常子に思い告げたい星野 / とと姉ちゃん 第54話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年6月4日(土)放送
第9週 第54話「常子、初任給をもらう」

『とと姉ちゃん』第9週 第54話 「常子、初任給をもらう」あらすじと見どころ解説

常子がタイピストになって2年半ほどの月日が経過した昭和14年(1939年)10月。常子はすでにタイピストとしての実力が認められるようになり、勤め先の中で同僚たちから頼られ一目置かれる存在になっていました。

同じ頃、大学生になった鞠子は早稲田大学の文学研究会に入り学生生活を満喫。美子は勉強は苦手なものの、手先が器用なことを滝子に見出され、得意の裁縫によって青柳商店の中に自分の居場所を見つけていました。

一方、常子と星野は毎週のように甘味処でお互いの近況報告。その頃、星野にはどうしても常子に伝えたいあることがありました。しかし、星野は常子にそのことをなかなか告げられずにいました。

そんなある日、常子と星野は見知らぬ男に呼び止められ、男女が一緒に歩くのは不謹慎だと叱責されました。星野は常子を守ろうとその男に猛然と抗議。いつになく頼もしい星野の姿に常子は心を奪われるのでした。

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midokoro

前回から約一年半スキップしたところから今回がはじまります。

常子ちゃんはタイピストとして職場の貴重な戦力に。鞠子ちゃんは憧れだったキャンパスライフ。そして美子ちゃんが、才能をあらわしはじめます。

『とと姉ちゃん』第9週 第54話 「常子、初任給をもらう」
 事前発表あらすじのレビューと解説

それぞれの環境で充実した日々を送る小橋家の三姉妹。

そんな中、常子ちゃんは星野くんと毎週のようにお互いの近況報告を重ね続け、二人の距離を縮めていたようです。

ただし、恋愛感情に疎いという朝ドラヒロイン鉄板の性質を常子ちゃんが持っているとすれば、常子ちゃんには「二人の距離を縮める」という自覚はないかも知れません。

一方で、星野くんは常子ちゃんに何かを告げたい。でも告げられない。

一体全体、星野くんが常子ちゃんに打ち明けたいことは何なのか。本記事投稿時点では詳細は不明です。

しかし『とと姉ちゃん』も三ヶ月目に入り、そろそろ恋バナのスタートでしょうか。

『とと姉ちゃん』第9週 第54話 「常子、初任給をもらう」
 朝ドラ観賞後の感想

星野くんが常子ちゃんへの恋心に気付いた瞬間

今週は星野くんが自分の中に芽生えた常子ちゃんへの恋心に気付くまでの日々がとても丁寧に描かれた一週でした。

いつも通り森田屋を訪ねてきた星野くんでしたが、常子ちゃんの顔を見ると急に照れ臭くなる。しかし、そんな自分の感情の異変が自分で理解出来ない。

研究にも集中出来ない。その理由もまたわからない。

その感情の異変が常子ちゃんへの恋心だと、星野くんがはっきりと自覚したのはどのタイミングだったんでしょうか。

今週描かれたエピソードの中で星野くんの感情が最も激しく動いた瞬間は、間違いなく常子ちゃんが星野くんの額に手を当てた時。

そして、驚きすぎた星野くんがお茶をこぼし動揺をあらわにする。

その次に描かれた星野くんの姿は、こぼしたお茶で汚してしまった常子ちゃんのハンケチを見つめながら常子ちゃんのことを想う場面。

この場面が、常子ちゃんに恋焦がれる星野くんを描いた初めての描写でした。

ということは、常子ちゃんが星野くんの額に手を当てたあの瞬間。あの時の激しい動揺が星野くんが常子ちゃんへの恋心に気付いた瞬間だったのかも知れません。

さて、星野くんが常子ちゃんへの恋心をはっきりと自覚しました。

しかし、星野くんのそんな気持ちを常子ちゃんはまだ気がついてはいない。そして、そもそも常子ちゃんの中での星野くんへの想いは一体どんなものなのか。

などと気になっていたところ、ついに今回、常子ちゃんにスイッチが入りました。頼もしい星野さんの姿を見れて嬉しいと口にし、帰宅後もずっと上の空。

次週のお題は「プロポーズ」。

いよいよ恋バナが本格的に物語られます。

しかし次週予告映像では常子ちゃんと星野くんの別れを暗示するような映像。そして、今回の最後に描かれた星野くんへの何者からかの電話。もう少し待ってほしいと懇願する星野くんの必死の顔。

単なる恋バナでは終わりそうもありません。

よっちゃんが面白すぎ

女学校の先生からは常子さんでもこんな点数は取らなかったと言われるほどの出来栄えのテスト結果を喜び、そして勉強しても成績なんか上がらないときっぱり言い切るよっちゃん。

楽しすぎるキャラが加わって感激です。(もとからいたキャラですが)

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コメント

  1. tomorrow49 より:

    朝蔵さん、はじめまして。
    今後のお話しが気になってこのサイトにたどり着きました。
    星野さんの守り方は本当に星野さんらしい守り方でしたね。
    表面だってはいつも誰かを守る側の常子が、「家族には話せない事も素直に」話せるそんな星野さんからは守られる存在だと実感出来たのは、きっかけはどうであれ幸せな事ですよね。
    家に帰って喜んでいる表情は年相応な感じでなんだかほんわかしました。
    それにしても常子の事をそんなくらいに見つめていたいのであろう、星野さんにとって常子の分身のようなあのハンケチ、今どこにあるのでしょうか。まだ星野さんの手元にあるかな。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      初コメント頂戴しありがとうございます!
      おっしゃる通り、常子ちゃんにとって星野くんは家族にすら離せないことを打ち明けることが出来る存在。どれほど大事な人かということが頂いたコメントで改めてわかりました。

  2. ア※ラッキー より:

    とうとう、星野さんと一緒に歩いているところを、咎められてしまいましたね。でも、その結果、星野さん男気出して(ちょっとおよび腰でしたが)言葉を選んでくれって。う~やるなあ。葉っぱのお兄ちゃんから、たぶん、常子ちゃん、気がつかないと思うけど、いや、ちょっとは、気がついたかな(笑)
    あの帰宅後、一人思い出し笑い。観ていて、長友選手と平愛梨嬢の恋のエピソードを思い出しました。~ネットニュースを直前に見ましたので~

    ところで二人の甘味処の、お代って誰が払っているんでしょうか?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      常子ちゃんの家に帰ってからの思い出し笑いが本当にかわいかったです。いつまでもこんな思い出し笑いの日々が続いてほしかった・・・

      > お代って誰が・・・

      言われてみれば、たしかに誰が?これまでのところは単なるお友達なので、やっぱり割り勘でしょうか。

  3. tonko より:

    今週は、好きな俳優の斉藤暁さんが登場し、
    しかも、優しい役なので、とてもうれしかったです。

    でも、リトルよっちゃんが観られなくなるのは淋しい…

    これから、戦争に入っていきますね…
    この時代の朝ドラには不可欠なのでしょうが、
    観ているのが辛い時期です…
    モデルの大橋さんは、戦後に活躍された方なので、
    不謹慎かもしれませんが、戦時中は長引かないでほしいです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      『ごちそうさん』や『花子とアン』『マッサン』とくらべると戦争を描く期間は短くなるみたいですね。その後の高度成長期の明るい時代が長く続きそうなのがうれしいです。

  4. ミナナ より:

    星野さんと常子の清らかな関係に胸がいっぱい。精一杯、常子を守る星野さんのかわいらしいこと…私も好きになってしまいました!
    (追伸 朝蔵さんごぶさたしております!とと姉ちゃんになっても引き続き拝見しています。)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。お久しぶりです!
      常子ちゃんと星野くん。僕の知っている朝ドラの中では一番かわいいカップルだと思います。それだけに次週は泣かされそうです(涙)

  5. よるは去った より:

    昭和14年 第二次世界大戦勃発。いよいよ大変な時代になって行くわけだけど、やはりその時の「世論」は宗吉さんのように「日清、日露戦争で勝ってきた日本だから・・・・。」というのが普通だったそうですね。富江ちゃんのように「日中戦争が早く終われば良いのに。」という声もあっただろうけどそれは「日本が勝利して。」の前提でしょうからね。でもドラマにさして重さを感じさせないのは出演者それぞれのキャラによるところかな?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      作劇上「戦争」はクライマックスを盛り上げる要素として用いられることが多いですが、本作はまだクライマックスに差し掛かっていなことも重さを感じさせる理由なのかも知れませんね。