とと姉ちゃん 第22週 常子、星野に夢を語る

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年8月29日 〜 9月3日放送
第22週「常子、星野に夢を語る」

『とと姉ちゃん』第22週「常子、星野に夢を語る」あらすじ

常子と会うことに後ろめたさを感じていた星野のもとに、亡き妻・加奈子の父、弓岡が訪ねて来ました。加奈子は父に言葉を遺していたのです。自分の死後、星野が独身を通すようなことがあったら再婚をすすめてほしいと。

一方、常子も星野の亡き妻・加奈子に遠慮していました。しかし加奈子が遺した言葉を聞かされた星野は、自分の胸の中に秘め続けてきた常子への思いを抑えきれなくなりました。常子ともっと会いたい。そう告げる星野は常子を抱きしめるのでした。

その頃、雑誌の企画として電気釜の商品テストを行っていた常子のもとに、電気釜のメーカー・アカバネ電器製造がクレームを付けてきました。しかし常子と花山はそのクレームを一蹴。その直後より常子の周囲で投石などの嫌がらせ行為が多発しはじめます。

常子は星野一家に危険が及ばぬよう星野と会うことを自粛。そんな中、電気釜の商品テスト結果を掲載した雑誌が完成。常子の仕事が一段落着いたことで星野は常子を誘い動物園へ。その頃、アカバネ電器製造の社長・赤羽根は常子たちをつぶす準備をすすめていました。

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『とと姉ちゃん』第22週「常子、星野に夢を語る」各回あらすじとレビュー

第127話 8月29日(月) 義父が星野に再婚勧める
第128話 8月30日(火) 青葉から助け求める電話
第129話 8月31日(水) 星野が常子を抱きしめる
第130話 9月1日(木) アカバネ電器製造の社員
第131話 9月2日(金) アカバネ電気の社長来訪
第132話 9月3日(土) 赤羽根が妨害工作の準備

『とと姉ちゃん』第22週「常子、星野に夢を語る」
 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

前々週に星野と再会した常子。再会を果たしたものの、常子は星野の亡き妻への想いを気遣い、星野のまた亡き妻への後ろめたさから常子と会わないと自分に言い聞かせていました。

しかし、亡き妻の父の登場が状況が一変させてしまいます。ついに二人の間に「再婚」という言葉が登場しはじめるのです。

第22週のレビューと見どころ

今週は二つの大きなエピソードが並行して語られます。

一つは常子と星野の「再婚」です。星野の亡き妻・加奈子は亡くなる間際に自分の父に言葉を遺していました。星野がいつまでも独身でいるようなことがあったら父の口から再婚をすすめてほしいと。

この一言が星野の背中を押すことになるようです。

一方の常子も星野に抱き続けてきた本心をついに美子に告白。常子も星野のことが忘れられずにいたのです。

『とと姉ちゃん』は残すところ4週。残された4週で常子と星野の関係をどのように回収してゆくのか。ここまで話をすすめてしまった以上、再婚なしはもうあり得ないかもです。

今週の二つ目のエピソードは、自社の電気釜やアイロンを『あなたの暮し』誌上で酷評されたアカバネ電器製造が巻き起こす騒動。

アカバネ電器製造の社長で、自社製品に最低ランクの評価を下され怒り心頭の赤羽根憲宗を演じるのは古田新太さん。『あまちゃん』主要キャスト三人目の登場です。

アカバネ電器製造・赤羽根の嫌がらせが常子たちを窮地に追い込みます。

また、「三つ目のエピソード」というほどのビッグトピックではありませんが、今週には美子の結婚話も浮上。

相手はかねてより交際を続けていたキッチン森田屋の料理人・南大昭。演じるのは上杉柊平さんです。

歴史・時代背景

昭和31年(1956年)
この年、花森安治氏と『暮しの手帖』編集部が第4回菊池寛賞を受賞。

菊池寛賞とは、文学や出版、映画、演劇などの文化各分野で際立った業績が認められた個人や団体を表彰する賞です。

ちなみに花森安治氏と『暮しの手帖』編集部の受賞理由は「『暮しの手帖』によって婦人家庭雑誌に新しき形式を生み出した努力」を讃えられたことによるものでした。

『とと姉ちゃん』第22週「常子、星野に夢を語る」一週間のエピソード観賞後の感想

星野くんの義父・弓岡さんの来訪と再婚のすすめが引き金となって常子ちゃんとの距離を休息に縮め続ける星野くん。

自社のアイロンへの『あなたの暮し』誌上での酷評に激怒し、常子ちゃんたちへの嫌がらせを日に日にエスカレートさせてゆく赤羽根社長。

甘美なエピソードと激辛のエピソードが交錯しながら進んでゆく息の詰まりそうな一週間でした。

日に日に二人の距離を縮めてゆく常子ちゃんと星野くん。もう大人なので、学生時代のように手と手が触れるだけで照れてしまうような、そんなことはもうありません。

それどころか一週で二度にわたって描かれたまさかの抱擁。常子ちゃんと星野くんはもう大人だと再認識させられる場面でした。

大人になった二人ですが、初々しさは変わらない。

そのバランスの取り方が絶妙な常子ちゃんと星野くんの描写でした。

一方、赤羽根社長の描き方も秀逸です。

怒り心頭のはずの赤羽根社長が感情を爆発させる場面が描かれたのは初登場時の一回かぎりで、それ以降は何を考えているのかわからないポーカーフェイス、目が笑っていない笑顔。

そしてステーキや蟹をむさぼり食う野獣のような姿がこれ以上ないほど赤羽根社長の人と成りを表現する。

事務所にこもりっきりの描写からはじまり、行動範囲がひろがるにつれ常子ちゃんたちへの嫌がらせもエスカレートするところも不気味なことこの上ない。

ついに常子ちゃんたちの前に姿を表した赤羽根社長。次週はどこまで行ってしまうのでしょうか。

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4 Responses to “とと姉ちゃん 第22週 常子、星野に夢を語る”

  1. エイスケの後輩 より:

    う~ん、常子とよっちゃんは、史実通り独身でいて欲しいなと思うのは、あまのじゃくなんでしょうかね(^_^;)
    ドラマは史実を元にした創作とは理解していますし、前作も相当史実とは違っていたのは理解してるんですが、本作においては、あまり事実からはかけ離れて欲しくないと思ってしまいます(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      常子ちゃんと星野くんの関係については、前篇の悲恋が回収され再婚を願う視聴者。史実に沿って常子ちゃんには独身でいて欲しいと願う視聴者。恐らく両者が存在する中で、どのような着地をさせるのか。最後まで目が離せない展開となりそうですね。

      • エイスケの後輩 より:

        そういえば、鞠ちゃんのモデルである次女の方のみ、たしかまだご存命なんですよね。
        (リアル「カーネーション最終話」状態。)
        もしかしたら、せめてドラマだけでは、姉と妹も結婚して欲しいと願われているかもしれません。
        (勝手な憶測で失礼ですが。)
        ドラマだからこそ、出来るだけ登場人物には幸せになって欲しい。
        そう考えながら見たいと思います。

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。
          心優しい憶測に涙腺をちょっとばかり攻撃されましたw

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