ひよっこ 第11週 あかね荘にようこそ!

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』
2017年6月12日 〜 6月17日放送
第11週「あかね荘にようこそ!」

『ひよっこ』第11週「あかね荘にようこそ!」あらすじ

東京に戻ったみね子は、年明けから暮らすあかね荘の管理人・立花富を訪ねました。富を筆頭に、理詰めで正論しか言わない慶応大生・島谷純一郎、売れない漫画家・新田啓輔、そして見合いに失敗し続けている久坂早苗と、あかね荘の住人は変わり者ばかりです。

正月が終わり、すずふり亭での仕事がはじまります。みね子はここでも新しい仕事にすぐに慣れることができませんでした。ホールを担当する先輩・高子の指示は耳に入らず、客の注文にも追いつくことが出来ません。

しかし鈴子たちはそんなみね子を時に厳しく時に優しく応援しました。休憩時間に鈴子たちに連れられあんみつを食べに行ったり、仕事をすべて終えた後に鈴子たちと銭湯に通う中でみね子はすずふり亭の面々と心を通わせはじめます。

一方、鈴子の息子・省吾にはケンカ別れした一人娘がいることをみね子は聞かされます。省吾はまた、亡き父のような笑顔を絶やさぬ男を目指すもののそれが出来ない自分にもどかしさを感じていました。そんな省吾にみね子は優しさを見出すのでした。

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『ひよっこ』第11週 各回あらすじとレビュー

第61話 6月12日(月) あかね荘の住人らに挨拶
第62話 6月13日(火) すずふり亭の仕事はじめ
第63話 6月14日(水) 初めてのホール係の仕事
第64話 6月15日(木) すずふり亭での仕事終了
第65話 6月16日(金) みね子はじめて皿を割る
第66話 6月17日(土) あかね荘の住人達の秘密

『ひよっこ』第11週 今週の時代背景解説と事前発表あらすじとレビュー

あかね荘の面々が楽しすぎる(怪しすぎる)

今週から東京編の第二幕のスタートと言ったところでしょうか。向島電機が倒産し乙女寮に住み続けることが出来なくなったみね子ちゃんの新しい勤め先が洋食屋のすずふり亭。そして新しい住まいが今週のサブタイトルにもなっている「あかね荘」です。

詳しくは見てのお楽しみですが、このあかね荘の住人たちが個性豊かであやしさも満載でとにかく面白い!

今週はこれら愉快な住人たちの紹介がお話の半分くらいを占めることになりそうです。以下に今週から登場するあかね荘の面々の簡単なプロフィールをまとめておきます。

▼久坂早苗(あかね荘住人)
事務員(自称オフィスレディー)としてどこぞの会社に勤務している。言いたいことをズケズケと言うので恐れられている。そんな性格が災いしお見合いは40連敗。

『まれ』で男運に恵まれず、男をあきらめカリスマパティシエとなった陶子さん。彼女をもっと怖くした感じのキャラクターです。

▼新田啓輔(あかね荘住人)
藤子不二雄を目指すまったく売れない残念な漫画家。『ごちそうさん』の室井さんの東京時代に通じるものがあるような気がします。

▼島谷純一郎(あかね荘住人)
とても気になるキャラクターの登場です。もしかすると東京編・第二幕で彼は注目のキャラクターになるかも知れません。

何故なら彼は慶應大学の秀才。いいところの御曹司ながら下積みを経験するため安いアパート暮らし。そんなプロフィールに加えて『梅ちゃん先生』の松岡くんや『ごちそうさん』の悠太郎にそっくりな性格を持ち合わせているのです。

赤坂警察のおまわりさんに次ぐ、みね子ちゃんの恋バナの候補になりそうです。

▼立花富(あかね荘の管理人)
あかね荘の住人たちが誰にも語ったことのないはずのそれぞれの秘密を何故かすべて知り抜いていると言う、怪しさの頂点に立つ最強キャラ。

人の心をすべて見通しているかのような老獪さは、『まれ』で田中裕子さんが演じた文さんを思い出さずには入られません。

昭和41年(1966年)1月の出来事

ドラマの中では前週の終わり頃に年が明け昭和41年(1966年)となりました。日本経済もこの頃には東京オリンピック後の反動不況を乗り越えいざなぎ景気に突入。

そんな時代を背景にした今週ですが、正月明けのわずか数日間の極めて短い日々のエピソードがドラマの中で進行します。

そんなお正月の数日間の昭和41年1月2日。みね子ちゃんが茨城から東京に戻ったちょうどその頃、その後の日本のテレビ史にその名を残す名作が誕生。放送が開始されました。

その名作は『ウルトラQ』

その後のウルトラマンシリーズの原点となる名作です。

ウルトラ兄弟がまだ登場していないことから、その知名度は『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』にやや劣るものの、『ウルトラQ』がなければ今に至るまで続くウルトラマンシリーズは誕生していなかったはずです。

『ひよっこ』第11週 一週間のエピソード観賞後の感想

新しい仕事、新しい職場、そして新しい住まい。みね子ちゃんの新しい生活環境への入り口からちょっとだけ踏み込んだところまでが描かれる一週間でした。

新しい仕事とみね子ちゃん

食べ物への味付けへの関心のうすさを入店早々に省吾さんから突っ込まれたみね子ちゃん、飲食業への適性の有無は定かではありませんが接客業には向いているかと思います。

それは他でもない乙女寮で繰り返された愛子さんによる「お姉さん」の催促。その愛子さんの期待にしっかりと応えることが出来た、人の気持ちを察することができるみね子ちゃんの資質は接客業には最適だからです。

一方、手先が不器用という致命的な欠点はここでは向島電機での細かい作業ほどには影響はないかと思います。

みね子ちゃんの仕事はホールでの接客だけでなく仕込みなどの開店準備も含まれますが、それとて実家で家事を手伝ってきた経験が生かされるはず。

向島電機に入社したばかりの頃のような残念なことにはならないかと思います。

でも、なんでもすぐにこなせるタイプでもないので、しばらくは苦労するのかな。

新しい職場とみね子ちゃん

向島電機についでみね子ちゃんはまたしても心優しき人々に恵まれました。これはみね子ちゃんの人徳というものですね。

ホール担当の先輩として高子さんがちょっとばかり手強いかなと心配でしたが、みね子ちゃんの失敗を責めることもなく静かに見守ってくれる高ちゃんの頼もしいこと!

高ちゃん以上に気がかりだったのが元治さん。みね子ちゃんの入店前から「月末コロッケ娘」と呼んだりして、みね子ちゃん目線からはあまりいい印象はありません。

でも、働いている最中のみね子ちゃんを一番しっかりと見守っているのも、ここぞという時に声援を送ってくれているのも実は元治さんです。

秀俊くんの、みね子ちゃんに対するポジションは今のところ僕には見えてきません。間もなく始まるらしい恋バナにからんで来るのでしょうか。

鈴子さんや省吾さんは今さら何かを言う必要はありませんね。

新しい住まい、新しい仲間たちとみね子ちゃん

今週の土曜日にあかね荘の面々の隠しておきたい秘密が富さんによって暴露されたことで、あかね荘の愉快な変人たちとみね子ちゃんとの本格的なからみは次週にお預け。

それぞれが濃厚な人生のドラマを持っていそうな純一郎くん、早苗さん、啓輔くん。これから起きるであろう出来事の数々が楽しみでなりません。

では、今週もありがとうございました。良い週末をお過ごしください。

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コメント

  1. ひるたま より:

    特に印象的なセリフが多かった第11週だったように思います。
    「簡単な仕事なんて、世の中には無い!」
    「仕事っていうのはね、決められた時間内にするもんなの…時間内に精一杯働く、終わったら忘れる。でないといい仕事は出来ないよ」
    「やられっ放しじゃ生きていられないんだよ…無理もないところもあるんだ」

    *金曜日(第65回)の肝となる省吾さんのエピソードの場面で何故か音声が非常に聞き取りにくく、いくらTVの音量を上げても……でした。(私のみならず、同じ事を感じられた方達が他にもいらっしゃった模様です。俳優さんの発声の問題なのか、音声スタッフさんのミスなのかは???ですが)
    せっかくの省吾さんの場面が……でした。

    次週(第12週)の予告編フィルムで、「竹内邦子さん」=白石美帆さんが登場していました。
    もしかしたら、茨城弁を披露して下さるかも?という節を感じさせる場面が織り込まれていました…今から期待しちゃっています。(^^)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      省吾さんのその場面でのセリフ、僕も聞き取れませんでした。やっぱり、同様の人がいっぱいおられるんですね。鈴子さんや高ちゃんと並ぶ深いセリフであるはず。突き止めたいと思います。

  2. ひるたま より:

    番組サイトの「登場人物紹介」を見ながら感じた事を。

    ‘慶應ボーイ’純一郎くんの紹介文中に「早苗とはソリが合わない」と記載されています。

    向島電機編では、豊子ちゃんの紹介文中に「全くタイプの違う澄子とはそりが合わない」と記載されています。
    しかしながら豊子ちゃんと澄子ちゃん、離れ離れになる事をお互いに辛く感じる位の絆が築ける関係になりました。

    純一郎くんと早苗さん、もしかしたら…?と個人的には思ってしまうのですが、考え過ぎでしょうか?

    早苗さんは、『ちゅらさん』に登場していた城ノ内真理亜さん(演:菅野美穂さん)を彷彿とさせる女性であるように感じられますね。
    (同じ脚本家の作品ですし^^)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      「ソリが合わない」つながりですか!思えば本作は、この先が心配な独身者がさりげなく大勢いますね。

  3. Singsong より:

    一風館とひよっこは同じ脚本家が書いてますか?一風館はちゅらさんでしたね。
    びっくりポンだす‼️

    奥茨城の女子会は涙あり、笑いありで超面白かったです。
    三男くんのお母さん役、柴田理恵さんは本当の百姓さんに見えますね。
    ハマリ役だと思います。

    時子ちゃんの穴掘りの被害者が亭主だったと言う話も面白く笑ってしまいました。
    自分が小さい頃家の前にある私道に穴を掘って表面をカモフラージュした事を思い出します。
    窓から誰が通るのをじっと待ってました。悪い奴だったなぁと今反省しています。

    ひよっこを観ながらいろいろな事を振り返るようになりました。
    感謝、感謝😍😀

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      柴田理恵さん、茨城弁が見事だと思います。僕の友人で奥茨城出身でおくに言葉がまったく抜けない者がいるのですが、彼の話し言葉に一番近いのが柴田理恵さんです(笑)

      『ひよっこ』は『ちゅらさん』と同じ脚本家ですよ〜

  4. まさ子 より:

    いつも楽しみにしています。小さな子どもを育てています。警官綿貫さんは、戦隊のキョウリュウレッド、続いて仮面ライダードライブが出るとあっては、母嬉しすぎです。そして、やはり子ども番組であっても、いい演技をしていた人が、その後も活躍されています。(松坂桃李くんとか)今後が楽しみですね。

  5. ひるたま より:

    既知の通り昨日、東京編の追加キャストが発表されました。
    一癖以上あるキャラクターのオンパレードだな~!というのが、サイト等を見て率直に感じた印象です。
    最初の就職先(向島電機)は学生時代の延長的な雰囲気もありそうですが、就職先の倒産によってみね子ちゃんが出くわす先には正に一癖以上ある&怪しげな登場人物が多数…!(@_@;)

    ドラマの「お約束」ですが、みね子ちゃんにもしっかりと「試練」が用意されている展開でしょうね…きっと。
    渡る世間に「鬼はない」のか、「鬼ばかり」なのか…???(;^_^A

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      奥茨城村の登場人物たちとテイストがまるっきり異なるキャラクター揃いですね。やっぱり東京は怖いところです(笑)

  6. ひるたま より:

    すずふり亭の‘綿々’ならぬ‘面々’でしょうか。(失礼致します)

    「省吾のケンカ別れした一人娘」
    この先、物語に登場するのか否か…ちょっと気になりますね。(^^;)

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      誤変換のご指摘ありがとうございます。全く気が付きませんでした。

      すずふり亭のご令嬢。父娘が確執を乗り越え和解する場面を期待しています。

  7. なり より:

    はじめまして。ごちそうさんの頃からいつもこちらのサイトを拝見しています。
    みね子がお世話になるあかね荘の住人たちのプロフィールを読み、「ちゅらさん」の一風館の人々を思い出しました。
    ※同じ脚本家ですしね♪
    みね子と住人たちの面白い生活になるだろうな、と今から楽しみです。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      はじめまして。『ごちそうさん』からですか!ありがとうございます。

      一風館、通じるものがありますね。過去作で視聴者に好評だった要素は取り入れてゆくということなので、テイストを似せてくるかも知れません。