べっぴんさん 第19週 希望

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『べっぴんさん』
2017年2月6日 〜 2月11日放送
第19週「希望」

『べっぴんさん』第19週「希望」あらすじ

五月が妊娠した事実をはじめて知った二郎が、すみれの家に身を寄せる五月のもとに訪ねて来ました。しかし五月は二郎と会うことを拒み、部屋の中に引きこもったままでした。五月は東京に行くという二郎の夢の邪魔になりたくなかったのです。

一方、さくらは自分が失恋したことを確信しました。傷心のさくらに潔が提案します。夏休みの間、キアリスでアルバイトしてはどうかと。潔の提案に従ったさくらは、すみれがキアリスに賭ける想いをはじめて知り、母娘はようやく和解に向かいます。

そんな中、すみれを動揺させる知らせが届きました。五十八が倒れたというのです。心臓発作を起こした五十八のもとにすみれは駆けつけました。すみれが五十八のもとに駆けつけたその翌年、五十八はその生涯を閉じました。

同じ頃、五月が出産しました。父を亡くし東京行きを断念していた二郎にすずが尋ねます。自分は近く引退する。二郎と五月がジャズ喫茶ヨーソローを引き継がないかと。二郎と五月はすずの申し出を受け入れるのでした。

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『べっぴんさん』第19週 各回あらすじとレビュー

第104話 2月6日(月) さくらが失恋を確信する
第105話 2月7日(火) 五十八が心臓病で倒れる
第106話 2月8日(水) さくらキアリスでバイト
第107話 2月9日(木) 東京行きを断念する二郎
第108話 2月10日(金) 喫茶店主を引退するすず
第109話 2月11日(土) すみれとさくらが仲直り

『べっぴんさん』第19週 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

妊娠したことがわかり、すみれの自宅で厄介になることになった五月。その五月を二郎が訪問するものの、五月は二郎と会うことを拒みます。

五月と二郎のエピソードがそのクライマックスを迎えるのと前後して、主要登場人物の一人がドラマの中から退場します。

第19週のレビューと見どころ

今週の劇中で描かれる最大のイベントはやはり五十八の最期でしょうか。

屋敷と会社のすべてを戦火の中で失い、戦後は近江の坂東本家で隠居生活を送っていた五十八との別れの日がついに訪れます。

死を迎える五十八の、実在モデルの最期について以下にまとめてみました。

歴史・時代背景

昭和32年(1957年)

劇中で五十八が亡くなるのは昭和35年(1960年)のことですが、五十八の実在モデルである佐々木八十八氏が亡くなったのは昭和32年(1957年)のことでした。

ファミリアが皇室御用達ブランドとして認知される二年前のことです。

八十八氏が倒れた直後から最期の日まで、すみれの実在モデルの坂野惇子さんは仕事と家事、そして父親の看病をこなす日々を送ったと伝えられています。

仕事を終えると神戸の自宅に帰り夫と娘とともに夕食を摂る。夕食後、最終電車に乗って当時八十八氏が住んでいた京都へ。

明け方近くまで八十八氏を看病した後、数時間の仮眠をとりそのまま職場へ直行。これを繰り返されたのだとか。

しかし必死の看病もむなしく八十八氏は死去。

八十八氏死去に当たり、こんなエピソードも記録に残されています。

八十八氏が息をひきとる間際のこと。混濁する意識の中で八十八氏は繰り返し次の言葉を口に出し看病する者たちを不思議がらせました。

「かまどの火が燃えている。早くかまどのフタを閉めよ」

当時、八十八氏が住んでいた京都の家にはかまどなどなかったため、誰もがこの言葉の意味するところを理解することが出来ません。

そしてついに八十八氏は死去。

八十八氏の亡き骸を納めた棺を火葬する際、火葬場の釜に点火されたにも関わらず、釜のフタがどうしても閉まらないという現象が起こったのだそうです。

『べっぴんさん』第19週 一週間のエピソード観賞後の感想

年明けの二週目くらいから前週までずっと続いてきたすみれちゃんとさくらちゃんの確執。そして、さくらちゃんの迷いがようやく解消されました。

そして前週までの手詰まり感から一転、さくらちゃんが急成長を果たす週となりました。

ところで人には二種類あるとよく言われます。

どれほど困難な状況にあっても、その中にわずかな希望が「ある」ことを感謝して前を向いて生きてゆける人。

もう一方はどれほど恵まれていても、それでもなお不足していることや「ない」ことにばかり注目し、絶えず不満を口にする人。

さくらちゃんは典型的な後者でした。

感謝すべきことが十あるにもかかわらず、足りない一を不満に思う。実はそういう後者タイプは世の中が豊かになるほど増えるそうです。

今週の時代背景は昭和35年から36年。世の中が急激に豊かになった時代ですが、一方でまだまだ貧しい人も多かった時代。

そんな過渡期の時代の豊かな家庭で育ったさくらちゃんと、そうでない家庭で育った五月ちゃんを対比した描写は、ともすれば後者の足りない一に不満を持ちストレスを感じがちなブログ主の日々の感じ方、考え方を見直すきっかけとなりました。

さて、手痛い失敗をしたからこそ成長の幅もより大きくなったさくらちゃん。

ようやく大人になったさくらちゃんの、次週から結末までの活躍を期待せずにはいられない『べっぴんさん』第19週でした。

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