べっぴんさん 第23週 あいを継ぐもの

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『べっぴんさん』
2017年3月6日 〜 3月11日放送
第23週「あいを継ぐもの」

『べっぴんさん』第23週「あいを継ぐもの」あらすじ

すみれと紀夫、君枝と昭一はそれぞれ時間をかけて話し合い、ついに二人の結婚を認める決意を固めます。しかし、さくらと健太郎の結婚をめぐっては新たな問題が生じました。さくらと健太郎が坂東家を継ぐのかそれとも、村田家を継ぐのかという問題です。

両家の対立が平行線をたどる中、紀夫の父・五郎が訪ねてきました。紀夫は五郎に尋ねました。自分を坂東家に婿に出した時、どんな気持ちだったのかと。五郎の言葉を聞かされたすみれと紀夫はある決意を固めます。

その頃キアリスでは、健太郎がよりこれまで以上のキアリスの規模拡大を目指し、他の若手社員たちを巻き込んで新たな企画を次々に実行にうつしていました。健太郎はKADOSHOの古門と栄輔から大きな影響を受けていたのです。

しかしすみれはそれを手放しには喜べませんでした。これまで育ててきたキアリスの社風が変わってしまい得意客を落胆させることをすみれは危惧していたのです。そんな中、オイルショックが日本、そしてキアリスを直撃するのでした。

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『べっぴんさん』第23週 各回あらすじとレビュー

第128話 3月6日(月) 対立する坂東家と村田家
第129話 3月7日(火) 紀夫の父・五郎の気持ち
第130話 3月8日(水) 古門に助言求める健太郎
第131話 3月9日(木) さくらが長女・藍を出産
第132話 3月10日(金) 健太郎が拡大路線まい進
第133話 3月11日(土) キアリスとエイスの転機  

『べっぴんさん』第23週 事前発表あらすじレビューと歴史・時代背景の解説

第23週のレビューと見どころ

さくらと健太郎がついに結婚。しかし、坂東家も村田家も子供は一人しかいません。さくらと健太郎が結婚した場合、どちらの家を継がせるのか。両家の対立がはじまります。

その頃、キアリスの仕事に慣れてきた健太郎は若手社員たちに対してリーダーシップを発揮し、アメリカで学んだ経営学の知見を生かしてキアリスの事業拡大を主張。

主人公の子供世代が所帯を持つようになり、いよいよ社会の中でも存在感を発揮するようになる。世代交代のフラグが立つ週になりそうです。

歴史・時代背景

坂東家と村田家

さくらと健太郎の結婚をめぐって勃発した家名の継承問題。さくらと健太郎の新婚カップルは坂東家と村田家のどちらの家名を継ぐことになるのでしょうか。

この記事を投稿した時点では両家が下した結論は不明です。

では、リアルのさくらと健太郎。すなわち坂野光子さんと岡崎晴彦さんが結婚した際、坂野家と岡崎家のどちらの家名が継がれたのでしょうか。

坂野惇子さんと坂野通夫さんの間に生まれた光子さんは坂野家の一人っ子でしたが、坂野光子さんと岡崎晴彦さんが継いだ家名は岡崎でした。

そして、岡崎姓となった光子さんと岡崎晴彦さんは二人の男の子をもうけました。

長男の岡崎忠彦氏はファミリアに入社し、父を継いで四代目のファミリア社長に就任。次男の岡崎雅氏は後継ぎがいなかった坂東家の養子に入り、坂東家を継ぐことになりました。

話を『べっぴんさん』に戻します。

坂東家と村田家のどちらの家名を継ぐのか。この問題は史実にならって村田家を継ぐことになる。劇中キャラたちは、五十八さんが長女を嫁に出した前例にならって・・・

これがブログ主の予想ですが、はずれることの方が多い予想なので参考までに読んでいただければと思います。

健太郎のキアリス拡大路線

MBAホルダーの健太郎がキアリス拡大路線を主張しすみれちゃんが困惑!一方、ファミリアに入社した頃のリアルの岡崎晴彦さんも健太郎と同様の行動に出たのでしょうか。

岡崎晴彦さんがファミリアに入社したのは昭和46年(1971年)。『べっぴんさん』劇中の健太郎が新卒入社だったのに対してリアルの岡崎晴彦さんは中途採用でした。

三和銀行、東京計器製作所を経ての係長待遇での入社です。

ファミリアに係長としての籍を置きながら、出向の形でファミリアの子会社の役員に就任。ファミリアの新ブランド・ベビーグローの製造販売を行う子会社・日本ベビーグロー社では、オリジナルの生地を製造する体制の構築に成功しています。

なお、ファミリアは昭和38年(1963年)に米国WWアーツ社と技術提携し、ベビーグローブランド製品の製造販売を開始。

岡崎晴彦さんが役員として就任する二年前の昭和44年(1969年)に日本ベビーグロー社が設立されました。

ちなみにベビーグロー(Babygro)というブランド名には「赤ちゃん(Baby)のすこやかな成長(grow)をねがって」という意味を持たせた造語です。

現在は岡崎晴彦さんの長男・岡崎忠彦さんが代表取締役をつとめています。

『べっぴんさん』第23週 一週間のエピソード観賞後の感想

今週、強く印象に残ったエピソードの一つといえば、やっぱり村田家に嫁入りしたさくらちゃんがらみのことでしょうか。

村田家に代々伝わる「嫁が夫よりも強くなる」という伝統(笑)。君枝ちゃんにも見られ、おそらく琴子さんもそうであったと思われる家の伝統が、新たに嫁に入ったさくらちゃんにもしっかりと受け継がれました。

もしこの先でさくらちゃんが長男を産んだら、その男の子も将来は村田家の当主として昭一くんや健ちゃんと同じ道をたどることになるのでしょうか・・・

さて、さくらちゃんは村田家の伝統を受け継ぐことが出来ましたが、キアリスの伝統や大事にしている価値を、健ちゃんがなかなか理解することが出来ず心配です。

すみれちゃんをはじめとするキアリス創業者たちと健ちゃんの間にある温度差は、土曜日の放送回で明らかになったかと思います。

オイルショックで物資が不足する中、すみれちゃんとしては母親たちの力になるキアリスでありたい。優先すべきは母親たちの困った状況の解決です。

健ちゃんも多くの母親たちが困った状況にあることだけは理解しました。

しかしその状況を利用して自社の利益を最大化することだけが健ちゃんの狙いです。

別の言い方をすれば、困った状況にいる母親たちが大勢にいるところに健ちゃんは金の匂いをかぎつけた。玉井氏にそっくりです(笑)

もちろんキアリスは営利法人なので利益を追求するのは悪いことではありません。むしろ、利益を後回しなどとキレイゴトを言っていたら早晩キアリスは倒産します。

キアリスが倒産することで、キアリスの製品に頼っている母親たちが困り、キアリスの従業員たちも路頭に迷いかねない。

キアリスという営利法人が利益を追求しないと宣言することの方がむしろ罪深い。

しかし、玉井氏みたいに金の匂いにばかり敏感なのが今の健ちゃん。その嗅覚も商人としては大切ですが、商人としてもっと大事なことに早く目覚めてほしいものです。

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4 Responses to “べっぴんさん 第23週 あいを継ぐもの”

  1. メロディ より:

    ああ~…。やっぱりそうなるんですね。家の後継ぎ問題。今でさえ、デリケートな問題ですよね。うちも、わたしも妹も結婚していて家を出ているので、後継ぎは弟のみなので相手が婿養子希望となると厳しいかもしれないです。当人同士はあまり気にしなくても親族はそうはいかないでしょうね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 後継ぎ問題

      村田家は琴子さんがそう簡単には引き下がりそうもなさそうですね。すみれちゃんと紀夫くんはあまりこだわり無さそうな気がしています。

  2. えみりん より:

    さくら、健太郎のこれからは困難辛苦が待ち受けているだろうけれど、人生のある時期にそういったことを経験しているかいないかで人の学ぶべき事がわかります。
    息子達にもみて欲しい今後のべっぴんさん。
    こちらのブログで楽しみも増えます😉

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 人生のある時期

      朝ドラは登場人物を長いスパンで見せてくれるので、ある時期の艱難辛苦がその後どのように人生に役に立って来るのかが手に取るようにわかって本当に優れた人生の教科書だと思います。

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