『あさが来た スピンオフ「割れ鍋にとじ蓋」』の再放送、『あさが来た総集編』前・後編の放送日が発表されました。あらすじ、感想とともに本記事にまとめます。
『あさが来た スピンオフ「割れ鍋にとじ蓋」』と『総集編』再放送情報
▼あさが来た スピンオフ「割れ鍋にとじ蓋」
・再放送
・2017年7月29日(土曜日)午後6時30分 〜 午後7時59分
・BSプレミアム
・2016年5月5日(木曜日、祝日)午後4時30分 〜 午後5時59分
・BSプレミアム
▼『あさが来た 総集編前編「九転び十起き」』
・2016年5月5日(木曜日、祝日) 午前8時15分 〜 午前10時9分
・総合
▼『あさが来た総集編』前・後編
・前編:2016年5月22日(日) 午後3時 〜 午後4時54分
・後編:2016年5月29日(日) 午後3時15分 〜 午後4時53分
・BSプレミアム
『あさが来た スピンオフ「割れ鍋にとじ蓋」』あらすじ
加野屋が両替屋から銀行に商売替えの準備を進め、雁助はじめ加野屋の働き手たちが忙しく日々を過ごしていたある日。ふゆとともに九州の炭鉱に赴任していた亀助が、ある目的のために大阪に戻って来ました。
亀助の目的とは、ふゆの父・日野彦三郎にふゆとの結婚を認めてもらうことでした。かつて加野屋で彦三郎と大喧嘩になって以来、亀助はふゆとの結婚を義父に認められぬまま祝言をあげ、九州で長女をもうけていたのです。
亀助は美和の店・晴花亭で彦三郎と会い結婚を認めてもらうつもりでいました。それを知った加野屋の面々が晴花亭に駆けつける中、ついに彦三郎が姿を表します。加野屋の面々を見た彦三郎は、亀助が加勢を頼んだと勘違いし怒り心頭。
しかし誤解が解けると彦三郎は本心を語り始めました。亀助はふゆと結婚して以来、彦三郎に手紙を出し続けていました。彦三郎はその手紙にほだされていたのです。ついに亀助と彦三郎は和解し、亀助とふゆの結婚は認められるのでした。
『あさが来た スピンオフ「割れ鍋にとじ蓋」』感想
懐かしい顔ぶれが帰ってきました。
しかも嬉しいのは、あさちゃんも新次郎さんも、雁助さんも亀助さんも、そしてうめさんもよのさんも主要登場人物の皆さんがまだまだ若い!
クライマックスの頃は、みなさんすっかり白髪になり年老いた姿になっていました。
そんな『あさが来た』を彩った愉快な面々が若返って登場です。
ところで本作で初登場となるスピンオフ・オリジナルキャラクターは、ともさかりえさんが演じるサツキさん。美和さんの芸者時代の姐さんで、美和さんと二人で踊りの名手として黄金時代を築いたという女性です。
サツキさんは悩んでいました。夫が無口な上に連日連夜帰りが遅い。もうそんな夫とは別れてしまおうか。そこまで思いつめていた頃、晴花亭で亀助さんと出会います。
このサツキさんを悩ませる旦那さまはまさかのあの方。亀助さんもよく知る方なのですが、本欄ではネタバレを避けておきます。
知っていてもドラマを楽しめるネタバレと、知ってしまうとドラマの面白さが半減してしまうネタバレがあり、サツキさんの旦那さまが何者なのかというのは後者のネタバレに当たるからです。
また、素敵な人ばかりが登場した『あさが来た』の中で、唯一感じが悪いままだったふゆちゃんのお父ちゃん・彦三郎さんがスピンオフでその感じの悪さを回収。晴れて素敵なお父ちゃんになることで、やっと『あさが来た』がここに完結。
そんな素敵なお話しでした。
コメント
特に前半は笑いっぱなしでした。「あさが来た」の面白さはこの笑いでもあったことを再認識しました。特に雁助さんと亀助さんのやりとり、久しぶりに楽しませて貰いました。
新次郎様ロスだった私は最近、「あさが来た 白岡あさ・新次郎語録」と「連続テレビ小説 あさが来た 玉木宏 白岡新次郎と生きた軌跡」という本を買ってしまいました。ドラマが終了直前と終了後に出版されるなんて、いかに人気があったか、よく表しているなあと感じています。
明治維新という激動期を、大阪・京都の商人がいかに乗り越えていったかという視点も新しく、朝蔵さんの時代考証情報も大変参考になりました。政治の話だと重苦しくなり、感情移入もしにくいのですが、その点も上手く描かれていたなあと思っています。
今回のスピンオフのお蔭で「あさが来た」からようやく卒業出来そうな気がして来ました。
「とと姉ちゃん」のモデル「暮らしの手帖」は、亡き母の愛読書だったので、楽しみに見て行きたいです。
コメントありがとうございます。
> 雁助さんと亀助さんのやりとり
このお二人の会話は、本編劇中でも途中で途絶えてしまいましたからね。
亀助さんが九州に赴任したり入れ替わりで雁助さんが炭鉱に詰めたり。そして亀助さんが戻ると雁助さんが消える。あの頃のもどかしさがやっと解消されました。
ご無沙汰しています。
録画していた「破れ鍋に綴蓋」、昨夜やっと視聴できました。
放送は先週の土曜日の夜、休日の夜に家族そろってみるにふさわしいストーリーでした。笑って泣けて、最後は笑えました。
ふゆちゃんのお父さん、あんないい人だったなんて。
本編で加野屋に乗り込んできたときとはまるで別人でしたね。
大団円のシーン、締めの乾杯でビールを片手にだれも乾杯の音頭を取る人がおらず、どんどん時間がたっていくのを見てひやひやしましたが、最後われらが新次郎さまがきちんと乾杯で絞めてくれてよかったです。
最後は、いろんな愛の形でカップルが紹介されていましたね。
わたしとしてはドラマ本編が「完」で終わっているのに、それからあとが長かったのが少し残念でした。(ドラマの余韻が消えてしまいました)でも久しぶりに五代さまの名シーンが見られてよかったです。
とうとう本当に終わってしまいましたー。そろそろあさロスから立ち直りたいと思います。
コメントありがとうございます。
『とと姉ちゃん』も前半の主要登場人物がほぼ出揃ったタイミングでのスピンオフ『破れ鍋に綴蓋』の放送。あさロスに一区切りつけるいい機会になったのではないでしょうか。
朝蔵さん、情報ありがとうございました♪
今の「とと姉ちゃん」も好きですが、どうしても「あさが来た」のワクワクドキドキ感が不足しています(^^;わがまま言っちゃいけませんが(笑)
スピンオフの再放送、総集編心して見ます。
コメントありがとうございます。
前作『あさが来た』、あれは朝ドラの中でも別格の作品でした。あれほどの作品の直後では物足りなさを感じてしまうのはやむを得ないかと思います。
「とと姉ちゃん」の世界を楽しんでいましたが、一気に加野屋に引き戻されました。
よのさん、かのさんも期待を裏切ることのない活躍っぷり。
また、ふゆちゃんのお父ちゃんが、なんとかいらしいこと!
本編では治まらないままだった怒りの感情の回収が見事で、
亀助さんとの和解の場面では、ついついホロリとしてしまいました。
また、唯一、「残念ー!」なまま本編が終了し、
ほんの少しだけ(?)気になっていたあの方が登場するなど、
脚本家さんの腕に改めて唸ってしまった1時間半でした。
>やっと『あさが来た』ここに完結。
ほんに、ほんに~(笑)
コメントありがとうございます。
ふゆちゃんのお父ちゃんが変なおじさんのまま終わらず、本当に良かったです。そして、ほんの少し(?)だけ気になるキャラの回収の巧みさは『ごちそうさん』に通じるものがありました。