べっぴんさん 第2週 しあわせの形

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『べっぴんさん』
2016年10月10日 〜 10月15日放送
第2週「しあわせの形」

『べっぴんさん』第2週「しあわせの形」あらすじ

昭和17年(1942年)。前年に日本は英米との戦争に突入。そんな中、すみれは幼馴染・野上潔への初恋に胸を焦がしていました。しかし思いがけない恋敵があらわれます。すみれの姉・ゆりです。ゆりもまた潔に恋をしていたのです。

ゆりは潔との結婚を強く望むものの父・五十八はゆりの結婚に反対でした。何故なら潔は野上家の大切な跡取り息子だったからです。しかし潔の父・野上正蔵が五十八を説得。ついに五十八はゆりと潔の結婚を認めるのでした。

ゆりの結婚式の日から半年ほど経った昭和18年(1943年)1月。すみれに縁談が持ち上がりました。他家に嫁いた姉に代わって坂東家の名を残すため、すみれは相手が誰かもわからぬまま結婚を決意。すみれの縁談の相手は幼馴染の田中紀夫でした。

その半年後にすみれと紀夫は結婚しました。ほどなくしてすみれは第一子を授かるものの。戦局が悪化する中で紀夫が出征。紀夫が不在の中、すみれは焦土と化した故郷・神戸の地で終戦を迎えるのでした。

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『べっぴんさん』第2週 各回あらすじとレビュー

第7話 10月10日(月) ゆりが潔との結婚を望む
第8話 10月11日(火) ゆりと潔が結婚式挙げる
第9話 10月12日(水) すみれが田中紀夫と結婚
第10話 10月13日(木) すみれが妊娠/紀夫出征
第11話 10月14日(金) ベビーナース明美と再会
第12話 10月15日(土) 終戦/焦土と化した神戸

『べっぴんさん』第2週 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

戦前の明るかった時代から一転、今週は日本がすでに米英との戦争に突入した暗黒時代が物語の時代背景です。

第2週のレビューと見どころ

史実では、ヒロインの実在モデル・坂野惇子さんと夫・坂野通夫さんは、それぞれが学生時代にスキー旅行で出会い、数年間の交際を経て結婚しています。

一方、劇中では今週描かれるヒロインすみれの結婚相手・紀夫は幼馴染でしかも見合い結婚という設定です。また、すみれの結婚直前にすみれの初恋とほろ苦い恋の終わりが描かれますが、これはオリジナルストーリーかと思います。

尚、前週はリアルの坂野一家の神戸移転が大正時代だったのに対して、劇中の坂東一家の神戸移転の時期が昭和9年(1934年)に描かれるなど、史実が大胆に脚色されていました。

しかし、今週描かれるヒロインの結婚が昭和17年(1942年)なのに対して、リアルの坂野惇子さんと坂野通夫さんの結婚は昭和15年(1940年)。劇中で描かれる時代とリアルの時代の差は若干縮まりました。

歴史・時代背景

昭和17年(1942年)

劇中ではヒロインすみれがこの年に結婚。

その後、長女の出産や夫・紀夫の出征が描かれるようです。しかし長女の出産と夫の出征がいつ頃のことになるのかはこの記事を投稿した2016年9月23日の時点では不明です。

尚、リアルの坂野惇子さんと坂野通夫さんは昭和15年(1940年)に結婚。

その二年後、今週の劇中でヒロインの結婚が描かれる昭和17年(1942年)の時点では坂野惇子さんはすでに長女の光子さんを出産。

そしてその翌年の昭和18年(1943年)、夫の坂野通夫さんが海軍の嘱託としてジャカルタに赴任しています。

尚、この頃の坂野通夫さんは多数の船舶を所有していた民間企業・大阪商船(現在の商船三井)に勤務。同社の船舶はすべて国の管理下にあったため、その関係で軍人としてでなく軍の嘱託としてジャカルタ赴任が決定。

この赴任により、直後の陸軍からの召集、すなわち軍人としての戦地への出征を免れることが出来たのだそうです。

『べっぴんさん』第2週 一週間のエピソード観賞後の感想

第1週の展開の早さには面食らいましたが、それ以上にスピーディーな展開をした『べっぴんさん』第2週でした。

女学生時代の初恋
初恋の終わり
縁談
女学校卒業
結納
結婚
妊娠
出産

これらすべてがわずか一週間で描かれる。

ちなみに『べっぴんさん』の前の時間帯に再放送されている『ごちそうさん』では、第2週の最後に初恋。その初恋が実って結婚するまでの日々を3週間かけて描写し、結婚から妊娠までで6週間。出産までにさらに2週間がかかっています。

『ごちそうさん』では合計で11週間もかかっている初恋から第一子出産までの時間。

一方『べっぴんさん』のヒロイン・すみれちゃんは、初恋から出産までの間に失恋までも経験しながらも、わずか1週間。

『ごちそうさん』と比較するとその速さは驚くばかりです。

しかし、僕はこの展開に少しだけ安心しています。すみれちゃんの実在モデルとその周辺の人物や出来事を調べてみてわかったのは、すみれちゃんの実在モデル・坂野惇子さんが子供用品店を開業してからの歩みが面白いことこの上ない。

ひとり坂野惇子さんだけでなく、その周辺の人々もそれぞれが独立したドラマの主人公になれるレベルの波乱に満ちた生涯を送っています。

そんな人々が織り成す濃厚なドラマをこれから20週以上かけて堪能出来るはずです。次週からの濃厚な日々を期待しています。

追記:そして「エリーちゃん」の再登場も楽しみです。

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