みね子が不安を募らせる / ひよっこ 第96話

2017年7月22日(土)放送『ひよっこ』第16週

あらすじと見どころ解説

由香に呼び出され、由香とともにバー・月時計に足を運んだみね子は、由香が喫茶店で偶然聞いてしまった島谷親子の話の一部始終を聞かされました。

島谷が父親から縁談を持ちかけられていること。

しかも、その縁談は島谷の実家の窮地を救うために断ることが難しい縁談であることを、みね子は理解しました。

それまで恋に酔っていたみね子は、寝耳に水の話に動揺を抑え切れません。

しかし、みね子には一つだけわからないことがありました。

何故、由香が島谷の縁談のことを自分に教えてくれたのか。それがみね子には解せなかったのです。

みね子の疑問に由香はいつになく熱くなって答えます。

家や親の都合だけで子供の人生が決められてしまうのが、自分にはどうしても許すことができないのだと。

月日が流れ季節は冬となりました。

島谷に持ち上がった縁談の話はそれ以上詳しいことは分からず、冷たい風が吹き始める季節の中で、みね子の不安はますます大きくなるばかりでした。

arasuji

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『ひよっこ』第16週 第96話 今回の時代背景解説と事前発表あらすじレビュー

連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』
2017年7月22日(土)放送
第16週 第96話「アイアイ傘とノック」
みね子ちゃんがかつて勤めていた向島電機の経営が苦しくなり、ついに倒産するまでの頃の物語の展開と、どこか似たような展開になってきました。

向島電機=乙女寮時代の幸福の絶頂期は、乙女ちゃんたちが雄大くんや綿引くんらと湘南海岸に遊びに行った、思い出の夏の一日の場面です。

その思い出の夏が描かれた次の回からドラマの中の空気は一変しました。

季節は夏から、冷たい風が吹く晩秋へ。乙女ちゃんたちの給料が下げられてしまい、みね子ちゃんは不安がいっぱい。

あの時、夏の一日の場面が遠い過去の出来事のように感じられたものです。

今週の物語の進み具合、思い出の夏から一転して肌寒い秋になるあの時とそっくりです。

ノックの回数で気持ちを通い合わせる甘い時間はすでに遠い過去のよう。

しかも、いつもはゆっくりと流れるドラマの時間が、今週に限って季節を大きくスキップ。向島電機のときと同じようにあっという間に寒い季節になってしまいました。

そしてその寒さがみね子ちゃんの不安を増幅させ、みね子ちゃんにさらに寒い思いをさせるところまでそっくりです。

「別れ」の二文字が見え隠れしてきたのもあの時とそっくりです。

ただしあの時とは大きく異なる点が一つだけあります。ただし、大きく異なる点はとっても残念な点でもあります。

向島電機に逆風が吹き始めた頃、乙女寮の別の部屋で暮らす乙女ちゃんたちが一人また一人と辞めてゆくことで、みね子ちゃんと仲間たちとの別れが暗示されました。

しかし、その別れには再会の望みもわずかながらありました。

ところが今回の冷たい風が吹き始める季節の中で暗示される「別れ」には再会の望みがありません。永遠の別れになりかねない、そんな「別れ」です。

物語も後半に入っているだけに、前半の悲劇と似ている状況とはいえ、その悲劇の重さは比べものになりませんね。

『ひよっこ』第16週 第96話 観賞後の感想

kanso

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