝ドラ視聴になります
    個人的に実在の人物がモデルになっている作品に
    あまり縁がない(相性が良くない)のですが
    今のところ、ゆったりとしたペースで描かれている事と
    言葉遣いが綺麗な所が好きです♪
    粋な江戸弁、下手をすれば怖い印象を与える言葉と
    小橋家の美しい言葉遣いの対比が朝から
    気持ちよくさせてくれます

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      江戸弁づかいの人々が見事に江戸っ子気質を演じられていて、子供の頃にそんな大人たちを見て育った僕には快適です。小橋家の言葉も身だしなみもキレイなのも好感持てますね。

  2. よるは去った より:

    星野武蔵君が事実を知る瞬間(こぼしたお茶を拭くのに隠しておくべき新聞を長谷川君が拡げてしまう)は観ていて「あ~あ~あ~。」でしたね。ガッカリした武蔵君を元気づける常子ちゃんの味噌汁。武蔵君が飛騨高山の出身と覚えていて赤味噌仕立てにした心遣いはさすが。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > ガッカリした武蔵君を元気づける常子ちゃんの味噌汁

      美味しいものが元気を回復させてくれるという流れ、『ごちそうさん』を思い出さずにはいられませんでした。