ひよっこ 第3週 明日に向かって走れ!

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』
2017年4月17日 〜 4月22日放送
第3週「明日に向かって走れ!」

『ひよっこ』第3週「明日に向かって走れ!」あらすじ

実が東京に出稼ぎに出たまま行方が分からなくなったことはみね子の知るところとなりました。父は正月までに帰ってくる。そう自分に言い聞かせるみね子でしたが、不安を隠しきることはできません。

一方、奥茨城でも聖火リレーを行いたいという三男の提案が実現しました。三男の提案に、はじめのうちこそ難色を示す青年団長をつとめる三男の兄・太郎でしたが、三男の必死の訴えに心を動かされたのです。

そして迎えた奥茨城で開催される聖火リレーの日。来春には奥茨城を離れることが決まっている三男と時子は、故郷への愛情を胸に村の中を走り抜けます。その模様はテレビでも中継されました。みね子は願っていました。この中継を実も観ていてほしいと。

昭和39年(1964年)10月10日、東京オリンピック開会式の当日。奥茨城村の面々が開会式の様子を伝える実況中継に釘付けになる中、みね子はある決心をします。このまま実が戻らなければ上京しようとみね子は心に決めたのです。

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『ひよっこ』第3週 各回あらすじとレビュー

第13話 4月17日(月) 全てを聞かされるみね子
第14話 4月18日(火) 三男が青年団相手に熱弁
第15話 4月19日(水) 採用された聖火リレー案
第16話 4月20日(木) 奥茨城の聖火リレー当日
第17話 4月21日(金) 実の失踪をちよ子が知る
第18話 4月22日(土) 秘めた決意告げるみね子

『ひよっこ』第3週 今週の時代背景解説と事前発表あらすじとレビュー

東京オリンピックの開会式が始まったのは昭和39年(1964年)10月10日。午後1時50分、オリンピック序曲の演奏、オリンピック旗掲揚によって開会が告げられました。

そして、みね子ちゃんの故郷・茨城県も通過した聖火リレーの最後の走者・坂井義則氏が開会式会場となる国立競技場に到着したのが午後3時3分。

昭和39年(1964年)8月21日にギリシャのオリンピアを出発した聖火は、10万713人のランナーの手を経て国立競技場の聖火台へ点火が行なわれました。

東京オリンピック大会は開会式が行われた10月10日から24日まで二週間にわたって開催されましたが、この開催期間中の場面が『とと姉ちゃん』の中で描かれています。

第25週「常子、大きな家を建てる」で、常子ちゃんが家を新築し妹夫婦たちと一緒に暮らしはじめたのが昭和39年。

この年の夏、常子ちゃんの母・君子さんが体調の異変を訴え始めています。

そして、君子さんが自宅療養をしていたのが東京オリンピックが開催中だった同年10月のことです。

その年の暮れには自らの死期を悟った君子さんを、花山さんが訪問。君子さんが亡くなったのはその10日後のことでした。

一方、『べっぴんさん』では昭和39年はスキップされました。

さくらちゃんと健ちゃんが東京の志望大学に合格し、生まれ故郷の神戸を発ったのが東京オリンピック開催年の前年に当たる昭和38年の春。

さくらちゃんと健ちゃんの旅立ちが描かれたのが第20週の土曜日。そして週明けの第21週は、さくらちゃんと健ちゃんが米国留学から戻った昭和44年からのスタートでした。

昭和39年は、さくらちゃんと健ちゃんは大学二年生。潔くんあたりにチケットを手配してもらい、東京オリンピックの会場に一度くらいは足を運んだかも知れませんね。龍ちゃんも世界のどこかでテレビ中継を見守っていたのではないでしょうか。

『ひよっこ』第3週 一週間のエピソード観賞後の感想

実お父ちゃんがいなくなったことはみね子ちゃんの知るところとなり、明るく振舞っていなければおかしくなりそうなみね子ちゃんは、奥茨城村聖火リレー大会の熱狂の中でしばし厳しい現実を忘れることができました。

みね子ちゃん同様、一視聴者に過ぎない僕も実お父ちゃんのことをすっかり忘れ笑ってばかりの一週間となりました。

とりわけ忘れられないのが奥茨城村聖火リレー大会当日の様子を伝えるテレビ中継。これは何回繰り返し見ても見飽きることがありませんでした。

また祭りの熱狂の中ではじめて見せた、君子さんときよさんのそれぞれの子供への深い愛情をもって応援する姿。

両母親とも決して自分の子供と仲が悪いということはありませんが、これまで素直に愛情表現する姿は一切描かれてきませんでした。だから、子供への愛情を爆発させる姿はグッとくるものが。特に涙を流して「三男!」と絶叫した「ばあちゃん」の姿は忘れられません。

しかし祭りが終われば熱も冷めてしまうのが世の常というもの。

祭りの熱狂を機に、君子ちゃんときよさんが自分たちの子供を認めるようになるというお決まりの展開には背を向け、あっという間に祭りの前に戻ってしまうところがリアル過ぎ。笑う場面ではないはずなのに妙に笑える。

そんなふた組の親子の熱狂と熱狂から冷めた日常を描くことで、再び実お父ちゃん問題にお題が戻ってきたのが金曜日。

そしてみね子ちゃんはついに決意を口にしました。来週からドラマが動き始めますね。

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