邦文タイピスト面接試験 / とと姉ちゃん 第46話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年5月26日(木)放送
第8週 第46話「常子、職業婦人になる」

『とと姉ちゃん』第8週 第46話 「常子、職業婦人になる」あらすじと見どころ解説

常子が就職試験に挑む日を迎えました。星野の言葉を思い出して自分を奮い立たせ、面接官の質問に答える常子。しかし、給料が沢山欲しい。練り歯磨きの商売で失敗したなどと余計なことまで話してしまい、常子は面接官の失笑を買ってしまいます。

面接試験の失敗を悟り実技試験で挽回しようと意気込む常子でしたが、面接官に告げられた事実に言葉を失います。半年間もの間、必死になって稽古を積んだ実技試験がその年から廃止にされてしまっていたのです。

面接では何を答えても面接官に笑われ、実技試験で訓練の成果を披露する機会もない。不採用を覚悟し意気消沈していた常子のもとに届いたのは採用を知らせる通知でした。月日は流れ昭和12年(1937年)3月。常子が女学校を卒業する日を迎えました。

卒業式で、常子は涙を見せずに綾や東堂に別れを告げました。一方、森田屋では常子の卒業と就職、小橋家三姉妹の誕生日を盛大に祝う準備が進められていました。滝子や清、隈井もその席に招かれるのでした。

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midokoro
常子、邦文タイピストの面接試験で失態つづき。

試験前の不安、試験後の落胆。常子の迷いを星野がフォロー。二人は次第に距離を縮めてゆくようです。

『とと姉ちゃん』第8週 第46話 「常子、職業婦人になる」
 事前発表あらすじのレビューと解説

面接官からの質問に真面目に答えようと力めば力むほど、どういうわけか面接官に笑われてしまう常子。

コミカルな演出が予想される面接場面はちょっとした見どころかも知れません。

しかも、面接で失態が続いた挙句の果てに血の滲むような努力を積み重ねた実技試験はその年から実施されなくなり、これまでの訓練が無駄なことに。

面接の失態を実技で取り返すという逆転の機会も失われます。

そんな踏んだり蹴ったりの常子ですが、星野が優しくフォローします。

そろそろ常子と星野の本格的な恋バナモードに突入でしょうか。

ところで、今回の最後に取って付けたような美子と滝子のエピソードがこの先で何らかの展開を見せるのか、この記事投稿の時点では不明です。

『とと姉ちゃん』第8週 第46話 「常子、職業婦人になる」
 朝ドラ観賞後の感想

ささやかな心がけ

女学校時代、常子ちゃんに強い印象を残したのは平塚らいてうが説く新しい女性の生き方よりも、東堂先生が説くささやかな心がけを大事にする生き方だった。

平塚らいてうの『青鞜』そのものよりも、『青鞜』を包んだきれいな本のカバーに常子ちゃんの関心が向けられるところが『とと姉ちゃん』の主題を象徴するかのようでした。

そのささやかな心がけのもう一つのシンボルのような美子ちゃんの筆入れによって、まだ言葉にならない大事な価値を常子ちゃんに思い出させ、その価値を表現する言葉を常子ちゃんがやっと発見出来るという流れも自然で秀逸。

そして次回から常子ちゃんは職業婦人です。

時は昭和12年。

これから日中戦争がはじまり、引き続いて米英との戦争に突入。日々、食べてゆくだけの当たり前の日常さえも困難になる時代を迎えますが、そんな仲でささやかな心がけが磨きぬかれてゆくのでしょうか。

常子ちゃんが採用された理由

今回放送直後の『朝イチ』で柳沢さんが指摘されていたように、面接試験では失態を繰り返し実技試験で特訓の成果を披露する機会もなかった常子ちゃんが何故採用されたのか。

その理由が謎のままです。

今後、劇中でその謎は説明されるようです。詳細は不明ですが、常子ちゃんを唖然とさせるようなまさかの採用理由が隠されているとの由。

タイピストとして勤務する職場でも様々なトラブルが予想されますが、その先にある出版にたどり着くまであとわずか。

「ささやかな心がけ」という常子ちゃんが創刊する雑誌のコンセプトとなるフラグも立ち始め、ヒロインのライフワークが見えてきました。

滝子さんとまつさんの犬猿の仲の行方

おたまご事件が原因で犬猿の仲になった滝子さんとまつさんの精一杯の歩み寄り?

まつさんが森田屋に滝子さんをまさかの招待。滝子さんとまつさんの「犬猿」はそんな簡単には解決されないようですが、滝子さんを丁重に出迎える宗吉さんのいつになく礼儀正しい態度が感じが良すぎて我が目を疑いました。

息子なりに自分の母親と隣家の立派な老舗女将との和解を願っているんでしょうか。

さて、まつさんは鯛の大きさで滝子さんに完敗。先日は借金取りの応対でも滝子さんに敗れているので、これで二連敗。(そもそも伝統の積み重ねの点でもまつさんが敗北)

そろそろまつさんは敗北を受け入れてしまったほうが気が楽になると思うのですが、そうもゆかないのでしょうか。

この犬猿のお二人。6月中に揃って退場するようです。それまでには犬猿の仲が修復されていますように。

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4 Responses to “邦文タイピスト面接試験 / とと姉ちゃん 第46話”

  1. よるは去った より:

    「解説)にありましたように東堂「ささやかな心遣い→小さな幸せ」、滝子おばあさまの美子ちゃんの筆入れの飾り付け。観ていてこれがあの姉妹の後のライフワークの原点なのかな?と思いました。それにしても昭和十二年の頃はまだ「鯛」が大きいだの小さくて「金魚」みたいだのと言い争っていられたんですね。「贅沢は敵だ!」の時代に入って行くのは何年頃からなんでしょう。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      この頃はまだ日中戦争開戦前なので、のんびりと暮らしてたんでしょうね。「贅沢は敵だ」は今回のお話しの翌年頃からだと思います。

  2. カッチ より:

    面接が短く、実技もなしとは拍子抜けでしたね。
    面接官はいったい何を見ていたのでしょうか?
    とにかく常子が採用された理由が気になります。
    就職後はいじめられるようですし。
    明日が楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      まさかの採用、ワケあり入社なんでしょうか。
      真相はまだ不明、本当に気になります。

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