愛子がすずふり亭に日参 / ひよっこ 第94話

2017年7月20日(木)放送『ひよっこ』第16週

あらすじと見どころ解説

みね子と島谷が交際を始めて二ヶ月。二人の恋は順調でした。同じ頃、高子のもとには太郎から度々リンゴが届いていました。高子のことを気に入ってしまった太郎は、角谷家で獲れたリンゴを送ってくるようになっていたのです。

ある日、再び送られてきたリンゴ箱の中に太郎からの手紙が収められていました。その手紙の内容は高子へのプロポーズでした。高子は早速、太郎に宛てて返事の手紙を書きました。はい、お嫁に行きます。それが高子の返事でした。

一方、愛子は省吾目当てですずふり亭に通い詰めるようになっていました。しかし、愛子はすずふり亭に通っても客席から省吾を眺めるばかりでした、まるでスターに恋をする気分になって省吾の働く姿を見ていることが愛子の望みだったのです。

そんな中、島谷が風邪をひいて寝込んでしまいました。みね子は島谷の看病も心から楽しみます。峯子が浮かれているその一方で、実家の父から送られて来た手紙を読んだ島谷は、みね子の気づかないところで思い詰めた表情を浮かべるのでした。

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『ひよっこ』第16週 第94話 今回の時代背景解説と事前発表あらすじレビュー

連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』
2017年7月20日(木)放送
第16週 第94話「アイアイ傘とノック」
漫画家の卵の二人組・啓輔くんと祐二くんは、ビートルズ公演の際の赤飯づくりの手伝いをしたことで少しは成長したのでしょうか。

狭い部屋にこもりっきりで、元治さんよりもつまらないギャグを頭の中で考えていた啓輔くんと祐二くんが、部屋の外に題材を求めるようになったのはあの赤飯づくりからでした。

しかし部屋の外に題材を求めたとは言えど、あの時に求めた題材は人ではなくモノでした。フォーカスを当てていたのは赤飯とごま塩でした。

ギャグ漫画を描くのに題材を人に求めないのはちょっと苦しい。

ところがそんなお二人もようやく部屋の外、しかも人に題材を求めて漫画を描きます。大きな進歩です。ほめてあげたいです。

でも、題材を求められ観察される方はいい迷惑ですね。

観察されるのはみね子ちゃんと島谷くん。そして漫画家の卵コンビの観察対象はもちろん、みね子ちゃんと島谷くんの恋です。

漫画家の卵コンビにとっては画期的な人を観察して描きあげた漫画。今度こそ傑作に仕上がるのか。またしてもすべって終わりか。気になるところです。

一方、愛子さんの恋バナが本格展開を始めます。

愛子さんの恋バナ関連の事前情報で、7月10日現在に明らかにされているのは、

1、愛子さんが省吾さんに一目惚れしてしまうこと
2、一目惚れしたその場で当人に告白してしまうこと
3、省吾さん目当てにすずふり亭に通い詰めること

この三点です。

愛子さんに熱を上げられた省吾さんがどんな反応を示すのか。鈴子さんは省吾さんの母として、この恋をどのように受け止めるのか。

また愛子さんの恋が・・・というより、この恋によって一大騒動を巻き起こすこと間違いない愛子さんが、みね子ちゃんはじめすずふり亭の面々をどのように振り回すのか。

愛子さんの恋バナ、楽しみでなりません。

『ひよっこ』第16週 第94話 観賞後の感想

みね子ちゃんと島谷くんのお付き合いが始まってから2ヶ月。登場人物たちの衣装が長袖になり季節は初秋となりました。

お嫁においで

太郎くんの手紙の大胆なことに驚きました。伝えたいことだけを便箋いっぱいに絶叫するかのようなでっかい字でしたためる。

お嫁においで 太郎

この手紙への高ちゃんの返信。リンゴがちょっとずつかじられついに芯だけが残るあのパラパラ漫画みたいな絵はカウントダウンを表現してるんでしょうか。

5、4、3、2、1・・・・

カウントダウンの末の高ちゃんの答えは「はい、お嫁に行きます」

太郎くん、おめでとう!

今日のところは高ちゃんからの返事をお母ちゃんに対してひた隠しにしていた太郎くんでしたが、早くきよお母ちゃんが泣いて喜ぶ場面を見てみたい。

そしてリンゴ農家の嫁となった高ちゃんの姿を見る日も楽しみです。

追伸:みね子ちゃんをすずふり亭のホール担当として採用した高ちゃん。二つの点で正解でしたね。

一つはみね子ちゃんがすずふり亭の仕事にとてもよく馴染んでいるので、すずふり亭の利益につながっていること。

そして、みね子ちゃんがいたからこそ三男くんに案内された太郎くんがすずふり亭にやって来て、この出会いに恵まれたわけですから。

さらに言うと、みね子ちゃんが来るまで「数々の美人」をすずふり亭から立ち去らせた高ちゃんの黒い噂も、最良の結果をもたらしてくれました。

それはともかく、高ちゃんおめでとう!自分の身内の幸福みたいに嬉しいです。

ハシゴをはずされた格好となった省吾さん

しばらく前までは、自分は一目惚れされただけととぼけていた省吾さんにもいよいよスイッチが入ったのでしょうか。

今回、来店した愛子さんに二度までも挨拶しました。

一度目は愛子さんがお店に入って席についたとき。そして二度目は食事を終えた愛子さんがお店を去るとき。

前回の愛子さんの来店時、「愛子さんオムワン!」のとき、省吾さんはここまではやりませんでした。上に記したように「自分は一目惚れされただけ」と、とぼけておしまい。

この落差に省吾さんの心の変化がよ〜くあらわれていました。省吾さん、間違いなく愛子さんに恋をしましたね。

ところが愛子さんは省吾さんとはまだ会話を交わしたくはない。厨房というステージに立つスターを眺める省吾さんを遠くから見つめていたい。

ここまでは良かった。ここまでなら省吾さんも嬉しいはずです。

しかし次の瞬間、愛子さんはいかにも愛子さんらしい天然(またはKY)発言を炸裂させてしまいました。

「憧れていても、いざ話して見たらがっかり・・・」

いつぞや愛子さんがすずふり亭に初めて挨拶にやってきたときのこと。持参した手土産は美味しいけれど安いと、うっかり余計な一言を付け加えてしまったときに通じる天然失言。

愛子さん、またやらかしました。

でも、この天然失言がもしかすると省吾さんの本気度をアップさせるかもしれません。ハシゴをはずされた格好の省吾さん。その失意が燃料になって恋の熱量が上がるかもです。

愛子さんがそこまで算段したとは思いませんが、結果として愛子さんは策略家としての才能を発揮することになりましたね。

さて、愛子さんの恋は鈴子さんも喜んでいます。だから残るは省吾さん次第で愛子さんの恋は成就。いつぞやそんなことを書きましたが、省吾さんの恋もほぼ確定。

愛子さんが発端の恋のはずですが、この恋が成就するかどうかは残るは愛子さん次第ということになりました。

早苗の場合(笑)

まんまとだまされました。早苗さんにもついに春がやってきたのかと身を乗り出して観てしまいました。

早苗さんは今日も「永遠の25歳」でした(笑)

追伸:みね子ちゃんがつくったおかゆが食べたいと、時子ちゃんやら漫画家のお二人さんと一緒になっておねだりする早苗さんが可愛い!

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コメント

  1. GATTO より:

    こんばんは〜

    今日は、「赤坂の恋」シリーズでしたね。でも、少しでいいから、「日本橋の恋」も入れてほしかったです。

    三男君、自分が好きな女性もいいけど、自分を愛してくれる女性はもっといいよ! 時子さんは、結婚したら恐い奥様になるかもしれないけど、さおりさんは、実際に結婚したら、更に可愛いくて、優しい奥さんになると思うよ‼︎

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      三男くんとさおりちゃん、息の合った米屋夫婦になるでしょうね。先日の伝票書き換えをさおりちゃんに告げる場面。あれを見た時にそう思いました。

  2. ベイスファン より:

    年末あたりにスピンオフドラマでリンゴ農家に嫁入りした高ちゃんを見てみたいですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      太郎くん・高ちゃん夫婦に、宗男おじさん・シゲちゃん夫婦がからんだら、これはかなり面白くなりますね。

  3. 常磐本線 より:

    本日は朝から奥久慈(奥茨城)の焼き林檎にねぎ湯でしたので
    ♪(きょうの料理オープニング)が脳内再生してます。
    岡田先生 ねぎ湯知ってたのかなー
    風邪のひき始めに母が作ってくれましたね。
    1)ねぎを刻む
    2)適量の味噌を加える
    3)沸かしたてのあついお湯を注ぐ
    4)出来上がり
    要は味噌汁なんですけどね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      ねぎ湯のことがとっても気になっていました。
      詳しく教えてくださりありがとうございます。

  4. ちーぼー より:

    「作った」ではなくて「こさえた」ですね m(_ _)m

  5. ちーぼー より:

    「お嫁においで」と「りんごでこさえた紅い指輪あげよう♬」が素敵でした。サンゴとリンゴで、韻も踏んでるし。
    とても楽しい回だったけど、最後の島谷くんの悩んだ顔が、これからの状況を予想させて辛いですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      サンゴの替え歌だったんですね!恥ずかしながら、違和感を感じつつも替え歌と気付かずに聞いてました(恥)

  6. よるは去った より:

    「高子の場合」「愛子の場合」ああいうのは「対称的」というのと「両極端」というのとどっちの言い回しが正しいのでしょう?(笑) しかし「お嫁においで 太郎」あの手紙の書き方どこかで見たような・・・・・。確かみね子ちゃんが奥茨城の家族に細やかな手紙を書いている傍(?)で葉書一杯に「元気です。」とだけ書いて家族に送っている女優の卵のお嬢ちゃんがいたような・・・・・・・。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      シンプルを極めた手紙の書き方。奥茨城村の文化なんでしょうか。でも谷田部一族はみね子ちゃんも美代子さんも宗男おじさんも、長文書いてますね。

  7. もんばび より:

    初めまして。
    いつも楽しく拝読しています。

    今日、些細だけど一つ気づいたことがあるのでコメントします。
    エンディングのピヨピヨが昨日はコケーになってたのに、今日はまたピヨピヨに戻ってましたね。何か意味があるのかな。楽しいですね。

    実はわたし、もう40年以上前ですが、小学生のころ、友人が縁日の夜店で買ったヒヨコを飼ってて、そいつが声変わりする瞬間を目撃したことがあるんです。「ピヨピヨ、ピヨ、ピヨピヨコケー!」って感じで、友人と二人で顔を見合わせました。
    懐かしい思い出です。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      はじめまして!

      僕もピヨピヨへの逆戻りを不思議に思ってました。ピヨコケーが入り混じる声変わり期を表現しているのかもしれませんね。

  8. まっくす より:

    こりゃ角谷家に強烈な嫁姑戦争が勃発しそうな予感です。
    ひよっこより、こっちのドラマのほうが面白くなるんじゃないの?

  9. ひるたま より:

    個人的には、何と言っても太郎くんの手紙が出色でしたね。o(^-^)o
    直球勝負でシンプルに力強く「お嫁においで」…太郎くんらしいですね。(手紙といえば、以前時子ちゃんが実家に送った葉書「元気です」とタッチが似ていたような気がします…幼い頃からお互いを知っているとはいえ、2人は赤の他人の筈ですが…f^^;)
    太郎くんに対する高子さんの返信…‘リンゴ完食’の後に「はい、お嫁に行きます」。
    高ちゃんも粋ですね~(*^o^*)。それにしても高ちゃんなかなか絵が上手。
    巷では男性は結婚相手に「母親」を求めるとよく云われています。高ちゃんときよさん…性格面でも結構共通点あるかも?(^m^;)奥茨城に「お嫁入り」した後の高ちゃんもぜひ見てみたいです。

    愛子さんがキッチンを覗き込んだ時に、最初にコックの制服姿だけが現れた場面…「もしかして…元治さん?」って私思ったんです。正にその通りで笑っちゃいました!(^o^;)
    愛子さんの些かガッカリした表情を、元治さんはどう感じたのかな?(それとも実はさほど気にしていない?^^)

    島谷くんが臥せっていた場面を見て、胸がときめいた(?)視聴者も少なくなかったのでは??(^^)

    「ま、この2人は放っておくとして…」
    漫画家?2人組、今日も呆気なく増田さんのナレーションにぶった切られてしまっていましたね…!f^o^;

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      太郎くんの豪速球のアプローチ。椅子から転げ落ちるほどの高ちゃんの喜びっぷり。そして返事をもらった太郎くんの絶叫。泣かされました。

  10. もんすけ より:

    高子さん、愛子さんのアイアイ傘の、傘の真ん中には縦棒がなく…。
    愛子さんの恋の成就はほぼ確定のようですね!

    「スターに恋するように、今は遠くで見ているのがいい」とは、言い得て妙です。
    恋をすること自体を楽しむことのできる「乙女力」が炸裂。なによりそれが女子にとっては、生活のエネルギーになりますものね。
    それにしても、太郎あんちゃんからの林檎を、さりげなく素敵なメニューにしてもらおうとシェフにお願いする高子さん。なかなかのスゴ腕営業マンぶり! 林檎農家にとって作ることだけでなく、食べてもらうための営業も不可欠ですものね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      愛子さんはほぼ確定ですね。省吾さんはその気になった上にハシゴをはずされたことでますます本気度が高まるような気がします。

  11. ✡UゅうU”≪Syuji≫o(^-^)o より:

    今回「 恋ばな 」がふんだんに出て来ましたね。

    ところで、すずふり亭の鈴子さんと、和菓子屋柏木堂の一郎さんは
    幼馴染という関係だけで良いのでしょうか?

    ほんのちょっと恋心を匂わせる雰囲気が有っても良いんじゃないでしょうか。

    そこまで「恋ばな」に持って行くのは、やり過ぎなのですかね?

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      鈴子さんと一郎さん。ちょうどみね子ちゃんと三男くんみたいな関係なので、恋は匂わせないのかもしれません。

  12. 葉月 より:

    よく相合傘の傘の部分に線を引くと別れると言いますが、愛子さんや高ちゃんの相合傘には線が無くて安心しました。ただみね子と島谷君の相合傘は…。あと以前島谷君が好きと言っていたイエスタディ。和訳に「昨日は恋はとても簡単なゲームのように…」とありますが、それが卒論のテーマ経営におけるゲーム理論にも繋がっているのかなと何となく思いました。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      三者三様のアイアイ傘。実はフラグが入っていたんですね。細かいところまで本当によく出来ているドラマだと思います。

  13. ✡UゅうU”≪Syuji≫o(^-^)o より:

    早苗さん(シシドカフカ)は、もしかしたら恋愛の達人かも知れません。

    しかも物の見方が非常に鋭いですね。

    今回の早苗さんの発言・・・・・・
    早苗「 看病は恋愛の醍醐味のひとつだから 」

    う~ん。実に的を射た表現力です。

    やっぱり早苗さんは人生経験が豊富なキャリアウーマンだと思います。
    40回のお見合い経験の賜物(?)でしょうか。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      話がそれてしまいますが、早苗さんの名言を漫画家の二人はしっかりとメモメモ!意外と几帳面だなって、妙なところで感心してしまいました。

  14. 少年ジェット より:

    ネギ湯を作りながらみね子ちゃんが口ずさんでいた歌は、朝ドラ
    大ヒット作「おはなはん」のテーマでしたね。ちょうどこの頃だったんですね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      みね子ちゃんの鼻歌。この楽曲はよ〜く知っていたのですが、それが『おはなはん』の主題歌だということははじめて知りました。情報提供ありがとうございます。

  15. すずか より:

    ありがとうございます!ありがとうございます!よろしくお願いします。

    自分的には、なかなか鋭い予想だと思っているので(笑)

  16. すずか より:

    朝蔵さん、すみません、私のコメント削除できますか?漫画が映画化される?とか書いてあるコメントです(汗)名前のところに、メールアドレスを入れてしまいました
    _| ̄|○

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      僕の方でメールアドレスを名前に直すこともできますよ。直しましょうか?

  17. すずか より:

    漫画はヒットして、映画化されて、茨城弁が喋れる時子ちゃんが、みね子役をやる。なんて予想してみる。
    竹内涼真さんがあさイチに出たとき、「ああ、こういう形になるんだ〜、っていうふうになります。」と言ってました。

    でも映画化は難しいかな。いくら政略結婚とはいえ、島谷くんの奥さんになる人が可哀想すぎますね。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      悲恋をハッピーエンドに脚色して映画化。こんな展開ならありかもですね。

  18. hajime72 より:

    鈴子さんの孫娘(省吾さんの娘でもかまいませんが)のよれた心を直すのに愛子さんの破壊力?は効果があると思います。NHKのホームページでも、鈴子さんはまだ若い省吾には再婚して欲しいと思っていると書かれているので、愛子さんと省吾さんが一緒になると期待しています。しかし、ひよっこはどうなっていくのでしょうか?先が読めない、でも先が知りたくてここにお邪魔させていただいています。

    • 朝蔵(あさぞう) より:

      鈴子さんの孫娘・由香ちゃんのアプレっぷりも最強の愛子さんには歯が立たないでしょうね。僕も牧野家の問題を愛子さんが笑いの中で解決してくれることを期待しています。