常子、出版社で職を得る / とと姉ちゃん 第66話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年6月18日(土)放送
第11週 第66話「常子、失業する」

『とと姉ちゃん』第11週 第66話 「常子、失業する」あらすじと見どころ解説

東京を離れる森田屋の面々と別れを告げ、常子たち小橋一家は再び青柳商店に住むことになりました。その頃には常子は会社に解雇された失意からようやく立ち直り、元気を取り戻した姿が家族を安堵させていました。

ほどなくして、常子は職探しを開始。しかし、深刻な不況の折から新たに人を雇い入れようとする会社は見当たらず、常子の職探しは困難を極めていました。そんなある日、常子は坂田からもらったキャラメルを包んだ新聞紙に求人情報が掲載されているのを見つけます。

常子は早速、事務員を募集している甲東出版を訪問しました。挨拶もそこそこに、男性編集部員・五反田は常子を印刷所の倉庫に連れてゆくと、有無をいわさず常子に急ぎで仕上げねばならない仕事を手伝わせます。

常子と五反田が締め切りまでにその仕事を仕上げた頃、甲東出版の社長兼編集長の谷が戻ってきました。谷は、求人に応募してきた常子を諸手を挙げて歓迎し、常子はようやく仕事を得ることが出来ました。それは後に常子が一生をかける出版との出会いとなりました。

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midokoro
常子に人生の転機が訪れます。常子のライフワークとなる出版業との出会いです。

しかし今回はまだ、出版の仕事が自分のライフワークになるとは常子は夢にも思っていないはずです。

『とと姉ちゃん』第11週 第66話 「常子、失業する」
 事前発表あらすじのレビューと解説

前半の主要キャラだった森田屋の面々の退場と入れ替わりに、注目のキャスト・ミッチーこと及川光博さんの登場です。

及川光博さんが演じるのは、出版社で常子が初めて会う編集部員・五反田。

偶然見かけた求人情報によって出版社に足を運んだことは常子の人生にとって大きな転機。それと同じくらい編集部員・五反田との出会いも重要なはずです。

もし史実通りに物語が展開するのなら、五反田がある重要な人物を常子に紹介します。

その人物の名は花山伊佐次。唐沢寿明さんが演じる天才編集者にして常子の生涯にわたるビジネスパートナーです。

『とと姉ちゃん』後半の準主役と呼んでも差し支えないほどの大物とヒロインの橋渡しの役割を、及川光博さん演じる編集部員・五反田が果たすのです。

いよいよ物語後半のフラグが立ちました。

『とと姉ちゃん』第11週 第66話 「常子、失業する」
 朝ドラ観賞後の感想

谷社長と五反田さん

いよいよ『とと姉ちゃん』は後半戦に突入です。

谷社長と五反田さん、そして常子ちゃんがこれから勤めることになる甲東出版の新登場で物語は次週から新しい章に入ります。

常子ちゃんのこれまでの歩みを振り返ると、森田屋ではなかなか仕事に馴染めず大将に怒鳴られ続け、東京の女学校に編入直後は同級生たちのいじめに遭い、そしてタイピストとして就職すると今度は先輩たちから嫌がらせを受ける。

新しい環境にはいつもいじめや嫌がらせの困難が立ちはだかっていましたが、今回は社長の谷さんからは頭を下げて働いてほしいと頼まれ、五反田さんからは「君よく見ると可愛い顔してるね♡」と讃えられる(と言うか口説かれただけ?)

社長なのに腰の低い谷さん。常子ちゃんの名前も確かめずに仕事の手伝いを常子ちゃんにさせた五反田さんをチクリと注意するところに、誠実な人柄と正しい仕事への強いこだわりが感じられて好感が持てました。

これまで『とと姉ちゃん』に登場した男性キャラの中で、もし自分のそばにこんな人が嬉しいなと思えるキャラクターは、谷さんが竹蔵ととに次いで二人目かも知れません。

五反田さんも、ミッチーを起用した理由に深く納得のキャラクター。

常子ちゃんに仕事を手伝わせている姿を谷社長から曲解され「てっきり五反田の連れ込んだ女かと」と突っ込まれるくだりは思わず吹きました。

「慌てていて気づかなかったけれど、君よく観ると可愛い顔してるね。君のまわりの男は見る目がない」と常子ちゃんとの物理的距離を縮める間の取り方の巧みなこと、さすが谷社長から「連れ込んだ」と誤解されることだけのことはあります(笑)

五反田さん、楽しすぎです。

物腰はやわらかいけれどちょっとだけあやしい五反田さん。素敵な二人の男性に迎えられ、女学校や鳥巣商事の時とは正反対の幸先の良い甲東出版。

そして何より常子ちゃんがついに出会った「一生の仕事」

次週からはロケットスタートを切ることが出来るのでしょうか。

追記:次週予告の中でついに常子ちゃんの生涯のビジネスパートナー、花山さんが登場。奇をてらった衣装で出てくるものと思ってましたが、意外に普通の衣装でした。(でも、奇をてらった衣装は苦手なので安心しました)

衣装は普通ですが、煮ても焼いても食えなさそうな厄介なキャラ。こちらも楽しみです。

君子さんの悪ノリ

隈じいを泣かそう泣かそうと誘導する君子さんの悪ノリが新鮮。アウェイからホームに戻った安心感が君子さんを悪ノリさせたのでしょうか。

青柳商店に戻り、再び住まい洗練された空間に。

前作『あさが来た』で、今井家や加野屋などのセレブ家庭を見慣れすぎてしまったせいか、青柳商店での生活空間が目に心地よい。

しかし、この青柳商店での暮らしも残念ながら長くは続かないようです。

次週予告映像では滝子さんが青柳商店の看板を下ろすと宣言。また、以降はネタバレになりますが青柳商店の看板を下ろした後、小橋一家は再び引っ越しするようです。

青柳商店の室内が大好きでした。

間もなくそこを離れてしまうことが残念でなりません。

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10 Responses to “常子、出版社で職を得る / とと姉ちゃん 第66話”

  1. ア※ラッキー より:

    ようやく、常子ちゃんのライフワークともいえる出版社に働くことになりましたね。

    ところで朝蔵さん、結婚式の際コメントすればよかったのですが城戸さんって、書いてありましたが、木戸さんでは・・・。その木戸さんの役をしている方のブログによると、あと1回。それも20日(月)だそうです。鞠子ちゃんの恋は実るか?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      「木戸さん」のご指摘ありがとうございました!あの好青年また出てくるんですか!木戸さんと一緒にいる幸せそうな鞠子ちゃんの表情が大好きです。

  2. tonton より:

    私は五反田さんの役がミッチーで良かったとつくづく思いました。
    五反田氏を軽快に演じてがドラマを明るいタッチにしてくれそうで。
    そして、あさが来たの五代様役にディーン藤岡氏を起用したのは
    正解だったと。

    AKはBKに対して不満とか文句があるとかメディアは根拠のない話を拡散してましたけど、あれだけの時間ながら、及川氏は
    好調なスタートを切れたと思いました。

    そしてぐっさんの谷社長はクセのある花山とは対照的に
    良い中和剤になると見ました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 好調なスタートを切れた

      ミッチー演じる五反田さんのような都会キャラは本作初ということもありインパクトが強かったです。おっしゃるとおりわずか数分の初登場ながらツカミは完璧だったと思います。

  3. tonko より:

    今週は、好きな俳優さんたちが目白押しでした

    斉藤さんは最後まで良い人だったけど、
    田口さんが最後まで嫌な感じだったのは残念でした
    未来ちゃんとの共演も、あっという間で
    重要な役で無いのなら勿体ないなあと…

    でも、いよいよミッチーの登場♪
    来週から、後半のメンバーが揃いはじめます
    それを楽しみに、辛い時期を乗り越えたいです

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      未来ちゃん演じる不良少女・お竜はもう一回、常子ちゃんが一生をかける道を見出すという重要な場面で再登場するので、後半に活きてくるキャラなのかなと期待しています。

      余談ですがお竜の本名が「田所竜子」だと最近はじめて知りました。

  4. 1013 より:

    五反田さんが常子ちゃんの顔を覗き込んで口説いていた(笑)シーンで、道端の花を口説いていた星野さんを思い出したのは私だけではないはず!

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      たしかに「接近」のしかただけは星野くんと五反田さん、そっくりですね(笑)

  5. よるは去った より:

    鞠子ちゃん、美子ちゃんの姉さん想いには隈井さんでなくても涙しますなー。及川光博君演じる五反田氏の物腰はなんとなく及川君の昔の共演者(『相棒』での共演者を思わせるような・・・・。また話がそれるけどドラマの中で谷社長兼編集長と美子ちゃんが出っくわす場面とかあるかな?そしたらクッ〇ドゥ父娘の再会ってことになるなー。しかも食糧難の時代に。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 〇ドゥ父娘の再会
      > しかも食糧難の時代

      こんなネタがさりげなく仕込まれているとは!このツッコミ、面白すぎます。

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