CM収録中のみね子の涙 / ひよっこ 第101話

2017年7月28日(金)放送『ひよっこ』第17週

あらすじと見どころ解説

偶然にもテレビ局に居合わせた世津子からアドバイスをもらい、みね子はからくもテレビコマーシャルな生放送を終わらせることができました。

しかし、父親に呼びかけるという場面を演じたとき、みね子は実のことを思い出し泣いてしまいました。

収録を終えたみね子を、世津子はすずふり亭まで車で送ってくれました。

帰りの車中で世津子はみね子に、収録中に涙を流した尋ねました。

みね子は世津子に語って聞かせました。父が行方不明になっていること。その父を思い出して泣いてしまったことを。

みね子は涙の理由を話しながら実の写真を世津子に見せ、その写真を見せられた世津子は言葉を失ってしまいます。

すずふり亭に戻ったみね子は、早速、テレビ局で経験したことを鈴子や省吾たちに報告。あかね荘では愛子に、テレビ局で見聞きしたことを語って聞かせました。

みね子と愛子の部屋で、テレビ局の話で盛り上がっていところにやって来た時子は、自分にもみね子たちに報告することがあると言って、あることを語り始めるのでした。

arasuji

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『ひよっこ』第17週 第101話 今回の時代背景解説と事前発表あらすじレビュー

連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』
2017年7月28日(金)放送
第17週 第101話「運命のひと」
女優の川本世津子さんが二度までもすずふり亭に来たこと。二度の来店により、みね子ちゃんの存在が世津子さんに印象づけられたこと。

そして、みね子ちゃんに降って湧いたテレビコマーシャルの出演機会。

これらの、まったくつながりが見えないどころか、唐突感すらあったエピソードのパーツが組み合わされて来ました。

世津子さんが二度までもすずふり亭に来たのはみね子ちゃんのことを記憶させるための作劇上の理由からでした。

一方、みね子ちゃんがテレビコマーシャルに出演することになったのは、世津子さんに自分の身の上を語る状況を作るための、こちらも作劇上の理由からでした。

世津子さんはみね子ちゃんのことをしっかりと記憶し、みね子ちゃんはお父ちゃんが行方不明になったことを世津子さんに告げる環境が揃いました。

そしてその上でみね子ちゃんが世津子さんに実さんの写真を見せる。

その写真を見た時の世津子さんの反応は!?

今回は、おそらくこのあたりで終わらせることになるような気がします。写真を見て表情が凍りつく世津子さん。

しかしみね子ちゃんはその表情にはまったく気がつかなかった。こんな終わり方になるのではないかとブログ主は予想しています。

では、世津子さんの反応が完全に回収されるのはいつのことになるのでしょうか。

早ければ次回、この週の最後となる土曜日の放送回。遅ければ次の週の月曜日。そして、そのあたりから物語は激流に入ってゆくものと思われます。

コメントありがとうございます

前回も数多くのコメントを頂戴しありがとうございます。

心のこもったコメントおひとつおひとつに返答させていただきたいところなのですが、皆さんもお気づきの通り、最近当ブログはつながりにくい状況が続いています。

その不便な状態を少しでも改善しようと、そちらの対応に力を注いでいるためコメントへの返信が出来ない状況です。

まだしばらくはご不便をおかけすることになると思いますが、再びコメント欄を通してみなさんとの対話を楽しみたいと切に願っています。

今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。

『ひよっこ』第17週 第101話 観賞後の感想

前回に引き続き菅野美穂さんの名演に呼吸をするのも忘れてしまいそうです。そしてその菅野美穂さんの名演を巧みに引き出した脚本の構成も神業レベル。

今、自分は朝ドラ史に残る名作の中の最高の名場面を観ているんだ。そんなふうに繰り返し自分に言い聞かせながらの『ひよっこ』鑑賞でした。

菅野美穂さんが今日もすご過ぎる

前回は菅野美穂さん演じる世津子さんが、実さんの写真を見せてもらったところでドラマは終わりました。

みね子ちゃんを自宅に送り届ける車中で、みね子ちゃんが父親の失踪を語り始めたあたりから世津子さんはみるみる顔色を失ってゆきました。

でも、世津子さんの顔色の変化にみね子ちゃんはまったく気がついていない。

そして世津子さんの動揺に気がつかぬままみね子ちゃんが差し出した実さんの写真。世津子さんは恐る恐るやっとの思いでその写真を手に取ったものの、今度はその写真に視線を移すことがなかなか出来ない。

しかし、世津子さんは意を決してようやくその写真に視線を落とす。前回はここまで。

今回、世津子さんがあかね荘にやって来ました。しかしその様子は普通ではありません。みね子ちゃんが思わず「大丈夫ですか?」と心配してしまうほどです。

その世津子さんのただならぬ様子のその理由を、前回に描かれた実さんの写真を見た次の瞬間の世津子さんの反応の回想という形で描写する脚本の巧みさに唸りました。

世津子さんが実さんの写真を目にした直後に言った言葉「素敵なお父さんね」は、よくありがちな社交辞令に過ぎない極めて当たり前の言葉でした。

しかし、その当たり前過ぎる言葉の口調は重かった。鳥肌が立つくらい重かった。

気の毒なくらいの激しい動揺を必死になって隠し、全力を振り絞ってようやく口に出すことが出来た言葉が「素敵なお父さんね」でした。

それに続く世津子さんの言葉。家族構成やお母ちゃんのことを尋ねられても、みね子ちゃんにとっては言い方は悪いですが一種の社交辞令にしか感じられなかったでしょう。

でも世津子さんにとっては、その質問の一つ一つが自分の人生を左右しかねないほどの意味を持った質問。そんなヒリヒリするほどの真剣さでした。

みね子ちゃんがまったく気がつかずにいたそんな激しい動揺があった上での、世津子さんのあかね荘来訪です。

事前情報によれば、世津子さんのただならぬ様子を鈴子さんや愛子さんも察するらしいのですが、それは明日描かれるのでしょう。

世津子さんの「謎」のカウントダウンが始まりました。

追伸:事前にアナウンスされていた情報よりもストーリーが早く展開しています。

世津子さんがあかね荘にやって来るのは次回ということになっていました。しかし今回、あかね荘に登場。ということは次回には・・・

時子ちゃん問題

みね子ちゃんがテレビに出てしまって時子ちゃんは複雑な心境。やっぱりそのあたりを脚本家の岡田先生は丁寧に取り上げてくれました。

そして時子ちゃんの心の痛み「チクチク」を愛子さんの天然パワーを上手に使って見事に回避。このタイミングで時子ちゃんにチャンスを掴ませてあげるところに愛情を感じます。

これでみね子ちゃんと時子ちゃんの友情にヒビが入るという最悪の事態は避けて通ることができましたね。めでたしめでたし。

ところで、乙女寮時代の時子ちゃんがオーディションに落ちた時のこと。当ブログには、時子ちゃんの敗因となった茨城弁がきっかけとなってチャンスをつかむのではないかという予想コメントがたくさん寄せられていました。

本当にその通りの展開となりましたね。

参考までに僕はそんな優れた予想はまったくできませんでした(笑)

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コメント

  1. オーガスト より:

    いつも楽しく拝見しています。今日の朝蔵さんの鑑賞後の感想にすごく納得して初めてコメントします。菅野美穂さんの演技は、抜群ですね。脚本家の岡田さんのたってのお願いでキャストされたと、どこかに書かれていましたが、あの演技ができるのは、菅野さんならではですね。
    岡田さんがおなじく脚本を書いた朝ドラ「ちゅらさん」で、菅野さんの演技のすごさを知りましたが、それが今回の配役につながっていると思います。恵理と文也くんが愛を確かめ合ったシーンで、いっしょに小浜島に来ていた菅野さん演じる真利亜が、そのそばで大粒の涙を流して感動している姿を思い出しました。あの菅野さんの涙があったからこそ、こちらも泣けてしまったのですが、今回もそれに匹敵する鳥肌の立つシーンでした。
    土曜日と月曜日の菅野さんの演技に注目したいと思います。いっときも目が離せない展開になってきました。長くなり失礼しました。

  2. こひた より:

    時子ちゃん、やっぱり予想とおりの展開!
    まずは小さな役とのことですが、いよいよ本格的に女優デビュー! オメデトウ(^▽^)ゴザイマース

    あとは・・・胸騒ぎの週末

  3. GATTO より:

    こんばんは〜

    時子さん、少しだけ焼きもちなのが正直で好感が持てました。やはりブラック化はないな。もし、その場にいたら「お父さんに見てもらおう」と言ったのじゃないかな。

  4. ✡UゅうU”≪Syuji≫o(^-^)oさん より:

    番組を観ていても気付けなかった内面描写の奥深さ。
    このブログを読む事によってそれに気付かされました。
    「そうだったんだ~。」「なるほど~。」
    実に素晴らしい作品なんですね。

    それに比べて自分の感性の無さに失望してしまいます。
    ここのブログ解説を読み終ってから録画した番組を再度鑑賞すると
    心に届く奥の深い細かい描写が見えて来ました。

    素晴らしいです。ありがとうございます。

  5. hajime72 より:

    ここで拝見しているあらすじより1日程進行が速くなっていますね。ということは、週明けを待たずに実さんの登場でしょうか。今日の菅野美穂さんの演技もすごかったですが、明日はどうなってしまうのでしょうか。好きで録画までしているひよっこですが、明日はつらいものを見せられる、気の重い話になりそうです。

  6. ぱぽりん より:

    皆さんのコメントを読む前から白旗を上げ、与太話に逃げます。

    このドラマでは登場人物の設定やセリフが実にうまく生かされていると思います。
    <茨城>出身の宗男のインパール作戦参加、水戸の部隊だったからなのでしょう。
    なぜ<一関>、<25+α才>が強調されるのか不思議だった早苗の「手を握ってやれ」アドバイス、終戦直前の一関空襲の経験者だからこその一言なのでしょう。
    では、漫画家二人は?

    あかね荘がトキワ荘をモデルにしているとしても、それだけでは弱い。
    で、もしかしてすでに私たちは 「恋の初心者(ひよっこ)」 を読まされているのかもと想像。
    乙女寮まではリアル、あかね荘からが作中。
    そう考えると、あかね荘からガラリと変わった演出にも納得がいくというもの。
    初デート、バックでの踊り手たちは、少女マンガのラブラブな大コマのバックに舞い散る花びらか。
    すずふり亭での失恋報告をどうするか悩んだみね子の演技も、そんなのアリ、な感じ。
    ただ、そうすると、最終回のエンディング、にやけた漫画家二人のアップで終わりそうなのがあまりに残念。

    どうか違いますように。

    ちなみに、あかね荘共同炊事場の流しの上に
    「ここで体を洗うものは 契約解除」
    の張り紙があります。
    これはトキワ荘で石ノ森と赤塚が流しに水を溜め水浴びをしたことに由来するものと思われます。

    以上、おそまつ。

  7. 安ママ より:

    このブログも大盛況のようで何よりです。

    川本さんの深刻そうな顔、実父ちゃんとの関係がそうであって欲しくないという願望が打ち砕かれた感じです。あー、明日が怖い(ToT)
    みね子ちゃんの周りに、いっぱいあったかい人たちがいてくれるのが救いですね。

    時子ちゃんも、役がもらえて良かったー。

  8. べんけい より:

    おはようございます。
    わー😱何故かドキドキして見入ってた。
    世津子さんの表情を読み取ると
    恋愛感情はあるのかな?
    前回も言いましたが菅野美穂さん、上手いな。
    ここで愛子さんと絡んでほしかったけど。
    明日が緊張するけれど楽しみですね。