花山の苦悩、美子の迷い / とと姉ちゃん 第123話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年8月24日(水)放送
第21週 第123話「常子、子供たちの面倒をみる」

『とと姉ちゃん』第21週 第123話 「常子、子供たちの面倒をみる」あらすじと見どころ解説

商品試験を実施したトースターは粗悪なものばかりでした。商品を酷評することの責任の重さを痛感しながら花山は原稿を完成。特定のメーカーを名指しし、これまになく手厳しい評価を下した花山の原稿に常子は驚きを隠せません。

トースターの商品試験の結果の記事を掲載した「あなたの暮し」最新号が発売されました。そんな中、常子は毎週木曜日になると星野の家に足を運んでいました。ある夜、常子の到着を待ちわびる大樹と青葉に、常子は夕食をつくりました。

子どもたちに夕食を食べさせる常子の嬉しそうな表情を見て星野は思い出していました。その昔、自分が倒れた時に常子が味噌汁をつくってくれた時のことを。その頃、星野は会社の上司から再婚をしきりにすすめられていました。

同じ頃、美子は呆然としていました。南から求婚されたのです。驚いた美子は帰宅しても言葉を失ったままでした。求婚されたことを君子に告げられなかった美子でしたが、その夜遅く、美子は求婚されたことを常子にだけ打ち明けるのでした。

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midokoro

美子の結婚話が浮上します。お相手はキッチン森田屋の料理人、南大昭。

戦後編で新登場となる南大昭を演じるのは上杉柊平さんです。

『とと姉ちゃん』第21週 第123話 「常子、子供たちの面倒をみる」
 事前発表あらすじのレビューと解説

美子はかねてより付き合っていた森田屋の料理人、南大昭との結婚話が浮上するものの、結婚に踏みきれずにいました。

姉より先に自分が結婚してしまっていいものなのかと。

常子と星野の再会前であれば、もしかすると美子は常子に遠慮することなく南大昭との結婚を決断出来ていたのかも知れません。

しかし、常子に結婚の機会が出てきたことで美子に迷いが生じるのでしょうか。

鞠子が水田から求婚された直後も、結婚に踏み切れない鞠子のことを誰よりも心配していたのは美子でした。

姉の幸せを自分のこと以上に考える美子の優しさがここでも発揮されるようです。

一方、花山も苦悩しています。

商品テストしたトースターは粗悪なものばかり。だから雑誌では酷評しないわけにはゆかない。しかし、酷評するには責任がともなう。

匿名の無責任な立場をいいことに、ネット上で他者の仕事や作品を悪しざまに言う人が少なくありません。そんな方には是非とも花山の爪の垢を煎じて飲んでもらいたいものですね。

『とと姉ちゃん』第21週 第123話 「常子、子供たちの面倒をみる」
 朝ドラ観賞後の感想

星野くんの笑顔

常子ちゃんがつくったコロッケを美味しそうに頬張る大樹くんと青葉ちゃん。その様子を満足そうに見守る星野くん。

星野くんの満ち足りた笑顔を見ながら考えていました。

戦前の、学生時代の星野くんは常子ちゃんと結婚して暖かい家庭を築くことを夢見ていました。その頃の星野くんは、今回描かれたこんな情景を思い描いていたに違いないと。

星野くんの満ち足りた表情の理由は昔の夢が一瞬ながらも叶った満足感・・・なんていうのは考えすぎかも知れません。

でも、最愛の子供たちが「母親のぬくもり」に触れることが出来て、父としてこれ以上の喜びはなかったのでしょう。

そんあ父性愛に満ち溢れた笑顔が素敵でした。

さらに、かつて栄養失調(?)で倒れた自分を介抱してくれた時と同じ笑顔を見せる常子ちゃんの表情を見て、自分が一番輝いていた頃に一瞬なりとも戻ることが出来た満足感もあったのかも知れません。

いろいろなことを想像させてくれる星野くんの笑顔。

星野くん、いい顔してました。

南くんのプロポーズ予告

よっちゃんがついにプロポーズされました。より正確に言えば、近い将来にプロポーズするよと予告されたとでも言うべきでしょうか。

ちょっとネタバレになりますが、本日『とと姉ちゃん』9月下旬頃までのストーリーの編集を行っていました。

そして判明したのですが、よっちゃんと南くんが晴れて結婚するのはまだだいぶ先のことになりそうです。

常子ちゃんに遠慮するよっちゃんが一歩踏み出せないでいるのか。それともまだ料理人見習いの身でいる南くんが結婚は時期尚早と考えているのか。

結婚がしばらく先の話になりそうな理由は定かではありません。

しかし、この二人が結婚するまでの間には、鞠ちゃんの時みたいな特段の試練もなく、スムーズにゴールインするみたいです。

それよりも心配なのは常子ちゃんです。

常子ちゃんと星野くんの大人の恋の物語が最終的にどのような形で回収されるのか。今日の段階ではかなりボカされています。

ボカされてはいますが、切ない幕切れになるような気がしてきました。

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コメント

  1. たこやき より:

    9月下旬までのあらすじを拝読しました。大樹くんの長ズボン…。大樹くんは、青葉ちゃんよりはお母様の記憶をしっかりお持ちのはず。どういう展開になるのでしょうか。常子の笑顔を見ただけに、少し気が重くなってしまいました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > お母様の記憶

      長ズボンに亡きお母さんの思い出が詰まっているということも考えられますね。そして、息子の亡き母への思いを知ったら、星野くんの性格なら再婚には踏み切れない。内示が遠方への人事異動だったらケジメをつける機会になる。そんな展開かもです(涙)

  2. もんすけ より:

    常子ちゃんがお味噌汁を作ってあげたことを失念していました!
    この先、切ない展開になりそうとのこと。星野さんにとって、(たぶん)初恋のお相手・常子ちゃんからの、「(たぶん初めて異性から作ってもらった)手料理」の思い出があったことは救いでした。職場での出会いと結婚に二人の可愛い子供たち…とあっては、あまりにも常子ちゃんの存在が切なすぎますものね。
    湯気立つお味噌汁と温もりと思い出を重ねつつ、この先もお互いを思い合うのでしょうか。(「花子とアン」での朝市くんや村岡印刷さんの亡くなった奥様をぽちっと思い出しつつ。)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      常子ちゃんと星野くんの二人の関係の結末。ちょっと切ないかも知れないけれど、後味のよいものにしてくれることを期待したいですね。

  3. jaja より:

    星野さんが亡くなった奥さんのことを優しい笑顔で話してた時の常子の表情が切なくて泣けます。
    でもお互い木曜日を楽しみにしてる感じに期待させられるのですがー(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 常子の表情が切なくて

      星野くんに同情する気持ち。星野くんの伴侶になれなかったことを残念に思う気持ち。これらが混ざって本当に泣かせる表情でした。

  4. ア※ラッキー より:

    初めてみる星野さんの会社。例の上司の方優しいようですね。一応所属している課もしくは部なのかしら。あまりにもこじんまりしていたので、観たとたん「小さいすぎる」って思ったのは、ここだけの話です(笑)

    常子ちゃんが、青葉ちゃんに作ってあげたコロッケ。肉じゃがのようにみえた物をアレンジそして、常子ちゃんが言っていた宗吉さんから教わったモノなんですね。う~おいしそう。星野さん食べられたかしら。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 上司の方優しいよう

      昭和の情に厚い上司オーラがなかなかリアルでしたね。

      > 小さすぎる

      大阪で紹介された会社なので大阪が本社。東京は営業所に違いない。そんな想像をしてみました。

  5. koji より:

    さすが、Mrs.キャベジの実の妹。

    ちぃ姉ちゃんの義理の妹。

    コロッケが本当に美味しそうでした(笑)。

    あとは本作で、とびっきりの歌声を聴かせてくれたら最高ですね(笑)。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      洋食屋の娘のちい姉ちゃんにも料理の指南受けてますからね。

      > とびっきりの歌声

      本作ではどうかわかりませんが、秋にまた聴けますね。

  6. よるは去った より:

    大昭「美子・・・・・俺な。」で場面が変わって、どこか魂を奪われたような態で帰宅して来て・・・・・・美子「大昭さんに言われたの・・・・・・結婚を考えてるって。」までの美子ちゃんの表情が何とも(笑)。杉咲花ちゃんgj です。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      嬉しさ。驚き。そして常子ちゃんへの気遣い。すべてが詰まっている絶妙な表情。杉咲花ちゃん、本当に名演でした。