キアリスガイドの映画化 / べっぴんさん 第135話

連続テレビ小説(朝ドラ)『べっぴんさん』
2017年3月14日(火)放送
第24週 第135話「光の射す方へ」

『べっぴんさん』第24週 第135話 あらすじと見どころ解説

キアリスガイドを映像化して、世の中の母親たち、そしてキアリスを継ぐ次世代の社員たちに自分たちの想いを伝えよう。そんなすみれの提案はすぐに実行に移されます。龍一が連れて来た映画カメラマン・亀田の指示のもと映画の製作準備がはじまりました。

そんな中、映画の脚本を任されていた明美は英会話を教わるためにゆりを訪問。その頃、潔の家に身を寄せていた栄輔と再会しました。会社を失い気力を失っていた栄輔に、明美は脚本執筆の協力を求めます。

明美と栄輔は夜を徹して映画の脚本を完成させました。その映画のタイトルはすみれの発案により『ようこそ赤ちゃん』に決定。クランクインに向けて、紀夫も映画監督業の学習に余念がありません。

そして迎えたクランクイン当日。撮影現場にはすみれたちに招かれた栄輔も加わりました。アメリカ帰りのプロのカメラマン・亀田に撮影を託し、藍を主演にした映画の撮影が紀夫の監督のもとに始まるのでした。

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midokoro
この記事を投稿したタイミングでは、次回以降の詳細はまだ明らかになっていませんので概要を本欄にまとめておきます。

紀夫は藍を「主演女優」に据えた映画撮影にますます没頭するその一方で、映画製作に取り組むすみれたちに感化を受けて健太郎もキアリスが大事にすべきことを理解。

一方、潔が大急百貨店からなにやら頼みごとをされ、久しぶりにゆりが仕事を手伝うことになるようです。

『べっぴんさん』第24週 第135話 事前発表あらすじのレビューと史実解説

この記事を投稿した2017年3月1日の時点ではまだ詳細が明らかにはされていないのですが栄輔の身の回りに大きな変化が訪れるようです。

前週末、オイルショックが日本を襲ったことで発生したインフレと景気後退。

キアリスもその大波に飲み込まれましたがエイスも無縁とはゆかなかったようです。しかしエイスへの影響がどの程度だったのかは今のところ不明。

そして今回の栄輔の謎の行動です。

明美がゆりと潔の家を訪ねるとそこには身を寄せている栄輔がいる。わざわざ人の家に身を寄せると言うのはもしかしたら栄輔はすべてを失ってしまったのかも知れません。

失ったすべてとはそれまで住んでいた家屋。そしてエイスです。

ところで古門に焚きつけられた健太郎の暴走が止まりませんが、栄輔もまた古門に焚きつけられ暴走の末に行き詰まる。

そんな今後の展開を匂わせる発言を、栄輔を演じる松下優也さんがとあるところで語っていました。

栄輔が心配です。

『べっぴんさん』第24週 第135話 観賞後の感想

明美ちゃんと栄輔くんの再会にドキドキする回でした。

栄輔くんとの再会を明美ちゃんはどう感じたのか?

前回の『べっぴんさん』で、仕事の後によく映画を観に行っているみたいな意味の言葉を発した明美ちゃんが口にしたとき、ふと思いました。

明美ちゃん、意外に寂しい人生を送ってるのかも?って。

すみれちゃんも、君ちゃんも、良子ちゃんも仕事が終わって家に帰れば家庭があります。明美ちゃんにはそれがないと改めて感じた「ひとり映画」。

しかも、明美ちゃんはそろそろ引退を表明する年齢です。今回、ゆりちゃんには若く見えるとおだてられてましたが、裏を返せば若く見えると言われてしまう年齢です。

若い人は若く見えるなんて言われませんから。

若く見えると言われてしまう年齢に達した今もひとりで映画にしばしば通う。

そんな明美ちゃんの晩年の寂しさを遠まわしに表現したところで、明美ちゃんと栄輔くんのまさかの再会です。

かつてジャズ喫茶ヨーソローで、距離を縮めてくる栄輔くんに対して、タケちゃんからのプロポーズを断る形を取りながら拒絶の意思を示した明美ちゃんでした。

あの頃の明美ちゃんは、すでに若くはなかったけれど若く見えると言われる年齢でもありませんでした。

だから、栄輔くんの遠まわしなアプローチをきっぱり断る心のゆとりもあったのかもしれません。

でも、今は?

思い起こせば忠さんと喜代さんも、長年従事し続けて来た職業からの引退が見え始めたタイミングで自分の行く末が心配になりだしました。

勝二さんも、定年退職を間近に控えた頃に回顧録を執筆するほど自分のセカンドライフを真剣に考えはじめていました。

明美ちゃんもそろそろそんな年齢のはずです。

そしてそんな年齢に達した中での栄輔くんとの再会。

かつて、栄輔くんからのアプローチをさりげなく退けた頃の明美ちゃんと今の明美ちゃんでは、栄輔くんに対する感じ方が異なっているに違いありません。

栄輔くんとの再会を、明美ちゃんはどう感じたのか?明日からの明美ちゃん、要注目です。

追伸:女性の年齢のことをあれこれ言ってしまいました。明美ちゃん、ごめんなさい。

明美ちゃんとの再会を栄輔くんはどう感じたのか?

かつて、明美ちゃんに関心を寄せながらもそのことを勘付かれ、明美ちゃんからキッパリと距離を置かれてしまった頃、栄輔くんにはまだまだ余裕がありました。

エイスは順風満帆の中で成長を続け、しかも将来の伸びシロはまだまだ残されている。

明美ちゃんからさりげなくフラれても尚、あの頃の栄輔くんには明るい未来が約束されていました。落ち込んでいるヒマなどなかったほどです。

しかし今の栄輔くんはどん底にいます。

誰かの支えなしには生きてゆけないレベルと言っても差し支えないほどです。

そんな中での明美ちゃんとの再会。しかも、その明美ちゃんは身寄りがない寂しさを共有できる数少ない存在でもある。

栄輔くんの心が揺るがない理由など一つもありません。

明日からの明美ちゃんも要注目ですが、栄輔くんも要注目。この二人の一挙手一投足をしっかり観察したいと思います。

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16 Responses to “キアリスガイドの映画化 / べっぴんさん 第135話”

  1. メロディ より:

    いつも楽しく拝見しています。

    わたしは少し違う視点で…。
    龍ちゃんが「あの素晴らしい愛をもう一度」を歌ってましたね。懐かしいです!中学校の音楽の授業で歌いました。あの場面だけミュージカルテイストな気がしました(笑)。龍ちゃん、もうすっかりあの通りの人気者って感じでしたね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > あの通りの人気者

      勝二さんもさぞかし龍ちゃんがいてくれて良かったと思っていることかと。龍ちゃんがいなければ名前のない喫茶店は今みたいに繁盛してなかったでしょうね。

  2. anne より:

    朝蔵さん、いつもありがとうございます♪

    今日の感想は概ね皆さんと同じなのですが、1つだけ(^^;
    紀夫くんが指パッチンを練習していたのを見て昔お手玉の練習を必死でしたのを思い出しました。さくらちゃんを喜ばせたりするのにも一生懸命な姿にその先の明るい未来を予感したものでした(*^^*)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > お手玉の練習

      そういえば娘の心をつかもうと懸命に練習してましたね。指パッチンの練習には孫娘に対する深い愛情が込められている!大切なことに気づかせてもらえてとっても嬉しいです。

  3. のんだくれ より:

    初めまして。
    いつも楽しく読ませていただいています。
    ありがとうございます。
    朝ドラも、こちらのサイトも、大好きです。
    主さまの、「朝ドラ愛」が感じられるところが、とても好きです。

    ところで、私は「べっぴんさん」は気に入って見ていますが、
    今回は、「亀田キャメラマン」が、人を、至近距離で指さすことを、非常に不快に感じています。
    人を指さす、という行為は、大嫌いです。
    やたらと指を鳴らすのも、いらいらします。
    ブログ主様は、何とも思われませんか?
    私は年寄りなので、感覚が古いのでしょうか。
    アメリカ帰りの人だから、文化とか、感性の違いとか、「アメリカ帰り」をはっきりさせる演出として、受け入れるべきレベルのことなのでしょうかね。
    ちょっと残念に感じました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 人を指さす

      同感です。不快に感じました。

      ところで以前、亀田キャメラマンと同業種の方と仕事をしたことがあるのですが、その方の話し方と指さしが亀田キャメラマンにそっくりでした。その時不快に感じたことを思い出しました。

  4. まーちゃん より:

    すみません。今日は一言だけどうしても言いたくて…

    紀夫君と武ちゃん、ハンチングがもろに被ってしまいましたね(帽子だけに…)お後がよろしいようで( ^ω^)・・・

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 被ってしまいましたね(帽子だけに…)

      座布団一枚!(笑)

  5. ぷち より:

    今日の栄輔さんにはちらほら白髪が見えていましたね
    エイスは若者向けのブランドでしたし、栄輔さん自身もCMに出たり取材を受けたりもしていたので、これまではイメージを損なわないように白髪染めしたり若くみえるように気を使っていたのかなと思いました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > 白髪

      そこはまったく気がつきませんでした。明美ちゃんの「老けたな」発言は、そのことを言ったのかも知れませんね。明美ちゃん、そしてぷちさんの観察眼、さすがです。

      • ぷち より:

        月曜、火曜の放送ではサイドのあたりに白い線がちらほら見えていた気がしたのですが、今日(水曜)の放送ではあまりわかりませんでした。もしかしたら光の加減で白っぽく見えていただけなのかもしれません(汗)
        この先再び表舞台に出るようなので、見た目が老けるのはもう少し先になるのかな?明美さんとの関係の進展と共に栄輔さんの見た目の変化も楽しみにしています。

        • 朝蔵(あさぞう) より:

          コメントありがとうございます。

          > 見た目が老ける

          栄輔くんが体調の異変を訴える最終週にはさすがに老けてくるかも知れませんね。

  6. ひるたま より:

    昨日初登場したカメラマン(否、「キャメラマン」?^^;)の亀田さん、最初は何だか胡散臭そうに見えたのですが…あら、ちゃんと映画製作の方法を指南していらっしゃいましたね!

    ちゃんと本を入手して勉強している紀夫くんの様子を見て、「やっぱり昔から変わらず真面目な性格だな~」と感じました。
    すみれ&さくら母娘からハンチング帽を贈られ、被って大はしゃぎしていた姿も本当に可愛らしかったです。
    偶然(かな?)武ちゃんもたみ子夫人から買ってもらった同じ帽子で登場した時、「たみ子ちゃんはまだ大急で勤務しているのかな?」と思いました。
    ところでたみ子ちゃんの再登場は無いのかな…?

    「あんた、老けたな」
    明美ちゃんから言われた栄輔くんですが、視聴者的には若いままだよ!と…突っ込んではいけない領域でしょうか?(^m^;)
    最後の方で、撮影の様子を見ながら「このままじゃ前途多難だなぁ…」と、栄輔くんの表情が語っていましたね。(^^;)

    栄輔くんに抱っこされた藍ちゃんが栄輔くんの服の襟に手を伸ばしていた動作が印象に残りました。
    無論偶然だったのでしょうけれど…良い味出してましたね。(*^_^*)

    • ひるたま より:

      続きです。
      映画タイトルを決める時にひと通り全員に発言させた場面で、
      良子ちゃんがあげたのは『困ったママ』。
      見ていた時には勝二さん&龍一くんのリアクションの意味が分からなかったのですが…他の方のTLで見直させて頂き、改めて笑っちゃいました。(笑うシーンだったか否かは???ですが^^;)

      大昔、良子ちゃん(&勝二さん)は龍一くんの子育てで大いに悩んでいたのですよね。
      良子ちゃんはあの当時を思い出したのでしょうか?(^m^;)

      • 朝蔵(あさぞう) より:

        コメントありがとうございます。

        > 困ったママ

        昔の自分のことを言ったんでしょうね。良子ちゃんは。あの頃、ある時期まで勝二さんも子育てに関心を持ってなかったので良子ちゃんはいつも困り果ててましたから。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      コメントありがとうございます。

      > あんた、老けたな

      おそらく『べっぴんさん』の主人公世代の中で、「老けたな」と言われたキャラは栄輔くんが初めてのことかと思います。その記念すべき初の「老けたな」キャラが、まったく老けない栄輔くん・・・・とツッコミたくなりましたが、明美ちゃんの言う「老けたな」は、いつもは若作りの栄輔くんが死んだ魚の眼をして覇気を失ったことを指摘したのに違いない。そう思うようにしました。

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