滝子が娘に命名した由来 / とと姉ちゃん 第36話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年5月14日(土)放送
第6週 第36話「常子、竹蔵の思いを知る」

『とと姉ちゃん』第6週 第36話 「常子、竹蔵の思いを知る」あらすじと見どころ解説

川から助けあげられた常子と美子は青柳家でお風呂で身体を暖めた後、隈井の発案で皆で百人一首を楽しみました。百人一首をしながら隈井は語り始めます。君子が幼いころ、よく百人一首をしていたことを。そして滝子が娘に君子と命名した由来を。

滝子は君子を身ごもって間もなく健康を損ねたことがありました。医師には、出産すれば母体が危ないと警告されたものの、滝子は医師の言葉に逆らいました。お腹の中の子と会えるなら死んでも構わないと、出産する道を選んでいたのです。

そんな滝子の気持ちを初めて聞かされた君子は心を動かされました。君子はこれまで意地を張っていたことを詫び、滝子は改めて常子たちの学費の援助を申し出ます。それは滝子と君子が心から和解出来た瞬間でした。

滝子と君子の仲違いは解消されたものの森田屋の仕事を投げ出すわけにはゆかないと、君子は引き続き森田屋で住み込みを続けることに決めました。そして君子は竹蔵の遺影に報告するのでした。常子は成長し大人になりつつあると。

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midokoro

滝子に対する君子の頑なだった心はやわらぎ、生前の竹蔵の悲願だった君子と滝子は仲直りがついに成就します。

今回は、小橋一家と滝子が久しぶりに青柳商店で顔を揃える穏やかな回になりそうです。

『とと姉ちゃん』第6週 第36話 「常子、竹蔵の思いを知る」
 事前発表あらすじのレビューと解説

君子と滝子が仲直りしたのを機に、君子の命名の由来が隈井の口を通して説明されます。

娘に「君子」と命名したのは滝子でした。

第1週で常子と君子の名は百人一首中の和歌に由来すると説明がありましたが、今回もまた同じ説明がなされるのでしょうか。

それともこれまで明かされなかった由来が語られるのでしょうか。

今回はまた朝ドラ恒例「水落ち」場面が登場します。

ただし「水落ち」するのはヒロインではなく、ヒロインの妹・美子。前作『あさが来た』の劇中で「水落ち」したのもヒロインではなくヒロインの夫でした。

「水落ち」新パターンが定着したのでしょうか。

『とと姉ちゃん』第6週 第36話 「常子、竹蔵の思いを知る」
 朝ドラ観賞後の感想

君子さんと滝子さんが和解!

隈井さんが語る君子さんの命名の由来に泣かされました。

「君がため 惜しからざりし 命さへ ながくもがなと 思ひけるかな」藤原義孝

あなたのためであれば捨てることも惜しくはないこの生命。しかし、あなたに会った今思うのは、あなたと出来るだけ長く一緒にいるために長く生きたいと思う。

不器用な現代語訳ですが、ざっとこんな意味です。

子供を産んだら母体は危ないと医師から告げられるものの、この子と会えるなら死んでもいいと死を覚悟しての出産。

命を投げ出す覚悟だった滝子さんはしかし、生まれたばかりの君子さんの顔を見て、この子のために出来るだけ長生きしたい、出来るだけ一緒にいたいと心変わり。

これまで語られなかった命名秘話によって、滝子さんと君子さんの仲違いは回収。実にキレイなまとめ方でした。

しかも、滝子さんと君子さんの双方が意地を張るのをやめ歩み寄る姿勢がすがすがしい。大人の和解を見た気がします。

滝子さんと君子さんが和解を果たし、君子さんが青柳家に戻ることをどうやら期待していた隈井さんですが、森田屋の仕事をないがしろにせず住み込みを続けることに決める君子さんの決断も素敵だなと思いました。

青柳商店の裏に住んでいるのだから通いで働いても良さそうなもの。

しかし、家族ぐるみで仕事をする森田屋の働き方に、通いの仕事はそぐわない。君子さんはそう考えたのかも知れません。

そして滝子さんとまつさんも和解か!?

青柳母娘の和解で泣かされた後の、滝子さんとまつさんの仲違いのまさかの理由。

宗吉大将がひっくり返って笑ってましたが、僕はこの宗吉大将の姿ツボにはまりました。

次週にはちゃっちゃと仲直りするんでしょうか。

すっかりとと姉になったわね

常子ちゃん「まだ目標を一つも叶えてない」

君子さん「ゆっくりでいいのよ」

そして君子さんが竹蔵ととに娘の成長と騒動の収拾を報告し、『とと姉ちゃん』第一幕の終わりといったところでしょうか。

次週、常子ちゃんは大人の階段をのぼりはじめるみたいです。

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コメント

  1. tenten より:

    おはようございます。
    きみ子さんと滝子さんは似たもの親子ですね。
    私と母もよく似ているからけんかしてます。同じですね。
    滝子さんの「急に距離を地縮めたらまたぶつかってしまう」と言ってましたが本当にそうですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      滝子さんに似た性質が、三姉妹の誰かとのトラブルを起こさないのかなと、将来がちょっとだけ心配になった似たもの親子でした。

  2. まいもん より:

    第一幕の終わり・・・
    本当にそんな感じですね。
    そういえば「まれ」の時も第6週36回は藍子の「もうお母さんを捨てなさい」の名台詞があって希が横浜に旅立ちましたね。
    これからの「とと姉ちゃん」も楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『まれ』もヒロインの原風景みたいな場面が6週までに散りばめられていましたが、『とと姉ちゃん』もそれらしい場面がいっぱいの今回までの第6週でしたね。これからヒロインの原風景が回収されるのでしょうか。

  3. よるは去った より:

    「お卵」(笑)。れなんかで使いたいな。ハンネが変更可能だったら「お卵」にしたいくらい。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      初対面「お卵」事件。映像化してほしかったです。

  4. さや より:

    最初に君子さんの名前の由来は「君がため 春の野に出でて 若菜つむ 我が衣手に 雪は降りつつ」から来ている、とありましたが、内容を見る限り、「君がため 惜しからざりし 命さえ 長くもかなと 思いけるかな」が由来みたいですね……。寝坊して、朝の放送は見ていませんが……。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      君子さんの名前の由来の秘話が、長年の確執を一気に回収してくれました。みごとなまとめかたでしたよ。