義父が星野に再婚勧める / とと姉ちゃん 第127話

連続テレビ小説(朝ドラ)『とと姉ちゃん』
2016年8月29日(月)放送
第22週 第127話「常子、星野に夢を語る」

『とと姉ちゃん』第22週 第127話 「常子、星野に夢を語る」あらすじと見どころ解説

康恵が主婦仲間たちを引き連れ「あなたの暮し出版」にやってきました。常子に請われ、康恵は仲間の主婦たちとアイロンの商品試験に協力することになったのです。彼女たちの協力により、商品試験は順調に進んで行きました。

その頃、一時は戦争未亡人だった康恵は再婚していました。相手の男性の連れ子になつかれてしまい再婚を決めたと語る康恵の言葉が常子の心を揺さぶります。常子は星野と、星野の二人の子供たちのことを思い出さずにはいられませんでした。

そんな中、星野への想いを断ちきれない常子は、キッチン森田屋で星野と再会しました。常子の気持ちなど知る由もない星野の娘・青葉が常子に尋ねます。最近、どうして家に来てくれなくなったのかと。青葉の思いがけない問いに常子も星野も答えることが出来ません。

それから数日経ったある日の夕方。星野が帰宅すると、星野にとっては思いがけない来客が星野を心から驚かせます。星野のもとに足を運んできたのは星野の亡き妻の父親、星野の義父に当たる弓岡でした。

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midokoro

前週、子供たちの面倒を見ることがきっかけとなって再会した常子と星野は再び距離を縮めてゆきました。

しかし、距離を縮めきる直前で踏みとどまる二人。ところがまさかの展開です。

『とと姉ちゃん』第22週 第127話 「常子、星野に夢を語る」
 事前発表あらすじのレビューと解説

星野の亡き妻・加奈子の父親で、星野には義理の父、大樹と青葉にとっては祖父にあたる人物・弓岡の登場です。

本記事を投稿した8月8日の時点で弓岡を演じる役者さんが誰になるのかは不明ですが、限られた出演場面ながらも重要な役どころなので配役が気になるところです。

さて、出演場面が今回限りになりかねないにも関わらず、役どころが重要とまで言うのには理由があります。

常子と星野の今後の人生を左右するような発言をするからです。

その発言とは「再婚」。

弓岡は亡くなる間際に加奈子から頼まれていました。

自分の死後、星野がいつまでも独身のままでいるようなら、弓岡の口から再婚をすすめてあげてほしいと。

そんな加奈子の「遺言」が波紋を広げる週となりそうです。

『とと姉ちゃん』第22週 第127話 「常子、星野に夢を語る」
 朝ドラ観賞後の感想

常子ちゃんが揺さぶられる

常子ちゃんがこれでもかと言うくらい揺さぶられる回でした。

康恵さんがまさかの再婚。星野くんとの再会までだったら常子ちゃんも康恵さんの再婚を素直に喜んでいたかと思います。

しかし、今の常子ちゃんにとって再婚という言葉はどれほど胸に響くことか。

しかも再婚の理由は、再婚相手となった男性の連れ子の可愛さにほだされたからだと康恵さんは語る。再婚の理由が常子ちゃんをさらに揺さぶります。見ていて気の毒なほど。

前週の回で、星野くんから包み金を手渡されそうになった常子ちゃんは、ここでケジメをつけようとする星野くんの気持ちを受け取ったのでしょう。

しかし、ケジメをつけようとするほどに星野くんのことが忘れられなくなる。

そんな中でのキッチン森田屋での星野くんとの思いがけない再会。喜びととまどいが入り混じった常子ちゃんの表情が切なすぎて忘れられません。

一方で、ケジメをつけたはずの星野くんも、実は常子ちゃんを忘れることが出来なかいでいるようです。

外食の場所をキッチン森田屋にしたのは、心ひそかに常子ちゃんとの再会を望んでいたに違いない。

東京で暮らしていたら、わざわざキッチン森田屋に行かなくても洋食屋など他にもいくらでもあるはずです。

常子ちゃんがキッチン森田屋に駆け込んできたその瞬間の星野くんの表情もまた、期待していた再会が叶った喜びと少しの焦りが入り混じって言葉に現しがたいものでした。

そして、お互いに無関心を装いながらも、お互いのことが気になってしかたがない常子ちゃんと星野くんの、交わされる視線だけの演技の繊細さは神レベル。

二人の視線演技だけで泣かされました。

ところで、常子ちゃんと星野くんの二人の間に昔起こったことも今起きていることも何も知らないらしい宗吉大将が常子ちゃんをなじりました。「つれねえな!」と。

宗吉大将の一言が原因の気まずい空気を打ち破る南くんのさりげない気づかいが、若いながらも粋だなと思いました。

常子ちゃんと星野くんの二人の間に今起きていることを、南くんはよっちゃんに聞いていたんでしょうか。

追記

水田くん、パチパチはんが上手ですね。

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コメント

  1. まだいいか より:

    全然大丈夫。
    確認してないので、不確かですが、全然は、元々肯定的にも使われていた言葉だそうです。漱石などにも見られるとか。その後否定的にのみ使われるようになって、ここ30年位前からまた、肯定的にも使われるようになっていますね。 この頃間違いと言われたけど、元々肯定的にも使われていた用例があると習って、言葉は生きているのだなと思った覚えがあります。
    ほぼほぼも、国会議事録に残ってるとかでしたね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      貴重な情報提供ありがとうございます!
      言葉は生き物だから死ぬこともあれば生まれることもあると誰かが言いました。まさにその通りですね。勉強になりました。

  2. ともとも より:

    康恵さんが幸せそうでしたね。
    再婚しても、亡くなった旦那さんのことは忘れない、というのは、星野さんも同じですよね。
    もし常子さんと再婚しても、亡くなった奥さんのことは忘れなくてもいいんですよ、と教えてあげたいです。
    お義父さんの登場が良いほうへ転がしてくれますように!

    キッチン森田屋さんのタイショウくん、グッジョブ♪
    よっちゃんに聞いてたのかな? でなかったら、超気が利く!

    今日、ちょっと気になったのは「全然大丈夫」
    わりと近年の言葉のような気がしますけど、古くからあるのかしら?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > タイショウくん、グッジョブ♪
      宗吉大将の「爆弾発言」で流れる気まずい空気をタイショウくんはハラハラしながら見ていたので、気を利かせたんだと思います。なかなかいい男です。

      > 「全然大丈夫」
      近年の言葉だと僕も思います。うっかり口をついて出てしまったのかな?(笑)

      > すみません、康恵さんですね。間違えました。

      修正しておきました。

  3. まるなか より:

    こんにちは
    星野さん登場から「星野さ~ん」「常子ぉ~」とテレビの前で叫んでます・・・(笑)
    今日も月曜から切ない(><)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。
      常子ちゃんと星野くんの二人。今週からますます切なくなりそうですね。

  4. よるは去った より:

    星野君「お義父さん・・・・・。」 弓岡「久しぶりだね。武蔵君。」 志賀廣太郎さん、役柄のせいか、より貫禄のある好々爺という感じですね。「純と愛」「マッサン」の時はどこか心配性というか神経質なイメージがあったのですが。まあこれらも役柄上当然だったでしょうけど。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 「マッサン」の時はどこか心配性

      仕えていた鴨居の大将がちょっとばかりヤンチャな方でしたからね。
      心配ごとは絶えなかったかと思います。

  5. よるは去った より:

    弓岡氏の役は連ドラでは「純と愛」「マッサン」にも出演していた志賀廣太郎さんだそうで。私的には「純と愛」でヒロイン(夏菜)が最初に勤める大手ホテルの二代目・社長(舘ひろしさんでしたね)を退陣に追い込む中津留総支配人の役の印象が強いです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ちとせ製作所の田中社長役、そして星野くんの義父・弓岡氏役。
      情報提供ありがとうございました!
      早速、キャスト一覧の追記しました。それにしても小さな役に至るまで、ここまでやるかという勢いの充実のキャスティングですね。

  6. よるは去った より:

    弓岡氏の役、「ごちそうさん」で実父役だった近藤正臣さんだったら面白いかも。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 近藤正臣さん

      もしそんなことになったら設定の面白さもさることながら、味わい深い場面になりそうです。