ひよっこ 第7週 椰子の実たちの夢

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』
2017年5月15日 〜 5月20日放送
第7週「椰子の実たちの夢」

『ひよっこ』第7週「椰子の実たちの夢」あらすじ

向島電機に就職しながら女優を目指している時子が、オーディションを受けることになりました。みね子はオーディションの練習を提案し、寮生たちが見守る中、時子は堂々とした姿勢で受け答えをこなします。

そして迎えたオーディション当日。練習の時とは打って変わってあまりにも緊張しすぎた時子は満足に受け答えが出来ずに失格。落ち込む時子を励まそうと、休みの日にみね子は時子を公園に誘い出しました。そこにはみね子に呼ばれた三男もやって来ます。

三男は日本橋の安倍米店で働いていました。安倍米店の従業員は三男ただ一人でした。しかも店主の善三とその娘のさおりは仲が悪く、いつもケンカばかりしている父娘の間にはさまれ三男はその頃、居心地の悪い思いをしていました。

月日は流れ季節は夏。みね子は仕事にも慣れ、他の工員たちの足を引っ張るようなこともなくなっていました。同僚たちと過ごす毎日を楽しむ一方、上京した目的であった父・実のことをみね子は忘れがちになっていました。

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『ひよっこ』第7週 各回あらすじとレビュー

第37話 5月15日(月) 故郷の祖母が恋しい澄子
第38話 5月16日(火) 病院に担ぎ込まれる澄子
第39話 5月17日(水) オーディション挑む時子
第40話 5月18日(木) 奥茨城の幼馴染みが再会
第41話 5月19日(金) 時子を叱咤激励する三男
第42話 5月20日(土) 奥茨城の三人の母親たち 

『ひよっこ』第7週 今週の時代背景解説と事前発表あらすじとレビュー

「金の卵」の喜怒哀楽

「金の卵」とひとくくりにされがちな集団就職世代の方々。彼ら彼女らが就職のために上京したのは十代半ばから後半の年代。年齢で言えば高校生から大学生。

恋する時もあれば、時に親元を離れて寂しさに涙することもあったはず。

そんな彼ら彼女らのリアルな青春の一コマ一コマを丁寧にとりあげるのが本作『ひよっこ』の狙いのひとつということですが、今週はまさにそんなエピソードが満載の週です。

みね子ちゃんの親友・時子ちゃんは女優を目指していました。

今どきの青春ドラマや青春映画に女優を目指す女の子が出てきても新鮮でも何でもないですが、集団就職で上京した女の子の中にもそんな夢を胸に秘めていた女の子がいたというのは新鮮な驚きでした。

驚いたということは、自分がいかに彼ら彼女らの喜怒哀楽に対して想像力を働かせず「金の卵」というひとくくりする言葉でとらえていたのかということの証です。

人の心に対する想像力をしっかり働かせることができる自分でありたいと強く思います。

時子ちゃんが受けたオーディションは朝ドラ『たまゆら』?『おはなはん』?

時子ちゃんがオーディションを受けに行くのはNHKです。この記事を投稿した時点ではどのようなオーディションなのか詳細は不明です。もしかすると、昭和40年(1965年)の四年前に放送が始まったばかりの朝ドラかもしれません。

ではその年、朝ドラはどのような作品が放送されていたのでしょうか。

昭和40年(1965年)4月から翌年の4月にかけて放送された朝ドラは『たまゆら』。原作が川端康成ということも驚きですが、このドラマのための書き下ろし作品だったということに二度ビックリです。しかも氏は、通行人役で出演もされています。

そして主演は昭和の名優・笠智衆さん。小津安二郎監督の映画をこよなく愛するブログ主にとっては夢のようなキャスティング。

ちなみに長年にわたって小津安二郎作品で重要な役どころを演じ続けた笠智衆さんの最後の小津作品となったのは朝ドラ『たまゆら』の三年前に公開された『秋刀魚の味』。この作品が小津監督の遺作となりました。

ところで、時子ちゃんが受けたオーディションは昭和41年(1966年)から放送された朝ドラ『おはなはん』のヒロインオーディションだったことも考えられます。

ちなみに『おはなはん』は明るくて前向きな性格のヒロインが時代を走り抜けるという現在の朝ドラの基本型を作った作品として知られています。

『ひよっこ』第7週 一週間のエピソード観賞後の感想

今週の最後の最後についに姿だけを表したお父ちゃんの後ろ姿。少しだけ後ろを振り返る姿があまりにも強烈過ぎて、今週のすべての記憶が飛んでしまうほどでした。

ところで物語の結末がある程度は見えてしまう実話をモチーフにした朝ドラと異なり、オリジナル脚本の『ひよっこ』は先がまったく見えません。

見えません・・・とは言ってもじつは制作発表時にあるところまでのストーリー展開は明らかにされていました。

そのあるところとは第11週です。第11週までの展開はすべて明らかにされているんです、制作発表の時に。

ちなみに第11週の段階でもお父ちゃんとみね子ちゃんは再会を果たすことができていません。それまでは本格的な再登場場面もないはずです。

再会も再登場場面もありませんが、今週の最後のお父ちゃんの姿。あれはもしかすると第12週以降の未知の展開のフラグかも知れませんね。

今週の最後のように、みね子ちゃんの知らないところでしっかりと生活をしているお父ちゃんの姿が、同じ東京に暮らすみね子ちゃんとあたかもすれ違うかのように描かれるのかも知れません。

またはどこかで会ってしまうのかも知れません。

でもその時、みね子ちゃんはお父ちゃんの姿にはまったく気がつかない。一方、お父ちゃんはみね子ちゃんの姿をはっきりと見ているはずなのに・・・

今週最後のお父ちゃんの姿を見て、胸をえぐられるような切ない展開になりそうな予感がしてきました。

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