べっぴんさん 第4週 四葉のクローバー

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『べっぴんさん』
2016年10月24日 〜 10月29日放送
第4週「四葉のクローバー」

『べっぴんさん』第4週「四葉のクローバー」あらすじ

すみれは米国人・ジョン夫妻からオムツの注文を受けたものの、物資不足の中で生地を調達することが出来ずにいました。しかしゆりの夫・潔に布地をゆずられたすみれは、外国人専門に育児の指導をしている明美に米国人を満足させるオムツづくりの協力を要請。

明美の知識をいかしたオムツの仕上がりに感激したジョン夫妻は、あらたに娘に着せるためのベビードレスをすみれに注文。すみれは女学校時代からの二人の親友、良子と君枝に協力を求め、ジョン夫妻からの注文であるベビードレスを完成させました。

そんな中、ベビードレスを完成させるまでの豊かな時間を忘れられない君枝が言い出しました。すみれの店を手伝いたい。すみれと一緒に働きたいと。良子と明美もすみれの商売に加わり、潔と、潔の友人・栄輔はすみれたちの開店祝いに大量に調達。

昭和21年(1946年)3月。すみれ、君枝、良子、そして明美の四人は「ベビーショップあさや」を開店。同じ頃、潔は窮地に陥っていました。梅田の闇市の一斉取締りにより、潔は警察につかまってしまったのです。

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『べっぴんさん』第4週 各回あらすじとレビュー

第19話 10月24日(月) すみれの協力を拒む明美
第20話 10月25日(火) 旧友・良子と君枝に再会
第21話 10月26日(水) エイミーから注文受ける
第22話 10月27日(木) すみれの覚悟に親友感激
第23話 10月28日(金) 四人でお店をはじめたい
第24話 10月29日(土) ベビーショップ・あさや

『べっぴんさん』第4週 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

第1週から前週まで、劇中で描かれる時代が次々とスキップしましたが、今週は前週に引き続いて戦後間もなくの頃が描かれます。

第4週のレビューと見どころ

実在のベビー用品ブランド「ファミリア」をモチーフとしたすみれが創業する子供服店に、創業メンバーとして加わる三人の女性が揃います。

三人のうちの二人はすみれの女学校時代の同級生多田良子と田坂君枝。もう一人の女性は外国人を対象に育児を指導するベビーナースの小野明美。

以上の三人の女性とすみれの四人による創業の物語が本格的にスタートするのがこの週の終わり頃のことです。

ちなみにリアルの坂野惇子さんも、三人の女性の協力者を得て「ファミリア」を創業しました。リアルの協力者は女学校時代からの親友。その親友の姉。そして坂野惇子さんの新婚時代に知り合った近所に住む女性でした。

また、外国人の育児を指導している小野明美という登場人物の実在モデルは、ベビーナースの大ヶ瀬久子さん。

大ヶ瀬久子さんもベビーコンサルタントとして「ファミリア」の事業に参加していますが、大ヶ瀬久子さんが坂野惇子さんに力を貸すようになるのは「ファミリア」が軌道に乗ってからの話です。

歴史・時代背景

昭和23年(1948年)
昭和23年(1948年)の春。史実では、すでに夫の坂野通夫さんも帰国し働き始めていたものの、インフレ政策の影響で坂野家の暮しは一向に楽になりませんでした。

坂野惇子さんは生活の足しにしようと洋裁教室を開くものの、お嬢様育ちで商売の経験がないため思うようにお金を稼ぐことが出来ません。

そこで、嫁入り道具のハイヒールを馴染みの靴屋を通して売り払いお金をつくろうと思いついたのがすべてのはじまりでした。

嫁入り道のハイヒールを売って欲しい。坂野惇子さんから依頼を受けた靴屋の職人・元田蓮さんは、自分が腕によりをかけて精魂込めて仕上げた嫁入り道具だけは手放さないで欲しいと坂野惇子さんに懇願。

このときの坂野惇子さんと元田蓮さんの会話が、靴屋の陳列ケースでの商売へと発展。坂野惇子さんは早速、親友たちに協力を求め「ファミリア」の前身となる「ベビーショップ・モトヤ」が開業するのです。

『べっぴんさん』第4週 一週間のエピソード観賞後の感想

遠い異国の地で鬱屈した日々を送っていたエイミーちゃんがすみれちゃんの心づかいに救われ、商売がなかなかうまくゆかず行き詰っていたすみれちゃんはまたエイミーちゃんからヒントを得て突破口を見出す。

そしてその二人の心の交流が、それぞれ希望を見失いかけていた君枝ちゃん、良子ちゃんに前を向かせ暗い情念を抱えていた明美ちゃんの心を癒す。

すみれちゃんたち四人の「ヒロイン」とエイミーちゃん。五人の登場人物のそれぞれの心の変化が、ささやき声のような静かな語り口の中で丁寧に描写される一週間でした。

日本での暮らしの何もかもに嫌気がさしていたエイミーちゃんは、娘や孫の代まで伝えてゆきたい心の宝を手に入れて明るさを取り戻しました。

明日への希望も見失いかけていた良子ちゃんは、女学校時代や結婚直後の頃のような笑顔を取り戻すことが出来ました。

日本の敗戦によって生きる気力をなくしていた君枝ちゃんは、生きてゆく糧となるような夢を見つけることが出来ました。

すみれちゃんに心を開き始めた明美ちゃんは、過去のつらい思い出をこれから乗り越えてゆくことが出来るのでしょうか。

そして、すみれちゃんはついに自分の生涯の仕事の入り口に立つことが出来ました。

ゆったりまったり、そして静かなことこの上ない一週間でしたが、こうしてまとめてみると大きな変化のあった『べっぴんさん』第6週でした。

追記:心の中に一条の光が差し込んだかのような五人とは対照的に、笑顔を失いついに夫の潔くんまでもが窮地に陥ってしまったゆりちゃんが心配です。

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