試作品を完成させる常子 / とと姉ちゃん 第41話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年5月20日(金)放送
第7週 第41話「常子、ビジネスに挑戦する」

『とと姉ちゃん』第7週 第41話 「常子、ビジネスに挑戦する」あらすじと見どころ解説

練り歯磨きの試作品の味が不評なのはハッカ油を入れていなかったことが原因でした。常子は早速、ハッカ油を調達して練り歯磨きの試作品を改良。鞠子と美子も改良した試作品の出来栄えに満足し、事業の成功で自分たちがお金持ちになった姿を妄想します。

三姉妹は手分けして練り歯磨きの試作品を同級生や青柳商店の働き手たちに配り、その仕上がりへの評判はとても良好でした。事業成功の自信を強める常子は、改めて練り歯磨きの作り方を教えてくれた星野に例を述べました。

そんな中、鉄郎が暗い顔をして森田屋にやって来ました。鉄郎は商売仲間に金を持ち逃げされた上に、150円もの借金を背負い込まされてしまったのです。窮地の鉄郎に常子は救いの手を差し伸べます。練り歯磨きの利益で借金返済に協力出来るかも知れないと。

鉄郎も常子の事業に積極的に協力します。鉄郎は森田屋の弁当に試作品をつけて配ってはどうかと発案。拒む宗吉を鉄郎が言葉巧みに説得。ついに宗吉も鉄郎の提案を受け入れ、練り歯磨きの試作品の配布がはじまるのでした。

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常子が練り歯磨きの試作品をついに完成させます。

その一方で、商売で大成功を収めた鉄郎が仲間の裏切りにあい、鉄郎の人生ではもはやデフォルトと言っても過言ではないピンチに、鉄郎は再び陥ります。

『とと姉ちゃん』第7週 第41話 「常子、ビジネスに挑戦する」
 事前発表あらすじのレビューと解説

鉄郎が借金を抱え込んでしまいます。その額は150円。

昭和11年(1936年)当時の1円は、現代の貨幣価値に換算して2000円から3000円。

よって鉄郎は現代で言えば30万円から45万円の借金を背負い込んだことになります。

決して大きな額ではありませんが、定職に就いていない鉄郎や、貧乏な家庭育ちでしかもまだ子供の常子にとっては大金です。

そんな叔父の借金を肩代わりしようと意気込む常子が男前過ぎます。

練り歯磨きの試作品の完成。評判も上々の試作品。叔父を窮地から救い出そうとする常子の決意。そして、試供品の配布。

躍動感あふれる回になりそうです。

『とと姉ちゃん』第7週 第41話 「常子、ビジネスに挑戦する」
 朝ドラ観賞後の感想

今回は笑いが満載の回でした。

小橋家三姉妹の幸せの妄想

朝ドラ『ちりとてちん』のB子ちゃんを思い出さずにはいられないような常子ちゃん、鞠子ちゃん、そして美子ちゃんのディープな妄想。

三姉妹のそれぞれの妄想に性格の違いが現れているのが笑いを誘います。

家計の窮状を一番良く知る常子ちゃんはそんな暮らしから逃れたい。お金持ちになって働かなくても良い暮らし。願望はただその一点に尽きる。

美子ちゃんの願望は常子ちゃんよりも具体的で本人の日頃の言動とシンクロしていてわかりやすい。この願望の可愛らしさをいつまでも失いませんように。

そんな姉と妹とは正反対に堅実で現実的な願望を持つ鞠子ちゃんの妄想が最強です。

住空間は今の住まいのまま。増えたのは本の数だけ。しかし、鞠子ちゃんにとってはそれが至福の妄想。

鞠子ちゃん、幼少期から今に至るまでいい味出してます(笑)

話題がそれますが、鞠子ちゃんの胸に秘めた妄想、否、願いを察して静かな言葉で鞠子ちゃんの背中をそっと押してくれる東堂先生の優しさがたまりません。

パッと見が怪しすぎるだけに、見た目と繊細な優しさのギャップが心地よい。

敢えて姉の常子ちゃんと比較することで鞠子ちゃんの決起を促すその巧みな心のつかみ方も見事としか言いようがない。

一見変な人ですが、実は東堂先生、只者ではないみたいです。

今日の君は一段と美しい

星野くんがまさかの告白。そして、その直後のカットで写しだされた、みっともなさを極めた四つん這いの奇妙な姿勢。

いじられキャラの星野くん。今日はずいぶんといじられたものです。

でも「今日の君は一段と美しい」の直後に常子ちゃんを登場させるこの演出。今後の展開へのフラグでしょうか。

前回も、期せずして常子ちゃんと二回も手をつなぐことになった星野くん。

星野くんの存在がにわかに気になり始めてきました。

照代さんの目が笑っていない笑顔

宗吉大将の奥様・照代さんの目が笑っていない笑顔が怖い!

照代さんが自分でも自覚している「目が笑っていない笑顔」がついに出ました。

そしてその翌日には顔中傷だらけの宗吉大将(笑)

でも、きっと宗吉大将も深く反省したんですね。宗吉大将が傷だらけだったのに対して照代さんは無傷。宗吉大将が照代さんに反撃しなかった何よりの証拠です。反撃しない=反省したということなのでしょう。

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6 Responses to “試作品を完成させる常子 / とと姉ちゃん 第41話”

  1. 1013 より:

    照代さんの
    真顔で大将を凝視→目だけ笑っていない笑顔
    大将の
    『これでいいんでしょ(半泣)』→蛇に睨まれた蛙状態
    涙流して笑いました。
    引っ掻き傷だらけの大将のアップの後ろで猫の鳴き声が入ってるし(照代さんは猫じゃないでしょ)
    しかしあれだけ引っ搔いたら爪が割れてもおかしくないですが大丈夫なんですかねえ。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      照代さんの、笑っていても目だけ笑わないキャラがこんな形で回収されるとは!本作はじまって以来最笑場面でしたね。

  2. カッチ より:

    鞠子ちゃんは名参謀ですね。
    姉妹が協力しあっているのがいいですね。
    しかし、常子達も人がいいですね。
    あれだけ、鉄郎が迷惑かけているのに今度は借金を返すのに協力しようとは。
    でも、それで商売のことを学ぶのだからいいですかね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 鞠子ちゃんは名参謀

      ドンピシャリな表現です。たまに常子ちゃんより鞠子ちゃんの方が姉に見えるほどです。暴走する姉と堅実で頭脳明晰な妹。最強の組み合わせです。そんな二人を前にして美子ちゃんは将来、どんなポジションを取るんでしょうか。楽しみです。

  3. よるは去った より:

    今日の圧巻は三姉妹それぞれに「幸せ」を夢見る場面かな?「し・あ・わ・せ」と満面の笑で呟く乙女の表情は良いですなあ。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『ちりとてちん』の喜代美ちゃんが幼少期から度々こんな妄想を繰り返していましたね。
      彼女の場合、悪夢の妄想も多かったですが(笑)

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