五月が二郎の子供を妊娠 / べっぴんさん 第102話

連続テレビ小説(朝ドラ)『べっぴんさん』
2017年2月3日(金)放送
第18週 第102話「守るべきもの」

『べっぴんさん』第18週 第102話 あらすじと見どころ解説

行方不明になっていた五月が見つかりました。大急百貨店にいる五月を、すみれが偶然に見かけたのです。健太郎と龍一から、五月がヨーソローに出てきていないことを聞かされたすみれは明美とともに五月を探し出しました。

五月はエイスでアルバイトをし倉庫の中で寝泊まりしていました。その五月が妊娠していることに明美は気づきます。五月を放っておくことが出来ないすみれは、五月を自分の家で預かることに決めました。

同じ頃、高校を辞めて二郎とともに東京に行くつもりでいたさくらは、そのことを健太郎にだけ打ち明けました。さくらの考えに健太郎は猛反対し、さくらの人生を狂わせるなと二郎に対しても猛然と抗議します。

一方、五月を自分の家に預かっているすみれは、そのことをすずに伝えるためヨーソローに足を運びました。五月が妊娠していると告げられたすずは、相手が二郎だと察します。会話を聞いていたさくらはショックを受け、すみれはさくらの恋心に気付くのでした。

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midokoro
五月がまさかの妊娠です。相手は二郎。さくら失恋のフラグが立ちました。

ところで一度は行方をくらました五月がどうして大急百貨店にいたのかは不明です。妊娠がわかったことでキアリスの商品を見に行ったというのがブログ主の予想です。

そして五月の妊娠の事実を知ったすみれや明美は職掌がら妊婦を放置するわけには行きません。すみれと五月のエピソードが始まります。

『べっぴんさん』第18週 第102話 事前発表あらすじのレビューと史実解説

五月が妊娠、相手は二郎というまさかの展開。さくらの初恋、二郎と一緒に東京にゆくという夢はこれで散ってしまいました。

ところで、自分の妊娠を察した五月は置き手紙だけを残して二郎の前からその姿を消してしまいます。

二郎の夢の邪魔をしたくないという五月の心遣いでしょうか。愛する人の夢を損なわず尊重するため、手紙だけ残して姿を消そうとする五月の姿が泣かせます。

この五月の行動に対して二郎がどのような反応を示すのか、この記事を投稿した時点では詳細は明らかになっていません。

願わくば、夢を追う男ならではのやり方で五月を救い出してもらいたい。そう願わずには入られません。

五月騒動を二郎がどのように回収するのか。大きな見どころとなりそうです。

さて、一方で妊娠した五月を自分の家に引き取ることですみれと五月の交流が始まります。娘が不在の中、すみれは五月とどのような関係を築くのか。

こちらもその展開が気になるところです。

『べっぴんさん』第18週 第102話 観賞後の感想

「美味しい!こんなご飯はじめてやわ」

すみれちゃんの家に招かれた五月ちゃんの夕食への第一声に、五月ちゃんがこれまで送ってきた人生のすべてが良くあらわれていたかと思います。

これまでの五月ちゃんの歩みを想像してみました。

昭和19年(1944年)6月生まれのさくらちゃんより一歳年上なので、五月ちゃんの誕生年月は昭和18年(1943年)。手芸倶楽部の三人の子供たち同様に戦時中の生まれです。

そしてキアリス・手芸倶楽部の三人の夫、すなわち紀夫くん、勝二さん、昭一くんと同じように、五月ちゃんの実の父親は五月ちゃんの顔を見ないまま出征。

最近になって五月ちゃんの母親が再婚しているということは、五月ちゃんの実の父親は戦死したことが考えられます。

ところでキアリス・手芸倶楽部三人組のそれぞれの、戦中戦後の夫が帰還するまでの日々は困難に次ぐ困難に見舞われていました。

夫が帰還してもなお何かと不便を強いられていたことを考えれば、夫を戦争で失いおそらく十年近く娘を女手一つで育てて来た五月ちゃんの苦労は筆舌に尽くし難いものがあったことは容易に想像がつきます。

そんな暮らしの中で、五月ちゃんは美味しいものなど食べたことがなかったのでしょう。

ただ、美味しいものを食べたことはなかったにせよ、母親が再婚し再婚相手との間に子供が生まれるまでは、家の中に自分の居場所はあったはず。

もとからなかったわけでなく、ある時期まではあったのに失われた自分の居場所。

母親の再婚でもしかすると家で食べるものはそれ以前よりは少しはマシになっていたかも知れません。

でも、自分の居場所がない中、邪魔者扱いされる中で食べるご飯はどれほど味気ないものだったか。

母親が再婚するまでは、自分の居場所はあったものの戦後の混乱と母親の困窮で美味しいものなど食べる機会などなかった幼少期。

戦後の復興が進む中で母親も再婚し、食べるものは少しは豊かになったにも関わらず居場所がない故にその美味しさを感じることが出来なかった思春期。

そしてようやく、美味しい食べ物を歓迎される中で食べることが出来る幸福。

五月ちゃんが「美味しい!」と感嘆したのは、ご飯の味はもちろんのこと邪魔者扱いされない暖かな環境が、乾ききった心に干天の慈雨のように降り注いだからのような気がします。

追記:すみれちゃんの家での「美味しい!」の第一声をきっかけに、それまでずっと暗い目をしていた五月ちゃんが和らいだ表情になって行く様が心に沁みました。

健太郎くんと二郎くん

野性味があふれる二郎くん。それに対して健ちゃんはいかにも育ちの良いボンボンで、顔も二郎くんとはあまりにも対照的に童顔なのでいかにも頼り甲斐がない。

そんな健ちゃんが果たして意中のさくらちゃんを振り向かせることに成功するのかと、今回までずっと案じてました。

しかし今回、健ちゃんと二郎くんの逆転劇を見たような気がします。

さくらちゃんが二郎くんと一緒に東京に行くと聞かされた直後の健ちゃんの本気。

さくらちゃんの人生を狂わせる気かと猛然と食ってかかってくる健ちゃんに、あの二郎くんが何も言い返せず逃げ出してしまう。

健ちゃん、こんなに男前だったのか!

さくらちゃんの東京行きを二郎くんが受け入れたのかどうかは定かではありません。さくらちゃんが一人で勝手にそう思っているだけかも知れない。

しかし、これまでのところ二郎くんはさくらちゃんについて来るなとは言ってません。

失恋の痛手の中にいることは同情しても二郎くん年長の男としてそれはどうよと思っていた矢先の健ちゃんのクリーンヒットでした。

ケセラセラ、なるようになるその流れに身を任せていた感のあるさくらちゃん。そんなさくらちゃんに「そんなん絶対後悔するで!」と言い切った健ちゃん、君は男の中の男です。

追記「うちにいらっしゃいよ」

五月ちゃんが妊娠していることを知り、放っておけずに自宅に来るよう五月ちゃんを誘うすみれちゃんが言った「うちにいらっしゃいよ」。

この言葉を発した時のすみれちゃんの口調に、はじめて大人の女を感じました。

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24 Responses to “五月が二郎の子供を妊娠 / べっぴんさん 第102話”

  1. メロディ より:

    はじめまして。いつもありがとうございます!わたしは、概ねあらすじを知ってから見たい派なので、ここで予習してから見ています(笑)。

    本当、今回はかなり痛快な回だと思いました!
    健ちゃん、グッジョブ!
    今まで静かにさくらを見守っていてそれはそれでいいなと思ってましたが、今回ばかりは熱くなって止めてくれてましたね。
    あんなに男らしい一面が見れて嬉しいです!
    誠実で優しい健ちゃん、絶対に報われて欲しいです。

    なんであんなに親身になってくれてるのに、あまりはっきりしない二郎ちゃんがいいのかな。。。

    さくらの東京行き、あれは誰が聞いても反対すると思います。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      初コメントありがとうございます!

      > 男らしい一面

      中学生になった健ちゃん初登場時、こんな大人しそうな男の子はこの先々で生き抜けるのかなと不安になったものです。彼のパパもちょっと弱いところがありますしね。

      二郎くんが登場した頃も、苦みばしって野性味のある二郎くんを目の前にしてお坊ちゃん過ぎる健ちゃんが気の毒なほどでした。

      でも、今週の健ちゃんは本当に男前でしたね。二郎くんも軽く超えました。『べっぴんさん』後編の一番の男前キャラになるかもです。

  2. ぷん より:

    すみれちゃんの家で温かさを感じる五月ちゃん
    ゆりちゃんの家で温かさを感じるさくらちゃん

    いつもと違う環境だからこそ感じるところがあるんでしょうね

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 違う環境

      思えばゆりちゃんも、自分の居場所を見失っていた頃にはすみれちゃんの家。妊娠して家庭を大事にしたいと思い始めた頃は近江の坂東本家。違う環境で癒されてましたね。

  3. えびすこ より:

    予期せぬ展開に驚きのすみれたち。
    五月は16歳か17歳。二郎は20代後半か30歳そこそこの年齢だと思うので10歳以上年齢差がありますね。

    今週になって思ったんですが、五月はあまちゃんのユイちゃんにどことなく雰囲気が似ていますね。

    今日は節分。キアリスの4人が豆まきをしました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > ユイちゃん

      とりわけ、挫折を経験した後のブラックユイちゃんに似てますね。

  4. もんすけ より:

    (自宅に五月ちゃんがいる。それも、彼女を放っておけないとお母さんが…)
    思春期のイライラとやりたいことが見つからない焦燥感、そして初恋。
    気持ちはわからなくはないけれど、ヨーソローに父・紀夫さんが来た際、カウンター下で聞いた「いつまでも(帰ってくるのを)待っている」の言葉に、考えが甘くなっていたのかもしれませんね。
    いかに自分の置かれている環境が幸せなことだったのか。そして、その環境に、恋敵の五月ちゃんがいる。
    赤ちゃんに近い程の子供じみた殻を割るには、さくらちゃんとってあまりにも大きい衝撃。そして、傍らにいる健ちゃんの気持ちも、いかばかりかと思うと…。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 自分の置かれている環境が幸せ

      『あさが来た』の千代ちゃんの時も非難轟々でしたが、さくらちゃんも甲乙つけがたいワガママぶり。大人になった時の姿を早く見せて欲しいです。

  5. 千秋様ファン より:

    五月ちやんの妊娠というプライベートなことを、ペラペラと不用意に…配慮のカケラもない…と思ってしまいました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 配慮のカケラ

      この先で五月ちゃんはキアリスで働くことになるみたいですが、その前提があっての説明なら納得ができたんですけどね。

  6. きゅうぽん より:

    親子関係がここまでこじれたの…、確かに家内制手工業みたいで忙しかったけれど、誕生日だけとってみたら、別にその前後で休みが取れる日に振り替えて思いっきり祝ってやれば、最初からそうしていたら、子供もうちはこういうものと納得するし、日ぐらいは違えども、自分は愛されていると思うし、変にいい子ぶらなかったり、たまに「お母さん達、また今年もこの時期忙しいよね〜」なんて、キヨさんに愚痴の一つも言えてたと思います。
    けれど、それをしてこなかったのか、日々のフォローをしないで、親の弱みも見せないで、「いい子」「いい子」と思って我慢をさせてきたつけだな…と思います。

    これは厳しいですが、我が家もそんな感じなので、その辺はすごく気をつけてやっています。
    うちはうち、よそはよそって事も多々ありますが(笑)

    でも、これだけこじれて&失恋した事に気づいた娘&恋心を知った母親ですが、関係修復に向けて地道に進んでいることはうれしいですね。

    今回の作品は特に自分とリンクしてしまいます。主人も一緒に観ているので「ここ、気をつけてほしいんやけど」って所多々あります(笑)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 日々のフォローをしないで

      一つ屋根の下に暮らしているとそれだけでフォローしたような錯覚に陥りますからね。自分は錯覚していないか?僕も過去のすみれちゃんを反面教師にして自分の行動をチェックするようになりました。

  7. さくら嫌い より:

    いつも楽しく拝見させていただいておりますが、投稿ははじめてです。

    ブログ主さんはさくらを寛容な目で見てるようなのですが、私はさくらが高校生とは思えないほど幼すぎて、全く共感できずイライラします。あの時代なら中卒で働いていた子も珍しくなかっただろうに、母親が働いてるおかげで何一つ苦労せずに育っておきながら、ワガママすぎます。仕事に没頭しすぎで約束を破ったすみれにも非はありますが、すみれは遅くても毎日家には帰ってきてるし、キヨさんという愛情を注いで三食の世話をしてくれる存在がいながら求めすぎです。しかも、家出先はゆりのところで、自立する気はたいしてない。仮に本当に二郎について東京に行ったところで、不満だらけで生活を投げ出すのは目に見えてますね。

    二郎のために黙って身を引き、子どもをひとりで育てようと家を出てひとりで働いて生きていこうとしていたさつきちゃんが、板東家の食事に感動してたシーンの後にさくらの幼さ全開の言動との対比はあまりにもつらい。「東京に行く。」とか反対されて当たり前のことを言いながら、「健ちゃんやから話したのに!」とか、周りはどれだけ自分ののことを受容しないといけないのでしょうか。さつきの妊娠もわかったことだし、もうさっさと自分の幼さに気づいてすみれと和解してほしいです。たいして反抗する理由もないさくらを、いつまでも引っ張っていてる脚本で、見てるのが辛くなってきました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      初コメントありがとうございます。

      > さくらを寛容な目

      寛容というより、これまでの朝ドラのパターンから考えて大人の階段をのぼる入り口でのよくある迷いかなくらいで観ています。『あさが来た』のヒロインの娘・千代ちゃんも、裕福な家で生まれ当時としては稀な女学校への進学もはたし、血の繋がった祖母からは心から溺愛され、親友がうらやむような母親を持ちながらワガママ言い放題。それが成長してからは母親を理解し、若き日の平塚らいてうに説教するまでになりましたからね。さくらちゃんもそんな日を迎えるための今日があるのかなと。

  8. ひるたま より:

    「さくら、目を覚ませ!」

    ドラマなので仕方が無いし、いずれ収まる所に収まる(筈である)のは分かっているのですが…率直に申し上げてさくらに対して苛立ちを感ぜずにいられないのが本音です。
    今日の健ちゃんのセリフが私の気持ちを代弁してくれてスッキリしました。健ちゃんよくぞ言ってくれた!(^^;)
    今日は健ちゃんの見せ場その1だったでしょうか(…もっとも健ちゃんの最大の「見せ場」はもう少し先になるようですが)

    他の方も指摘されていますが、五月ちゃんの「美味しいご飯…初めて」というセリフが切なかったですね…「久しぶり」ではなく「初めて」という事が。
    五月ちゃんの育った家庭環境を想像すると胸が痛みますが、少しでも「家庭の温かさ」を知って欲しいかな、って感じました。
    すみれのセリフも「うちに来なさい!」という命令形では無く「うちに来る?」となっていたのが良かったです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > さくら、目を覚ませ!

      今回の健ちゃんは本当に男前でした。あの二郎くんですら健ちゃんの迫力の前に影がうすく見えてしまうほど。健ちゃんの株が急上昇する回でしたね。

  9. あじやま より:

    本日は まさかの「ケ・セラセラ」で開始。
    それで、
    たいへん重い終わりかたになりました。

    昨日 さくらのピアノが「ケ・セラセラ」と別の方のコメントにありましたが、
    ちょっと わからなかったので 夜のBSで 見直しました。
    あまり そういうみなおしは しないのですけどね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > ケ・セラセラ

      ゆりちゃんが宿題はなるようにならないと言いましたが、さくらちゃんの思い描いていた人生もなるようにはならなさそうですね。でも、その後になるようになることの暗示かもしれません。

  10. よるは去った より:

    五月「おいしい・・・・・・こんな御飯初めて・・・・・・。」 喜代「ぐっすり休んでください。夏やからって足冷やしたらいけませんよ。」五月ちゃんは家族の温もりを知らずに来ちゃったんですね。明美「五月ちゃんのお腹の子・・・・父親は誰だかわかる?」すず「二郎やと思う・・・・・・。」さくら「そんなことって・・・・・・。」明らかにズガーンだったのでしょうけど、さくらちゃんはどういう行動を選択していくのでしょう?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > こんな御飯初めて

      ご飯だけであれだけ感激する五月ちゃんの、同じご飯を当たり前に食べ続けながら不足を感じていたさくらちゃんを対比せずにはいられない場面でした。

  11. ぽんた より:

    いつも楽しく拝読しております。

    すみれは今までの人生で、3つの間違いを犯したのかもしれません。

    まず、栄輔がすみれの家によく来てさくらをかわいがっていたとき、その裏にある自分への恋心を十分に気付かずに⁇ ただの 好意の延長 と考えて自分の家庭に不用意に近づけ過ぎながら、一方でひたすら紀夫を待ち続け、紀夫が帰るとわかったときにすっかり舞い上がってしまい、今まで自分をしっかりと助けてくれた栄輔の失恋と傷心に対して、しっかりとしたお礼やケアを怠ったこと。

    次に、仕事に集中するあまり、さくらと自分との心のすれ違いに最後まで気づかず、とうとう気がついた時には家出という事態にまで発展してしまい、関係の修復が手遅れになっていたこと。

    そして、今日発覚した、肌着の原料として重要なメリヤス工場を栄輔に買収されるという事態。

    いずれの事態にも共通しているのは、すみれはひとつのことが気になるとそれに集中してしまい、周囲の変化に目配りできなくなること。集中力は人間の長所であって、それでキアリスのビジネスも伸びたのでしょうが、集中が過ぎれば脇が甘くなり、こういった自分が気づかない失態を犯すことになります。
    そういえば、大急デパートの展示に熱中しすぎて、鍵をかけられて閉じ込められたこともあったっけ。

    企業経営からすれば、肩書きはどうあれ、実質的に企業の意思決定を下す最高経営者でありながら、現場の第一線に深く関わりつづけ、社長兼小遣いのような状態のままで、成長する企業を経営しようとし続けた結果、必要な部分に注意が届かなくなっていて、結果として家庭やビジネスの場面で十分な配慮ができなくなってしまっているのではないかと思います。言わば、企業経営に必要な人材の不足です。

    今年始め、起業10年で初めて外部から社員を採用する、という場面で、えっ?? スキップされた部分も含めて、今まで1人も外部から人材を雇ってなかったの? と、不思議に思いましたが、これは企業成長時の採用人事政策の失敗。経営者は常に、将来を見据えて企業経営に必要な人材の採用と育成を心がけなければいけません。いつまでも、 おともだち企業 の経営のままで成長したキアリスの人事戦略上の弱味が噴出した、と言っても、過言ではありません。

    勿論、すぐ辞めてしまった西城氏は社員として論外ですが、これも近時のアラフォーのお見合いのように、スペックを重視するだけで、一番大事な人間性を軽視した、言い換えればキアリスが外部採用のノウハウを十分に磨いてこなかったが故の失策と言えましょう。 ぽんた拝

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 3つの間違い

      過去の3つの間違いを、集中しすぎると周りが見えなくなるという子供の頃からのすみれちゃんの性格に結びつける洞察にうならされました。


      > おともだち企業

      リアルでも、そこそこ規模が大きくなってもいろいろ問題を抱えていたみたいですね。その問題を紀夫くんの実在モデルが数年間かけて見極め、見極めが着いてから社長に就任したみたいです。

      • ぽんた より:

        コメントへの丁寧なご返信、ありがとうございました。
        第99話のコメントを誤ってここに書いてしまいました。誠に申し訳ありませんでした。
        m( – – )m

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          とんでもないです。コメント場所は気になさらないでくださいね。

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